せたな町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月21日
43兆円の軍事軍拡予算と政府の骨太方針、原案などの町長の所見について
- 聞いた人
- 菅原義幸 議員
- 答えた人
- 町長 高橋貞光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 菅原義幸
それでは最後の質問であります。43兆円の軍事軍拡予算と政府の骨太方針、原案などの町長の所見について最後にお尋ねしたいと思います。①適基地攻撃能力保有、次期戦闘機輸出閣議決定、軍拡財源確保法による5年間で43億円の軍事費の確保など岸田内閣の戦争国家づくりの動きについて町長の見解を伺います。②今月11日、政府は経済財政諮問会議を開き、経済財政運営と改革の基本方針2024(骨太の方針)の原案を提示しました。町長の所見を求めます。③岸田首相が意図する憲法改定について、非核平和の町宣言を明らかにしているせたな町長としてどのような見解をお持ちでしょうか。以上であります。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
最後の質問になりました。菅原議員の1点目のご質問にお答えします。現在、日本がおかれている状況では、隣国でミサイル発射を繰り返す北朝鮮や中国などの軍事的な脅威など、戦後最も厳しく複雑な安全保障環境の中であると理解しております。このような状況下におきまして、我が国の平和と安全を守るためには高度な政治判断が必要であり、国会で十分審議されるべきものと考えております。2点目のご質問にお答えをいたします。政府による経済財政運営と改革の基本方針2024の原案が提示されました。内容は持続可能な経済社会の実現に向け多岐に渡っておりますが、国の方針でございます。尊重していかなければならないというふうに考えているところであります。3点目のご質問でございますが、平成19年4月せたな町非核平和の町宣言をいたしました。これは唯一の被爆国として再び広島、長崎の惨禍を繰り返すことがあってはならないという思いから、平和と命の尊さを訴え宣言したものでございます。憲法改正については、その趣旨に添ったものであってほしいと願っているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。
議員の再質問 11番 菅原義幸
再質問を伺います。答弁内容を聞きますと事実上ゼロ回答なんです。国において協議すべきもの、これが基本で町長自身の受け止め方、認識これございませんでした。この問題も1年間ずっとやりましたが答弁をしない、あるいはできない、その立場にないと。その点では一貫してます。私は大変残念だということを申し上げておきます。ごく普通に答弁できると判断してお尋ねしたわけでありますが、それほど難しい問題を聞いてるわけじゃないんです。ごく普通の国民であれば、当然、判断し考え方を表明できるであろうという範囲の中でお尋ねしているわけであります。それも町長の答弁でありますから伺っておきたいと思います。それでまず先に骨太の方針のほうについて再質問しておきたいと思うんです。私この骨太の方針、一言で見解を申し上げますと大きく分けて3点ございます。まず1点は、異常と物円安価高騰からどうやって暮らしを守り経済を立て直すか、その方針が極めて不明確だなという印象を持っています。出てないんですよそういう話が。それからもう一つは、原案が掲げている全世代型社会保障制度の構築、これは年金制度を不安にし、医療介護負担増で高齢者いじめの政策の継続になっているんではないのかなあという印象を濃くしました。各論で申し上げますと特に医療費の国民負担増、国保税の値上げ、あるいは介護分野では2割負担対象者拡大と要介護1、2の保険外しの26年度末までの検討ということが明記されているんです。これは大変な問題になるなと私は見ています。そして3つ目でありますが、結局のところ国家安全保障戦略等に基づいて、防衛力の抜本的強化を推進するということで5年間で43兆円の大軍拡に固執するという姿勢を見せていること。この3点が伺えるというふうに見ております。一口で申し上げますと社会保障の改悪をし大軍拡を進めるということに尽きるかなと思いますが、町長もう一遍、町長の見解を伺っておきます。それから再質問もう一つありますが、私、町長はなぜ一貫して憲法の問題でも、あるいは国の外交防衛の問題でも見解を示せないのか大変不思議に思っております。町長は自民党の党籍を持ってる方だというふうに思いますが、党籍のいかんにかかわらず国民としての、あるいは地方行政に携わる方としての見解があってもいいのかなと思うんです。それは私の見解と同じであることを求めているわけではありません。こういうスタンスだということをきちんと申し上げていただければ、地方の議会の場での議論の貢献になるのかなと思うんです。この1年間やってみましたが、その基本スタンスがどうも理解できないんですね私は。それは町長が考え方を明らかにしないからなんです。前回実は町長に9条の会の会員かどうか率直にお尋ねしました。答えたくなければそれ結構ですよというふうに申し上げましたが、これは別に思想信条をどうこうしようとか、そういう要件で質問してることではないんです。少し古い話になりますが、以前、藤谷議員がまだ議会に出る前の話でありますけれども、年賀状で9条の会が町の施設を使用する場合に無料になりませんかという要請をいただいたことがあるんです。これはご本人記憶してるかどうかわかりませんが。それを年賀状で受けたんで私町長と交渉したことありますよね。町長も記憶してますか。そのことを言ったら、いや9条の会は普通の団体じゃないからちょっと無料無理ですよという答弁でありました。そのとき私申し上げたんです。町長あなたも9条の会の会員じゃないですかって言ったら図星だったんです。何で私はそういうことを言ったかといいますと、実はそれ以前に日本共産党、中央機関紙である新聞赤旗のこれはたしか全国版だったと思いますが、せたな九条の会の記事が報道されておりました。かなり長い大きな記事です。そこには町長、副町長も9条の会員だと実名で出てましたよ。だから議長も入ってるという報道もありました。そういう事実を私は現認しているから見ているから、町長に率直にお尋ねしたんです。町長だって9条の会の会員であれば、ごく普通の町民で成り立っているんだから町の減額条例にあてはまるんじゃないですかと。そのとき初めて町長は検討するという対応をしたんです。その後、無料になりました。無料になった経過はそういうことであります。ですから私は立派な町長だなと密かにリスペクトとしていたんです。その当時ですよ。その前提でずっと1年間お尋ねしたんですが、9条擁護の基本的なお考えを示されることは大変残念でありますが1度もございませんでした。私は改めて今、国際情勢を考えてみたときに、なおさらのこと9条の1、2を守っていくことが必要だと判断するわけでありますが、町長はそう思いませんか。率直にお尋ねしておきたいと思います。少し長くなりましたが以上が再質問であります。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
まず現状の国際情勢なんですが、テレビ新聞等でいろいろなことは報道されているところでございます。しかし報道上しか私たちとしては情報を得ることができないという状況が一つございます。私としては、自分で責任を持ってお答えをする上においては、しっかりとした情報の基、この分析をしながら自信を持って答弁をさせていただきたいというふうに思っております。これはほかの質問についても同様でございます。現在のところ、そういった観点から考えて、そこまで自信を持って答弁するというところまでは行っていないと。軽々な考えで答弁はできないというふうに感じているところでございます。この問題につきましては、国の判断としては多分ですよ、国際情報、あるいはそういった部分での機密情報など高度な政治判断、高度な分析を持って判断をされているものというふうに思っておりますので、これは私の考えを挟めるというような状況ではないというふうに判断しております。それから骨太の方針の話がございました。これはあくまでも骨太の方針、文字どおりのものでございます。これから細部にわたって様々な政策が出てくるものというふうに思っているところでございます。そういったものを十分見ながらこれは自分なりに考えてまいりたいというふうに思っているところでございます。
議員の再質問 11番 菅原義幸
私はもっと聞いてる項目があるんですが、町長、忘れたのか、意図的に答弁しないのか、そのことを今日は催促しないでおきます。3時までに終わりたいと思ってますのでね。それで再々質問をして終わりたいと思います。私1年間にわたって国の進路と国民の生活に係る問題について一貫してお尋ねしてきました。これは過去したことのない分野の質問ですから、多分町長も答えにくかったんだろうなと思います。しかし先ほども申し上げましたが、難しいことを聞いてるんじゃないんです。普通の国民であれば、町民であればごく普通に持っているであろう見解について、その範囲で聞いているにすぎないのであります。特に昨今、国と地方の関係について厳しい関係にございまして、地方自治法の改定についても地方の自治について大きな指示の形で干渉が今なされる危険性がある改定がされました。これは意見書も提出しておりますけれども、そういう重大な事態の中で地方の首長であれば、当然基本スタンス見解というものが要求されるわけであります。そのことについてお尋ねしているのは、何らお示し願えていないということについては、少し首長としては痛々しいなっていいますか、姿としては痛々しい姿だなあというふうに私の目には見えるということなんです。もっと毅然たる見解をきちんと示して、こうであるという力強い答弁を、内容別ですよ町長、お示し願いたかったというふうに思うんですが。それで私はこの問題はこれで終わりというわけにはまいりません。引き続き国内外の情勢発展と国と地方の関係の変容に鑑みながら、さらに踏み込んだ質問を今後も展開するということを申し上げて再々質問を終わりたいと思います。答弁要りません。そういうことだけ申し上げておいて10問質問を終わりたいと思います。以上であります。