みんなの議会

七飯町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月6日

赤松街道に植栽されていたケヤキの木が伐採された問題について

聞いた人
上野武彦 議員
答えた人
環境生活課長 村山德收

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 11番 上野武彦

5問目。赤松街道に植栽されていたケヤキの木が伐採された問題について。赤松街道に植栽されていたケヤキの木は根元の直径が75センチ近くにもなっておりましたが、赤松街道沿いに植栽されていた10本全てが伐採されております。このケヤキは赤松街道の植栽と同時期に植栽されたものと思われ、赤松街道の景観の一部となってきたものであります。また、赤松街道は「日本の道百選」「歴史国道」にも選定されており、ケヤキもその一部を構成してきたものであります。今回の伐採に至った理由と経過についてお伺いいたします。1点目、ケヤキの木の伐採に至った経過について。2点目、函館開発建設部からの伐採の打診に対して、町はどのような検討をし、どのような理由で同意をしたのか。3 点 目 、 赤 松 街 道 は 本 来 「 札 幌 本 道 赤 松 並木」と呼ばれ、北海道自然環境等保全条例の環境緑地保護地区に指定されており、伐採による撤去は許されていない。今回の伐採による撤去は明らかに条例違反行為ではないか。町長の見解と今後の対応について伺いたい。以上です。

町の答え 環境生活課長 村山德收

それでは、1点目のケヤキの木の伐採に至った経緯と2点目の函館開発建設部からの伐採の打診に対して、町はどのような検討をし、どのような理由で同意したのかについて、さきに同僚議員にお答えした内容と重複するところもございますが、お答えいたします。まず1点目のケヤキの伐採に至った経緯についてでございます。道路管理者である函館開発建設部において、国道敷地内のケヤキの枝が折れて落下し、隣接地の駐車場に止めてある車にぶつかり、車が損傷するという国家賠償請求の事案が発生したこと。今回は車への物損事故で済んだが、今後人身事故になる可能性も高く危険であること。また、秋には落ち葉により排水等の詰まりにより道路排水の清掃が何度も発生していること。大雨や強風が発生した場合、排水詰まりによる道路冠水や枝が折れて歩道を含む道路敷地内に落下する可能性があり危険であること。及び、冬には枝等に着雪、着氷し落下する危険があること。樹木が20メートルを超える大木であり、剪定での対応では限界があることなど、国道としての安全確保や維持管理上問題がある。そのため、歩道等道路利用者への安全確保を最優先するため、やむを得ないが伐採したいとの趣旨の環境緑地保護地区等内行為通知書が七飯町にございました。次に、2点目の開発建設部からの伐採の打診に対して町はどのような検討をし、どのような理由で同意したのかですが、七飯町は函館開発建設部函館道路事務所から1点目でお答えした内容の環境緑地保護地区等内行為通知書を7月11日で受け付け、環境生活課において、役場関係者をはじめ赤松街道を愛する会などの関係者と伐採に関する相談、協議を図らずに、国道と し て の 安 全 確 保 や 維 持 管 理 上 問 題 が あ る こと、歩行者等道路利用者への安全確保を最優先とするためとの内容から、伐採しても差し支えないと、7月21日に函館開発建設部函館道路事務所へ通知に至ったものでございます。3点目について、赤松並木は議員の御質問のとおり、北海道自然環境条例第22条の環境緑地保護地区として指定されてございます。環境緑地保護地区の木竹の伐採は北海道自然環境条例第29条第1項の規定により、国等の機関は同条第25条第1項の規定により、届出を要する行為をしようとするときはこれらの規定による届出の命により、知事のその旨を通知しなければならないと規定されております。この環境緑地保護地区に関する事務は北海道から七飯町へ権限移譲されており、函館開発建設部函館道路事務所から七飯町赤松並木環境保護地区行為通知があり、伐採となったものでございます。ですので、北海道自然環境条例違反には当たらないものでございます。街路樹はそのまちのシンボルであります。街路樹の大きな機能としては、環境保全機能、交- 38 -通安全機能、防災機能、景観機能などありますが、その一方で、老朽化による倒木、落枝による交通事故や電線の破損、歩行者への危険等、道路空間に適した維持管理が不可欠となっております。赤 松 街 道 の 街 路 樹 は 七 飯 町 の シ ン ボ ル で あり、これまでの歴史と街路樹としての機能を維持するための環境緑地保護事務取扱を定め、今後の管理や保存について、赤松街道を愛する会をはじめ関係部署の意見を伺い、検討・協議するとともに、道路管理者とも十分協議し、赤松並木のすばらしい景観を将来のために保全に努める思いでございます。以上でございます。

議員の質問 11番 上野武彦

今答弁いただきましたけれども、このケヤキの木はほぼ赤松が移植された頃に植えられたというふうに思います。百三、四十年はもうたっているという、非常に歴史のある樹木ということで、これまでこのような事故というのはなかったというふうにも考えておりますけれども、要するに、今回そういう車の物損事故があったということを契機に伐採ということまでやってしまったということなのですけれども、基本的にいろいろ言われますけれども、この枯れた枝が雪の重さで折れて落下したというのは、基本的に管理の問題ではないかと思うのですよ。要するに、こうした問題が起こったときに、住民、それから町理事者の中でも十分検討する機会があってよかったのではないかというふうに思います。対応ができないということでの伐採に一気に行ったということは、本当に今回は非常に問題があったというふうに思います。基本的に管理上の問題で、どう管理したらいいのかということも含めて、十分検 討 す べ き で あ っ た と い う ふ う に 思 い ま す ので、この点については議会のほうでも特別委員会を設置して、十分今後審議をしていくということになっておりますので、その辺だけ指摘して終わりたいと思います。以上です。よろしくお願いします。

出典:七飯町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月6日 議事録 PDF(36ページ) 間違いを知らせる