厚沢部町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月12日
地域おこし協力隊員の就農支援対策と今後の地域おこし協力隊員の募集について
- 聞いた人
- 中山俊勝 議員
- 答えた人
- 町長、農林商工課長、副町長、総務政策課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 中山
議長の許可を得ましたので3点について一般質問をしたいと思います。先ず1点目でございます。1点目につきましては、地域おこし協力隊員の就農支援対策と今後の地域おこし協力隊員の募集についてでございます。来年度、就農予定の協力隊員の支援対策はどのようになっていますか。現在、考えている対策をお知らせ願います。また、来年度以降、地域おこし協力隊員の募集はどのように考えていますか、お知らせ願いたいと思います。
町の答え 町長
中山議員から地域おこし協力隊員の就農支援対策ということであります。特に来年度、就農予定の協力隊員への支援対策はどんなものがあるのかということであります。来年度、就農予定ということですから、協力隊としては3年前においでになった方々ということでございます。3年前に新規就農を目指して地域おこし協力隊の農業支援員として着任された方は現在まで農家研修などを経て、来年度には研修先農家の農地などを引き継ぎ、厚沢部町においては初めてのケースとなる「第3者継承」という形で営農を始める予定であります。現在、この方の着実な就農に向けて「厚沢部担い手育成対策協議会」では、自分自身による営農計画や経営管理計画の作成が出来るよう、関係機関・団体の協力を受けまして、栽培技術や経営管理に関する指導、助言、資料提供をはじめとして、毎月、今日、会場にお越しですから名前も公表しますけれども、阿部さんと面談を行いながら、営農開始に向けた準備を進めているところでございます。就農に向けた支援としましては、これまでは「地域おこし協力隊制度」に基づく様々な支援の中で、道立農業大学校などでの農業研修の参加経費や各種免許取得に対する支援などを行ってまいりました。今後は協力隊を終えて起業する際の支援金100万円の交付や国の制度に基づく「青年就農給付金」の「経営開始型」の特例給付による年間最大225万円を最長5年間給付するほか、町の「農業担い手育成に関する条例」に基づき、就農した年度に限り「新規就農奨励金」として100万円、このほかに農用地等の賃借料の2分の1の相当額を5年間にわたり交付し、さらに経営開始時から1年以内に取得した農用地等に係る固定資産税相当額を5年間交付する厚沢部町の予定となっております。また、本人は施設園芸を中心とする農業経営を希望しており、引き続き、本人と面談を進めながら農地の施設等への投資に対する資金の融通や、有利な補助金等を活用しながら、円滑で着実な就農に向けて万全の体制で支援してまいりたいと、このように考えておるところであります。なお、また来年度以降の地域おこし協力隊員の募集はどうなるということでございますが、これまで同様、引き続き、素敵な過疎づくり株式会社を通じて、移住・交流センターにおける移住相談や移住交流推進機構のサイトへの提携により、協力隊員の募集を図ってまいります。また、今年で3年目となる農作業アルバイトで来町されている大学生などへの協力隊制度の周知も図りながら厚沢部町に呼び込むということも考えているところであります。
議員の質問 中山
今、答弁あったように大変、いろいろな就農支援ということを町では考えてるようでございますけれども、先ず1点目、お聞きしたいのは、この第3者継承ということで初めて当町において行なわれるわけですけども、北さんとの話し合いをどの程度もった中で対策を練っているのか、先ずこの点についてお聞かせ願いたいと思います。
町の答え 農林商工課長
本町では第3者継承、初めてのケースになるということで、その農地を譲られる方とはこれまで1、2回程度しか行っておりません。年明けになりましたら本人の今後の農業経営の状況を聞きながら、第3者継承について円滑に進めていきたいというふうに考えております。
議員の質問 中山
これ1番大事だなと思うのは、やはり初めてのケースということで、これが見本になるわけですから、このことによって次回からのこのような方が、当町に来てくれるかっていうのが非常に大きい要素だと思うんですよ。ですから北さんの考え方も十分踏まえた中で進めていただきたいというふうなこと考えてますが、その辺、町としては、課長、十分考えていると思いますので。この担い手対策協議会ですけれども、あまり活動が見えてこないんですけれども、果たして今回のこの中で、どの程度、関与した中で、就農支援というものに対する考え方をもってるのか。なかなか私、見てる中では見えてこないんですけれども。この協議会っていうのは大事な協議会になると思うんですよね。いろんな方が入ってるわけですから。その辺についての考え方っていうのはどうですか。
町の答え 農林商工課長
まず第3者継承につきましては、本人の意向ではなく、本人の奥さん、本人の兄弟、本人のお子さん、関係した中でありますので、本人以外の意見も十分に、この正月を過ぎていろいろ意見があると思いますので、その後に聞いていきたいと思います。担い手対策協議会でありますが、正式な開催を何回も目論んでおりましたが、関係者の都合が合わず、関係者による町との会議をこれまで行っております。27年度におきましては、先進地における視察研修を行いまして、先進地ではどのように担い手、新規就農者というのを呼び込んでいるのかを勉強してまいりましたが、それを関係者にも伝え、町での農業政策に効果ある政策として活用するよう検討しております。関係者につきましては、関係者につきましては農協、農業改良普及センターなどの専門家などにも現在は第3者継承ということで、これから来年大きな時期を迎えますので、それとは個別に現在、検討しております。
議員の質問 中山
これは全道的にも珍しいケースだと思うんですよね。ですから当町も今回このケースをいい見本としてですね、どしどし進めていただきたいと。そのためにはこの協議会が力を発揮しないと、なかなか前に進まないと思いますので、ぜひ十分踏まえた中で進めていただきたいと思います。それから協力隊に対する支援金ですけれども、100万円の交付、国の制度ということでございますけれども、その次にですね、これ特例交付ということで、年間最大225万ということで5年間の給付ということなんですけれども、これは総務省の今回、この就農する場合の支援金なのか、いつか2年前ですか、1年前ですか、農林水産省にも同じような就農支援金があるよと聞いたんですけれども、その辺について今回は総務省の中での対応なのか、農林水産省の方は対応にならないのかということについて説明していただきたいと思います。
町の答え 農林商工課長
支援金100万円につきましては、こちらは協力隊制度の中での総務省の対策でございます。これは起業する際に支援金100万円を本人に交付するものとなっております。農林水産省の方では、青年就農交付給付金という制度をもっておりまして、これの準備型というものと経営開始型という2つのタイプの制度がございます。今回、第3者継承される方に関しましては、この経営開始型、こちら年間150万円が基本となっておりますが、奥さんも一緒に就農するということになれば150万の半分を上乗せするという特例がついております。この中で75万と150万、合わせて225万というかたちで最長5年間給付されるという制度になってございます。
議員の質問 中山
たしか私の記憶では総務省の部分で、この部分についてはアップになったんではないかなと記憶あるんですけど、その辺、私もはっきりしたこと言えないんですけれども。たしかこの制度ができて、総務省の方ではアップをした補助金を出すよと、就農支援金出すよという記憶があるんですけれども、100万円は最初の就農する場合ということで、少ないということで、たしか総務省の方でアップしたという記憶あるんですけれども。その辺、課長どうですか。その辺の対応ないですか。
町の答え 副町長
最初に協力隊制度ができた時には、いわいる報償費というか賃金分ということと募集経費にだけ特別交付税措置があったということ。1期生卒業して2期生が卒業する後に今の地域に残る、活躍される方に起業する際の支援金が100万円というのを特交措置になったと。もともとはゼロだったんです。ゼロが拡充されて今回の100万円になってるということでございます。
議員の質問 中山
ここにいろいろと後の固定資産税の額を5年間交付するというようなことで載ってますけれども、本人はやっぱり施設野菜をやっていきたという希望、ここにも書いてあります。今回伏せ込みアスパラについては補助があって、今回、4棟程の導入があったわけですけれども、やはりこれからは、入ってくる人達は施設野菜といいますか、アスパラとか施設でやりたいという希望がが多いと思うんですよね。今回も本人はそういうような希望があるわけですので、十分、これに対応した制度を利用してやっていただきたいと思います。その辺の準備といいますか、その辺はどうですか。
町の答え 農林商工課長
現在、北海道に来られている新規就農したいと希望を持って来られる方の多くは、やはり施設園芸、集約化された農業というのを目指して来られる方が多いと聞いております。それに対応し、町の方でも新規就農を迎えるにあたり、希望する品目、経営内容などをよく吟味しながら対応して施設園芸に対する補助制度、また国に対する要請などをしっかりとやっていきたいと考えております。
議員の質問 中山
これ1番、町長、私も心配してるんですけど、北さんの財産、農機具、施設。それについては譲渡するわけですから、この時にどういう形で先ず譲渡をさせるのか。譲渡してもらうのか。これが1番、ネックになってくるんではないかなと。その時に、果たしてこの就農支援金だけで、それが可能かどうかっていうのは、大変厳しいものがあるのではないかなというふうに思うんですけれども。その辺について北さんと十分、本人と町とが話し合った中でのスムーズな譲渡をして欲しいなと思うんですけれども、その辺の考え方をお聞かせ願いたいと思います
町の答え 町長
要するに引き継いで就農すると。こういうことで、引き継ぐ方と引き継がれる方と、こういう条件が当然出てきます。だれかれというわけではなくて、厚沢部町にこれから入ってくる農家を望んで入ってくる方々には、これからも同等の扱いをするということですから。そういう中で引き継ぐ方、引き継がれる方とのバランスというものはきちっと第1号から作っておかなきゃならない。そんな考え方をしております。そういう中で先般、農業新聞で阿部さんご夫婦の話が大変大きく全国版に取り上げられて、このように農業新聞に出てます。この中読んでみますと、再来年には北さんと、ま、北さんと名前を特定してしまいますが、農業の引き継ぎ、非常に円滑に進むような段取りになっているというような感じになってますから。極端な条件だとか、そういうふうな事がない限りはおそらく円滑な進めはするんであろうと。こういうふうに思います。それにしても今、議員が心配されるように何もかにも引き継ぐ方が全てののものを提供するということになると、すべて金になります。金銭になります。そういうことの中で、どう受ける方も出す方も条件的に、お互いきちっと了解した中で、これから進めていかなければ、どんな若い人、どんな農業者が入ってきても、これはきちっとバランスをとった方法でやらなければ、後々の人にも大きな影響がいくと、こういうことですから。せっかくの協議委員会もありますから、そういう中で十分、この件については協議をしながら、そして最大限、有効な方法で、そして受ける方も受けられる方もマイナス面よりも優遇性の方があるというふうな方向にしてあげたものだと思ってるわけであります。おそらくこの10年には同じようなケースが厚沢部町内では出てくるとは思っております。こういう1つの今回は先駆的な例ということでございますので、そういう1つの軌道をつくりたいと思ってるところであります。売る方と買う方、その時の状況に応じてすべての物、全部買い取るだとか、1部買い取る、それから1部は現金とかいろいろの形態が出てくると思います。その中で行政の方も最大限いいものを使わせてあげたい、こういった考え方でございます。
議員の質問 中山
今、町長の考えを聞いて、今後の参考にしていただきたいと。そして本人の満足のいく中で、厚沢部町に来てよかったというふうな形で残してあげたいと。私もそう思ってますので、よろしくその辺について就農支援お願い致します。次に地域おこし協力隊員の今後ですけれども、現況をみた中で、我々も協力隊員と所管事務調査の中で話し合った結果の中で言うんですけど、何かしら当町の場合に最後まで残っていただく方がずいぶん来た割には少ないんじゃないかという感じしてます。今回我々も移住交流センターに寄ってきたんですけど、あまりそういうふうな話はなかったんですけれども。これを利用した中で、果たして当町としてどんな目的で協力隊員を的を絞って募集するのか。それが1番大事なんじゃないかなと。今までは大変広い範囲での募集ということで。最後は定住して欲しいっていうのは我々の願いなんですけれども、その辺についてどんなかたちで、どんな人達を当町としては地域おこし協力隊員として希望するのか、今後そういうような方を募集していくのか。その辺の考え方についてお知らせ願いたいと思います。
町の答え 総務政策課長
農業就農に特化したような募集は只今しておりません。町の地域づくりということで、福祉であったり、来られる方の農業でという部分の方もおられるんですけど、募集している中ではですね、うちも平成21年から協力隊の制度、活用してまいりました。数字的な事を申し上げますと当初はですね、大体全国で90名ほどの協力隊員、今現在7年経ちますけど、全国で約30倍の2,700人程という数で、全国的にも協力隊員の数も増えております。その分、厚沢部町に来られる方も全体的には少なく、縮小されてきているかとは思いますけれども、強力にこれから募集の。特化した形になるかはあれなんですけれども、募集に力を入れたいというふうに考えております。
議員の質問 中山
今、総務政策課長の答弁ですと、やっぱり広い範囲のいろいろな方を募集したいというんですけど、現況どうなんですか。今来ている方々の活躍の場として、町のために一生懸命がんばってわけですけれども。あまり何かしら協力隊員の活動というのが見えなくなってきたんですけど、課長、その辺はどうですか。課長自身、そういう今の地域おこし協力隊員の活動、果たして活発に行われているのか。将来、どんな方を募集したいのか。課長自身はターゲットをどこに絞って定住促進につながるのか、その辺についてはいかがですか。
町の答え 総務政策課長
数字的には今現在4人の方に協力隊員として活動していただいております。直接、農家にということでは今現在、先程の中で1名おりましたけれども。それぞれ福祉サイドであったり、素敵な過疎づくりの方の活動であったりという方おられます。それから基本的な業務もそうなんですけれども、それ以外、町内の各地域との行事等の交流を図りながらという活動もしていただいております。期間的には3年以内ということもありますので、過去に事例を見ますと、農業を主体ということで協力隊員になった方もおられますけれども、その3年間の中で自分の考えていた農業のあり方みたいなものと若干違うということで、本州の方に戻られた方もいると聞いております。本人の考えているのとこちらの、実際来てみてギャップがあったのかなと思いますけれども、その辺うまくマッチングできるように、今後考えていかなければならないと考えております。
議員の質問 中山
今、うちの町でも今1番問題抱えてるのは人口減少、農家の後継者不足。ターゲットを絞った中でぜひともですね、今後、地域おこし協力隊員をターゲットを絞った中で進めていっていただきたいと。そして協力隊員として当町で活躍していただくという方向で進めていただきたいというふうに思いますので、今後期待してますので、がんばっていただきたいと思います。