江差町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月10日
ヒグマ捕獲・駆除対策について
- 聞いた人
- 飯田隆一 議員
- 答えた人
- 町長、産業振興課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 飯田
議長。
議員の質問 飯田
えーおはようございます。 (「おはようございます」の声)えー私からは、3項目につきまして、質問させて頂きます。まず、はじめは、ヒグマの捕獲駆除対策についてであります。本件につきましては、私、質問通告を提出しましたのが、えー先月の27日でございます。その間、約2週間、駆除を含めまして、大変事態が大きく変わっております。その辺、多少こう、質問、ちぐはぐな部分もありますけれども、ご理解頂ければと思います。えーそれでは入ります、質問に。町内では、春以降、連日のように人里にヒグマが出没し、スイカやトウモロコシなど食い荒らされ、既に50件以上の通報があり、特に8月に入ってからは、連日のように頻発しております。えー町民に人身被害の危険性があり、緊急銃猟を定めた改正鳥獣保護管理法が9月1日に施行となり、安全面を含めて、4つの案件を満たした場合、町長の判断でハンターに委託し、発砲、市街地で発砲することが認められることとなりました。まず1問目でございます。えー現在、どのような対策を取っているのか、併せまして、今後は銃猟等積極的な駆除対策を進める、進めるべきと考えますが、えー答弁をお願い致します。えー2点目であります。今年度、町内に出没したり、痕跡が認められたヒグマの個体数と捕獲数は何頭ぐらいになるか伺います。えー3問目であります。えー今後のハンター出動に備え、緊急銃猟訓練を実施したり、安全面や処遇を整えるべきと考えますが、答弁を求めます。
町の答え 町長
議長。2
町の答え 町長
飯田議員からの1問目、ヒグマ捕獲駆除対策についてのご質問にお答えを致します。飯田議員のご質問の通り、今年の春以降、町内におけるヒグマの目撃情報が寄せられ、特に8月に入ってからは、民家に隣接する家庭菜園の食害が相次ぎ発生したことから、北海道は8月12日付けで、江差町一円を対象にヒグマ注意報を発出したところでございます。近年、全国的にもヒグマ等の危険鳥獣が人の生活圏へ侵入するケースが増えており、より予防的かつ迅速に対処することが求められることから、鳥獣保護管理法の一部が改正され、9月1日からは、地域住民の安全確保のための措置を十分に講じた上で、人の日常生活圏での緊急銃猟を市町村の判断で捕獲者に委託し、実施することが出来る事になったものでございます。ただし、改正鳥獣保護管理法で定める緊急銃猟を行うためには、4つの条件を全て満たす必要があり、その条件とは、1、危険鳥獣が人の日常生活圏に侵入または侵入する恐れが大きいこと。2、当該危険鳥獣による人の生命または身体に対する危害を防止するための措置を緊急に講じる、講ずる必要があるとき。3、銃猟以外の方法によっては、的確かつ迅速に当該危険鳥獣の捕獲等をすることが困難であること。4、銃猟によって人に弾丸の到達する恐れ、その他の人の生命又は身体に危害を及ぼす恐れがないとき。以上の4点が緊急銃猟を行える必須条件となります。飯田議員からは3点についてご質問がございました。まず1点目の、現在、町が行っている対策と今後における駆除対策に関するご質問でございます。これまで町では、町民の皆さんの安全を最優先とし、まずは防除対策として、町民に対する家庭菜園のスイカ、トウモロコシ等の早期収穫を求めるチラシの配布や、LINE、吹鳴装置での注意喚起を行うとともに、江差町鳥獣被害対策実施隊員の他、上ノ国町の実施隊員のご協力も頂き、江差警察署や檜山振興局等の関係機関と緊密な連携のもと、巡回パトロールの強化、ヒグマの市街地への侵入抑止のための電気柵設置、捕獲に向けた箱ワナ設置等の対策を適宜進めてきたところでございます。現在、緊急銃猟に係る対応マニュアル作成に向けて、必要な情報の収集を進めているところであり、併せて緊急銃猟や夜間での対応に必要な備品等を確保するため、今回補正予算のご提案をさせて頂いているところでございます。次に、今後は、銃猟等による積極的な駆除対策を進めるべきとのご質問でございますが、今回改正となりました、鳥獣保護管理法はその名が示す通り、法の目的そのものが、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化を図ることを目的とし、目的としていることか3ら、鳥獣保護管理法による緊急銃猟が可能な条件として、まず人の日常生活圏であって、安全確保が可能な場所であることが大前提となります。よって市街地等でクマが出没した場合、周囲の安全確保が確認できる状況に至るまでには、通行規制や住民周知などを含め、相当な人員体制と時間を要することが想定されることなど課題も多いのが現状でございます。そのため、まずは市街地への出没を防ぐため、引き続き官民一体での防除対策の徹底を図ることが重要となります。また、万が一、市街地に出没した場合においては、引き続き、警察官職務執行法による危害防止措置を図るなど、状況に応じた対応を検討して参りたいと考えておりますので、ご理解願います。2点目、今年度、町内への出没や痕跡が見られたヒグマの個体数と捕獲数に関するご質問でございます。飯田議員もご承知の通り、今年に入り町内の広範囲に渡って出没の報告がされておりますが、ヒグマの行動範囲が広範囲に渡るため、正確な個体数の把握には至っていないのが現状であります。また、人の生活圏に出没した痕跡のある個体の捕獲数につきましては、9月9日時点での数値として、実施隊員の懸命な活動により、8月29日に砂川地区で捕獲した1頭と、9月4日に田沢地区で1頭、9月6日に鰔川地区で1頭、9月9日には桧岱地区で1頭捕獲した他、鰔川地区の人の生活圏ではない山奥で捕獲した1頭を合わせますと、今年に入り5頭の捕獲実績となります。なお、砂川で捕獲したヒグマのDNA鑑定を依頼した結果、8月に橋本地区、南浜地区、砂川地区、上ノ国町北村地区に出没していたヒグマと同一個体であることが、9月3日に判明したところであり、田沢地区で捕獲した個体につきましても、現在DNA鑑定を進めているところでございます。また、依然として、町内各地で目撃情報があることから、少なくとも駆除された個体以外にも生息していることになりますので、引き続き捕獲駆除に向け全力で取り組んで参りたいと考えております。えー最後に、今後の実施隊の出動に備え、緊急銃猟訓練の実施と安全面と処遇改善に関するご質問がございました。緊急銃猟訓練につきましては、檜山振興局が主催した檜山管内ヒグマ市街地出没対応演習が、去る8月27日に開催され、檜山振興局や関係自治体の他、各町の猟友会、江差警察署、江差消防署などの職員が一堂に会し、緊急銃猟訓練を実施したところでございます。今後は、各自治体で緊急銃猟対応マニュアル等が整備されれば、個別での訓練等の実施も検討して行く事となります。また、実施隊員の安全面や処遇改善に関しましては、この度のヒグマ注意報の発出以降における実施隊員の皆さんの献身的な活動とご苦労を改めて認識させられた部分も多々ありますので、更なる安全面の確保と処遇改善に向け、前向きに対応して参りたいと考えて4おりますのでご理解願いたいと思います。
議員の再質問 飯田
はい。ありがとうございます。それでは、再質問致します。えー最近、昨日までに、ま、市街地で4頭、5頭ですか。箱ワナによりまして、えー捕獲されました。本当にあのー、関係職員の皆さん、鳥獣実施隊員の皆さん初め、関係の方々の日常に伴うご苦労には感謝申し上げたいと思います。実際問題、今、町長の答弁ありましたように、市街地での緊急銃猟ちゅうのは、私やっぱり、この江差の町に今までの出動の状況を見ましても、ほぼほぼ安全性はなかなか確保するのは難しい、相当ハードルが高いというふうに思っております。やはり、箱ワナ等が、あー中心になろうと思いますけれども、ただ、これから秋に向かいまして、山菜採りやキノコ狩り等で町民の皆さん、結構山に入るケースが増えて来るわけなんですよ。こういうことを想定した場合どのように対処するのか、むしろ、こういう山間部での出没情報こそが、緊急銃猟の対象になるというふうに考えますが、この点についてお答え頂ければと思います。それと併せまして、ただいま町長の方からもハンターの方々の処遇の改善についても答弁を頂きました。その通りでございます。昨日、道議会の方でも、そういうようなハンターに対する処遇、保険等を含めましても、手厚い保護するような、あー交付金、補助金の制度も創設の見込みでありますんで、それにつきましては、ハンターの方々が安心して、その出動出来るような体制をとるように今後、考えるべきと思います。改めてこの点についても答弁を願いたいと思います。
町の答え 産業振興課長
産業振興課長。
町の答え 産業振興課長
えー飯田議員の再質問にお答えさせて頂きます。えーまず、えー2項目ありましたが、まず、最初の、えーこれから、あのー山菜取りとかで、えー山に入るケースが増えてくるが、箱ワナの設置も含めてどういう対応をしていくかと言う事ですが、えー当然これから秋になってくるとですね、あのークマのヒグマの方もですね、山の方に向かって行く事になります。えーそういった部分も含めてですね、えーハンターの皆さんとですね、巡回を進めながら、痕跡などを確認しながら、適正な場5所に箱ワナを設置して行き対応して参りたいと考えていますんで、ご理解願いたいと思います。えー2点目の、あのー処遇面の改善の部分のご質問でございましたが、こちらにつきましても先ほど町長のご答弁にもありました通り、えーこれまでの、えー献身的な活動を目の当たりにしてきておりますんで、えー処遇、新たな処遇の改善に向けてですね、あのー積極的な対応を検討して行きたいと思いますのでご理解願いたいと思います。
議員の再質問 飯田
議長。
議員の再々質問 飯田
はい。再々質問であります。ただいま答弁を頂きましたように、ま、江差町では、ま、4頭、5頭捕獲をされました。えー上ノ国、厚沢部の方も私、色々調べてみましたけれども、ま、例年20頭から30頭前後、捕獲駆除をしているという情報を得ました。どこの町もあまりこういうような捕獲の情報は外部に出したくない、そういう私は感じました。と申しますのも、やはりこういう手法をですね、捕獲、そしてあの駆除すると言う事は、動物保護団体からすると、大変こう反対意見や苦情が自治体に寄せられる。福島で、あぁ言うような事故もありましたけれども、それでもやっぱり、他町からそういう保護団体から苦情や意見が殺到すると言う事であります。私は江差町としてですね、これも、あのー、全員協議会でも質問致しました。本会議ですから、はっきり町長の方から、やっぱり、町民の安全を第、最優先してクマを駆除するということ、そして、やっぱりそういう鳥獣捕獲隊員の方々に寄り添う姿勢をはっきりと示して頂きたいというふうに考えます。答弁をお願い致します。
町の答え 町長
議長。
町の答え 町長
えー飯田議員から再々質問と言う事で、ヒグマ対応に関する私の考え方を問われているのかなというふうに思います。えーこの間、8月12日にヒグマ注意報が北海道から発令され、市街地にヒグマが出没6する状況が続いて参りました。私が一番大事にしてきたのは、町民の生命、身体に影響が及ぶことがないよう、最善の最大の対応をしていかなければならない、そのことを職員の皆さん、そしてハンターの皆さんとしっかり意思疎通を図りながら対応して来て、江差警察署や或いは檜山振興局のお力添えも頂きながら、この間、対応させて頂いてきたところでございます。このヒグマが市街地に出没する状況を考えますと、我々は、私は、地方自治体の長として、地方公共団体の長として、やるべきことは、人の、への被害を出さないこと、それに対して最大限やっていかなきゃいけないなと思っています。思ってやって参りました。この間、駆除もさせて頂き、その都度、公表もLINEなどを通じて、住民の皆さんにはお知らせきたして来たところでございます。飯田議員ご指摘の通り、動物愛護団体の皆様からもご意見があるというふうには認識しておりますけれども、私は住民の皆さんの生命、身体を守ること、そして安心、安全を住民の皆さんに提供すること、それが地方自治の自治体の役割だというふうに認識しております。そのためには、必要な情報はしっかり住民の皆さんにお知らせしなきゃいけないし、そのために注意喚起もしていかなきゃいけない、第一義的には私の責任として、住民の皆さんに必要な対応、必要な情報をしっかりと提供することだというふうに思ってやって参りました。また、愛護団体の皆さんなど、町外の皆さんのご意見もあるというふうに認識しておりますが、その点に関しましては、職員の負担にならないよう、メールでのお問い合わせということを徹底し、住民、職員の負担にならないような対策をしてきたところでございます。幸いにもですね、多く苦情が寄せられるというような状況はありませんでしたので、引き続きですね、こういう体制をとりながら、ただ、今後ですね、ヒグマ注意報が解除された後の対応としては、あー今のような市街地に出て来ていないという状況から、あー逐一、住民の皆さんに駆除の情報を流すということは、あー慎重に考えていく必要があるのかなというふうに思っています。いずれに致しましても、しっかりですね、ハンターさんの今回、ま、あーヒグマ注意報発令中の対応などを見てもですね、本当に頭が下がる思いで、ご協力があったからこそ、今のこの状況が築けているのかなというふうに思います。今まだ、緊急事態、注意報が発令されている事態ですから、まずはこれをしっかり収束させることに全力を尽くして参ります。また、来年度以降、ヒグマが市街地に来ない対策をしっかりと冬にかけて、我々は対策を練って、そして、春から実行出来るように、えーその準備をして行かなければならないなと思っています。そのためには、国、道の支援を頂きながら、地方自治体の負担が少しでも軽減されるように、働きかけを檜山、北海道町村会などを通じてやって行きたいなというふうに思っています。7いずれに致しましても、町民の皆さんの身体と生命に影響が危害が及ぶことがないよう、最善を今後も尽くして参りたいと考えておりますので、ご理解願いたいと思います。
議員の再々質問 飯田
はい、議長。
議員の再々質問 飯田
はい。