みんなの議会

厚沢部町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月12日

地域ブランドの確立取得について

聞いた人
中山俊勝 議員
答えた人
町長、農林商工課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 中山

時間もありますので2点目に入りたいと思います。2点目は地域ブランドの確立取得についてでございます。当町の絶対的ブランド農作物である「メークイン」を国の品質の高い地域特産品の名称を知的財産として保護する「地理的表示保護制度」の対象として、この認証制度を活用し、その獲得が必要と思われますが、町をあげて推進すべきと思いますが、町長の所信を伺いたく思います。

町の答え 町長

「地理的表示保護制度の活用について」という専門的な言葉になるわけですが、この地域ブランドを守る制度として、一般的には「商標登録制度」がありますが、諸外国では品質・社会的評価の確立した特性が産地と結びついて、地理的に表示される産品を知的財産として保護する制度を導入しており、日本においても、昨年の6月から、「地理的表示保護制度」として運用を始めております。「商標登録制度」では、品質を守る取組は、あくまでも自主的な取組であるため、品質の向上が図られてこないことや、商標の侵害を受けた場合は、裁判所への訴訟による自力救済しかありませんが、この「地理的表示保護制度」では、これらの課題が解消されることに期待が寄せられております。この制度においては現在、24産品が登録され、その中には厚沢部から種芋を供給している静岡県の三島函南農協の「三島馬鈴薯」が本年10月に登録されていることから、厚沢部メークインのブランド化をさらに向上するための有効な手段のひとつであると考えますが、登録の要件となる品質の統一化を図るため、生産者団体による「生産行程管理業務規程」の策定や品質基準を示した「明細書」などの作成が必須要件となっております。このため、まずは「商標登録制度」のひとつである「地域団体商標」の登録に向けた取組みを進めるとともに、さらなるブランド化の向上を目指し、登録申請者となる新函館農協での地域限定の検討を推し進めていく必要がある、こういう制度であります。中山議員の言う厚沢部町という1つの地域限定ではなくて、残念ながら、この地帯は新函館農協という大きなエリアの中での商標登録ということは非常に限度があるということであります。

議員の質問 中山

私もこの質問を考えた時に1番問題になると思ったのは、今町長が言うように、今合併統合した新函館農協という1つの巨大組織が厚沢部町というメークイン発祥の地のブランドをどう確立するのかという問題が出てくるんじゃないかと思ってました。今回、皆さんも北海道では知ってるとおり、夕張メロン、今回登録された十勝川西長芋が今回登録されたわけですけれども。十勝の川西の長芋もですね、町長、川西だけじゃないんですよ。近隣町村の農協から集めて、川西という農協がそれを川西長芋として今、輸出もやっています。大きく成長してます。それを考えた時にはうちも大丈夫かなと。ですけれども1番問題なのは、果たしてこれをやろうとする機運がうちにはあるのかなと。最近、メークイン自体がなんとなくどこでも作れるようになりました。上ノ国、乙部、江差、熊石。その中で、果たして品質統一ができるのかなと。農協がそれをやる機運になるのかというのが1番問題になってくるんじゃないかなと思ったら、今、この答弁書見るとそういうことが述べられてますけれども。うちはメークイン発祥の地としてですね、やる気があるのかないのかというのが1番大事だと私は思うんですけれども。町の方が農協の方に話しかけてやって、生産者団体がそれにのってくるのかどうか。ここが1番やっぱりやる気があるのかないのかということだと思うんですけれども、今、この答弁書見ると、なかなか今、町長の答弁にもありましたけれども厳しいのかなと。ですけれども、メークインをやっぱり、私も直売やってますけれども、厚沢部町に来ると、やはりメークインです。メークインが無いんですかっていうのが、道の駅でも、販売している直売でも言われます。やっぱりこれをなんとかしてこの登録に載せたらどうかと思うんですけれども、再度その辺について課長、どうですか。短い間ですけれども登録制度にこれを押し上げてやるという気構えはあるかどうかお知らせ願いたいと思います。

町の答え 農林商工課長

厚沢部メークインのブランド化の向上ということで、現在、経済産業局が推進している商標登録制度、今回、昨年からですが、農林水産省では地理的表示保護制度という制度、この2つでもってブランド化の向上を図るという施策が展開されております。地理的表示に向けては活用の方向としてはやっぱり輸出、これが世界に向けて1番とされるブランド化の向上に向けた施策でありますが、先ずその前にということで、やはり農協の方でもメークインのブランド化をさらに向上したいという考えは、町と同じ考えをもっております。この地域団体商標制度、経済産業局の方が進めておりますが、こちらの制度を先ず登録しようということで、今年度、農協にも必要な資料、町でもできる限りの資料の作成を行って、来年には特許庁の方に申請したいというふうに考えております。現在、この地域団体商標につきましては、大正メークイン、芽室メークインの2つが登録されております。その中で厚沢部メークインも肩を並べながら登録していくと。さらにブランド化を図っていくということを考えておりまして。その登録が終われば、地理的表示制度の方も登録に向けて、管理業務規程、品質の統一化を目指した明細書というものを農協と連携しながら作成して登録を終えて、さらなるブランド化の向上というものを図っていきたいと考えております。

議員の質問 中山

やはりうちのメークインは発祥の地と言われる中で認知されてきて、先般、種芋の選別所も更新したわけですので、やはりこのブランドの確立というのは大事でないかなと。そういう中でメークインに対する耕作者の考え方も変わってくるんじゃないかと。自分たちで盛り上げていくとく気構えをもってもらうということが大事でないかなと思うんですけど、今、課長の説明ではもう1段階がんばらなければ、なかなかこの制度にはのれないよということなんだと思うんですけど、やはり話を進めないと進んでいきませんので、農協とも十分、また生産者団体とも話し合った中でですね、この部分を推し進めていっていただきたいと思うんですけれどもいかがでしょうか。

町の答え 町長

これ地域団体表彰というものと。今、私どもは、やるなら厚沢部メークインを守るよと。こういう厚沢部という表示。大正メークイン、大正長芋というものが登録されています。これはどういうことかというと、大正農協に関わる美瑛、幕別、こういうものが全部入ってる話です。ですからもし同じ、扱いをしてやるとすれば、長万部の果てまで厚沢部メークインという名前を付けれます。したがって新函館メークインという商標登録は私は意味がない、こういうふうに思うんです。やるなら厚沢部のメークインだと。したがって厚沢部のメークインというものは、少なからず、新函館農協に入っても厚沢部のメークインだけは区切りをしっかりできるかどうか。これはまず不可能だと。選別に入って送るにしても、まず厚沢部のというのは無理だろうと思います。ですから、新函館農協のメークインというのであれば、すぐ登録できます。ただこの中で、言って悪いけど七飯だの大野だのその辺のとんでもない畑で取れるものも厚沢部のメークインと一緒というのであれば、こんな登録は必要ない。逆にそういうふうに考えます。厚沢部のメークインというものはきちっと確立したものにしたい。やるなら、というふうな考え方。それから芽室でも今、メークインやってます。芽室はメークインは芽室町の他に何町か引き入れて、登録したもの町だけのものを芽室町農協の箱を使うという指定をしている。こういうようなことですから、なかなか条件がですね、厚沢部の場合と、それから他町でやってる農協の扱いと。甚だ差があると。こういうことであります。厚沢部のメークインはぜひとも守りたいという気はありますけれども、そんなややこやしい扱いなものですから、本当は昭和60年頃だったと思いますけれども、農業改良普及センター長がおった頃に、檜山のですね。これ厚沢部のメークインを指定しようとした時期がありました。ところがやっぱり農協がなかなか首を振らないと。扱いが個選で全部、自分で勝手に売っている農家もあれば、農協系統で売ってるとこもあれば様々あって無理だと。こういうふうなことで、厚沢部の商標登録がこわれた経緯があります。そんなことも含めて、厚沢部メークインというものの維持していく銘柄というものをどうするかという、いろいろなこれからの大きな課題であろうと思っています。簡単にはいかないなと思っております。

議員の質問 中山

この財産についてはぜひともですね、どっかで進めていかなければなりませんので、なるべく問題点をどう克服して、うちのメークインをブランド化するのか、やはり私も自分で直売しながら、やはり厚沢部メークインっていうのは日本一なんだという自負ありますので、その辺についても町としてブランド化に向けた取組みに力を入れて欲しいなということをお願いしたいと思います。

出典:厚沢部町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月12日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる