みんなの議会

福島町議会 令和2年度定例会12月会議 2020年12月9日

高齢者の健康増進に伴う雇用意志の実態調査と娯楽について

聞いた人
小鹿昭義 議員
答えた人
町長 鳴海清春、教育長 小野寺則之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 小鹿昭義

質問事項、高齢者の健康増進に伴う雇用意思の実態調査と娯楽について、町長と教育長に質問します。福島町では、産業課商工観光係において求人及び求職の申し込みを受けて情報を紹介する「福島町無料職業紹介所」を開設しています。求人・求職の範囲は、当町に住んでおり、当町への移住・定住を検討されている方、当町の企業への就職を希望される方、そして、求人するものとして町内外の企業としています。一般的な求人対象は、生産年齢者(15歳以上65歳未満)であると思います。しかし、労働の意思と能力を持っているといわれる65歳以上でも働きたいと願う方々の声をよく聞くことがあります。例えば、庭木の剪定、襖・障子張り、公共施設管理、受付、公園清掃、除草(草刈り)、墓地清掃など軽微な作業においても対価を頂き、求職したい方々がいます。一方で、軽微な作業を有料でも依頼したい高齢者もいると聞きます。その様なことから、一度、65歳以上から男女問わず働く意欲のある方々の調査をされてはと考えます。一方で、軽微な作業を求める方々が、どの程度、どの様な仕事を依頼したいのか四季を通して調査することも検討されてはと考えます。これにより、高齢者の働く意欲と健康増進の相乗効果も期待できるものと考えます。いわゆるシルバー人材センターに類似した組織はできないか伺いたいです。また、独り暮らしの高齢者の中には月に1、2回程度カラオケを楽しみたいと思っている方もおります。別に優劣を競うことでなく、ただ素直にみんなの前で歌を楽しみたいとの要望もあります。町で送迎バスや会場の提供・準備などをし、社会教育の一環として計画・検討できないか伺います。

町の答え 町長 鳴海清春

小鹿議員のご質問に、お答えいたします。1点目の65歳以上の男女を問わず働く意欲のある方々の調査をされてはとのご質問ですが、日本の人口が減少傾向にある中、雇用の確保が大きな問題となっており、当町においても漁業及び水産加工業など多くの分野において人手不足の状況があります。このような中で、一線を退いた65歳以上の方々は、過疎化が進む当町においても貴重な人材であり、町では、毎月、広報配布時に併せて求人広告の配布や各事業主がそれぞれ必要に応じて求人の周知を行っているところであり、現時点で改めて、町として町民に対する労働力調査等を実施する必要はないものと考えております。2点目のシルバー人材センターに類似した組織についてですが、町内においては、平成12年に民間による「福島町高齢者事業団」が組織され、平成13年から平成18年にかけて北海道及び町の補助金を活動資金として、活動した経緯がございます。なお、当時の活動内容は、高齢者の方々がそれぞれ持っている技術や能力を生かし、自らの生きがいの充実を図るとともに、地域住民の福祉の増進に寄与することなどを目的とし、臨時的な住宅周辺の除草や除排雪など様々な分野で幅広く活動されておりましたが、平成20年に組織が解散されております。このような状況下にあって、町では、高齢者や町内の要望を受ける形で、平成25年度に福島町高齢者等屋根雪下ろし及び除排雪費用助成事業実施要項を策定し、自力で屋根の雪下ろしや除雪を行うことが困難な高齢者世帯等に対し費用の一部を助成しており、その作業にあたっては、町内会の協力をいただき65歳を超える方々にも作業に従事していただいているところであります。そのようなことから、町では、これまでの経過を総合的に鑑み、現制度を有効に活用していただくことで要望を充足しているものと判断しております。

町の答え 教育長 小野寺則之

小鹿議員のご質問に、お答えします。高齢者の健康増進にカラオケを社会教育の一環で計画できないかというご提案でございますけれども、高齢者学級事業の中で、福祉センターを会場に10年程続けてカラオケ教室を実施してきたところであります。しかし、参加希望者は、町内のカラオケサークルに所属している方がほとんどであることから、平成30年度以降は、実施を見合わせております。現在、町内では4団体のカラオケサークルで、約50名の方が歌を楽しみながら交流しており、例年ですと春のチャリティーカラオケ大会、秋の町民文化祭、冬の温泉感謝まつりなどで披露されていますが、今年3月以降は、新型コロナウイルス感染症予防のため、各行事の中止を余儀なくされているところです。高齢者学級でのカラオケ教室は、3年程見合わせている状況ですが、要望の声が多いようであれば、来年度以降、関係者とも協議のうえ計画を検討してまいりたいと考えております。

議員の質問 8番 小鹿昭義

福島町の人口は、約3,800人です。そのうちの65歳以上の方は、約1,900人です。65歳以上の6割から7割は、国民年金生活者だと思っております。国民年金は、2カ月で約10万円です。1カ月にすると、約5万円です。そのために、65歳以上の仕事のやる気がある人には、軽微な仕事の組織を作った方が良いと思うんですが、いかがでしょうか。

町の答え 町長 鳴海清春

今、高齢化率は約50パーセントぐらいで推移をしてございますけれども、ただ、今は以前と違いまして、よく敬老会なんかも年齢を上げさせていただいたのは、そういうこともあるんですけれども、今、70歳、80歳近くでも働いている方が沢山おりますし、元々福島町は青函トンネル工事に従事された方々が今でも全国の地先の方に出向いて働いている方もおります。町内におきましても、今、漁業は養殖昆布がメインでありますので、ほとんど自分で単独でやっている方もいらっしゃいますし、2世帯で従事されている方もおりますので、必ずしもすべからく年金の方々ということの概念はないんだと思ってございます。また、小鹿議員おっしゃるとおり、全国で長寿県と言われる長野県などの例を見ますと、やはり特定の職業でなくても、例えば畑を耕すとか、色んなことを活動していくことによって健康寿命が延びているという例もありますので、そういった意味では、町内ではある程度、先ほど言いましたとおり、反対に人手不足の方が今のところはあるのかなと。養殖昆布であっても、例えば我々が今お願いしているヤマザキさんであっても、例えば千軒の北雄工業さんでも、働く気がある方については、それなりの就労場所というのはあるんだと思っています。ただ、やはりその方々の中で一線を退かれた方で、しっかり働きたい方、また、今、小鹿議員が言っているように、少し身体を動かしながら対価を求める方という色んな方があるんだと思ってございますので、そういったところについては、また色々その需要を聞きながら判断するべきだと思ってございますけれども、ただ、町内においては、今、意欲があって働きたいという希望の方は、それなりにそういった場所は提供されるのかなという風に思ってございますので、そこの中でしっかり活躍していただければなという風に思っているところであります。

議員の質問 8番 小鹿昭義

教育長、良い回答をいただき本当にありがとうございます。コロナが終わってから、またご相談したいと思いますので、よろしくお願いします。

出典:福島町議会 令和2年度定例会12月会議 2020年12月9日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる