みんなの議会

松前町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月20日

自然エネルギーの宝庫? 町の受け入れ環境は十分か

聞いた人
福原英夫 議員
答えた人
町長 石山英雄、政策財政課長 佐藤久、農林畜産課長 佐藤工、税務課長 松谷映彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 福原英夫

午前中、一般質問の皆さんご苦労様でした。3番手、福原質問をしたいと思います。今回表題に挙げた「自然エネルギーの宝庫?町の受け入れ環境は十分か」ということの表題ですけども、20年ぐらい前でしょうか、松城の商店街にあるエコパワーでしょうか、風力発電の事務所が置いたわけですけど、ようやく松前にも自然エネルギーの設置が盛んに見られるわけですけども、本当にそれが松前町にとって利益になるのか。それとも将来に禍根を残すのかなあという気持ちがよぎったもんですから、それで自然エネルギーの宝庫、クエッションして、そのために町の受け入れ環境は十分かという、こういう形で質問しようと思ってました。ちょっと読んでみます。永年悩まされてきた風、白神の灯台を抜けると吉岡、福島方面、知内方面は凪て、とろ凪で風の影響はほとんどないのに、灯台を交わすとものすごい風で海が荒れて、その風にやはり松前町は悩まされてきた。もう一つは有効活用を模索してきた畑地、副業、漁業と農業の複合経営である程度成り立ってて、長イモであり、ユリであり、石垣イチゴであり、水田であり、こうやったわけですけども、結果的には畑が、背面地がなかなかいい考え方が生まれなくて、眠ってしまっていたと。それと、荒れる海、白神の灯台のあすこの波の速さ、館浜の周辺、全体的に荒れる海、流れの速い松前町でございますけども、この三つの自然が悪影響が、今は自然エネルギーとして脚光を浴びております。ここのところが大きいかなと。先日新聞見ましたら、松前町の自然エネルギー、松前町って言うのは自然エネルギーの適地と報道されました。また、町内にようやく今年大手企業が3千400ワットでしょうか、それが10何基でしょうか。それと去年あたりから小型の風力発電が随所で設置されてます。それと、もう現場見ておられると思いますけども、太陽光パネルがもう設置されてます。同僚議員は先日、ちょっと話をお聞きし、資料を見たんですけれども、私が太陽光パネルの状況を見に行ったときには、奥の方にちょっとだけパネルが貼り付けてあったんですけども、この間見た写真は全てにわたって、1万枚以上でしょうか、6億円をかけて既に完成していたと。もう担当者も、町長も前の総合計画のときにお話したように見ているかなあと思っておりますけれども、そんなように松前町で大手企業であり、個人投資家がどんどんと自然エネルギーに着手している。自然エネルギーの立地は、私は多大な恩恵をもたらすものと思ってます。しかし、立地は可能性と不安が潜在しているように思います、というふうに文章で書いてみました。今後の方向と課題について伺いたいと。それで、まず1点目。この228号線の消防の前に小型風力発電7基が設置されてますけども、そんなように町民から不安の声、苦情などが出てないかなあというのが、まず1点目、町長お聞かせください。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

自然エネルギーについてのお尋ねでございます。まず、自然エネルギーにつきましては、ご承知のように太陽光発電、風力や水力発電、それから地熱発電、それからバイオマス発電などなど、様々な自然エネルギーがございます。これは、議員ご承知のとおりだというふうに思います。松前町の状況みますと、現在館浜の岸さんの牧場付近に工事を今進めております太陽光ソーラー発電。これにつきましては、先般現場を見てまいりました。まず、606億ヘクタールの土地にパネル数で1万1千880枚というふうにお聞きしてございます。総事業費につきましては、9億から10億円というふうなお話を聞いてきたところであります。今月末までに工事を完成させるというふうな状況で、売電は来年の3月から7月頃の予定だというふうにお聞きしてきているところであります。また、札前の牧場付近には中型の400キロワットの風車が2基、平成10年から稼働をしているところであります。現在また館浜から清部までの大型風車、今議員のご質問にもありましたが、3千400キロワット12基の土木工事が進んでいる状況であります。更に20キロワット未満の小型風車については、12月の10日現在で29基の風車を確認しているところであります。そんな中で、町民からの不安の声はないのかというふうなお尋ねでありますが、大型の風車については、館浜地区において、土砂災害区域の山側に風車の設置が計画されていることから、不安の声がありまして、事業者に対しまして不安解消の対応を指導しているところであります。また、小型風車については、昨日札前地区の建設予定地が、あまりにも住宅から近いということで不安を感じているとの声も聞いております。昨日の話なので、事業者の方に対しまして、不安の声を伝え、計画等の見直しについても指導していきたいとして考えているところであります。また、国道を管理する開発などに対しまして、国道からの距離が近すぎるなどとの問い合わせが住民より匿名であったというふうなことは、開発さんの方から聞いてございます。開建と致しましても、国道からの距離の制限などは特にないようでありますので、その旨を回答しているとのことであります。以上でございます。

議員の質問 3番 福原英夫

当初、平成10年に2基だったものが一気に大型、小型と合計で31基、一気に増えてきました。それで、今お聞きしますと、館浜で土砂災害であり、その対応を大型の風力発電にお願いしただとか、小型風車でも札前地区で今そのような現象なんでしょうか、一言苦情があるというふうにお聞きしたんですけども。このようなことに対応するために、今3番目でお聞きしますけれども、2番目に今後の設置状況の問い合わせなどが、それとこういう考え方で設置したいよという、松前町の動きなどはつかんでいるんでしょうか。答弁お願いします。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

今後の設置状況についてとのお尋ねでありますが、太陽光発電、更には小型風力発電の設置については、特に自治体に対して設置の届出の義務もあるわけでありませんし、今後の設置情報を正直持っていないっていうところが現状であります。しかしながら、どちらに致しましても風力、あるいは太陽光に致しましても北海道電力、北電との接続認定がどちらとも必要となりますので、我々と致しましては北電からの情報を得るために、北電といろいろ協議をさせていただいておりますけども、何せこう業界と個人との関係もありまして、個人情報との問題もあるわけであります。必ずしも全ての情報をいただくことはできない状況もあることを、ぜひご理解いただきたいというふうに思っております。現段階で私どもが北電からお聞きしている太陽光については、接続申請はないというふうに聞いております。また、小型風力発電、これにつきましては、既存の風車を含めまして、約400件という話を北電側から聞いているところであります。住宅の少ない神山、白坂、二越、大津、高野、小浜などで全体の約6割となっているようにお聞きしているところであります。現在の接続件数は、先程も申しましたけども、約400件と聞いておりますけども、接続申請段階では、設置場所の確保のために地権者からの同意をいただき、事業計画なしで接続申請しているケースもあるとの話を聞いております。実際に接続するようになると、北電の電源に接続するために、電信柱、北電柱が必要となるわけであります。北電柱が近くになければ電線を引く工事も発生致しまして、事業者の費用の負担がかさむことにもなります。実際は、400件と聞いておりますけども、相当数の減になることも予想されているというふうに聞いているところであります。

議員の質問 3番 福原英夫

ちょっとだけ、この400件っていう数字は聞いてたんですけども、実際に400件の数字ってのは、相当小型であろうと相当な数だなと今思いました。それで、うちの町のガイドライン見ました。この間、検討してみました。ここに書いてあるのが、住宅からの距離、おおむね100メーター、騒音・低周波対策、電波障害、自然環境対策、景観対策、事業説明、その他、それと手続きマニュアル、申請書もございます。それで、ガイドラインのこともそうなんですけど、この小型風車で今までこのガイドラインに沿って申請事務があったのかということ、まず一つお聞かせください。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

今のご質問につきましては、担当課長の方から発言させます。よろしくお願いします。

町の答え 政策財政課長 佐藤久(政策財政課長は2019年3月まで)

ガイドラインに沿った届出があったのかというお尋ねでございます。現在、来年からの事業になるかとは思っておりますけれども、4件ほど届いているところでございます。

議員の質問 3番 福原英夫

来年からの部分で4件ほど。このガイドラインが作られたのは29年8月1日適用ということでございますね。それで、大沢の部分に今4基でしょうか、設置されてますけども、これからもそうでしょうけども。このガイドラインで強制力が全くないです、強制力がないです。それで、自分が心配するのは、安全性、今消防の向かい側にある中型の、あれ、20キロ未満でしょうか、7基。僕は送電線に万が一、あの風の一番受けるところで倒れたらどうするのか、羽根が飛んだらどうするのかだとか、それと圧迫感だとか、それと通行する人達が低周波だとか、騒音だとか。それと観光バスであり、それと移動交流人口の人達がどういうふうな気持ちになるのかなあ。それで、このガイドラインに書いている100メーターということを、本当に守られてるのかなあというふうな気持ちがあったもんですから。それと次に、自然環境の消失。松前町は観光資源として景観であり、それとバードウォッチング、野鳥であり、これを今観光資源として売り出しているんです。夕日であり、朝日であり、津軽海峡であり、竜飛であり、それと岩木山であり、離島大島、小島、素晴らしい景観があります。それと、野鳥の北海道最大の通過拠点で、毎年バードウォッチングしておりますけれども、自然環境喪失しないかなあという気持ちで。本当このガイドライン大事なんです。それともう一つ、見えない土地の売買。見えないんですよ、土地の売買が、どういうふうにして行われているのか。使ってないから、使われていないから土地を売買すると、したら売ってしまうが、お金、今随分高くなったから売ってしまうが。一番先に私が言ったのは、エコパワーでしょうか、あれ20年前でしょうか、鳴り物入りで私達も期待をしていたんですけども、ようやく松前で風力発電が動き出したのは、今年度がスタートラインだと思ってます、私は。20年後、30年後、私達の町が使おうとして、活用しようとしたときに、このガイドラインで十分なのかなということなんです。まず、それ町長答弁願います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

先程、質問の中で当町のガイドラインにつきましては、29年の8月1日から適用させたところであります。現在平成28年中に30件以上の個人、あるいは事業者からの相談を受けております。現在まで約50件以上の相談を受けている状況でありますけども、本当に非常に多い件数になっているところであります。騒音や景観の観点から、住民の不安を解消するためにガイドラインを策定してホームページなどで公表しながら進めてきたところでありますが、ガイドラインを公表し、現在町内には29基、実際に設置されておりますけども、ガイドライン適用前のものもありますけども、基本的には事業者がガイドラインに沿って計画書などの届けをしながら、住民とのトラブル回避のための説明なども実施していただいている状況もあります。いずれに致しましても、福原議員ご心配のように、松前の観光、自然、大きな要素があるわけでありますので、野鳥の飛行ルートとなっている白神周辺、更には松前城下周辺についての景観を損ねないというふうな観点からもですね、いろいろ協議をお願いしているところであります。今般、12月の12日だったというふうに思っております。北海道新聞の朝刊に稚内市での小型風力に特化した条例が、小型風力に特化した条例が成立された旨の記事が載っているところであります。いずれに致しましても地域でのトラブルの解消は避けなければなりませんので、今のガイドラインで足りない部分があるんだとするんであれば、これから動向を見極めながら、騒音、あるいは議員ご心配の騒音や景観の観点からもいろんな検討をさせていきたいと、していきたいというふうに思っているところであります。

議員の質問 3番 福原英夫

一番最初の表題に、私達の町としては、久しぶりに企業が積極的に松前町でこの資源を活用して利益上げようとしているっていうことなんですよね。このことがまず大きい意味があるなあと。そして、この3番目のガイドラインの最後に書いております、資源が無秩序な開発に至った場合、どうするのかなあということの心配なんです。利益はあるだろうけれども、4番目に質問しますけれども、しかし、住民の安心、安全、資源が、活用しようと思ったときに資源が失われて細切れ状態になってあったと。しかし使えないよとなったときに、そのことを心配してるんです。いい資源だなと思う反面、そこのところのルールをきちっとしなければならない。それで、町長も今話しました。いわゆる条例っていうのは、町の私は憲法だなあと思ってます。うちの町条例に則って町は運営されてますから。そして、この稚内の条例をとろうとしたんですけども、私のパソコンがちょっと古いもんで立ち上がらなかったんですけど、意見募集の要領だけをとってみました。やはり、資源、それを有効活用するには、私は条例をつくらなければならないという意識なんです。それで、活用するために町のルールを、ガイドラインでなく、条例をつくってきちっとした形で町民の安心、安全、景観であり、背面地であり、観光資源として有効活用するための、やはり町長、ここのところ決断する時期でないかなと。それで、先程町長がこれから400件の北電に申請予定、しないかもしれないけどもするかもしれない、膨大な数です。今、小型風力が29基でしょうか、そうすると10倍以上ですよ。そうすっとありとあらゆるところに松前町は風力であり、いろんなものが設置されるということに。それは無秩序で、勝手にできるっていうことですよ。ですから、条例について、やはりこの条例をつくってもらいたいっていうのは今回の主題です。そして、この条例をつくるには、やはり農林畜産課で商工観光課と、頭には政策財政がなってね、そして、3課で十分に協議をして、望ましい条例を僕はつくってもらいたいと思ってるんです。町長、どうでしょうか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

先程のお尋ねで、土地が見えないっていうお話がございました。議員承知のように、今回の自然エネルギー、風力の関係につきましては、例えば農地法の適用を受けるものにつきましては、行政サイドでは把握できるんでありますけども、普通の不動産の売買となるとですね、行政サイドからの、への設置の届出が、届出の義務がないことから、なかなか把握することが難しい状況もぜひ理解してほしいし、ですから、北電から直接個人情報と言いながらも、情報を提供していただいているっていうことをぜひご理解していただきたいというふうに思います。それとこの事業につきましては、事業がおりまして、いわば企業が、企業として動く状況であります。従いまして、いろんな商売に、商売って言うんですか、営利を目的とした中での取り組みがあるわけであります。松前町、いろいろ今ご指摘のように景観もありますし、更には自然環境保全もあります。いろんな稚内市などの情報もいただきながら、しっかりと今後の動向を見極めていきたいなというふうに思っておりますけども、条例にするにいたしましても、企業にストップかけるような条例になるのか、正しく自然エネルギーを推進するような条例になるのか、この辺もきちんと整理しなければならないというふうに思っております。いずれに致しましても、少し情報を収集しながら、町民の皆さんが不安を感じないような体制を検討してまいりたいというふうに思っております。

議員の質問 3番 福原英夫

町長、稚内の新聞の切り抜きでより把握できないんでね、質問の質がちょっと低くなりますけども、稚内市では罰則規定も盛り込まれてるんですよね。読まれたと思います、違反した場合は市が勧告や改善命令を出す、最も重い場合では事業者名を公表する、ここまで踏み込んでるんですよね。ですから、もう一つ同じ日に同じ新聞で載っかってたのが、新得の新得町では牧場を370ヘクタール、町が取得したということなんです。それは、その酪農家が辞めてしまったんで、いろんな業者がそこを買われるということは、無秩序な開発が進んでいくという懸念があったもんですから、先行投資で買ったという方向が出てました。町が荒らされる、町が安全、安心が損なわれたり、資源が失われる。そういうようなことが想定されるんであれば、やはりここの条例っていうのは、やはり必要不可欠だなあというふうに至ったわけです。ですから、町長が今答弁されたようにね、担当の課長さん方に指示して、そのことを具体的に話し合いを進めていただきたいなということでございます。なぜかって言うと、次の世代の人達が使おうと思ったときには、先程言ったように細切れになってあったり、使いづらい状況になってあったりした場合には、私達としては苦しいなあというふうに思いますんで、もう一度そこのところを答弁してください。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

本件につきましては国自体も、今までガイドラインによる取り組みをしている、してきている現状にあることは議員承知のとおりでありますが、今議員心配するように、地域地域においていろんな実態があるというふうに私も認識するところであります。町民、住民とのトラブル回避のためにもガイドラインをつくって対応してきているところでありますけども、まだまだ情報もらいながら検討する余地もあるんだというふうに思っております。それから次のお尋ねで、経済効果とのお尋ねが、質問がされると思うんでありますが、先程この事業については企業があって、企業で風車を設置して、しかしながら町民、私どもの町民の皆さんの中にも土地を売買したり、それから土地を貸し付けして使用料をいただくとかそういう、ようは町民の利益にも繋がる部分もありますので、その辺の部分も加味しながら、ちょっと情報をいただきながら検討させていただきたいなというふうに思っているところであります。条例化がいいのか、十分皆さんの意見、あるいは職員と相談しながら進めていきたいというふうに思っております。

議員の質問 3番 福原英夫

慎重になってもいいんですけども、前、町長が当選なさって、そのときに空家対策の関係で条例化、ようやく今回条例化なりましたけども、空家対策とそれと空地対策が、この5、6年で一気に進んだわけでございます。ですから、私達が6年も7年も前に考えたことが一気に進んだんです。空地についてはこの間、増田座長が答申したような状況になってきます。空家については、松前町の条例した、福島町、全国的にも自治体が一部助成をしながら、危険家屋について解体補償すると、そこまで一気にきました。ですから、将来想定されることがわかっていたんであれば、わかるのであれば、もう既にわかってますから、そのようなことで私は早急に事務を進められたらいいんでないかなということでございます。それで4番目、経済効果について。その前に一つ、農地法では賃貸で借りた場合には、農地法の適用は受けないんでないかなと思うんですけども、農地法もそれ受けますか。農地法で今パネル、ソーラーパネルが設置されてます。それは、やはり農地法が傘に入りますか、3条、5条、どうでしょうか。答弁願います。

町の答え 農林畜産課長 佐藤工(農林畜産課長は2020年3月まで)

農地法という前に、今小型風力の関係のことについての農地の関係でありまして、あくまで農地の中には立つことはできません。それで、今現在松前町の現状としては、農業委員会として、畑を耕作放棄地ないし、そういう観点の中から現況証明と言いまして、これはもう農地として見なさないと、見なせない、そういう証明書をもらった中での風力発電の設置でありますんで、農地としての中の設置ということにはなりませんので、ご理解していただきたい。

議員の質問 3番 福原英夫

折戸浜の上のソーラーパネルの関係、あすこ賃貸で土地を借りてますよね。それはどうでしょうか、そこの部分を聞きたかったのさ。

町の答え 農林畜産課長 佐藤工(農林畜産課長は2020年3月まで)

館浜の、我々通常古川野という場所に福島の方の土地の所有者の方がおりまして、それは以前畑でありました。風力が入る前に本人申請から約30年あまりに耕作放棄をしておりました。それで農業委員会に現況証明の申請があがりまして、畑ではないということで、公簿上で、登記簿上です。畑から原野ないし雑種地におそらく変えてからの設置だと思います。

議員の質問 3番 福原英夫

わかりました。そのようなことでも借りれると。農地を原野でありね、わかりました。しかし、そこが届出が、現況届だけね、現況証明だけをすれば使えると。しかし、きちっとした松前町に対しての届出はどうなんですか。その現況証明を証明する、農業委員会で証明するだけで済むんですか。今の土地の小型であり、小型風力発電であろうと。そこのところもう1点教えてください。

町の答え 農林畜産課長 佐藤工(農林畜産課長は2020年3月まで)

我々、農業委員会と致しましては、あくまで目的とかいうものは問いません。あくまで本人、土地の所有者の方が畑を、もう畑できないんで原野になんなりっていう方向性があるものですから、畑を解除して現況証明出していただきたいという内容でありますんで、その先にどう使われるかとか、例えば宅地にして家を建てるとか、雑種地、これまでは問いません。ただし、農業委員会としましては現況がどうであるかということに対してのお答えですんで、あとそれはそれをどうしたかということで農林畜産課の方に来るとか、そういうことはありませんので、あくまで農業委員会は現況証明を出し、その本人が法務局なんなりに行って、公簿上畑から原野なりいろいろなものに変えるということだけのうちらの職命でありますんで、ご理解お願いします。

議員の質問 3番 福原英夫

よくわかりました。それで、私が一番懸念している資源が、資源が無秩序な開発に私は繋がるんでないかなあということを、それを言いたかったんです。ですから、届出をしなくてもいい、何をしなくてもいい、しかし、設備や中型の風力発電その他が設備されますよというふうなことで、利用しようと思ったときに利用できなくなったときがどうなのかなあという心配するんですよ。そこのところをもう一度ゆっくり考えて条例化についてはね、考えたらいいんでないかなということ。それで、4番目の経済効果ですけれども、ここのところはどういうふうにうちの方としての経済効果って言うんでしょうかね、税を含めて予測できるのかなというふうに気持ちが。松前町の税収、今年の当初予算のパーセンテージ見ますと、歳入に占める割合、町税が10.8%、交付税が54.9%でございますね。そんなことからいって、松前町としての税収であり、それと町内の企業としてどうなのかというふうなことも含めて、経済効果について。やはり経済効果が期待できるものだから、夢があり、希望があるよっていうふうに最後は捉えたものですから、町長答弁願います。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

経済効果とのお尋ねであります。太陽光発電、更には風力発電事業に伴う経済効果、当町におきましては短期間ではありますけども、風車や太陽光の機器設置にかかる地元土木事業者等による雇用の創出がまず1点目考えられるというところであります。それから、大型風車などの工事は大手のゼネコンであります清水建設が請け負っておりまして、この下請けなどの事業者など合わせて100名ほどの作業員が携わっていることから、地元商店などへの消費拡大なども図られてきていると、図られるものだというふうに思っております。それから風力発電に、風車に関しましては現在旧大島中学校のグラウンドなど事務所や宿泊施設の利用、更には蓄電施設管理等の用地などの町有地の貸し付けも行われております。従いまして、町に不動産収入が入ってくるというふうなところであります。それから、町内の、先程も申しましたけども、町内の個人の土地の所有者の方々に、地権者における土地の貸し付けや売買収入が創出されるということであります。法令に則りまして、固定資産税、この種のものでありますと償却資産となる固定資産税などの経済効果がなってくるというふうに思っているところであります。

議員の質問 3番 福原英夫

雇用であり、作業員であり、町有地や個人の土地の所有者に、短期のもので一時所得でないかな、一時的なものだなというふうに思います。長期的にはうちの町税になるのかなと、固定資産税と償却資産税。それでこの間、担当課長が償却資産税、140万円以上1.5%、1.4%償却資産、10年なるか20年なるか、そんなことで償却資産税がかかるんですけども。それで、大企業が多いですから、個人投資家で個人経営であれば松前町に確定申告しますけれども、大企業であれば、松前町に単独で確定申告するのかなと。もう一つは、償却資産は町がかけるものですから、町が行ってソーラーパネルであり、火力発電であり、町がかけれる税でございますから、それをどういうふうに見てるかなあと思って。それで、松前町で確定申告しない場合、した場合、これも二通りあるのかなあと思ったりし、厳密的に。そこのところ、ちょっと答弁願います。

町の答え 税務課長 松谷映彦(税務課長は2018年3月まで)

まず、償却試算の申告の関係でございますけども、町外の業者であっても町内の業者であっても、償却資産の所在する町村に申告する義務がございますので、その点では問題ないのかなというふうに思ってございます。松前に事業所がなくても、ようは本部が東京であったりして、必ずそちらの方で松前に償却資産の対象となる部分あれば、そちらの方からでも申告はあげる義務がございますんで、あがってくるはずでございますけども、ただ、数が数なものですから、皆さんがきちんと申告していただければいいんですけども、申告されない可能性もないとは言えない部分あります。ただ、そういうふうな場合につきましては、当然こちらの方で調査しますので、申告してくださいよっていう形で適宜対処となる、法人であったり個人の方には通知はするような形にしてございます。

議員の質問 3番 福原英夫

今、松谷課長が答弁してくれたことを聞きたかったんです。やはり相手が申告しなかった場合、義務があるけどもしなかった場合、これはちょっと危惧してたんです、自分。うちらの町の財産を使って個人の所有物であろうとなかろうと、うちらは税をかけれるものがかけれなかった場合には、安全、安心だとか資源だとか、いろんなことを想像してみると、逆に言うと不利益を被るなあというふうに思ったもんですから、今の答弁、きちっと履行してもらいたいなと。それで、私の薄っぺらい知識でより質問できないんですけども、そうしますと現状としてちょっと今、3千400キロワットであり、中、小型風力も設置済みですけれども、将来のは別として、どれぐらいの数字っちゅうんでしょうかね、税収って検討してみたことありますか。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

今の徴収につきましては、当然ルールがありますんで、税率がありますので、税率によって適正に賦課をしていきたいというふうに思っております。全体でどのくらいになるのかという検討につきましては、現状の中で今29基とかそういう部分であれば算定、聞き取りになりますけど、全体の事業費がまだ確定してない部分ありますので、聞き取りで調べることはできると思うんでありますけども、おおよそ検討しているようであります。答弁させます。

町の答え 税務課長 松谷映彦(税務課長は2018年3月まで)

どのぐらいというような形でございますが、実はその事業費って言いますか、償却資産の対象となる金額がはっきりしないと出せないっていうのが現状でございますが、ただ、小型風力、大型風力、それから太陽光につきましても、基本的に17年で減価償却するような形になってございますんで、だいたい17年間で考えますと設置事業は対象となる、設置費の大体8%から9%程度が17年間で課税になるというふうに考えてございます。

議員の質問 3番 福原英夫

大体数字っていうのは、僕は計算できないからあれですけども、担当課としては、今の現状の29基であり、大型のパネルで数字は出してると思いますけれども、まず松前町にとってはリスクとそれとそれに伴う収益があるということだけは確かですよね。これ、リスクを軽減するためにはどうしたらいいかっていうことと、利益を松前町の収入とするために適切な課税、それと町民事業者に恩恵がいくように、積極的までいかないけれどもそういうふうな松前町として動きがあればいいなあと、あった方がいいんでないかなと、ルールはきちっとつくらなきゃならない。それで、経済効果をそんな意味で聞きたかったんです。経済の効果が見えないと積極的な活動、誘致活動もできない。資源を無駄にすることもできない、安心、安全も確保できないんであれば、それブレーキかけるよりない。しかし、秩序ある中では回転させなければならないということなんですよ。そんなことで、町長、総合して経済効果が期待できるけれども、安心、安全、資源の有効活用等々を鑑みて、最後に条例化について、答弁をいただきたい。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

本当に今議員ご指摘のように、利益が発生してくる部分もありますので、皆さんが、町民の方々がトラブルに遭わないように体制をできればなというふう思っております。この事業につきましては、私と致しましては積極的に推進するというふうな立場では考えておりません。松前町が置かれている現状、自然環境、あるいは景観含めまして、将来的に大きなマイナスになる要素があるのであれば、ここはきちんと歯止めかけるように体制を取ってまいりたいというふうに思いますし、それがガイドラインで可能なのか、それとも締め付ける、いっそう締め付けの強い条例がいいのか、その辺は先行しております稚内の状況も含めまして、情報収集させていただきたいと思っております。決して推進するというふうな立場では、今現在も進めておりませんことをぜひご理解いただきたいというふうに思います。

議員の質問 3番 福原英夫

大事な資源だしね、税収も大事ですし、それと今、風と太陽光だけですけども、海流が絶対この何年か後には出てきます。もう大分の方で実験している海洋発電はもうほぼ完成したと聞いておりますし、やはり松前町としては使われていない海面があった場合には、それと等々鑑みると、やはり、やはりここの部分っていうのは大事に資源としてね、有効活用と規制っていうルールを設けた中で進めなければならないなと思っておるものですから、最後に答弁いただいて、私の質問は終わります。

町の答え 町長 石山英雄(町長は2024年3月まで)

繰り返しになります。本当に松前町におかれている状況、マイナスになるような状況は避けたいというふうに思っております。先程も申しました、先行している地域の実情もきちんと情報いただきながら、今後の動向を見極めてまいりたいというふうに考えております。

出典:松前町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月20日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる