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木古内町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月17日

木古内町の観光をさらに輝かせる具体案について道南いさりび鉄道開業に伴う通学費の助成について

聞いた人
鈴木慎也 議員
答えた人
町長 大森伊佐緒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 鈴木慎也

8番 鈴木慎也です。本日は、通告とおり2項目の一般質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。まずは、1項目目でございます。1.木古内町の観光をさらに輝かせる具体案について。木古内町は人口減少が著しく進んでいる状況ですが、北海道新幹線木古内駅開業へ向けて交流人口の増加や各イベントの定着化も進んでおり、観光への期待度が益々高まっております。また、さらなる交流人口増加のため、町民の集まる機会が多い公民館等の施設、各町内会等の避難場所、及びみそぎ浜・薬師山・新幹線ビュースポット等、そしてサラキ岬、観光客が多い地区へ「Wi-Fiスポット設置」を早急に整備すべきだと考えております。世界的にSNSの需要が高まる中、公共施設へWi-Fiスポットを設置する自治体が増え、いまではコンビニエンスストア・観光施設・飲食店・宿泊施設・駅・空港・高速道路など様々な場所において加速的に提供されております。また、設置目的は、概ね「訪日外国人旅行者や施設利用者に対するサービス向上による観光の振興」と「町民へのサービス向上及び災害時の通信手段確保」の二つの大きな目的があります。以上のことから、今後益々増加が見込まれる観光客が、安心して快適に町内を周遊するうえで、Wi-Fiスポットの設置が欠かせないものと考えております。公共施設等におけるWi-Fiスポット設置について、町長の考えを伺います。また、関連の下記の3点についても重ねて考えを伺います。1.外国人対応スタッフ及び多言語対応案内板等の設置。2.新幹線開業後の観光客数値目標の設定。3.高規格道路のインター名の早期要望。例えば、「木古内みそぎインター」など。以上でございます。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

8番、鈴木慎也議員のお尋ねにお答えをいたします。当町の観光についてのお尋ねでございますが、まずはじめに観光の推進に係る国の施策でございますが、平成24年に策定をしている観光立国推進基本計画に基づき、平成25年6月に観光立国実現に向けたアクションプログラムを策定し、訪日外国人 2,000万人を目標として、受入体制の整備を図ったところでございます。また、北海道の施策でございますが、平成25年度に設定をいたしました「北海道外国人観光客来訪促進計画、並びに北海道観光のくにづくり行動計画」に基づき、外国人の来道者数を、平成29年度に120万人以上という目標を掲げ、周遊ルートの設定や、情報発信による対応言語の拡大、Wi-Fiなど情報通信環境の整備と普及啓発など、外国人旅行者に対する情報案内機能を充実させております。さらに、現在の計画改定案では、目標を平成29年度に240万人以上と上方修正し、海外観光客を迎える体制について、整備をしているところでございます。当町といたしましては、これら「国や道の計画、及び施策」を踏まえまして、今日まで北海道新幹線開業を見据え、観光客を迎える体制を整えてきたところでございます。具体的に申し上げますと、平成24年度に策定した観光アクションプランに基づきまして、みそぎを核として「おもてなし、まち歩き、観光スポットの整備促進」などの施策展開を図っております。一方で、外国人観光客を迎える体制につきましては、現在の来客が極めて少ないことから、十分な整備は行っていないのが現状でございます。こうした中で、函館市におきましては、海外との定期運航便の増加により、外国人観光客が、平成26年度の実績で34万人と飛躍的に増加をしており、今後も北海道新幹線の開業などにより、函館方面や本州方面からの外国人観光客の来訪が期待できますことから、様々な体制整備を図る必要があると認識をしているところでございます。お尋ねの、Wi-Fiの整備につきましては、主に来町される外国人の情報通信環境を整えるために、道の駅「みそぎの郷きこない」において、設置の準備を進めているとでございます。また、みそぎ通りやみそぎ浜、ポケットパークなどにおきまして、整備の必要性、あるいは事業の効果、整備の費用などと共に、関連する補助事業が活用できないかなど様々なことを考えて、整備についての方針を決定してまいりたいと考えております。次に、外国人対応スタッフの配置につきましては、新年度において英語対応に加え、訪日外国人の50%以上を占める中国系外国人に対応するためのスタッフを配置する計画でおります。また、多言語対応案内板等につきましては、駅前に設置している観光案内板、あるいは駅中にある案内板、観光スポット説明板など多言語の表記を行い、絵や絵文字などを使った、より丁寧で、わかりやすい表記に努めることとしております。次に、新幹線開業後の観光客数値目標の設定につきましては、近年は木古内-江差間の江差線の廃止、あるいはみそぎフェスティバルなどのイベント活動の活性化、小学生・中学生のスポーツ大会の開催、様々に観光客が増加傾向にあります。平成26年度の実績では、年間6万2,000人という数字が出されております。こうしたことを含めまして、北海道新幹線開業後は、新幹線や、道の駅「みそぎの郷きこない」の利用による観光客に加え、観光スポットの整備やイベントのさらなる充実を図り、当面、平成26年度実績のおよそ3倍の20万人を目標としております。次に、高規格道路のインター名の早期要望についてでございますが、鈴木議員の意図が十分に私は読み取れませんが、現在インター名は、町外のかたが利用する際に、よりわかりやすいものとする必要があります。また、シンプルで認知性の高いものが必要だと考えております。正式名称について要望していくというのか、あるいは愛称として要望していくのとか、この辺が自分理解しておりませんが、いずれにいたしましても事業主体であります、函館開発建設部に名称についての考え方を伺い、その後に検討に入りたいと考えております。以上で、答弁を終わります。

議員の質問 8番 鈴木慎也

木古内町の観光をさらに輝かせる具体案のWi-Fiスポット設置について、町長より非常に思っていた以上に前向きな答弁をいただいたということでございますが、ただ設置する中でやはりWi-Fiに限らず、無線通信全般に言えることではございますが、電波を飛ばすという性質上、やはりセキュリティの部分をしっかりと対応していただければと思います。もちろん予算でしたり、やり方はいろいろありますので、幅広い目線で検討していただければと思っております。それで、こちらのWi-Fiについては、私は一政治家として例えば1日に1人しか通らない橋でも必要なものは造ると。必要な橋は造るべきだという考えのもとに、今回の質問をさせていただきました。その1人が2人・3人と増えていくために、行政と議会が存在するものだと思っております。確かに最初Wi-Fiスポットを設置した時に、目に見えるような効果はないかもしれませんが、必ず木古内をいわゆるガラパゴス状態。いまは外国人にスルー-をされている状態でございますので、私は必要な整備だと考えていますので、今後ともWi-Fiスポットに力をぜひ入れていただいて、施設や観光スポットを点ではなくて線、そして面でつなげていきたいと思っていますので、Wi-Fiスポットの件につきましては、今後ともよろしくお願いいたします。また、外国人対応スタッフの多言語案内板等の設置、こちらにつきましても進んでらっしゃるという町長の前向きな答弁をいただきました。それで、次の目標数値でございます。こちらの目標数値でございますが、本日先輩議員からも一般質問の中で、人口減少の一般質問が出てまいります。この観光客の設定は、人口減少との関わり合いが非常にあるものだと私自身思っております。と言いますのは、2014年の地方創生総合戦略で観光振興が施策の中心になりました。その中で、10年前の2004年と比べまして、訪日外国人が1,341万人と10年前の2倍以上に伸びております。その中で、北海道が実は全国で3番目に多い外国人の旅行者が多いということでございます。それを旅行者の消費に換算しますと、外国人観光客9人分、国内旅行者27人分、国内旅行者(日帰り)84人分。1年にたった9人外国人が木古内町に来てくださるだけで、町民1人増えたあたりの約125万円の消費量があると言われております。ですので、以上のことから観光客の目標設定は、今後木古内町の人口減少の数パーセントを観光でどれだけカバーができるのかと。それをわかりやすく、町民のかたの人口減少の不安が大変ありますので、それを町民のかたにぜひとも、木古内町の観光は目標が先ほど町長からもございましたけれども、目標人数はこれだと。それはどうしてかと言いますと、人口が減った分を観光のここの消費量でカバーできると。そんなわかりやすい説明をしていただければと思っていますので、こちらのほうもぜひ人口減少との関わり合いについての観光、数値化をしていただければと思っております。みそぎインターに関しましては、町長のおっしゃったとおり、こちら③と非常に短い文章で質問をさせていただきましたので、なかなか私の意図が伝わなかった部分もあるかと思うのですけれども、おっしゃるとおりでございます。今回の北海道新幹線の木古内駅という名称にしましても、例えば本数にしましても、非常に幅広く活動をされていて、なお且ついろんな幅広い方々とバランスを取りながら進めていくものだということが、私今回はじめてJR北海道に要望に行かせていただいて感じました。ですが、こちらの木古内みそぎインターもとても北海道新幹線木古内駅と同じように非常に大切な名前のインターになるだろうと私は思っておりますので、インター名の愛称に関してましても、木古内の観光の一資源として私は考えておりますので、早急に対応をしていただければと思います。町長へも再質問でございますが、人口減少と観光客の消費金額による町の計画について、今後制定されるのかどうかの質問でございます。よろしくお願いします。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

鈴木議員のお尋ねのとおり、住民の皆様に人口は自然に減もありますので、減少していくという流れは緩やかに止めなければなりませんが、減少するという事実はこれはなかなか歯止めが利かないというのはあるかと思いますが、その人口減少に替わる地域の経済の活性化、こういったことに観光客の取り入れ。特に海外からのお客様について数字化をして、そしてしっかりと説明をしていくということは大事なことだと思います。当町の観光ビジョンにおいては、まだそれを修正するという作業には入っておりませんが、道の駅がオープンしますので、このことによってこれからまた修正を加えるなど、数値が大きく変化をしていくと思います。今回の目標につきましても、様々な観点から先ほどご説明いたしましたように、20万人という目標設定をしましたので、よりわかりやすく説明をしていくことをこれから心がけて、いまできるできないはお答えしませんが、極力こういう方法以外でもできることがあればお伝えするようにしたいと思います。

議員の質問 8番 鈴木慎也

続けて、2項目目を質問させていただきます。2.道南いさりび鉄道開業に伴う通学費の助成についてでございます。2016年3月26日北海道新幹線開業に伴い、JR北海道から運営を引き継ぐ第三セクター道南いさりび鉄道は、10月26日国土交通省北海道運輸局に対し、上限運賃の認可申請を行いましたが、JR運賃と比べた水準は概ね1.3倍高くなると決定いたしました。いずれの区分でも運賃が高くなることが決まり、今回の値上げが函館方面に通学する特に高校生、そしてご家族の経済的・精神的負担になることを真剣に考えなければなりません。道南いさりび鉄道運賃値上げ分を町が助成をし、負担を軽減することで将来、木古内の未来を担う子ども達の教育環境が少しでも整うことを願っております。6月の定例議会で同僚議員が質問いたしました「指定校通学支援要綱」の改正について、町長の答弁は「改正の考えはない」とのことでしたが、今回の質問は6月の一般質問とは似て非なるものでありますので、「6月に答弁をしました」という以外の前向きな答弁を期待しております。町長の考えを伺います。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

いさりび鉄道開業に伴う通学費の助成についてのお尋ねでございますが、道南いさりび鉄道の運賃につきましては、許認可申請にあたり、経営計画にありますとおり、おおよそ1.3倍程度の値上げとなっております。この発表のデータをもとに、通学定期運賃を算出しますと、1か月あたり道南いさりび鉄道の経営区間であります木古内-五稜郭間では、現行の1万640円から1万3,680円となり、その差は3,040円の値上げとなります。JR北海道との乗り継ぎとなる木古内-函館間では、現行の1万1,360円から1万5,130円となり、3,770円の値上げとなる予定となっております。年間を通して数字をまとめますと、お一人3万6,480円から4万5,240円の大変大きな負担増になります。そのことから、保護者の皆様の負担に十分配慮するとともに、地域の鉄道会社としての使命も勘案し、新年度から値上げの分につきまして、助成を行ってまいりたいと考えております。

議員の質問 8番 鈴木慎也

助成を行っていくという前向きな姿勢で、そういう解釈でよろしかったでしょうか。もっと私のほうも町長に対する厳しい再質問をいろいろ考えておったのですけれども、前向きに検討していただけるということで、とても嬉しく思っております。中には、やはり片親のご家族でしたり、仕事場が町内外のご家族、いらっしゃると思います。今回のように町長の前向きな真摯な対応をしていただければ、木古内町から引っ越ししていなくなるとそういうことがないだろうと。私は逆に今回助成がなければ、本当にそのようなことが現実的に起こってしまうかもしれないと、それぐらいの危機感を持ってありましたので。先日、ことしの漢字「安」ということで発表がされましたけれども、高校生の皆さんが本当に安心して安全に、そして安価で通学できるようにこの問題が安着されることを期待しておりますので、私の一般質問を終わらせていただきます。以上でございます。

出典:木古内町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月17日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる