みんなの議会

長万部町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月15日

(1)「新幹線駅周辺整備計画」の進捗状況は/(2)国道5号線バイパス沿いの海岸における、砂や漂着物等の堆積物の除去に係わる改善措置の経過は

聞いた人
北川佳嗣 議員
答えた人
町長 木幡正志、まちづくり新幹線課参事 寺島進一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 北川佳嗣

私は2問質問をいたします。1つ目。「新幹線駅周辺整備計画」の進捗状況は。本町の「新幹線駅周辺整備計画」が本年3月に公表されました。その後、6月末に国土交通省より長万部駅周辺の高架化の認可決定が発表されました。この決定を受けてにわかに新幹線長万部駅の未来像が現実味を帯びてまいりました。これに伴い、当初計画の遂行を遅滞なく進めて行かなければならない状況に至っていると思いますが、計画の進捗状況についてお尋ねいたします。2問目。国道5号線バイパス沿いの海岸における、砂や漂着物等の堆積物の除去にかかわる改善措置の経過は。昨年8月、本町を通過した台風10号の影響により、海岸からの高波が防波堤や国道5号線バイパスを乗り越え、後背地の住宅や事業所に大きな被害をもたらしました。同年12月開催の第4回定例会において、この台風による越波被害の防止策について質問し、町長からは「海浜地管理者である北海道に要望を続けたい」との回答をいただいております。その後の改善措置や経過はどのようになっているのかお尋ねいたします。〔議員(1番 北川佳嗣)自席へ〕

町の答え 町長 木幡正志

「新幹線駅周辺整備計画」の進捗状況ということでございますのでご回答申し上げます。今年度は、実行計画や整備計画をもとに、開業までの13年間、官民が一体となって取り組んで行くための行動指針となる、まちづくりアクションプランを策定することとしておりますが、このプランでは、ハードの観点から、駅前広場や自由通路の整備案の検討を行うとともに、ソフトの観点から、昨年度策定したロードマップに基づき、観光振興分野、まちなみ形成分野、交通アクセス分野の3つの分野について、開業までの行動指針を策定するものであり、現在、長万部まちづくり推進会議での議論を中心として検討を進めております。これまで、まちづくり推進会議を4回、中心市街地の活性化、まちの駅などを所掌する、まちなみ部会を4回、観光資源の発掘・磨き上げ、長万部温泉街の活性化などを所掌する観光振興部会を2回開催しておりますが、アクションプランの策定がゴールではなく、このプランに従い、行政と民間がそれぞれの役割分担に応じて着実に実行していくためのスタートとなるものとして策定してまいります。次に、国道5号線バイパス沿いの海岸における、砂や漂着物等の堆積物の除去にかかわる改善措置の経過は。答弁させていただきます。平成28年12月開催の第4回定例会で、議員よりご質問いただきました海岸砂の除去につきまして、その後の経過についてご説明申し上げます。平成29年3月24日、八雲町で行われました函館建設管理部地域社会資本推進会議において、海浜管理者である北海道に対し、防災の面から堆積した海岸砂の除去を要望いたしました。これに対して函館建設管理部より、要望の件の効果実証のため、実験的に海岸砂の掘り下げを行うとの返答があり、平成29年4月10日から1週間、消防署前約100メートル間の堤防の海岸砂を除去し、堤防を2メートル露出させる工事を行っていただいたところであります。その後は、月に1度のペースで、函館建設管理部による経過観察が行われており、約8か月経過した。現在、50センチほど砂が堆積し、堤防は約1.5メートルの露出となっております。工事から現在まで、堤防を越波するような高波はありませんでしたが、効果が認められれば対象範囲を広げていくとのことですので、北海道による今後の実証実験を見守りながら引き続き要望を行ってまいりたいと思っています。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕

議員の質問 1番 北川佳嗣

ではまず1問目についてでありますが、先ほど町長よりご答弁がありました、3つの分野について、まちづくり推進会議において活発な議論が繰り広げられていることは承知しております。この場をお借りいたしまして推進会議のメンバーのみなさまには敬意を表します。ただいまの答弁の中で、3つの分野というのが29年3月に公表されました新幹線駅周辺整備計画の中にも盛り込まれておりますが、観光振興分野や交通アクセス分野については、時間的にまだ多少余裕があるように感じておりますが、まちなみ形成分野については、喫緊の課題として整理をしていかなければならない分野だと思いますが、いかがでしょうか。

町の答え 町長 木幡正志

まちづくり推進会議を4回やってるんだけど、その内容について寺島参事の方から答弁させます。

町の答え まちづくり新幹線課参事 寺島進一

今年度の活動状況についてお答えいたします。今年度まちなみ形成分野につきましては、まちなみ部会の方で4回議論しておりまして、その多くが商店街の活性化、それからまちの駅について議論しているところです。今年度までにはまちの駅の位置や、商店街の活性化の方向性について議論することとしております。以上です。

議員の質問 1番 北川佳嗣

この新幹線駅周辺整備計画の中に、第5章のあたりになりますが、なんだろうこれ。お持ちでしょうかね。頁数でいうと5-9から5-10あたりにかけて、中心市街地の活性化方策が示されております。その中で、中心市街地の活性に向けた方向性についてという部分で、(1)方向性(2)スケジュール(3)今後の論点等について言及しているわけですけれども、来年度、この計画書の中でいうところの来年度、つまり29年度以降、一つ目、本町通の拡幅整備による街なみ環境整備(沿線の一体整備)という方向性と、もう一つ、駅周辺エリアへの商業施設の集約・再編(集約化による面的整備)という方向性の2つの視点で検討を進めていくということになっておりますが、この2つの方向性で進めて行くことに変更はございませんか。

町の答え 町長 木幡正志

今質問あった方向性については、これから具体的に具体論まとめていくっていう段階なんで、今の段階での答弁はちょっと無理かなと思っております。以上です。

議員の質問 1番 北川佳嗣

この5-9頁の(2)のスケジュールっていうところで、これ具体的に時限を定めてKPIが定められているんでありますが、その中で「街なみ環境整備の実施に向けては、合意形成や補償、家屋の建て替え、道路整備など非常に長い時間(10年程度)が必要となる。また、駅周辺エリアに商業機能を集約化させていく場合においても、用地の選定、買収などに長い期間が必要となる」となっております。「このため、中心市街地の活性化に向けては、来年度以降早急に」29年度以降早急にということですね「この2つの方向性について検討を行った上で、具体的な方針を定めていくことが必要になる」となっております。(3)今後の論点等というところで、事業スケジュールを考えると、平成29年度以降、あと3か月で終わってしまうんですが、「29年度以降、1年から2年程度を目安に整備方針を決定する必要がある」となっているんですが、現実には中心市街地の当事者のみなさんの合意形成が簡単に進むのかどうか、大変心配をしておりますし、みなさん不安を抱いております。この辺不安を払拭していただけるような、ご説明というのはなされるのでしょうか。

町の答え 町長 木幡正志

具体的な指し示されての協議でございますけれども、今お話があるのは本町通の話だと思うんですよね。本町通の話については、今商工会の方にもお話をいただいて、商工会なりの協議を今させていただいて、商工会ではアンケート調査を今実施してる最中なんで、それらの結果を踏まえて、今後進めていきたいと、そう思っております。

議員の質問 1番 北川佳嗣

確かに商工会からアンケート調査がきました。つい一週間ほど前ですね。回収を12月の20日頃をめどにしている。どこが対象かというと、大町、本町、元町の全商工会員が対象になっていて、その回答を求められている会員のみなさんにお話を伺うと、このアンケートはなんて答えていいんだろうというようなことをおっしゃってる方もいるし、その集計がいつ行われて、どのような報告がなされるのかも示されておりませんし。商工会のやることですから、これ行政としてどうなんでしょうかということを伺いたい。

町の答え 町長 木幡正志

今商工会で独自に商工会会員のみなさんに考え方をアンケート調査して、考え方をまとめていきたいっていう方向で進んでやって、独自にやっておることでございますので、これには町の方でこういうアンケート調査をしなさいとか、こういう項目で聞きなさいとか、そういう話は一切してなくて、商工会独自で進めてる内容だと思っております。

議員の質問 1番 北川佳嗣

この中心市街地のみなさんは、親の代や祖父の代から、商売を受け継いで今まで町の経済を支えてきた方達であります。ですから、やっぱり今後は行政としてスピード感を持ったうえで、時間や労力を惜しまず懇切丁寧な説明や情報開示が求められると思うのですが、いかがでしょうか。

町の答え 町長 木幡正志

今商工会の方から上がってきて、我々との協議の中で、本格的に進めていかなくてはならないのが、本町通の今後の方向性だなと思っておりますので、その上がってくるご意見に期待をしていきたいと、そう思っております。

議員の質問 1番 北川佳嗣

次に、構造物としての新幹線駅を捉えた場合に、ざっくりですが、約高さが30メートル、長さが300メートルの長方形の巨大な駅が誕生するわけですが、町民のみなさんの中には、具体的な大きさを実感できてない方が少なからずいらっしゃいます。しかもホームが島式の2面4線になる予定だとか言われても、なんのことやらちんぷんかんぷんでわけがわからないと言う方が大勢いるんです。そこで、駅周辺の全容は未だに明確にできる現状にはございません。ございませんが、既に決定している事項、例えば駅の高さや長さ、島式2面4線のホームの形状等について、既に決定している事項については海と山との位置関係等について、ジオラマでも模型でも構いません。木でも粘土でもコンピューターグラフィックスでも構いませんが、もう少し立体的に可視化できるものがあれば、大変説得力が増すし、合意形成にも役に立つと思うんですが、現状で公表できる範囲での、立体的な模型等の作成という計画はございませんか。

町の答え 町長 木幡正志

7月の鉄道・運輸機構、横浜に出かけたときに、今後のスケジュールとしてお話を聞いて、地質調査をして、基礎設計に1年かかる。それから上物設計に丸1年は要する。今後2年経たないと設計案は上がってこない。そして上がってきた段階で3案を提示したい。A、B、C3案。この3案を持って町にお知らせをして、町の方で町民のみなさんを含めて、選択をしていただきたいっていうお話がございます。その関係で前にも1回お話ししたんですが、それが出てきてから、ジオラマをきちっと3つ作って、見える形できちっと町民の方々に表現した形でお示しをしていきたいと、そう委員会でも言ったことが記憶があるんだけども。そんなことで、今、仮にでもね、粘土でもなんでもっていう話なんですが、今立体的にこれだっていうその正確に示せる物が今ない。仮に作ったにしても、前に委員会に提示した民間の方が作ってくれたジオラマがあったんだけども、その程度で済むのかなっていう気もしますが、この間も新幹線高架の決定に関する講演会で、鉄道・運輸機構の木全次長さんの講演の中で、こういう形ですよ、こういう絵ですよってことで、縷々詳しくお知らせをいただいた経過がございますけれども、それは鉄道・運輸機構の資料の中で今回持って来たものであって、我々町の方には、例えば丸でも四角でも三角でも、したら形になってるのかっていったら、今の段階ではそういう形では示してはおりませんので、そういった形で示せるとすれば、今後仮に絵コンテのような形の1枚しかないのかなってそんな気がします。以上です。

議員の質問 1番 北川佳嗣

では次に、国道5号線バイパス沿いの海岸における、砂や漂着物等の堆積物の除去に係わる改善措置の経過について、再質問いたします。先ほど町長の方からご答弁もありましたが、昨年、ちょうど1年前の第4回の定例会でご質問いたしましたら、予想より早くに対応していただいて、よかったなというふうに思ってたんですが、途中で終わってしまいました。話を伺うと、とりあえず実証実験で堆積の度合いを測って、その後にやるかやらないか決定するということでご説明を受けておりますが、この実証実験の期間というのは示されてるんでしょうかね。

町の答え 町長 木幡正志

1年経ったら1年目の実証実験の報告ってのは当然出てくると思うし、100メートル足らずって言ったんだけど、100メートルやったその先が、実は下の方に消波ブロックが入ってる。消波ブロックが入ってるもんだから、重機を上げちゃうとその消波ブロックが損傷する可能性がある。だから今回は、この100メートルの実証実験でやってみましょうっていう。ただ、おかげさまでって言ったらなんですが、今年は去年の8月30日のような台風10号のような大きな台風がおかげさんで長万部襲来しない。ほかではたくさん被害が出たところがありますので、そこにはお見舞いを申し上げたいと思うんですが、そういった大波が来た、高波が来た、漂着物が上ってくるという実証を、確実に掴んでいきたいなと思ってはいるんだけども、それにしても8か月で、50センチ砂が堆積したってこれがやっぱり実証実験の元になる話だと思うんで、そうしたことを踏まえて、函館建設管理部の方にまた要望を続けていきたい、そう思っております。

議員の質問 1番 北川佳嗣

確かに町長おっしゃるとおりで、一番、本当は一番状況が悪い所がまだやってない。なぜかというとそこに消波ブロックがあるというのも私見て知ってます。なんですかね、エジプトのピラミッドのようにちょっとだけ見えてるんですよ。ずっとこれは入ってるんだなってのはわかるんですが、ただ、やってない部分っていうのが、ちょうど先ほど同僚議員からも質問があった、公共施設の件で質問があったように、町立病院の裏だったり、特別母と子の家があったり、それから道道の3・4・3の交差点があったり、もちろん住宅もあるし商業施設もあるので、できればまだ着手してない中浜の斜路からの間をできるだけ早急にやっていただきたいと思いますので、この辺を引き続き要望を続けていただくということで理解してよろしいんでしょうか。

町の答え 町長 木幡正志

そのとおりご理解してください。

出典:長万部町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月15日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる