みんなの議会

木古内町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月17日

地域包括ケア事業での「サロン」について

聞いた人
新井田昭男 議員
答えた人
町長 大森伊佐緒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 新井田昭男

2番 新井田昭男です。今定例会において、一般質問をさせていただきます。大変ちょっとお聞き苦しい声で申し訳ないのですけれども、ちょっと風邪気味で大変しどろもどろになるかもしれませんけれども、まずお断りというか謝ってきます。質問内容は、地域包括ケア事業での「サロン」についてでございます。平成24年より泉沢地区がモデルとなり、ピンコロ体操を実施しています。その後、再度泉沢地区がモデル地区となり、平成26年より「泉沢サロン」を開催し、現在に至っております。泉沢地区では、婦人消防隊員が惜しみない協力体制の中で、年ごとに参加者も多くなり、ことしは47名の参加がありました。実は、私もその一員でございました。食事会的な内容でございましたが、食事の中で話が弾み、高齢者の皆さんは満足げな様子でした。国による在宅介護の奨励が問われている中、我が町も地域包括支援センター職員が知恵を絞り、各町内の状況を踏まえながら包括ケア事業を展開していますが、今後、より一層の鋭意努力を期待したいと思っております。そこで、今後の「サロン」事業について、下記の3点について町長の見解をお伺いします。(1)「サロン」の目的については概ね理解をしておりますが、平成27年度予算を見るとケア事業費のふれあい農園等の事業では、人件費を含む約885万円。そのうち、「サロン」に係わる事業費が約20万円程度となっています。概ね、需用費になっていますが、その内容と今後の開催にあたり、開催地区への補助金等の支援をする考えはないのか。(2)地域包括支援センター職員の皆さんには各事業展開の中、指導や企画立案では大変お世話になっているところではありますが、この度の「泉沢サロン」では担当職員の挨拶後に、早々の退席で個人的には違和感を感じております。本来、今後に向けた事業展開の改善や指導の立場にいる職員が、開催後不在となることは、投げやり感を感じます。最終的には、地域独自で活動する方向性はあるものの、今後の対策はどうしていくのか。(3)として、全てが地域での対応では限度があり、また参加者の多くの高齢者の皆さんは、今後の開催にも期待を寄せていると聞いております。このような状況の中、行政サービスとして車による移動手段を考えてもらえないのか。以上、3点について見解をお伺いします。よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

2番、新井田昭男議員のお尋ねにお答えをいたします。地域包括ケア事業のお尋ねでございますが、まずはじめに泉沢地区の皆様には、モデルとなって泉沢サロンを開催していただいておりますことに、心から厚く敬意と感謝を申し上げたいと存じます。町では、今年度から本事業において、地域サロンの実施を支援する予算を計上しております。予算策定の時点では、新年度の事業実施に向けて、各町内会へ要請を行うこととしており、実施地域の確定ができておりませんでした。このため、年度の途中から事業を実施する町内会を想定し、印刷用紙や消耗品などを随時用意ができる需用費での予算組みといたしました。補助金での対応となりますと、補助申請を行うということが伴います。また、運営計画の提出、あるいは予算の策定が必要になるということも要因の一つでございます。手軽に取り組んでいただくため、需用費といたしましたが、2年目に入りますわけですから、この2年目以降につきましては、前年の実績というものがあります。したがいまして、保健福祉課の職員が協力の上、補助事業計画を策定し、補助金での支援を進めてまいります。次に、泉沢サロンの開催にあたりましては、地域の皆様による独自の活動ができるまでの間、地域サロンの事業内容や、当日の開催スケジュールについて、サロンご担当のかたと事前に打ち合わせを行い、計画を作成しております。お尋ねにありますサロン当日につきましては、職員は、午前10時30分の準備段階より会場に伺い、司会進行を担当するとともに、木古内消防署の講話のあとに、いきいき体操を実施しております。午後からは、地域の方々で自由にカラオケを楽しむ時間となっておりましたので、打ち合わせしたとおり昼食時に、出席者の皆様にご挨拶をして退席をしたと報告を受けております。参加者の皆様には、「決して失礼はなかった」という報告も受けております。このことに対して、議員が違和感を覚えたとすれば、お詫びを申し上げなければならないと思います。また、サロンの運営に携わっている皆様とは、今年度の実施内容について、評価検討会を行い、次年度の実施計画を立てて行くことにしており、より多くの皆様が参加していただけるよう連携を図ってまいりたいと考えております。次に、地域の高齢化が進んでいる中、地域サロン運営の担い手の育成が課題となっております。こうした中、地域サロンへの参加手段が、個人の車への乗り合いであったり、地域のかたの送り迎えであったり、こういったことが行われているというふうに伺っております。長い距離の移動が困難なかたや、移動に支援が必要なかたが、安全・安心に楽しんでいただくことができるよう、サロン実施地域と公用車等の活用について、今後協議をしてまいりたいと考えております。以上でございます。

議員の質問 2番 新井田昭男

町長のいま説明がございました。実はこの背景には、私なりに担当の婦人消防隊の皆さんとお話をさせていただいている経緯がございます。そういう中で、予算のいま20万円の需用費が印刷、あるいはその他のコピー、あるいは用紙だというようなことの中で使われているのだということは理解させていただきました。その話の中で、実はいろんなサロンの意味合いというのは、私も先ほど概ね理解している中で、振興にあたっての補助金というか予算組はされているのですけれども、話の中では非常にやるにあたって、お金の面でもかければいいということではないのですけれども、非常にやはり工面されている部分があるのだと。例えば、今回のサロンの実施にあたって非常に多くの隊員の皆さんが、本当に汗をかいてお手伝いをしていただいている様子がよくわかりました。その中で、例えば自ら隊員の皆さんが経費をかけないように、例えば食事にあたってもお味噌汁だとか、あるいは漬け物だとか自分のところで賄えるものを全て持参できておられてやっているのですね。そういう中で、非常に今回は特に聞いたのは、お米10kgを大泉寺の住職さんからご寄付をいただいたと。そういういろんな中で、工面をされてやっているのが現状なのです。なお且つ、参加者の皆さんには300円の会費をいただいていると。私も実は300円お支払いしました。そういう経緯があるのですけれども、「その300円は基本的に、次回の開催のいわゆる資金として使うのです」と。町のほうから、あるいは健康管理センターのほうからはこう言えばあれですけれども、「補助的なものは一切ないのです」ということをちょっと聞いたものですから、やるにあたって口は出すけれども金は出さないというのもこれちょっと言い方は悪いですけれども、その辺もちょっと感じた部分はありましたものですから、この機会にいわゆる3月の予算組の中でちょっと対応ができるのであれば、また今後の展開も我が地区も当然前向きな考えをもっともっと良い案、あるいはお年寄りの皆さんにも良いサービスができるのじゃないかとそんな思いでまずこの1点に関しては質問をさせていただきました。町長から、いま次年度に向けてまた申請をしながら補助していただくというちょっとご回答もいただきましたから、本当にそれはありがたいお話でございます。もう一つは職員さんの部分に関しては、私が違和感を感じたというのはちょっとお手伝いの部分からいたわけじゃないので、よーいどんから見た感じでそう思ったのですけれども。なぜそう思ったかと言いますと、非常に最初からそういうお手伝いをしているという部分は、いわゆる側面的な部分はよく理解している部分はあったのですけれども、ただやはり今後の展開の中で、職員さんがいる一般的に私の思いですけれども、終始いていただいた中で次回の展開がこの会でどんなことが反省としてあるのだろうかと。だから、そういう部分がいないとわからないのですよね。私の個人的な見解では。ですから、そういう意味合いを込めて我々の泉沢サロンはモデルであって、おそらく今後またいろんな地区で展開をされるという中で、当然そのぐらいの見方はあっていいのかなというちょっと判断もあったものですから、そういうちょっと質問内容でした。それで一つお聞きしたいのは、いないというのはいろんな理由付けはわかったのですけれども、例えば今回こういう開催のあとに職員さん同士、あるいは手伝った地元のいわゆる有志の皆さんと「どうだったの」という反省的な部分というのは検討されているのかなという思いが一つあります。そうでないと、ただやりっ放しであなた方に、最終的には地域の皆さんでやるのだということは理解していますけれども、何かあまりにも横展開する中で、ちょっとその辺がされているのかなというちょっと思いがありました。それで、ちょっとこういう感じ方をしまして、お尋ねを申し上げているのですけれども、それは後ほど再質問でちょっとお答えをいただきたいのですけれども。もう一つはいま言ったように、三つ目の移動手段。これについても、やはり全てがだいたい参加者が後期高齢者以上のかたで、中にはもう90歳・95歳・96歳というかたもいるのですよ。よく聞きますと、「私も実は行きたかったのだけれども足腰が悪くて」、あるいは「行きたかったけれども用があった」とか様々ですけれども、そういう声がやはり聞くのです。そういう中で、やはりこのサロンの開催にあたっては、せっかくケアを含めた中での事業展開ですから、お一人でも多くの参加者がいて、いろんな情報交換をしながら和気藹々の中で、ケア的な部分を構築していくのだということが必要かなとそんなふうに思います。ですから、いろんなお車の部分も何とかならないのかなということで、いま町長のほうでおっしゃったように、安心安全を考慮した中で検討していくということですので、前向きなご答弁をいただきましたので、その辺は非常に助かっております。今後、私はやはりこのサロン展開とは非常に大事じゃないかと思うのです。なぜかと言うと、やはりきょう私含めて5人の議員さんが、少なからず人口減問題に皆さん一様にいろんな角度からお話をいただいておりますね。私の部分にお話をしているサロンは、そういう次元の高いものではないのですけれども、ただ総じてこのサロンをやるにあたってケア事業をやることによって、いろんな地域の人方が集まってワイワイガヤガヤやっている中で、痴呆症やあるいはそれに伴うことが多少は改善されていくと思うのですね。改善されるということは、いま我が町の現状としては、自然死が1年間に約100名ですよ。それで、新生児がことしは13名なのですね。1月から12月まで。去年は、ほぼ亡くなるかたは一緒ですよ。新生児は、10桁ないのですね。8とか9なのですよ、去年あたりの新生児は。こういう中で見ても、やはり人口減を歯止めということではなりませんけれども、先ほど町長がおっしゃったように、緩やかに減速してという部分でいけば、大いに期待を持てる事業だと思うのです。そのためには、やはり我が地区だけじゃなくて、もう次の展開をぜひ先ほど申し上げましたけれども、考えているということですけれども即、我が泉沢地区以外に展開をしてもらいたいなとそんなふうに思っているところです。この辺はもう1回見解をちょっと、先ほどの職員さんの部分といまの展開にあたっての方向性をもう1回、ちょっとご答弁をいただければなと思います。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

3点になりますか、4点になりますか。まず、1年目ということで先ほどお話をしましたように、年度の途中で幾つかの町内会がご参加をするということなども含めまして、需用費という取り扱いをさせていただいております。2年目以降につきましては、実績、そしてまた事業計画等が立てられますので、これは補助金ということで最終的にまとめてお話をしますと、まず1年目は需用費で対応すると。2年目以降については、補助金に変えると。これは、まず理解をしていただきたい。そして、この基準額と言うのですか支援をする基準額につきましても、地域との相談というのはあるのですが、基本的にお一人300円、1回あたり。ということですので、計算すると300円に人数かける回数というそういうことで、大括りでご理解をいただければと思っております。次に、この度私どもの担当が皆様のところに行って、新井田議員にとって見ればちょっと不愉快な思いをされたようでございますが、少なくとも今回途中で戻ったというのは、当初から打ち合わせをして「この時間には戻ります」ということをお伝えしてありましたので、これはご理解いただきたいと思います。サロンの開始時期には先ほどご説明いたしましたように、しっかりとご担当のかたと打ち合わせをして準備を進めますので、その時々によって担当の業務が重なってなければこの時間までいてくださいとか、複数人がいれば1人は残ってくださいということは十分これからできますので、打ち合わせの中で進めさせていただければと思っております。先ほどもご説明したのですが検討する会、「今年度の実施次第はどうだった」ということを評価検討会というのを開催いたします。次年度の実施計画を立てる上でも、これはたくさんのかたが参加をしていただくためにはどうするかということで、しっかりと反省点を踏まえた次年度の計画作りというのを行ってまいります。3点目は、会場にご自身でなかなかやって来られないというかたの対応でございますが、こちらにつきましては先ほども申し上げましたように、公用車の利用ということを含めて考えたいと思います。基本的に公用車というのは、公務員職員と消防職員のみが使える車両でございまして、一般のかたは利用できないわけですが、これを一般のかたが使えるような方法というのもありますので、この検討を地域と行ってまいりたいと思います。一つに、職員の送迎というのも考えたのですが、一町内会・一自治会ですとそれも結構できるかなと思ったのですが、いま議員がお尋ねにありますようにたくさんこれから広げていくわけですから、こうなるととても回りきれないというのは理解いただけると思うので、できるだけ公用車を上手に使って地域のかたとこれから相談していきたいと思って思います。謙虚な言い方で、この事業をあまり大事ではないみたいなお話をされていましたが、決してそうではなく、この地域包括ケア事業というのは当町の保健・医療・福祉の柱でございますので、最も大切な事業と認識しております。そういった目では、これからまだまだほかの地域の皆さんとも連携を取って、この事業が1人でも多く参加できるように範囲を広げていきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

議員の質問 2番 新井田昭男

非常に何回もくどいですけれども、この包括事業のいわゆる事業の中で、サロンの位置付けというのはある意味では、非常に私個人的には大事な事業かなと。なお且つ、人口減の減速にもつながる事業ではないかなとそんなふうに思っておりますので、鋭意行政としてもあるいはかかる担当のかたも、その辺をちょっともう一回精査しながらきちんとした対応を今後お願いできればということで、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:木古内町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月17日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる