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七飯町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月7日

公共施設における冷房設備について

聞いた人
川上弘一 議員
答えた人
教育総務課長 俉楼司、総務課長 中村雄司、町長 杉原太

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 川上弘一

それでは、通告に従いまして、2問質問をさせていただきます。1問目は、公共施設における冷房設備についてでございます。近年、北海道においても真夏日を記録することが多くなり、8月23日現在で35日連続での真夏日を記録し、観測史上最長となっております。道南においても、8月10日には函館市美原の気象台において35.4度と観測史上1位を更新 す る な ど 、 暑 さ を 感 じ る 日 が 続 い て お り ます。し か し な が ら 、 学 校 施 設 や 役 場 庁 舎 を は じめ、図書室などの公共施設には冷房設備が設置されていない施設もあり、窓を開き扇風機を回し、猛暑に耐えている状況であります。今年だけではなく、地球温暖化現象により来年 以 降 も 暑 い 日 が 増 え る こ と が 予 測 さ れ る 中で、役場庁舎に手続に来る町民や図書室を利用する町民、また施設に勤務する職員の健康への影響が心配されるところであり、学校施設を含む公共施設の冷房設備など、室温調整設備を設置する考えがないか伺います。

町の答え 教育総務課長 俉楼司(教育総務課長は2024年3月まで)

私からは教育委員会が管理する学校及び公共施設の冷房設備の整備について、併せてお答えしてまいります。基本的には先ほどの一般質問の回答と同様で- 14 -ございます。児童生徒が一日のうちでも過ごす時間の長い学校、また町民が社会教育活動等を行う公共施設において、取り組まなければならない喫緊の課題として捉えております。これを進めるに当たっては、町が管理する公共施設での冷房整備の在り方を関係部局で十分に検討してまいります。以上でございます。

町の答え 総務課長 中村雄司

私からは役場庁舎の冷房設備についてお答えさせていただきます。役 場 庁 舎 は 昭 和 5 9 年 に 建 設 し て お り ま すが、建設当時のエアコンなどの冷房設備は庁舎内全てではなく限定的に整備され、庁舎2階の町長室、現在の副町長室であります助役室、そして応接室のほか、3階ではここの議場と正副議長室、そして応接室のみでございました。その後、役場庁舎を利用される町民や勤務する職員等の健康管理の観点からも少しずつではございますが、個室のため温度が上がりやすい会議室や事務室に冷房設備を整備してきたところでございます。現在個室ではなく、見通しのよいオープンとなっている事務室はエアコンなどの冷房設備はなく、扇風機や窓の開放等による換気、ロールカーテンによる遮熱等でできるだけ暑くならないように努めております。また、行政サービスの窓口で時間を要する際には、エアコン設備のある会議室において手続を行っているところです。お 尋 ね の 役 場 庁 舎 の 冷 房 設 備 導 入 に つ い ては、来年度以降の暑い夏にも極力対応できるように努めてまいりますが、冷房設備設置までの間は既存の設備を生かしながらの応急的な対応とし、職員団体ともよく相談しながら、環境改善に努めてまいります。なお、公共施設については、体調管理が難しいお子さんや高齢の方が利用する施設、町民が広く利用される施設など、優先順位や有利な財源等の活用も考慮しながら検討していく必要があるものでございます。以上でございます。

議員の質問 5番 川上弘一

これまで同僚議員から図書室や学校施設に対しての高温対策による質問がございましたが、いずれも私が聞いたところによると、扇風機による送風、あるいは換気によって現在対応しているが、必要に応じて扇風機の数を増やしていきたいとか、また当面は既存の施設を生かしながら対応という答弁をいただいておりますが、ちょっと高温多湿についての感覚が危機感を少し持っていないなというふうな答弁を私としては聞いておりました。確かに冷房設備などによる高温対策には多額な予算というものがかかってくることは確かでございます。しかしながら、町民の方々や学生、公共施設で働く職員の健全な健康状態というものを保っていくことのほうがより優先ではないかと私は思っております。ただいま教育総務課長のほうから、高温対策は喫緊の課題であるという捉え方をしているという答弁がございましたけれども、喫緊の課題ということを訳せば、急を要する大事な案件であるというふうに私捉えてまして、本当に急がなければならない、そういう案件であるというふうに認識をさせていただきました。来年度の予 算 に 取 り 組 む べ き 課 題 だ と 思 い ま す け れ ども 、 高 温 対 策 に 対 し て の 町 長 の 考 え 方 を ま ず伺っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

町の答え 総務課長 中村雄司

公共施設における冷房設備等の更新等について、暑さについては来年度もやってくるというところでのことのお尋ねかと思います。高温の部分について、議員御指摘のとおり、これまで北海道比較的涼しいという環境の中で十分対策が進んでない中で、こういった部分の将来を見据えての対策を練ったほうがよいのではないかという趣旨のことかと思います。実際政府では令和4年4月に熱中症対策の行動計画というものを改定しまして、対策に取り組むとしておりまして、環境省でも地方公共団体における効果的な熱中症予防対策の推進とい- 15 -うことをモデル事業としまして、現在進めてきているところでございます。ただ、熱中症という事業については、どちらかというと、北海道というよりも全国で発生している状況でございまして、この事業を実施するに当たってはなかなか施設整備には活用しにくいというような状況もあるものですから、他の補助メニューなども活用しながら熱中症対策というものが開始をできればというふうに思ってございますが、現段 階 で は な か な か そ う い っ た 有 利 な 補 助 メニューというのはなかなか難しいといったところでございます。引き続き、今年の夏を教訓に来年もお子さんですとか町民、公共施設を利用される方々が使用しやすいような施設整備を、環境整備を整えていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 5番 川上弘一

私が聞いたのは、高温対策について、いろいろな補助的なものが国から打ち出される可能性もありますけれども、来年度の予算に取り組んでいく考えはあるかないかということをまずお聞きしたいのです。

町の答え 総務課長 中村雄司

公共施設の部分全般的なことで言えますけれども、やはり施設ごとの事業費等を勘案する必要がございます。熱中症対策、高温対策について、できる範囲でもなりますが、財政サイドとも相談しながら、今よりもいい環境をつくれるように努めていきたいというふうに思ってございますので、次年度以降予算化できるかどうかは別としまして、庁舎施設等を管理する部分で深い検討を進めていく必 要 が あ る と い う ふ う に 思 っ て ご ざ い ま す ので、御理解のほうよろしくお願いいたします。

議員の質問 5番 川上弘一

ぜひとも予算化していただきたいということで、当局のほうで検討を重ねていただきたいと思います。労働安全衛生法事務所衛生基準規則第5条第3項に「事業者は、空気調和設備を設けている場合は、労働者を常時使用させる部屋の気温が18度以上28度以下及び相対湿度が40%以上70%以下になるように努めなければならない。なお、空気調和設備を設けている場合以外であっても、冷暖房器具を使用することなどにより、事務所における部屋の気温は18度以上28度以下になるようにすることが望ましい」という法律がうたわれておりまして、夏場での職場環境は人が健全な状態で行動や仕事ができるよう、28度以下の環境が保持できるような環境を整備していかなければならないとなってございます。ちなみに、役場庁舎内の午後1時の1階、2階の室温データが私手元にございます。データは外気温が上がり始めた今年の7月28日から8月31日までの役場が閉まって閉庁時を除いた25日間でございますけれども、扇風機を回して窓を開放している状態での1階、2階の温度計のデータとなっておりますけれども、1階では28度以上あった日が25日中18日間ございました。そのうち、30度を超えている日が 6 日 間 ご ざ い ま し た 。 2 階 で も 2 8 度 以 上あった日が25日中21日間、そのうち30度以上の日が7日間で、これびっくり数字なのですけれども、何と熱中症や健康被害を発生する危険な暑さ指数、28度以上の日が25日間のうち8割以上にも上る21日間もあったということでございます。多分町内の小中学校の教室でも、また図書室でも同じ状態かそれ以上の高温であったと思われております。これらのデータから分かりますように、いつ熱中症になってもおかしくない、ならないのが不思議なぐらいの 劣 悪 な 教 室 内 や 職 場 環 境 に な っ て お り ま した。町長は、今私がお話ししたこのデータや劣悪な職場環境の状態について、把握しておられたのかどうかというのが1点。今私が話したことについて、この状況にどういう感想を持たれたのか、お聞きいたします。よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 杉原太

今年の夏8月は、議員がおっしゃるとおり、夏日もずっと続きまして、- 16 -相当暑い日が続きました。執務室においても、今お話しされたとおりだというふうに認識しております。その中で、今回は役場の空いている会議室を臨時執務室として自由に出入りできるようにしまして、職員が交代でクールダウンしながら仕事ができるようにというような対応をしてきたところでございます。また、公共施設全体のそういう熱中症対策ということでは、やはり学校のほうをまずは重点にやっていかなければならないのかなというふうにして思っております。来年度以降に予算の措置を考えているのかというような御質問ですけれども、この熱中症対策はもう既に準備していかなければならないかなというふうには思っております。そういう意味では、優先順位を決めて、できれば義務教育施設のほうから順次、予算にも限りがあるもので す か ら 、 そ の 中 で ど の 程 度 の ス ピ ー ド 感 を持ってできるのかどうか、まだちょっと未知ですけれども、そういうような公共施設のほうの熱中症対策の取組は進めていきたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいというふうに思います。以上です。

議員の質問 5番 川上弘一

この劣悪な役場内の環境状態というものを把握していたということだと思いますけれども、把握していたのであれば、どういう対策をしていかなければならないのかと い う の も 当 然 出 て く る と 思 う の で す け れ ども、その辺何かお考えございましたらお聞かせ願いたいと思います。

町の答え 町長 杉原太

役場の事務室の部分の対策については、事務室自体がオープンスペースですので、どのような対策をするかということは具体的なものは今私のほうでもまだありません 。 し か し な が ら 、 例 え ば 今 回 臨 時 執 務 室 でやった部分では、101会議室という大きな1階の会議室がありますけれども、そこの会議室だとか、2階のほうも201、202というふうに中規模な会議室、小規模な会議室というような形の中で、そこを臨時執務室として職員のほうには開放したというようなことでございます。御来場いただく住民の方々もそういう熱中症対策を施さなければならないという中で、この役場の執務室自体大きなスペースでございますので、そこは吹き抜けにもなってございますので、そこについてはちょっと今具体な施策についてはお話できませんけれども、やはりそういう職員の労働環境の改善という意味では、職員団体とも御相談をしながら、またこちらのほうの庁舎内でのどういうような改善策ができるのか、それらを内部を協議しながら進めてまいりたいと思いますので、御理解いただきたいというふうに思います。以上です。

議員の質問 5番 川上弘一

今町長の答弁では、1階に臨時の部屋を設けて、そこは多分クーラーの入っている部屋だと思うのです。2階にもそういう部屋を設けて、職員はそこで仕事をできるような空間といいますか、そういう部屋を設けているということですけれども、実際先ほど私が言ったデータで28度以上になっている日が25日間のうち21日間ありまして、本当に熱中 症 に い つ な っ て も お か し く な い 気 温 ま で 上がっているわけですよね。それで、例えばですよ、今日は28度、30度以上になるから、熱中症の危険性が高いから、どこかに退避してくださいということになると、職員全員どこか部屋に行きたがりますよ。涼しい部屋に。危ないか ら 、 自 分 の 机 に 座 っ て い る と 。 当 然 で す よね。そうすれば事務所が空っぽになってしまいます。そういうことがないように、やはり座っている、事務についている状態で、熱中症にならない程度の28度以下に室内を抑えていくのが使用者として当然の責務であると思っております。また、新聞紙上でございますけれども、道内の 真 夏 日 が 4 4 日 間 連 続 で 更 新 を し て お り ます。そしてまた、今年での現在までの熱中症により病院に搬送された方は3,058人で過去最- 17 -高となっていることが報道されているところでございます。環境省の指針では、暑さ指数が28度以上になると熱中症のリスクが急激に高まる厳重警戒ですよ、厳重警戒とされてございます。また、平成21年6月19日付で厚生労働省の労働局から北海道労働局へ、職場における熱中症の予防についてという通達の中では、作業環境の管理として高温多湿の作業場所には適度な通風または冷房設備を設けることとうたわれてございます。ですから、まず第一に行わなければならないことは、一つの部屋をクーラー入っているからそこに危なくなったら行きなさいではなくて、学校だとか、各学校、また役場庁舎を含む各公共施設の室内の温度というものを28度以下に保つ状況というものを早急につくり出すことが大事だというふうに思っております。極端な話、先ほども言いましたけれども、今日28度を超えて熱中症のリスクが非常に高いから、安全な場所へ退避してくださいといっても、小中学生の生徒は教室以外のどこで授業を受ければいいのか。また、役場を含む公共施設で働く職員が退避すれば本当に事務所は空の状態になるわけでございます。そうならないように、やはり室内温度を28度以下に保つ、そういう状態を早急に進めるべきだと思っております。高 温 対 策 の 一 つ の 例 と い た し ま し て 、 私 が思っていることを言いますけれども、冷房設備には高額な予算が必要だとするならば、取りあえ ず 月 単 位 の リ ー ス 契 約 も で き る 移 動 式 の スポットクーラーというものがございます。これを設置することで当面の高温対策は可能であると私は思っております。先ほど総務課長のほうから答弁いただきましたけれども、冷房設備の導入については来年度以降の夏にも極力対応できるように努めてまいり た い と い う 答 弁 を い た だ い て お り ま す 。 また、先ほども言いました教育総務課長のほうからも、高温対策は喫緊の課題であるという答弁を い た だ い て お り ま す 。 本 当 に 熱 中 症 に 対 して、熱中症によるといいますか、悲しい事故や出来事が起こる前に、熱中症を予防するための高温対策を早急に講じていくことが急務であり行政の責任であると考えます。先ほども言いましたが、今までの私のこの発言を通して、行政の責務であると考えますが、来年度の予算に高温対策を取り組んでいく考えはあるかどうか、再度町長のほうから伺ってまいりたいと思います。よろしくお願いします。

町の答え 町長 杉原太

先ほどもお話ししたように、来年度以降の予算のほうには反映させていき た い と い う ふ う に は 思 い ま す 。 し か し な がら、一遍に設備するということはなかなか難しいことでございますので、優先順位を定めて予算で賄える部分で対処してまいりたいというふうに思いますので、その際には優先順番を決めて計画的にというふうな考えで行きたいと思っておりますので、御理解いだたきたいというふうに思います。以上です。

議員の質問 5番 川上弘一

今町長のほうから、来年度の予算に当たっては高温対策のほうを予算化して反映させていきたいという御返事いただきましたので、よろしくお願いしていきたいというふうに思います。この問題についての最後、町長にまた伺いますけれども、国は北海道を含む高温対策に伴う補 助 制 度 、 い ま だ に 打 ち 出 し て ご ざ い ま せ んが、渡島町村会などで国が高温対策の補助制度を設けるように、国が設けていただくように、北海道に強く要請していくことが必要だと考えておりますけれども、町長は北海道に対して要請行動を行っていく考えがあるのか伺います。よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 杉原太

私たちも一町村からの意見というよりは、町村会、そして北海道町村会というような形の中で声を出していきたいというふうに思っておりますし、その際には市長会のほうにも同調していただいてというか、既に市長会のほうでも動きがもうありますので、町- 18 -村会のほうでも合わせて要望していきたいというふうに考えております。以上です。

議員の質問 5番 川上弘一

という御答弁いただきましたので、今後と要請活動をよろしくお願いしていきたいというふうに思っております。1問目を終わります。

出典:七飯町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月7日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる

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