木古内町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月17日
人事評価制度システムの導入について
- 聞いた人
- 平野武志 議員
- 答えた人
- 町長 大森伊佐緒
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 平野武志
3番 平野武志です。一般質問のこの壇上に立たせていただくのは、今回で17回目になります。過去16回との違いは、冒頭議長からも挨拶がありましたが、我が木古内町議会でもインターネット中継がはじまり、傍聴者のみならず各ご家庭でも議会の様子が見られるようになりました。益々、身を引き締めわかりやすく質問をしていくよう心がけますので、町長もこれまで以上にわかりやすく丁寧な答弁をよろしくお願いいたします。それでは、通告にしたがいまして、一般質問に入らせていただきます。一つ目の質問です。人事評価制度システムの導入について、お伺いいたします。これまでも様々な視点から、臨時職員を含む町職員の資質向上や意識改革について、質問や提言をしてきました。町長は職員研修の実施などを継続して行い、条例で規定しているとおり、「住民サービスに努める」、「仕事の意欲を高める」、「能力の向上を図る」等の項目は公務員の責務であり、日々向上に努めると述べております。町長の考えを理解し、管理職をはじめとする全職員の方々の努力もあり、町民からは様々な賛辞の声を聞かれる機会も多くなったと私自身は感じております。今後益々、地方分権が進展し地方公共団体の役割が増大してくことが予測される中、人口減や財政状況にあわせ職員数の減少が進むことを考えますと、職員一人ひとりの仕事の負担が増え、より高い能力を持った公務員の育成が求められます。町民サービスを維持・向上するため組織全体の士気の高揚、公務効率の向上が必要不可欠でございます。法改正もあり、次年度から人事評価制度システムが導入されます。今年度は、システム導入に向けて様々な協議がされてきたと思いますが、当町における人事評価制度の構築内容と業績や能力の評価をどのように人事采配や給与に反映させていくのか町長の考えをお伺いいたします。
町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)
3番 平野武志議員のお尋ねにお答えをいたします。平成26年の地方公務員法改正によりまして、平成28年4月からの人事評価制度の導入が義務づけられました。本制度につきましては、導入が義務づけられる前から、試行を含めて先行して導入をしている自治体もございますが、小規模自治体の多いこの北海道では、本年10月時点では、約20%の導入率と聞いております。導入率が低いのは、制度そのものの考え方は有益であると認識する反面、「評価の公平性や、妥当性をどう確立して、保っていくかが容易ではない」と判断していることなどが要因と考えられます。当町では、病院事業におきまして、今年度は試行期間として業務目標の設定などを職員に求めておりますが、本制度の本格導入に向けましては、今年度、委託業者の支援を受けながら、現在、職員で組織する検討委員会、この中で制度構築の議論を重ねているところでございます。その中で、評価制度の仕組みにつきましては、町の施策に基づく各部署の組織目標を明確にし、各職員が役割に応じた目標を定め、職種や職位に応じた業績と能力の評価項目による、公平な評価が行われることが望ましいと、議論行われているところでございます。また、どのように人事采配や給与に反映するかという点につきましては、本制度の一番の目的は、人材育成並びに能力の開発であります。したがいまして、職員個々の能力や業績を処遇に反映することが主要とはなっておりません。このため、処遇への反映につきましては、評価者と被評価者が納得できる、そして公平かつ適切な評価制度の枠組みがしっかりと確立される時期を、慎重に見極めた上で判断をしたいと考えております。また、人事につきましても、本制度の評価のみならず、これまで以上に職員の能力や個性をしっかりと把握し、適材適所に心がけていきたいと考えております。以上でございます。
議員の質問 3番 平野武志
ただいまの答弁を聞きますと、次年度に向けて当然法改正があったわけですから、制度について構築していると。その中で、構築内容を固めていったあれを見ながら、先ほど聞きました人事采配や給与に反映させるかどうかを決めていくということ。いま現在、まだまだ決めきれていないというのが現状だということで理解しています。その中で、先ほども述べましたように、町民の評価が細かいことですけれども、「職員さんの非常に対応が良かった」ですとか、「前にはこういう説明もなかったのに説明もしてくれた」などの高い評価を受けているのは事実です。しかしながら反面、未だ複数の苦情の声が聞こえてくるのも事実でございます。また、ここ数年を振り返りましても事務員としてはあり得ない初歩的ミスも数件あります。このようなミスや苦情をなくするためにも私はこの人事評価システムを活用し、町長が述べられたような資質の向上に上手くつながっていけられればなと思うところでございます。それで、私自身はやはり職員の皆様がその頑張った成果がきちんとしたもちろん町長の言うように、公平な評価がなされることが前提ではございますが、公平な評価がされることによって、人事や給与に反映することが私自身は職員のより向上心につながると思いますので、ぜひそこの部分も全てとは言いませんけれども、反映されるようなこの導入の構築に進めていただきたいと思います。合わせまして、現在調整中だということですので、どのくらいの時期にまとまるのかと、どのような形で報告をいただけるのかという部分について、もう一度お伺いさせてください。
町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)
この人事評価制度の中で一番難しいのは、公平な評価ということになります。1人のかたを複数の人がたくさん評価をすると、ある程度の公平感は保たれるのですが、それが1人であったり2人であったりという少数のかたが評価をするというのは、非常に危険であります。当町のように小規模の自治体においては、なかなか1人のかたを多くのかたで評価をするというのが難しい現状にありますので、それは公平感を保つためにも時間をかけてやっていくということが大事になるかと思います。そこでお尋ねでございますが、どういう形でいつ頃ということでございますが、現在検討しておりますのでその枠組みに、そしてまた方針が固まった段階で議会へ説明するということにしておりまして、遅くても私どもとすれば3月の議会での条例ということも視野に入れておりますので、新年を明けまして方針が固まった段階で、ご説明をさせていただくとこのようにしたいと考えております。
議員の再質問 3番 平野武志
先ほど再質問で述べました内容、私の思いにつきましては、町長もそちらの席で頷いていただきましたので、内容については理解と言いますか同様の見解を持っていただけるなということで思いました。3月議会までに、その中身を作り上げて報告をいただくということですので、いまのお話した部分が踏まえられた提出になることを期待し、またその提出された時に中身を見て、また良い方向で人事評価システムが稼働するような議論をしていきたいと考えております。1項目目の質問については、以上で終わります。