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森町議会 令和3年第1回 12月会議 2021年12月7日

森町内の一部畑地の崩落について

聞いた人
宮本秀逸 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 宮本秀逸

それでは、通告に従いまして、質問させていただきます。森町内の一部畑地の崩落について。森町内において、蛯谷地区から石倉地区にかけての限られたエリアでの大雨で避難指示が出され、また木古内町を襲った記録的な豪雨と雹はつい先日のことであり、気候変動が原因と思われる自然災害は今後ますます増えることが予想されます。近年の集中的な多雨によると思われる森町内の畑地の一部崩落が拡大しています。三岱の民有地、尾白内の町有地、姫川の町有農地の一部があります。このまま放置すれば崩落や流亡は毎年拡大していきます。復旧には相当額の経費が必要となります。今後この崩落地の復旧対策をどのように考えておられるか伺います。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。町内においても気候変動が要因と思われる災害は増加することが予想されます。局地的な集中豪雨による影響は、本町においても顕著に現れてきています。これまで大雨等により被害を受け、農地等の一部が崩落してきた三岱民有地、JRが運休するなど、大量の土砂を排出し、影響をもたらしてきた尾白内町有地、農道流末の影響によりのり面の一部が崩壊し、農地の一部も流出している姫川共有農地につきましては、その都度関係機関立会いの下、現地確認などを行い、災害復旧対策、農地保全対策、治山対策など、様々な検討がなされてきました。平成30年度には、尾白内町有地の一部を利用者から返還していただき、調整池を整備し、JR函館本線及び白川地区の土砂流出問題の解消に努めてきました。姫川共有農地と三岱民有地につきましては、関係機関とのヒアリングを行い、事業実施に向けた検討を行ってまいりましたが、多額の事業費を要し、また対応可能な事業についてもガイドラインに従い、地元負担及び個人負担が伴うことから、経済比較等、総合的に判断しなければならないと考えております。今後におきましても、現状の注視はもちろんのこと、様々な観点から対応策の検討を行ってまいります。以上です。

議員の再質問 10番 宮本秀逸

現場を町長御覧になったとは思いますが、三岱につきましては崩落前の原状に復旧させるということは、まず不可能だというように私は思います。一番大きなところも御覧になったかと思いますけれども、これは恐らく不可能であろうというふうに思います。恐らく何億円かかるか分からないような、そういった大きな事業になろうと思いますし、まして民有地でございますから、いきなり町で手をつけてどうこうするという話にはもちろんなっていかないと思いますけれども、ただ放置はできないという状況になろうかと思うのです。ここ何年か、私毎年あそこへ行って見たりするのですけれども、毎年恐らく2メートルぐらいですか、浸食されていっています。まずは、その浸食をどうやって止めるかということになってこようかと思うのです。今申し上げましたように、崩落前の形に戻すというのは、まず不可能だと思います。それだけの技術と金ももちろんないと思いますし、町の単費でやろうなんていうことは全く不可能な状況だと思いますので、そこら辺をどうしていくかという話になってこようかと思うのです。そういった意味で申し上げますと、まずは三岱についても尾白内についても姫川についても、これ以上崩落が進まないようにするためにはどうするかということをまずは考えていかなければならないことだろうというふうに思っているところなのです。尾白内の町有地につきましては、昭和50年代の一番後半だと思いますけれども、畑かん事業が始まったときに事業の目標面積を確保するためにあの地域を畑地造成をやったという経緯がございまして、目標達成のためのあれは施策であったというふうに思います。そして、何年前でしょうか、土砂の流出があって、JRの線路まで流れてJRが止まったという経過がございました。そういったことが何回かございまして、今は一部返還をされて姫川の町有地に移っていただいたという経緯がございました。それで、毎年豪雨対策と称して、水ための補助をつくったりため池状態にしたりというようなことをやっているわけでございますけれども、これは毎年毎年やらなければならないような事業に実はなっております。特に農地の一番下流といいますか、下の部分の畑がそうやってやられるわけですけれども、その上のほうを借りていらっしゃる方がまだいらっしゃいますので、いきなり町で何かの施策をやるということには当然なっていきません。私の個人的な考えとしましては、今の崩落状態をとにかくどうやったら止めれるかということに目標を置いていかなければならないと、こんなふうに実は思っているのです。そのためにどうするかということでございますけれども、やはり先人の知恵といいましょうか、やっぱりそういった緩衝地帯を設けるという意味では、その近くを原野化するとか山林の状態に戻すとか、そういった施策をやっていかないと、絶対にこの土地の崩落だとか流亡というのは止まらないことだというふうに思っているのです。そういった私は考えを持っていますけれども、町長の具体的なお考えはどういうものがあるかということをあったらお聞かせ願いたい、こんなふうに思う。それから、先ほどから申し上げましたように、町の単費事業でやったりとか、これはまず不可能でございますから、私はそう思っているのです。不可能だと思うのです。とにかく1億円や3億円あったって、これはどうしようもない金だと思うので、それぐらいの大きな事業になっていくと思いますので、やはり国土の保全とか農地の保全というのは、単にそこを使用している農家の方とか町に与えられた仕事だけではなくて、やっぱり国として管理していただかなければならないという面があろうと思いますので、事業をこれから例えば組み立てていただく場合も、そういった方向というのか方針というのか、そこにやっぱり目を向けていかなければならないことだろうというように思っているのです。だから、まずは止めるということを先に考えて、今後どういった方向に持っていくかということを改めてお聞きしたい。といいますのは、これだけ人口が減少していきますし、現在農地を管理している農家の方々もだんだん高齢化していく、そして後継者がいないという時代になってまいりましたので、本当に具体的な方策を決めて、早急にこれは取り組んでいかなければならない問題だというふうに思っているのです。ですから、そこら辺の考えをもう一度お聞かせ願いたいと、こんなふうに思うのです。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。町長就任後、今回ご質問いただいたそれぞれの崩落場所、実際現地に副町長とともに行って、この目で見てきました。確かに本当に毎年毎年ちょっとずつ崩落の規模といいますか、だんだん、だんだん大きくなっていっているというのが現状でございまして、それを復旧する費用に関しましても、やはり毎年毎年その都度大きくなってきているわけですから、費用も莫大に膨れ上がっていっているということが現実なのかなと思っています。宮本議員おっしゃるとおり、そこを多額の費用を投じて元に埋め戻すというのは本当に現実的ではないなというふうに正直感じました。それをこれ以上崩落しないようにするのが一番の策ではないのかと、宮本議員のご指摘がございました。その点は、本当にこれ以上崩落させないことと、そしてそこの近くでお仕事をされている方々の安全性といいますか、そういったことの担保もしっかりと行っていかなければならないのかなというふうに考えております。どういった方法が提起するのかということは、今後も担当課と、あと専門家といいますか、そういう方々のご意見も聞きながら早急に検討していかなければならないのかなと思っています。本当に電牧といいますか、それが張らさっている際のところまでも崩落が来ていて、その電牧の棒も倒れかかっているというような状況でございました。まずは、しっかりとそこを利用している農業者の方と情報共有して、今ドローンとかありますので、もっともっと目視で現状を確認して使っている方と情報共有して、まずは安全性をしっかり担保していきたいなというふうに考えております。なかなか長きにわたるこういう状況というものを放置、これ以上してはならないというところは私も感じておりますので、どういった方法が適しているのか、これ以上崩落を進めないためにはどのような方法がいいのかということは早急に担当課とともに調査させていただきたいと思います。以上です。

議員の再質問 10番 宮本秀逸

すぐ担当課と取り組んでいただくというお話いただきましたので、ぜひやっていただきたいと思うのですが、くどいようでございますけれども、三岱については一番ひどいところをぜひ早く御覧になっていただきたいと思うのですが、1年で2メートルくらいは浸食されますので、電牧線が宙に浮いている状態なのです。それは、去年までは大丈夫であった。ところが、今年はもう2メートルも浸食してしまったみたいなことになってまいりました。それくらい急速に進んでまいります。そして、畑の造り方とか、これは造っていらっしゃる方を非難するわけではないのですけれども、畑の造り方とか形状によりまして、どうしてもそこに水が流れていってしまうという状況にもなってまいりますので、そこら辺をどうするかということを考えて、本当に早急にこれ以上浸食させないぞという手を尽くしていかないと、どこまでも進んでいくと思うのです。今町長おっしゃいましたように、原状復旧というのは本当に難しいことでございますから、そこまでは考えないで、どうやったら止めれるかということに重点を置いていただきたいと思いますし、それから尾白内の町有地につきましては最初に申し上げましたように畑かんの事業として町で、あそこ約20町ぐらいあるのですか。開発して畑地造りをして、そこに畑かんの水を入れたということがございました。要は、それによって災害が起きるということは、これは天災ではなくて人災という部分もあろうかと思うのです。もちろん岡嶋町長に責任があるわけではないですけれども、そういった流れの中でやってきておりますので、どういう施策が一番妥当なのかということを本当に近々に検討していただいて、早速手を打っていただきたいと思います。そしてできれば、これは私の勝手な考えですが、今造っていらっしゃる方が耕作をやる権利が終了するときに、例えばまた町でそこは引き取って原野化するとか、そういった方向が一番ベターなのかなと、私は今個人的にそういうふうに思っているのです。そこら辺をぜひ検討していただきたいと思いますので、すぐ取り組んでいただくという決意をもう一度お願いしたいと思います。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。本当に早急に崩落を止めなければならないというふうに考えております。今宮本議員からお伝えいただきました様々な手法といいますか、原野化ですとか、農地を返していただいて、そういったものに戻していくとかというところもしっかりと検討して対応していきたいと思っております。まずは、そこで作業される方の安全性というところもしっかりと担保しながら、担当課とともに進めさせていただきたいと思います。引き続きそちらの現場確認に関しましては担当課もしっかりと細かく確認させていただいて、私たちとも情報共有そうですけれども、あそこを使っている方々ともしっかりと情報共有させてもらいながら現状確認と対策について検討してまいりたいと思います。以上です。

出典:森町議会 令和3年第1回 12月会議 2021年12月7日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる