森町議会 令和3年第1回 12月会議 2021年12月7日
児童発達支援の現状について
- 聞いた人
- 河野文彦 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 河野文彦
通告に従いまして、質問させていただきます。児童発達支援の現状についてです。少子高齢化は全国的な問題として取り沙汰されて子供の出生率は減少傾向にありますが、厚生労働省の資料によると発達支援が必要となる児童数は増加傾向にあり、支援を行う施設の利用者も同様に増加しております。増加の原因としては、発達のつまずきや偏りに対する診断基準が変更され、これまでは問題とみなされなかった軽症例も診断できるようになったことや、発達支援に対する知識が一般に広く知れ渡ることで家族の気づきが高まったこと、また様々なストレスなどの環境的要因が起因しているとの分析がされておりますが、両親の気持ちになれば発達支援の有無にかかわらず愛する我が子であり、安心、安全な社会環境、教育環境の下で子育てをしたいと思うことは当然のことであります。森町には旧姫川小学校校舎を活用して発達支援事業センターあいあいクラブが設置され、支援の必要な子供たちが持てる力を十分に発揮し、自分らしい生活が送れるよう様々な応援と取組を行っております。また、子供たちの心や体の発達についての相談窓口を開設しており、悩みを抱えた両親の一助となる施設として運営しておりますが、森町という自治体規模で行われる児童発達支援事業のリミテーションなのか、より個々に寄り添った療育が求められるケースもあり、町外の支援施設へ通所されている方がおられるのも事実であります。支援が必要となる子供たちは少数なのかもしれませんが、両親を含めて私たちには分からない困難や不安を抱えていると思います。しかし、その特性から私たちの思いつかないアイデアや彩りで森町を照らしているのも事実であり、何よりも笑顔あふれる家庭の中心的存在であります。岡嶋町長の掲げる森町子育て未来予想図においても、支援の有無に限らず、全ての子供たちと両親が森町で学びたい、子育てしたいと感じていただく未来予想図を描いていると思われますので、質問します。1番、森町における発達支援が求められる児童数と施設の利用状況に対する町長の見解は。2番目として、森町発達支援事業センターのより一層の機能充実を行う考えはあるか。3番目として、町外施設で療育しなければならないケースへの町長の見解は。以上、お願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。1点目につきまして、森町における児童発達支援施設は、森町で設置しているあいあいクラブと民間2施設の3施設となっており、それぞれ定員が1日10名で、森町全体では1日30名受入れできる状況となっております。現在の利用者は22名で、受入れできる範囲内となっております。2点目につきまして、森町発達支援事業センターは保育所や幼稚園等に生活の主軸を置いたスポット的な支援を行っており、メリットとして個別療育や二、三人の小集団療育ができること、親子療育のため一緒に参加し、療育の様子を見てもらうことで保護者がお子さんを客観的によく知ることができること。また、保護者からの悩みや家庭の事情など、その都度聞けるため、早期相談につながることが上げられます。ただし、スポット的な支援ということで療育時間が短い状況にあるので、療育時間の延長ができる日を設定するなど検討してまいりたいと思います。3点目につきまして、森町ではほぼ町内の事業所で療育が可能と考えておりますが、町外には各地域からの通所希望が多く、専門的支援や長時間対応する保育型の事業所もあり、よりよい療育環境を求めて森町から町外の事業所へ通っている方がいるのも事実です。障がいの有無にかかわらず、全ての子供が共に成長できるよう、可能な限り地域の保育、教育などの支援を受けられるよう、保育所、幼稚園、保健センターや町内民間事業所と連携し、保育所等で集団生活に適応する上での支援が必要な方には専門事業所の専門員による保育所等訪問支援を行いながら児童発達支援を行ってまいります。以上です。
議員の質問 9番 河野文彦
町営の施設としてはあいあいクラブが設置されているということで、私も利用していた方から、あいあいクラブの方は支援の必要なお子さんの両親に対しても大変親身に相談に乗ってくれて、大変頼りになる施設だというお話は聞いております。ただ、3番目の質問の答えになるのですけれども、実際に町外へ通っている方もいらっしゃると。その町外へ通わざるを得なくなってしまったという表現のほうが正しいのかなというふうに思うのですけれども、本来であれば町内の施設で十分な支援を行える療育が可能であれば、多分町外へ通わないと思うのです、そのお子さんも。両親も町内にぜひ通わせたいというふうに思うと思うのですけれども、様々な理由があって、今ほど町長からもありましたけれども、療育の時間が長く取れるとか、その他いろんな、あと支援のランクというのですか、支援の程度によっては町外施設に行かなければならないというような事案もあるのかなというふうに思います。そういった中で、森町のあいあいクラブのほうの機能をより充実させることによって町外へ通う。町外に通うというのはもちろん時間もかかりますし、多分ご両親が自ら送迎していると思うのです。そうなると、また時間もたくさんかかってしまうのかなと。そういうご不便をおかけさせないためにも、町内の施設のより一層の充実というのが求められるのではないかなというふうに思って、今回こういう質問させてもらったという経緯があります。それで、改めてなのですけれども、今私が話したように、例えばより長い時間を療育してもらいたいですとか、そういう支援の種類といいますか、そういうものをより充実させて、町外に行かなくてもいいような森町の施設を今後構築する必要があるのではというふうに強く思いますので、そこをまず1点再質問させてください。そして、先ほどの同僚議員の質問の中でもありましたけれども、やはりご両親は皆さん森町で学びたい、学ばせたい、そして大きくなったら森町で働きたいというふうに思っていると思うのです。町長の掲げる子育て未来予想図、こちらも大変一般の、健常と支援の必要な方というふうに余り分けたくはないのですけれども、健常の方だけではないと思うのです。町長の掲げた未来予想図の中では、もちろん支援の必要な子供たちの未来も予想されていると思うのです。そういったところ、町長の未来予想図の支援の一つとして今回10万円の支援金を行われましたけれども、今後こういったケースの支援が必要な子供たちの未来予想図として何か考えているところがあればお聞かせ願いたい。これが再質問の2つ目。3つ目、先ほど町長の答弁されましたけれども、今回のこの答弁を作成するに当たって、どこの担当の課と打合せをしたのか、そこを教えてもらえればと思います。お願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えさせていただきます。今回河野議員からの一般質問に対する直接の答弁に関しましては、保健福祉課と話をして、いろいろと考えさせていただきました。常日頃、先ほどの答弁にもございますとおり、新たな森町のそういった保育所の建設計画ですとかございます中で、やはり子育ての環境をもっともっと広く深くしていかなければならないというところは必要であると私考えております。そんな中で、子育て支援課、そして包括支援とも、そして教育部局のほうともしっかりその辺は情報共有させていただきながら、様々な可能性を考えて今後も森町未来予想図の策定に関わる、そういった手助けをしていく施策、そういったものを打ち出していければなと考えております。当然森町未来予想図と私申しているところでありますが、森町にお住まいのご家族皆さんで子供の将来ですとか、大きくなってからこういうことをさせてあげたいとか、みんなで子供の未来、そして自分たちの生活も含めた、そういった未来を今のうちから明るいものとして想像していただきたい、そのような思いを込めて私は森町未来予想図の策定をお手伝いする、そういった施策をさせていただきたいと、町長公約の中でもお話しさせていただいております。その中では、しっかりやはり今既存のそういった保育施設ですとか学校ですとか、そういったものにとどまらず、やはりもっともっと幅広く、いろいろな支援に必要な方々もそうですし、小さい子供から高校生ぐらいまでもっともっと幅広く支援の必要な方々もたくさんいらっしゃいますので、そういった方々をもっともっと柔軟に森町の中で対応といいますか、学んでいただける、そして親子一緒に過ごしていただけるといったような環境整備にしっかりと私も頑張って取り組んでいきたいというふうに考えております。先般、町内のとある方からも悩みがあるのだという話をお聞かせいただいておりました。近々直接その方とお話しする機会もあります。やはり一般的ないろんなお話というのは、インターネット調べますといろいろ出てくるのですけれども、やはり町内で実際にそういう状況にあって子育てをされているお父さん、お母さんの生の声というものを私はもっともっと聞かせていただいて、そしてそれをしっかりと施策に反映していければいいなと考えておりますので、その辺もしっかりと行っていって、今後いろいろなことを前向きに進めさせていただきたいと考えております。以上です。
議員の質問 9番 河野文彦
今回のまず答弁書のほうは保健福祉課と協議して作られたようなのですけれども、発達支援となれば保健福祉課担当というふうにはなるのでしょうけれども、このテーマというのは、支援といえば保健福祉なのかもしれないのですけれども、親御さんからしてみれば普通の子育て支援なのです。ですから、保健福祉のほうが担当なのかもしれないのですけれども、これからいろんな町民からの声だとか、町長も実際に現場歩いてみたりだとかというケースたくさんあると思うのです。そういうときは、保健福祉だけではなくて、これはほかの方と同じ子育て支援なのだという感覚でぜひ取り組んでほしいなというふうに思って聞いていました。それで、町内の施設、今よりよい機能充実という話は明確にもらえなかったのですけれども、私手元にある資料で、とある省庁の通所支援の在り方に関する検討会という資料の中で、もちろん本人の支援、本人ですね、支援を受ける子供たちの支援というものがあるのですけれども、この中に家族支援という項目もありまして、そこを紹介させてもらいたいのですけれども、家族が安心して子育てを行うことができるよう、様々な家族の負担を軽減していくための物理的及び心理的支援などが必要であろうというような記載があります。そういった中で、例えば今、今日のこの質問の中の内容を振り返りますと、町内の施設で療育されている方もいる。そして、少なからず町外の療育施設に行かざるを得ないというような形で町外に通っている方もいらっしゃるというところで、そこで町外に通っている方の物理的支援という部分に着目してお話しさせていただきたいなと思うのですけれども、そういう方々の、まず町外といいますと多分函館市内だとか、そちらの方面にはなると思うのですけれども、大分遠距離ですので、時間的な負担だとか、送迎することによって、例えば家族で事業をされているような方だと、奥さんがその間就労できないだとか、いろんな負担があると思うのです。その辺を、もし町として支援していく方策がないのかというふうに私も考えるようになりました。そこで、町長に再々質問という形でお願いしたいのですけれども、例えば一例を申し上げますと、就学前の子供たちという面で申しますと、濁川保育園が閉所になったときに、まだ在校していた子供たちはタクシーで送迎したのです。そういう支援をしていたかと思います。そう考えるときに、町外へ通わなければならないというようなケースの方々に対しては、何かしら支援ができないのかなというふうに思って今回のテーマについていろいろ学ばせていただきました。その辺の町長の見解を1つお願いして、再々質問にしたいと思います。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。議員おっしゃるとおり、先ほど答弁の中で保健福祉課とという話しさせていただきましたけれども、やはり保健福祉課もそうですし、子育て支援課、そして教育部局も一緒になって、今後もしっかりとこういった様々な課題といいますか、教育環境を整備するために必要な事項というのはいっぱい出てくると思います。担当課を超えて、しっかりとワンチームになって、このような対応、対策を進めていきたいと、そのように考えております。そして、支援の必要なお子様は当然のことなのですけれども、その一緒に寄り添っているお父さん、お母さんたちの生活、そういったところもしっかりケアしてあげる必要があるのではないかという話をいただきました。私も本当にそのとおりだと思います。最近ですと、ヤングケアラーという話も新聞にも出ていまして、若くして自分のお父さん、お母さんなり、ましてやおじいちゃん、おばあちゃんなり、学校に勉強行きながら、家に帰ってくるとそういうお世話をしている、そういった方々も今本当に実態把握を北海道のほうでも進めなければならないということで、方針といいますか、そういったことも出てきております。非常に大切な要素として私受け止めましたので、今回の事例に関しましてどういったことができるのかというところは、前向きにいろいろと検討させていただきたいと思うところであります。町外に通う理由がどういったものであるのかとか、そういったところもまずはお聞かせいただいて、町内のそういう施設をもっともっと環境整備することでそういったことが解決できるのであれば、町外に行っていただかなくても大丈夫なようになると思いますので、その辺の可能性も総合的に考えまして、いろいろな整備を進めていきたいと考えております。先ほども答弁でお話しさせていただきましたが、本当に今この現実に町内でそういう環境にいるお父さん、お母さんのお話をまずは聞かせていただいて、今後の対応、対策、そして環境整備に前向きに生かしていきたいというふうに考えておりますので、その辺はご理解いただければと思います。以上です。