福島町議会 令和3年度定例会9月会議 2021年9月13日
福島町の有害鳥獣駆除対策について
- 聞いた人
- 小鹿昭義 議員
- 答えた人
- 町長 鳴海清春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 小鹿昭義
質問事項 福島町の有害鳥獣駆除対策について、町長に質問します。この度、ヒグマに襲われた方に対し心より御冥福を御祈りするとともに、ご家族に対しても心からお悔やみを申し上げます。今年に入って、5月下旬から町内白符地区に於いてヒグマの目撃情報が相次いでいたと聞きます。町では、北海道猟友会の方の協力や町職員の方々によるパトロールや箱わなを設置するなどして警戒を強めていたにも拘らず、7月2日に大変痛ましい事故が発生してしまいました。また、7月12日には町内桧倉・千軒両地区等の国道でヒグマの目撃が相次ぎ、松前警察署によると、どちらも親熊との報道がされています。この様な中で猟友会の方々は、事故以来、毎日朝早くから夕暮れ迄、炎天下の中、見回りや箱罠等の設- 15 -置で大変なご苦労をされていると聞いております。この度の事故を受けて、町として、有害鳥獣駆除に携わる人材確保や駆除作業に対する補助などについて、どの様に考えているのか伺います。更に、駆除後の処理施設に対して、町としては4町での対応を検討されていると以前述べていますが、駆除する方の作業軽減等を考えると必要不可欠であり、それぞれの町の捕獲頭数も異なる事から4町の平均的金額負担では折り合いがつかない点もあり、4町ではなく福島町単独で施設を持つべきと考えております。町長の考えを伺うとともに、他3町との協議状況についても伺います。
町の答え 町長 鳴海清春
小鹿議員のご質問お答えいたします。町では、7月に白符地区で発生したヒグマに襲われたと思われる事故を受けて、白符地区や吉野地区などを重点に、ハンターに加え、町職員及び消防署員並びに警察署員によるパトロールを図るとともに、箱罠を設置するなど、対応の強化に努めてきたところであります。改めてお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りさせていただきたいと思います。まず1点目の有害鳥獣駆除に携わる人材確保や駆除作業に対する補助などについてですが、町では人材確保を図るため狩猟免許取得等助成金制度を設けており、1人当たり40万円の助成を行っております。現在、猟友会のハンター3名が町の有害鳥獣対策を担っており、この秋からは、新たに狩猟免許等取得助成金を活用して、1名の方が担い手として猟友会に加わることとなっております。次に駆除作業に係る補助についてですが、現在、町が予算計上している捕獲報酬費及び活動報償費をもって対応してございます。また、4名の方に補助員を委嘱しており、捕獲個体の搬出や解体作業補助など、効率的な有害駆除ができる体制づくりに努めております。なお、7月の事故におけるハンターの巡視に係る活動報償費は、本議会に補正予算を計上しております。2点目の駆除後の処理施設の考え方についてですが、町では当初、渡島西部広域事務組合衛星センター敷地内の土地を借り受けて、町単独で処理施設の建設を予定していたところであります。このことについて、広域事務組合の参与幹事会において、土地の使用の可否を構成町に提案したところ各町も参画したい旨の意見があり、町では広域で建設した方が効率的との考えから、現在、当町が幹事町となり渡島西部4町有害鳥獣担当課長会議を開催し協議を進めているところであります。なお、今後のスケジュールですが、令和4年度において広域議会での規約改正などの協議並びに各町との調整を踏まえ、令和5年度の施設建設を予定しております。
議員の質問 8番 小鹿昭義
この9月2日の北海道新聞に渡島半島のヒグマが30年前の1990年度に比べ、今2倍以上の1,840頭に増えてるとの記事が載っておりました。また、9月から福島町に1人ハンターが新しく入るとのことです。大変嬉しく思います。ところで町長に伺います。今現在、箱罠はどのくらいあるのでしょうか。
町の答え 町長 鳴海清春
箱罠についてはですね、通常時にかけているもの、そしてまた今回被害と言いますか事故がありましたので、緊急的に白符の墓地の所と吉野の所にかけさせていただきました。多少その出入りがありますので、今現在は6個の罠をかけているという状況でございます。
議員の質問 8番 小鹿昭義
ちょっと少ないと思います。素人の考えでは、箱罠を多くするのが捕獲に有効だと思いますが、ちょっとどういう風に考えてますか。
町の答え 町長 鳴海清春
数について多いかどうかは別にして、ある程度、箱罠をかけるにも道などの協議が必要でございます。そして今般もですね、実際、私も広報にちょっと書かせていただきましたけども、やはりその熊の駆除、色んな形で人それぞれ価値観がありますので、かなりそういったものをまた嫌う方々もいらっしゃるということで、今回白符で亡くなったということが全国ニュースで発信されました。そしたら、やはり相当全国から色んな形で電話やメールをいただいて、うちの職員などそれにかかりっきりにですね、一般事務が滞る様な状況もございましたので、必ずしも我々としては罠を多くすることによって捕獲数が上がるんだという風には思いますけども、そこのところについては妥当な数を道の方と協議しながら今やってございますので、そしてまた、ハンターさんの意見も聞きながら、あまりむやみに人の被害の届かない所までですね、かけても私はしょうがないんだと思います。やっぱり自然界の中で我々生かされていただいておりますので、そういったものも含めて適正な数をこれからもやって行きたいと思います。ただやはり、頻繁に人に被害が及ぶようなところについては積極的に我々としてはそういったものも設置して行きたいなと思ってます。
議員の質問 8番 小鹿昭義
福島町のハンターで経験がある人は1人程度と聞いております。今のうち、この経験者から多くの実態経験や駆除に対する作業内容を検証してもらえることが、町が主導で行う必要があると思いますが如何でしょうか。
町の答え 町長 鳴海清春
現在、ハンター3名の方がいらっしゃいます。ただやっぱり、主に行っている方は私と同じような歳の方が1名であります。なかなかあと2名の方は経験の無い中で、どちらかというと補助的な役割。その中で技術取得をしていると。そしてまた今新しい方が1名という形になります。ただ、理解していただきたいのはですね、ハンターさんも自分の仕事を持ちながらそう言った形でやられてますので、常時そこだけに集中してやるということがなかなか出来ない状況であります。我々は今心配しているのは、やっぱり私と同じような方が、僕と一緒ですから段々年齢がいって大変になった時に町としても困るということで、今なんとか、その方から少し技術なり色んなことを一緒に行ってですね、応援をしていただく中で技術取得をしていただくという形がやはり理想だという風に思ってますので、なかなかここについてはですね、町が主導してやるという形はちょっとまた特殊な業務でありますので、簡単に我々一般業務みたいな形で技術指導できるかというと、ちょっとそこは難しいものがありますし、職員の中でそういう経験ある方もいませんので、なるべく今しっかり中心になってやられてる方から技術を指導していただくという形が私は今できる最善の方法ではないのかなと思ってます。そこについて町として予算が必要な物についてはしっかりまた、そういったものの予算確保には努めて行きたい。- 17 -そのように思っておるところでございます。
議員の質問 8番 小鹿昭義
施設に対して3町が同意しているようですが、負担割合を均一にするのでしょうか。それともまた、クマ・シカの処理の割合でするのか伺います。
町の答え 町長 鳴海清春
処理施設についての質問かなという風に決まってますけども、ただ今のところはですね、特に割合についてはまだ明確にはしてません。ただ、直近の状況を見ますと、やはり今回は熊が話題になってますけども、圧倒的に今多いのは鹿の駆除数が多くなってますので、去年あたり見てても今年の状況ですね、8 月までにヒグマ6頭に対してエゾ鹿32頭という形で、大体年間トータル83頭から93頭捕れますので、大半はどちらかというと鹿の駆除の方が今圧倒的に多い状況でありますので、多分、過去のデーターを見ながら来年ある程度、先ほど言いましたとおり色んなものをクリアしながら、設計の方に入っていくと思いますので、そこの中でそういったデーターを基にして、しっかり施設の規模なり処理方法を対応して行きたい。そのように思ってます。