みんなの議会

厚沢部町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月12日

認定子ども園整備と発達障害児対策について

聞いた人
山崎孝 議員
答えた人
町長、教育長、副町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 山崎

実は後ろにいる方、3番目のために今日朝からつめていましたので、まだまだ本当は子育て支援についても議論しなきゃならないわけですけれども、3番目に入りたいと考えます。それでは質問3に入ります。認定子ども園整備と発達障害児対策についてであります。認定こども園整備については2018年開園予定でありましたが、建設予定地が面積的に狭い等から建設計画は保護者等の理解を得ながら再検討し、建設に向けていくとの9月定例会での見解でありました。保育所保護者の意向は早期の認定こども園の整備をしてほしいということであります。認定こども園は、子育て支援センター、発達支援センターの機能も兼ねた施設と事業展開となっています。少子化対策、子育て支援からも早期のこども園整備を希望します。また現在、本町から数名の児童が上ノ国発達支援センターで対応されています。近年、聞くところによりますと発達障害児への理解、対応の重要性、支援が拡大されているところでありますが、その一方では、発達障害児の対象者が大変増加している実態でもあるということを聞かされております。子育て支援センター、発達支援センターの機能を兼ねた認定こども園の整備をぜひお願いしたいなということで町長、教育長の所見を伺います。

町の答え 町長

認定こども園整備と発達障害時対策ということであります。認定こども園の整備につきましては、9月定例会で答弁しましたが、子どもが伸び伸びと過ごすため、建設予定地など検討し直し、保護者などの理解を得ながら建設に向けていく考えを9月に示したところであります。私はやはり公共施設につきましては、最大限使う人方の利便性を考えた、必要性を考えた、この時期に物事は行政として進めるべきという考え方でいます。ですから今これらについても9月定例会で申し上げたとおり再検討の中で、建設候補地を町有地の4カ所にしぼり、12月7日に町民交流センターで保護者への説明会を行いました。その中で建設計画、敷地の広さや災害時の子どもの安全性、更には立地条件、公共施設との連携等いろいろな条件を検討しておるところであります。特に、建設地域の住民の意見も聴取し、それぞれ了解をとるというのも大事なことであります。慎重に進めたいという考え方でおります。さらには後半にありました発達障害時の対応については、現在、上ノ国町子ども発達支援センターに町内からは小学生3人、幼児3人が通所しています。センターで受け入れできる1日の人数は、構成4町合わせて小学生5人、幼児5人の計10人となっています。センターからは通所希望者が増加してきている状況にありまして、今のままの体制で運営することはなかなか困難だと。今後、利用者が増える傾向にありますので、利用回数の減少などサービスの低下や待機児童として待っていただく状態になる可能性があると、こういうふうに上ノ国のセンターから言われております。町内では発達障害と診断されていなくとも、日常生活や学習時に気になる子どもが増えてきている傾向にあり、先月には「発達支援について考える会」を立ち上げ、町の職員や保健師、小中学校の特別支援コーディネーター、保育士、放課後児童支援員らと、町内での連携体制についての勉強会を進めており、さらなる支援の体制の強化に取り組んでいます。また先程、お話がありましたように障害を含む特別な支援を必要とする学童、児童の質問がありました。教育長に答弁させます。

町の答え 教育長

発達障害の子ども達が増えてるんじゃないかという質問なんですが、現在、小学校、中学校には、特別支援学級っていうのがおかれています。町内でいいますと厚沢部小学校で5、鶉小学校1、厚沢部中学校1。特別支援学級ですね。これは言って見れば、親学級から離れて1対1とか2対1とかあるんですけど、そういう形で一時的に隔離してやっているんですね。もう1つはちょっと誤解されるんですけど、特別支援員という制度も並行して行っています。これは特別支援学級まで重度ではないけれども、例えば勉強するときに落ち着きがないので、傍に寄り添って指導する。具体的にその先生が指導するわけではないんですけれども、親学級の中で支援すると、そういう特別支援という制度ももっております。ここ数年の傾向でいいますと、就学時検診、小学校に入学する以前に就学時検診の中で知能検査をやっているんですが、一定の点数にいかないと、一応、そこで第2次の知能検査、ウイスクというのを受けるんですね、そこでより詳しくやっていて、大体、1次は非常に増えているんですが、ウイスクの後、だいぶ減ってるということも事実です。その検査の結果をもとに先程言いました特別支援学級におくのか、又は支援員を置くのかという判断になっているところですね。そんな状況があって、教育委員会では就学時前にいろいろな情報を持つということが、その後の子ども達の指導の一貫性というか系統性に非常に役に立つということですね。現在、特別支援連絡協議会という大きなものを立ち上げて、そこは学校の先生であったり、保育所の代表の方であったり、それから保健師の方、様々な団体の方に入っていただいて総合的に子ども達を見ているということをやっています。それからもう1つは先程言いました特別支援学級にするかどうかというところでは、教育支援委員会というのを立ち上げて、ここは判定をするということになってきます。そんなことでできる限り、100パーセントと言えないにしてもできる限り子ども達を義務教育の卒業するまで、適切な進路指導をやっていかなければならないことは、様々な団体と連携しながらやっていきたいなというふうに考えております。

町の答え 教育長

町長が認定こども園については慎重に進めたいというお答えでありましたけれども、私も9月の定例会に答弁をいただいてから、その後、所管事務の関係で関係する職員方といろいろ意見交換をしましたし、情報交換もしました。私はまた個人的でありますけれども、保育所の関係する保護者の方々とも、10人ほどでありますけれども、接触をもちながら、どういうことなんですかといろいろ情報も交換致しました。その中で私の理解するところではやはりお母さん方は早くに認定こども園をつくってほしいというそういう希望があるように私は理解をしました。今考えてみると、私共の小さな子供育てる時は、家族もたくさんいましたし、じいちゃん、ばあちゃんもいましたので、私達の子どもは、じいさん、ばあさんにまかせっきりというかたちで今まで養育をしてきました。ところが今の若い人達は核家族化になっておりまして、それと併せまして地域におけるいろんな干渉しないというか、そういう人間関係も希薄になってきました。そういう中で本当に若い方々が、その地域に溶け込んで子どもを産んで、安心して育てるという環境が、あるかどうかって言ったら、私は大変疑問に思っております。そういう意味で、この総合的な観点から考えますと子育て支援というのは、私はある意味では認定こども園が任を果たす所だと思っております。それが1年も2年も遅れるというのであれば、人口減少対策には、それも倍して遅れていくのかなという気持ちもしております。ですからもう端的に、もう時間もありませんからお聞きしますけれども、29年度中に認定こども園の建設に関わる設計はどういうようにお考えですか。

町の答え 副町長

今、28年度の12月でございます。建設するためには、基本計画を立てて、それから実施計画、さらには工事ということになります。財源の手当てもございます。もうこの時期であれば、29年度中の着工というのはタイム的に無理ということでございます。場所さえ決まっていくようなことであれば、基本構想の1部が可能なのかなと。実施計画が次の年度、着工、早くてその後というような流れがあるのかなと思いますけれども、それでも最短距離、最短時間でそういうスケジュールになると思います。

議員の質問 山崎

私は、29年度、今、町長は慎重に検討するって言ったわけですから、私は29年度にどのような計画、例えば29年度から設計を起こして着工に、そういうかたちで移るよとか、なぜこういう発言をするかというと29年の予算が関わるわけですから、そういう計画持たなかったら予算確保できるわけないですから。29年年度完成云々というよりも実際手を、着工して着手して、認定こども園をつくる段取りに入るよという、そういうお考えがあるのかないのかということなんです。当然、今この時期になれば、まだ実施設計を起こしてないですから、29年度完了予定は無理だと思いますので、29年度中にそういう設計を起こして、予算をなんとかして、30年にやるとか、今後のそしたら進め方としましてはどういうお考えをお持ちですか。

町の答え 町長

今、スケジュール的なものは先程、副町長が話ました。このこども園という大きな箱ものになるわけですから、この箱ものを、じゃ財源的にどうするかという問題がでてきます。場所が決まり、財源的に充当可能、そして計画はどういう計画というふうになります。ですからいずれにしても29年度から検討するということにしても、最低でも2年はかかるよと、こういうことになります。そのこども園に何らかの補助金を入れるとなるとさらには補助金の認定される時期というものが、もう1年くらい伸びてくるだろうというふうに思います。いずれにしても厚沢部町、こういう財政の中ですから、あくまでも単費で大きな額の建物あるいはまわりの環境というものをやるということになると他の仕事はストップします。今、山崎議員はご承知のように1年間に入ってくる町税は、4億であります。4億の町税の中でどうやるかというと少なくても6億、7億かかる建物になります。2年分の税を全部集めてもできないという財源になります。したがってそういう財源の中でいくらかでもプラスアルファのものを引き込んで町の財源を薄めて、そして着工ということになります。それなりの時間は必要になるということですから。正直言って単費でやるということになりますと大変な状態になります。今までやってるサービス事業というのは大きく見直さなければならない状況になります。そんなことも含めますと、あまり無理のかからない体制の中で、この計画を進めていくことになろうかと思います。いずれにしても今、父兄の方と懇談をしてますので、もう1回目終わり、15日から3日間で再懇談するそうですから、その再懇談の中での父兄の意見をきちっと聞いて、父兄の中でどうしても今子ども達のために急いで進めようという考え方なのか、前の懇談の時のようにいらないよという考え方なのか、十分見極めた中で、これから計画をきちっと、親の必要な、子どもの必要な計画というものを進めていくという考え方であります。

議員の質問 山崎

これで時間になりましたので終わりにしたいと思いますが、ぜひ29年度に向けて、これ大きなプロジェクトだと思うんですよ。これだけの事業を起こすということと。町長は前にも触れられておりますけれども、やっぱり行政が事業を起こして、まるっきり補助なしで動くことは無謀だと、財力的に大きな負担かかるわけですから、そういうような所、時間をかけながら、いろんな知恵を出し合ってやるべきだと私はそう思っております。そのためにもですね、町長、ぜひ窓口を作って欲しいと思うんですよ。それを進めるための窓口、専門職員を設けて、お母さん方の話聞く、地域の人達の話聞く、そういう窓口つくって皆一緒になって進めたいと思っております。町長に要望したいと思います。それからこれは発達支援障害の最近の11月7日の新聞ありますけど、北海道新聞に大きく出ました。道教委の方でも問題視してます。それから教育長言ってた、普通学級に入れて一緒にやって、やり方云々という、そういうことらしい。盛んに報道されながら各自が確立しようとしてるわけであります。今、町長と話したように認定こども園は時間かかるようでありますので、即対応できないんですけれども、ぜひ教育委員会を中心とした中で。幼児の段階から対応した方がですね、本人ためにはいいですよということも聞かされておりまして。そういったこともお願いしたいと思います。そういうことで今日は人口減少問題からいろいろかためて子供の事も考えてみましたけれども、ぜひお母さん方は今になって誰1人として子ども園に反対するお母さん方はおりませんので、ぜひ前向きに捉えて厚沢部の未来を託す子ども達のために、1つこの認定こども園を立派なものを作り上げてほしいなと。これをお願いして私の質問を終わりたいと思います。

出典:厚沢部町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月12日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる