七飯町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月6日
図書館建設等を地域活性化の核にすることについて
- 聞いた人
- 平松俊一 議員
- 答えた人
- 生涯教育課長 竹内圭介、教育長 與田敏樹、町長 杉原太
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 平松俊一
あ り が と う ご ざ い ます。3問目に移ります。図書館建設等を地域活性化の核にすることについての質問であります。道内には書店がない自治体が4割ほどあると言われておりますが、当町もその一つであり、全国の人口当たりの図書貸出冊数の平均より北海道においては3割少ないとのデータもあります。書店数の急激な減少の中で、公立図書館は地域の知の拠点としての役割が一段と増しております。こうした中で、図書館は地域活性化を担う施設と位置づけられ、全国的に増加傾向にあり、中には年間100万人超が訪れるテーマパーク並みの集客力を誇る図書館も現れております。観光ツアーのコースにも加えられ、地元の宿泊施設では4割以上宿泊者が増えているということもあります。地域住民の結節点ともなる図書館をどのようにつくり上げていくのか、次の点について伺いたいと思います。5点あります。1点目、図書館建設等を地域の活性化の拠点とすることについて。2、司書さんが小中学校に定期的に出向き、利用を促すことについて。3点目、公共サービスの情報発信と関連書籍の紹介を行うことについて。4点目、地域の情報センターとしての機能強化を行うことについて。5点目、飲食店などの民間施設を併設することについてであります。お願いします。
町の答え 生涯教育課長 竹内圭介(生涯教育課長は2024年3月まで)
それでは、順次お答えをしてまいります。まず、答弁に先立ちまして、図書館建設の内容 に つ き ま し て は 、 平 松 議 員 も 御 承 知 の と おり、本年度立ち上げられた町民などからなる七飯町社会教育施設(体育館、図書館)の整備検討委員会にて、整備の基となる基本構想、そして基本計画の策定に向け検討していくこととしております。6 月 に 1 回 目 の 委 員 会 が 開 か れ 、 検 討 が 始まったばかりのため、詳細まで協議がなされてないことから、大まかな部分でお答えをしてまいりたいと思いますので、御了承願います。それでは、まず1点目の図書館を地域の活性化の拠点にすることについてでございますが、6月に開催されました整備検討委員会での各委員からの意見、また近年整備された全国の各図- 20 -書館の傾向などを踏まえますと、現在の図書館にはただ本を貸すという機能だけではなく、図書館を利用する子供から高齢者までの幅広い世代の人たちがゆったりと滞留し利用する中で、様々な交流が図られる地域コミュニティーの拠点としての機能が強く求められているというところでございます。町としましても、新たに建設する図書館につきましては、このコミュニティー機能はとても必要なものだと考えておりますし、また様々な交流活動が活発に行われることにより、地域の活性化にもつながっていくものというふうに考えております。次に、2点目の司書が小中学校に定期的に出向き利用を促すことについてですが、図書館法の定めにもあるとおり、「市町村が設置する公立図書館は学校教育を援助し、及び家庭教育の向上に資するように留意し、学校図書室などと緊密に連絡、協力すること」となってございます。図書館整備に当たりましては、児童生徒たちに対して、図書の普及を図るため、学校そして学校図書室と連携しどのようなことができるか、これから検討してまいりたいというふうに思っております。続きまして、3点目と4点目については、合わせてお答えをいたします。図書館は図書資料のほかにも郷土資料や地方行政資料など、地域やまちの文化・歴史に関する 資 料 な ど を 収 集 、 保 存 、 蓄 積 し 提 供 す る こと、これも図書館の役割の一つとなっております。これこそ平松議員がおっしゃる地域の知の拠点であり、地域の情報センターとしての機能に当たるのではないかと思っております。新たな図書館ができたときには、さらにICTを活用し、積極的に七飯町の地域情報をはじめ、まちの様々な魅力などを発信してまいりたいと思っております。また、その時々で社会的に関心の高い時事情報などにつきましては、関連する書籍があればコーナーを設け展示をしたり、あと相談などがあれば書籍などを紹介するといったサービスの向上に努めるような図書館にしてまいりたいと考えておりますので、御理解願います。また、5点目についてですが、図書館整備を検討するに当たり、町としましては、まず第一に図書館業務を行うために必要な機能、そして図 書 館 の 利 用 促 進 を 図 る た め に 必 要 な 附 属 機能、この2点を優先して考える必要があるというふうに思っております。これらを踏まえ、今後整備検討委員会の中で、民間施設の併設なども含め、新しい図書館が地域コミュニティーの拠点としての役割を果たしていくためにはどのような機能が必要なのかということを検討してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解願います。以上でございます。
議員の質問 10番 平松俊一
あ り が と う ご ざ い ます。私が一番言いたいのは、協議会でなかったでしたか、検討委員会でしたか、委員会ですか、失礼しました。どういったメンバーの方がどういった条件で選ばれて、これからどういった協議をするのか、議員が口を出すというのははばかれることなのかもしれませんが、先ほど2問目でも町長にちょっと何回も聞きましたが、やはり大きなこういう施設をつくる場合に、今必要なものに対してどうなのかと、それは当然当たり前の検討内容です。ただし、文化・芸術だとか、それからまちの活性化ということになれば、もっと別な専門家を入れないと、そもそも視点が違うのではないのかなと私は思っています。なぜ言うかといったら、全国の100万人から、図書館にですよ、1年間に100万人の利用者が訪れると。これみんな本借りているだけでもないのですよね。その施設を見に来る人たちも含めての100万人なのですよ。観光バスが寄るのですよ、その図書館を見に。周りの波状効果というのですかね、人がたくさん来るからいろいろなものがやはり活性化していく。地価も上がっていく。こういう効果がある。道南にないようなものを七飯町が目指すと、道南に 4 0 万 人 か ら の 人 が 住 ん で い る わ け で す から、こういう人たちが毎週来なくても、月に一- 21 -遍でも二遍でも来てくれるような施設になるだけで、町内がいろいろな意味で活性化してくると。だから、こういうことを前提に、こういう施設をつくりましょうということが出されてないので、私言っているのです。2問目のところでも、結局国の補助制度、こういうものを使うということがこの図書館建設のところで町長の説明などでも今まで出てます。出てますけれども、大きな金額の助成金には合致しない考え方ですよ。だから、やるのだったら、本当にこういうものをつくってくれてありがたいなと、後で 思 え る よ う な 施 設 を つ く る べ き だ と 思 い ます。どうもそこの点が足りてないと思います。普通に町民の意見を聞きます、委員会つくりました、そこで出てきたものに対して補助金を探して建設をしていきますという答弁ですよね、今までは。だから、そういうことではなくて、こういったものをつくるのだとはっきりした大目標をやはり示すべきではないですか。今そういう世の中ですよ。人口も減ってくる、子供も減ってくる、そういう中で、大きい施設をつくることはどうなのかという趣旨で前に質問したときには、町長がコンパクトシティを目指すとおっしゃってました。私は建物の大きい、小さいではなくて、それがどう利用できるかということが一番大事だと思いますよ、コンパクトシティの基本的な考え方。例えば、この役場、あと何年たったら建て直す気なのですか。私が文化 セ ン タ ー と こ の 役 場 、 こ の 間 に 図 書 館 、 スポーツセンター、体育館をつくったらどうですか、検討したらどうですかと言ってるのは、これをさらに30年、40年使ったほうが安くないですか。まして、今エアコンも駄目だ、暖房も駄目だ、発電機は何かちょっと小細工をしたら非常用の発電機としては使えますという説明は あ り ま し た け れ ど も 、 こ れ で こ れ か ら 3 0年、40年使っていけないですよ。そこまで含めた図書館になったほうがよくないですか、どうせつくるのなら。何かもう既に規定の路線が決まっていて、大体あの場所にこのぐらいのものをみたいに、もううわさというのですか、町民の方にはそういう話出ているところもありますので、もう少し何か違ったやり方、考え方、今まではそれでよかったですけれども、これから先は、交付税もどんどん減ってきますし、税収も減ってくるわけですよ。その中で、どう効率的なものをこれから次の世代に残していこうかと、もっと大事な検討が必要だと思うのですよね。この点についてはどうですか。町長にお伺いします。
町の答え 生涯教育課長 竹内圭介(生涯教育課長は2024年3月まで)
それでは、まず今回の図書館を建てるに当たって、整備検討委員会のメンバーの中に文化・芸術の部分の視点が入ってないのではないかというようなことですね、いろいろな方面の意見を聞けてないのではないかという部分に、ちょっとお答えしたいというふうに思います。今回の整備検討委員会の中には、図書館とあと体育館の整備もございますので、それぞれ関連する方々がおりますけれども、委員には入って ご ざ い ま せ ん け れ ど も 、 社 会 教 育 委 員 一 部入ってますが、社会教育委員さんに同じような情報も流しておりまして、意見をもらうようにもしております。この社会教育委員さんは、実際に地域でサークル活動などをされている方もおりますので、そういった方々から意見をもらうというのは、やはりその文化・芸術的な視点からも意見をもらえるものだというふうに思って お り ま す し 、 ま た 会 議 の 内 容 に つ き ま し ては、1回目もうホームページのほうに出てますけれども、随時会議の内容につきましてはホームページのほうにも掲載をして、情報提供を図りながら、各町内の文化団体等にもいろいろとそういう情報を提示した中で、御意見があれば伺っていきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。以上です。
議員の質問 10番 平松俊一
近隣のまちで今庁舎を建て直すところがありまして、それは建築家の名前を上げると皆さんが聞いたことがある建築家の方が中心になって造られて、今建設工事が- 22 -始 ま っ て い る と こ ろ が あ り ま す 。 一 般 の 人 でも、そういう人がデザインしたものはどういうものなのかなという興味を相当持たれていると思います。オリンピックの施設だとか、そういうことを手がけた人ですから。例えばうちのメンバーにそういう方が入ってくれれば一番いいでしょうけれども、それは資金的に全く無理でしょう。ただし、今の世の中はZoomですとか、ここに来なくても話の場に参加できる、そういう機能はたくさんありますよね。実際に子供たちも遠くの学校の生徒たちと交流などしてますよね。そういうことを考えたら、何か閉鎖的とは言わないですね、町のホームページなどに載せてるのでしょうから。もっと広く意見を聞く、考え方を参考にする、そこが足りてないと思うのですよ。もう図書館というもので、こうやってつくっていきますというものをもう枠を決めてしまってませんか。本当にこれがまちの核になるようなものにしたいという強い気持ちがあるのだったら、やり方あると思うのですよ。それが見えてないのでしつこく言ってるので す よ 。 ど う で す か 、 今 ま だ 検 討 の 最 中 で すよ。六百何十万円の予算の中で、どういうものをやるかという検討の最中です。そこに全国レベルというか、将来につながるような、そういうアイデアを出してくれるような仕組みを持ってこれないですか。そこを聞いているのですよね。いかがでしょうか。
町の答え 教育長 與田敏樹(教育長は2024年9月まで)
私から御答弁させていただきます。地域の核としてという考え方に立ったときには、100万人訪れるようなという、七飯町のまちにしてみればそこまでは無理かもしれませんけれども、そういう発想はあるのかなというふうに思います。もう閉鎖した施設ですけれども、道の駅の付近にあった施設がピーク時で70万人訪れていたということですが、私ども教育委員会としては、議員の質問の中にあったとおり、知の拠点あるいはコミュニティーの拠点という形で図書館を位置づけてつくっていきたいということで考えております。それはあくまでも町民のため、町民が利用する、町民が交流をする、した中で、その延長線上で町民がこの施設いいよね、この施設すばらしいよねといった延長線上に外部の方々が入ってくる可能性はあ る と 思 い ま す 。 そ う い う 意 味 で は 、 地 域 の方々が地域の意向を感じて議論してこういうふうなのがいいよねというために、町内の方々を中心に委員会をつくらさせていただきました。その結果として出された案を、今度は具体的な設 計 と い う 形 で 図 書 館 を つ く る に 当 た っ て はやっていくことになると思いますが、取りあえず今の段階で、教育委員会の立場で、まちの核としてというよりは町民の知の拠点、コミュニティーの拠点としてどうあるべきかという前提で考えておりますので、ぜひその点を御理解をし て い た だ き た い と い う ふ う に 思 っ て お り ます。以上でございます。
議員の質問 10番 平松俊一
教育長、ありがとうございます。教育長が答えられるのはその範囲だと思います。それで、町長に聞いているわけですよね。今ならまだ間に合うのですよ。中 国 地 方 の あ る ま ち で 、 三 十 何 歳 の 市 長 がなって、議会で今いろいろもめているところがあるのですけれども、ここが道の駅を今つくるのに、量販計画といったかな、そういう大きな民間会社と組んでやりたいという提案を理事者側からされたら、何かいろいろ議会がそれに反発をしているという状況があるのです。それをいろいろな新聞、テレビが取材をしてまして、インターネットにも載ってますので、私も見ていました。どうも議会側は市長が嫌いだから反対しているというふうにしか見えないようないざこざなのですけれどもね。まだ、うちはそういうレベルにはなってませんよね。それと、今の委員会のメンバーさんには大変失礼かもしれませんけれども、前提条件がもう全く小さいものから始まっているから、それ以上の話というのはできないのはもう教育長が今答弁したとおりですよ。それ以上のものを考えろということ- 23 -は、町長が言わない限り出てきませんよ。有名な建築家などをそのメンバーに何日間、何時間だけアドバイス願えないでしょうかとかね。そういうふうにするだけでもメンバーの中のもう目からうろこといいますか、見方、考え方が変えられるチャンスがあるのですよ。そういうふうにこの図書館建設を見直せないですかということを何遍も聞いているのですが。たまたま飲食店などの民間施設をという言葉を載せましたが、私の思いとしては、何ができたのか分からないような立派な、立派なでなくてもいいのですけれども、人が集まる商業施設の中に役場があったり文化センターがあったり図書館があると。どちらかというと、民間施設のほうが全面に出るようなものをつくったほうが、道南にはいいのではないのかなと、今デパートも一つしかなくなりましたし、そういう企画で見直しても い い の で は な い の か な と 思 う の で す け れ ども。前には、そういう飛躍したものは考えないと答えてますけれども、今やり取りしていてどうですか。それは変わりませんか。
町の答え 町長 杉原太
それでは、答弁してまいります。私の公約では、町民の声を生かしてつくる七飯町というふうにして取り組んでおります。今回はこの図書館の立ち上げにつきましては、七飯町社会教育施設整備検討委員会を立ち上げまして、そしてそこの委員さん方に議論をしていただいて、今現在基本構想と基本設計を進めるということでございます。そういう意味では、そこの地域の皆さんの委員さん方が、皆さんの意見を尊重してこれからコンセプトが決まっていくというふうに考えておりますし、その中で今までの話合いの中では、図書館を利用する子供から高齢者までの幅広い世代の人たちがゆったりと滞留をし、利用する中で様々な交流が図れる地域コミュニティーの拠点としての機能が強く求められているということでございますので、今後この委員会で進む中で、まとめられたコンセプトを尊重して図書館の基本設計から、次の実施設計に入る際にはそういう建物の関係のものも出てくると思いますけれども、今現在はそういうコンセプトの中で進んでいっておりますので、そういうことを尊重して進めてまいりたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。以上です。
議員の質問 10番 平松俊一
あ り が と う ご ざ い ます。今回のやり取りをアーカイブでいろいろな方が た く さ ん 見 ら れ て 、 町 民 の 声 が た く さ ん 上がってくることを願っております。