厚沢部町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月12日
中学校統合について
- 聞いた人
- 加藤古志男 議員
- 答えた人
- 教育長、税務財政課長、教委事務局長、町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 加藤
中学校統合について何年も前から話し合われてきました。子ども達の減少により複式校になったり、子ども達の教育活動が狭められてきている現状を踏まえ、より活発的な子ども達の活動と、より効果的な教育活動を目指して統合に踏み切りました。教育的な面から論議されつくしていますので、今日は財政的な面からいくつか質問させていただきます。1.義務教育に対しての交付税はいくらですか。小中別に教えていただければと思います。2.実際に使われている交付税額はいくらですか。それは交付税に対してどの程度の割合ですか。3.統合による国の支援・援助などありましたら教えてください。4.統合によって中学校の教職員の変動について教えてください。
町の答え 教育長
中学校統合についてのご質問であります。まず、1点目の義務教育に対する交付税額ですが、平成27年度では、小学校費が6,134万4,000円、中学校費が3,891万円になっております。2点目の実際に使われている交付税額でありますが、小学校費が6,558万7,000円で交付額に対し107パーセント使われていることになります。また、中学校費が6,768万円で交付額174パーセント使っているということになります。合計では、1億3,326万7,000円で、全体として交付額の133パーセントとなっています。3点目の統合に対する国の支援・援助制度でありますが、統合の際に必要となる例えば施設整備、校舎の新築又は増築や改修に要する経費への助成、統合による通学距離の拡大に伴い、必要となるスクールバス購入経費への助成、統合に際して、生徒へのきめ細やかな対応など教育指導上の配慮を行い、統合に伴い生じる業務へ対応するための教員定数の加配措置、などの支援制度が考えられます。特に最後の、統合に関する加配措置は、従来は無かったものなんですが、昨年度から新しい統合に関する指針が出まして、その中で統合加配という言葉が使われています。ただ、全国的にみると統合せざるを得ない状況が非常に全国的に広がっていて、予算との関わりでこの加配が当たる、当たらないところが出てくる可能性はあります。4点目の統合による中学校の教職員の変動についてですが、統合時の生徒見込数を基に、教職員定数配置基準により算定すると、統合中学校の教職員数は、現在の厚沢部中学校の教職員数と同数の12名になると見込まれます。現在の3中学校合わせた教職員数が合計29名ですので、統合に伴い中学校の教職員数は17名減少するものと想定されます。これは、繰返しになりますけども現在、厚沢部中学校が3学級、館中学校も3学級、そして、鶉中学校が2学級なんですけども、統合時点でも学級数は変動しません、3学級ってことで。そこから算定された額になります。1問目は、以上であります。
議員の質問 加藤
只今の答弁聞いて、ちょっとびっくりした点があるんですよ。1番目の教育に対する交付税額なんですが、実際に使われている額はどこの自治体も、交付税額の3割、良くて4割程度なんですよね。後はですね、橋をつくったとか、住宅をつくったとか、農業政策に回したとかで、殆ど100パーセントおろか5割もいってないんですよね。いずれもですね、100パーセント以上超えているというのを聞いて、びっくりしたんですよ。それでですね、これは27年度の数字なんですが、25年、26年あたりはどの程度かということと、もう1点は交付税額が何を基にして決められているのか。私がまだ現場にいたころには、1校あたり、1学級あたり、児童・生徒一人あたりっていうような形で交付税額が決められていたんですけども。それが今でもいきているのか。それとも三位一体の税の改革によって大幅に変わり、そして交付税額がかなり減ったということもものの本で見たことがあるんですが、そのへんを踏まえてお答え願いたいなと。
町の答え 税務財政課長
只今の質問で、平成25年、26年の学校別の交付税額でございますけど、平成25年につきましては、小学校費で6,452万2,000円、中学校費で4,277万円、合計しますと1億729万2,000円になります。平成26年につきましては、小学校費で6,231万8,000円、中学校費で3,944万7,000円、合計で1億176万5,000円となります。どんな基準で算定されているかといいますと、過去も現在も同じだと思いますけど、それぞれ児童・生徒数と学級数、学校数割ということで、それぞれ計算された金額が只今、読み上げた金額となっています。
議員の質問 加藤
25年度、26年度はですね、小学校と中学校別の交付税額を聞いたんですけど、この交付税額に対しての実際使われている額っていうのは、質問したんですが答弁無かったんで、それについて答弁願いたいと思います。
議員の質問 加藤
額とできれば、割合ですね、パーセント。今、わからなければ後でもいいです
町の答え 教委事務局長
25年、26年度の資料については、手元にございませんので、後ほど報告させていただきます。
議員の質問 加藤
それでは、27年度についてちょっとお聞きします。小学校が107パーセント、交付税額に対してですね実際に使っている額が、中学校費が174パーセントというかなり大きな数字で使われていて、ほんとにこの数字見ただけで、厚沢部町は義務教育大事にしているんだなって、国でくれる金、100パーセント以上ねしかも中学校なんか174パーセントも使って、全国的にみてもちょっとない数字じゃないかと。これだけ、教育に対して金をつぎ込んでいるということ、特に中学校が174パーセントとなると何故こんなに突っ込んだんですかね。ちょっと、聞きたいんですよ。これは普通ではないんですよ、全国の自治体に比べて考えられない数字なんですよ。
町の答え 教委事務局長
特に27年度の中学校に関しては、厚沢部中学校の屋根、外壁の修繕等、建物維持修繕費という算定の基礎の内訳に非常に大きいものがあります。後、給食にかかわる部分で総合給食センターの基本構想の委託、中学校分の人数案分されておりまして27年度金額が大きくなっている原因でございます。
議員の質問 加藤
かなり大きな数字になっているということはわかりました。給食建設費のお金も交付税額に対して実際に使った額、入ってるという計算なんですか。給食の施設をつくるために交付税額も27年度に算定されていたんですか。算定されていないんで、給食センターのお金を入れたとすれば100パーセント超えるのは決まってますよね。そのへんいかがですか。交付税額に給食センターつくるための額が含まれていたのか、いないのか、それを聞きたいんです。
町の答え 教委事務局長
交付税の算定基礎の内容の中に、給食委託料等という算定の区分もございます。今回、総合給食センターの基本構想を27年度委託いたしました。その経費を小学校、中学校の人数で案分して、この中学校費の中にも入っているという状況でございます。
議員の質問 加藤
中学校が給食費のほかに外壁とか直したんで、174パーセントというような小学校もみればかなり大くのお金をかけたというふうになっているんですけど、それにしても小学校も中学校も外壁にそんなにかけたのかなあって気がしてなりません。中学校の外壁みてもね、かなり金かけたって感じしないんですよね。そのへん教育委員会で言うんですから、そうなんでしょう。質問かえますが、統合になったと。教職員の数は今の中学校の数の定員と何ら変わらないと。答弁書にあるとおり、厚沢部中学校の先生方そっくりと、館中学校の先生方の数そっくりね、2校分の先生がまるっきりいなくなると。厚沢部町に住んでいる先生方が、この統合によって他町に移るとなれば、町民税なんかもかなり減るんだろうなと。学校統合については、統合された経過何十年前からやられているんですけど、国では、言ってみれば統合ですよね。統合することによって17名の先生、クビにすることできるんですよ。先生方の給料は、国が半分で道が半分持つんですよね。町は一切関係ないと。国と道にすればね、かなりの合理化ですよね。国と道は一時、推奨した時期あったんじゃないでしょうかね。それでですね、学校建てるとか、スクールバス買うとか、いろんな助成というのは今よりもかなり多かったんではないかなという気がするんですけども。先生方が減ることと、それから助成の関係ですねどう変わっているか教えていただきたいなと。
町の答え 教育長
従来と今と、どのように変わったのか手元に資料ありませんので。基本的には校舎新築等については一応、統合に関して言えは2分の1助成になっています。そのことと17名との関わりというのは、ちょっと。何年前かはわからないんですが、学校を休校って形でとりあず残した場合ですね将来的には廃校になるんですけど、そういう場合には何年か地方交付税にいくらか参入してた時期もあるんですけど、現在はそれはない状況です。17名の部分と比較してどうなのかというとそれはここで返答のしようもないんですけど、先程、議員が仰られたとおり最も優先したのは子供達の教育環境を整備する。集中して整備するってことが一番の大切なことと考え、統合を進めるということですから、そこでご理解をしていただければと思います。
議員の質問 加藤
統合によって、かなり国からの援助、道からの援助あるということを考えますと、午前中の中山議員が質問した鶉のスクールバスね、かなり中山議員の話だと錆びてね、控室で話聞いたんだけども子供達がね、ドア空けるのにもかなりの困難な開閉が大変だという状況だそうですよ。美和小学校も統合するわけですよね、そうすれば援助金でるんでしょ。そうすれば、鶉小学校のバス買ってやるくらいでるんじゃないですか。中山議員の質問のとおり、教育長ね子供達がねそんな力入れなくてもスッとドアが開くような、赤錆号のスクールバスじゃなくて、ピカピカのスクールバス買ってやったらいいんじゃないですかね。それで質問なんですが、さっき財政課長から交付税は児童・生徒数、学級数それから学校数、1校あたりですね。美和小学校が生徒4人ですけども1校なんですね、これまあ非常に大きいんですね、1校あたりっていうのは。子供が千人いても1校、4人いても1校、これ額変わらないですよね。中学校が20人いても1校、30人いても1校、500人いても1校、統合になったら小学校の交付税額と中学校の交付税額いくら減るんでしょうかね。
町の答え 税務財政課長
只今のご質問でございますけども、まず、小学校の分で美和小が無くなった場合で算定しますと、学級数の減ということで330万円ほど、学校数の減で920万円くらい合わせて1,258万4,000円ほどが減ってくると思います。それから、館・鶉中学校が厚中に統合された場合ですけども、学級数の分で700万円ほど、学校数の分で1,760万円ほど減りますので合わせますと、2,471万4,000円ほどの交付税が減ってくるという計算になっております。この金額まるまるではなく、補正係数とか色々ありますけど、いずれにしましても何千万単位の額が減るという可能性があります。
議員の質問 加藤
ざっと計算しただけでも、小中学校が3つ無くなるということで交付税が3,600万円入らなくなってくると、大きいですねこの額。檜山のある町村の町長さんが、統合についてこんなこと言ってましたね。うちのある学校は、生徒数がたった3人で統合しなければいけないなって、もう少し多くの子供達の中で、勉強したり、運動したり、そして遊んでもらったりそういう経験させてあげたいと思うんだけども、うちの町はとても貧乏で交付税のことを考えたら、あそこの学校は経済的にとても魅力的で、手放せない学校なんですよねって。こう言いながら、全校生徒数ずっと一桁で、5年も6年も統合しなかった自治体あるんですけども、これを聞きますと何となく時の町長の言った、考えがわかるような気がするんですよね。3,600万円無くなる、先生方がいなくなる、ここにいる先生方が学校が無くなって転勤するってことで、よその町に移るっていう人が全部、全部、17人の人がいなくなるってわけではないんですけど、町民税も若干減るんじゃないかなと。先生方は給料高いですから町民税も結構、高いんですよね。まあ、統合によって財政的にみると、4,000万円くらいが無くなっていくのかなって気がするんですよね。教育的に考えれば統合しなきゃならないっていう気持ちも私もわかりますし、39年も現場にいた経験もありますからわからない訳ではないんですけど。今、人口が減少しているってことで午前中から論議されていますけども、どうやったら厚沢部町の人口を増やしたらいいのかというように、CCRC構想だとか何とかいろんな工夫しながら、一方では統合しなきゃならないということで、やろうしていることと、現実に対処していることは矛盾しているような気がしているんですけど。町長、先生方が減っていくということと、厚沢部町の人口増やしていきたいということの町長の考え、複雑なものがあると思いますがいかがですか。
町の答え 町長
統合しますと、当然、学校の数が減る、先生が統合された学校から飛び出すと、こういうふうになります。まあ、現状の話をしますと現段階の先生方で厚沢部町に住所を置いて、税金収めている先生は校長か教頭よりいないんですよ。あと皆、よその町に住所置いてここで働いてよその町に払っている、こういう先生ばっかりです。今、加藤議員が交付税が減るという話でした。確かに交付税は減ります。逆に言うと、今、学校にかけている金、2,400万円くらいは逆に使わない金になると。トータル差っ引きかけますとそんな大きな金でなくて、ただ減る話ばかりでなくて逆に金のかからない学校になる訳ですから、そういうことも含めて総体的な考えをしなければ、そして何もかにも金ではありませんって言うことは、当初から申し上げているとおり、子供達の教育というものは、どうあるべきかとの基本的な理念の中で、統合というものは動くものであります。そんなことも含めて、交付税は減ることも当然ですが、学校にかかる経費も減るとこういうことですから、一回に4,000万も5,000万も減るという話ではありません。そういうふうに理解していただきたい。
議員の質問 加藤
町長さんのお話あったんですけどもね、うちの町に住んでいてよその自治体、町村に働きにいっている先生方たくさんいるんですよ。大体比べればどっちが多いんですかね。私はむしろ、厚沢部町にいてよその町に出稼ぎにいっている先生の方が多いんじゃないかなって気がしています。もう一つ、交付税が減る、ですけども交付税以上に金かけているんだから差引勘定そんなにも無いんだっていうようなこと言われました。そのとおりなんですよね、このパーセントでいきますとね。私、今でもねこの107パーセントと174パーセントに対してですね、疑問もっているんですよ。もう一度私の方でね、精査したいなと思っています。大体、今まで交付税の3割から4割使っていればね、いい方の自治体なんですよ。教育に対する交付税横流ししているって言えば言葉悪いんですけども、よその方に額回している方が圧倒的に多いんです、各自治体。ですからもう少し精査してみたいと思っています。そういう点でよろしくお願いしたいなと。それから、給食センターを建てるお金が、27年度の交付税額に含まれているというのも、考えられないような気がしているんですよね。これから、センター建てるわけでしょ。給食センター建てるからこれくらいの助成が決まりましたよという内示額は、きたりするのはわかるんだけども、現金で27年度中に入っているってことは、あり得ないでないかなって気がしているです。それを含めて100何パーセントになっているっていう答弁なんですけども、これもどうかなって、私自身、疑問に思ってますから、私自身で答えを求めていきたいなと思っています。