みんなの議会

せたな町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月20日

北部桧山衛生センター組合の解散について

聞いた人
菅原義幸 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 11番 菅原義幸

それでは3問目の質問につきまして町長にお尋ねいたします。北部桧山衛生センター組合の解散についてお尋ねいたします。①平成24年度から今金町に続いて当町でもミックス事業が実施されました。その結果、北部桧山衛生センター組合の業務は、大部分は、ごみ処理事業に集約されることになりました。ミックス事業が実施された場合は、組合を解散し両構成町の経費削減を図る構想がありましたが、削減経費の見込み額を伺います。②ミックス事業が実施されてから今年で8年目を迎えますが、組合の解散に向けた今日までの検討内容明らかにしてください。以上です。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

それでは3つ目のご質問にお答えをいたします。北部桧山衛生センター組合は昭和43年4月に一部事務組合として設立され、平成17年9月の市町村合併により、せたな町と今金町の構成2町による一部事務組合として運営され、現在に至っております。この間それぞれの構成町で下水道整備が整い、し尿と併せて処理するミックス処理に移行したことから、平成22年3月をもって、し尿処理業務を終了し、現在はごみ処理業務が主なものとなっております。先に2点目の質問から答弁させていただきます。組合の解散に向けた今日までの検討内容ですが、組合のごみ処理業務及び処理施設の管理等にかかる諸問題並びに課題についての整理を目的に、平成26年度において構成町の副町長、担当課長、組合事務局で構成する北部桧山衛生センター組合ごみ処理政策検討会を設置し、計4回の会議を開催し報告書がまとめられました。その中で共同処理の方向性についてのまとめとしては、2町間での共同処理の経済効果は大きく、町単独処理では新たな施設整備等の投資は避けられなく、現組合構成両町にとって将来的にもプラスにならない、現体制で廃棄物処理の目的を達成しながら経費の節減に努力し、将来の広域処理も視野に入れた低コスト化の検討も行い、現中間処理施設の延命化をできる限り図り維持していくのが最善であるとの結論付けをしております。次に1点目の質問ですが、組合を解散した場合の削減経費の見込み額についてですが、ごみ処理政策検討会においてはケースごとに比較検討いたしました。1つ目として、一部事務組合を解散し単独処理とした場合、それぞれの町に計量設備を備えた埋立地を整備する必要があるため、設備投資や管理経費が嵩み将来的に両町にとってプラスにはならないこと、2つ目として、広域処理の場合、渡島広域連合へ加入した場合の負担費用等を予測した結果、負担金の大きな差は無いものの、中継施設の建設が必要になり10億円以上の投資と管理人員が必要となり、運搬費用も発生するため経済的負担の面でメリットがないこと、3つ目として、管理を民営化する場合、破砕施設とリサイクル施設は既に民間委託としていますが、焼却処理施設を民間委託した場合、当時の試算では年間3,370万円の人件費に対し、民間管理会社の提示費用では3,060万円となっておりますが、将来推計と比較すると大きな優位性は認められないなど、それぞれの検討結果を踏まえ、ごみ処理政策検討会において先ほどの結論に至ったものであります。いずれにしましても、ごみ処理対策は暮らしやすく住みよい町づくりを推進する上で、重要な施策と認識していることから、構成町の立場として廃棄物処理行政の本来の目的を損うことなく、引き続き行政経費の削減に取組むよう組合に対し要請してまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。

議員の質問 11番 菅原義幸

先ほどの答弁については、根本的に納得がまいりません。到底受け入れられがたい答弁だと思います。まず簡単に申し上げておきますと、検討して結論が出たっていうことをあなた申し上げましたでしょ先ほど、いつ、どこで検討出したんですか。私のほうで得ている資料の限りでは、内部検討はされた経過はあるようです。ごみ処理政策検討報告書、北部桧山衛生センター組合ごみ処理政策検討会、これは内部組織でしょ、要するに事務方の行政の中の内部処理でしょ。確かに今あなたおっしゃったようなこと書いてあるんです。これは目を通してますよ私も。ここで出した結論が全てなんですか。どこかに正式にかけて正式の決定の手続きを取りましたか。取ったんであればそれをまず伺いたいと思います。幾つか指摘したいんですが、この検討した内容そのものに問題があるということなんです。大体これは内部の関係者だけで作業してるわけですから、センター全体合理化をやるとなれば身を切らなければないわけです。だから外部の関係者も入れて、徹頭徹尾、経費合理化、業務削減という厳しい原点でこの計画が作られていかなければならないわけですから、立てた計画のメンバーも、その後の手続き作業も、これ確か27年だと思いますが町長、8、9、10、11と、このまま来ているんです。ですから検討した経過は、あるのか、ないのかということになれば、私は、まだ検討し、結論が出ていない現状にあると、そういうふうに判断いたします。これは私の判断ですから。次に町長先ほど触れておりましたように、北部桧山衛生センター組合の主たる業務がごみ処理事業に集約された段階で、全体の業務量減っているわけです。減っているんだからしたがって管理部門業務も合理化させていかなければならないんです。ここまではいいですよね。それで私の試算なんですが、管理部門には3名の管理者います。これは事務局長、次長それから現場のほうに目配りをしつつ同時に事務所にいるメンバー、この3人合計の人件費は諸手当、共済費含めて一口で3,000万です。これは副町長にも確かめてあります。その基礎データも貰ってあります。ただこの3人を一部事務組合解散したからといって3人を全部合理化できるかというと、多分そうではないと思います。そうち1人は現場管理、総括の立場で所長になるんですか、副所長になるのかということで、残さないといけないですから3人のうちの1人は置いておくと、2人合理化できれば一口で2,000万です。10年間で2億ですよ一般財源。全体の業務が減っているのに依然として管理部門は同じだと。ここは根本的な矛盾ですから解決されてしかるべきだと私は思うんです。町長言ってましたが、北部桧山衛生センターの組合は確かに43年に確立されているんです。今の事業のメニューはちょっと違いますが、私も47年から3年間、組合議会に席を置きました。平成19年からは議長の職ということで関わりも持ちましたが、19年の議長に就任した時にいろいろな問題があるということを痛感したんです。まず率直に申し上げておきますが、当時から既に現業部門の職員から事務部門にあんなに職員必要ですか議長と、考えてくださいという提起を受けております。今日ここで言うのはどうかという問題もありますけども、視察に来た時には、ほとんど現業のスタッフで応対するそうです。仕事の手を止めて。それはそうです。専門的な説明しなければならないんですから、事務方の説明はそれは無理なんです。予算だとか事務的なことはいいでしょうけれども、とにかく我々忙しいのに、忙しくない人はゆっくりしてて、俺は何でこんなに汗をかかなければならないんだというようなことも含めて、非常に衛生センターの内部には矛盾がございました。町長の耳に届いていたかどうか知りませんけれどもね。それから町長、この度は衛生センターの中でパワハラ問題起きてますでしょ。議会の仕組みが違うからセンターの理事者から私たち構成町村の議会に報告ということはありませんでした。しかし全員協議会の場で、そうした問題があるということを私たちは報告受けてるわけですから、それに関する内部文書も私入手しております。今日ここに持ってきておりませんけれども。相当なものですよこのパワハラも、これは改めて関係者が提訴すれば、立派な事件になるものではないかと思ってますし、体質化しているって言うんです。被害者が1人や2人でないっていうんです。そういう問題も内含しているようでありますし、もっとビックリしたのは廃棄物処理場では、廃棄物処理法に基づく組合の維持管理計画書というのがあるわけです。町長ご存じでしょ。これは平成5年の衛生センターの正式な資料で、第1処分場の維持管理計画です。この時町長は議員でもなかったし、組合長でもなかったと思いますから、それで平成22年4月、あなたが組合長をやっている時の資料を出します。北部桧山衛生センター組合として第2処分場の維持管理計画を決めているわけです。これは廃棄物処理法に基づいて埋め立て手順計画をどうしなければならないか、センター組合自身が詳細な手続きを決めてるわけです。私も目を通して驚きましたが、処分して搬入したごみは即日覆土だとなっているんです。これは廃棄物処理法の指導に基づく基準なんです。私も迂闊だったと思いますけども、そういうことの確認というのはこれまでなされてますか。私が経験している限りでは毎日覆土という作業はなされていないのではないかと思っております。こういうふうにいちいち細かい揚げ足を取るつもりはないんです。細かい点を考えてみると相当の課題があります。しかしこれらがなんで問題にならないか。これは私は一部事務組合の性格、ここにあるのではないかと思っているんです。端的に言いますと、単位議会で一部事務組合の問題を取り上げるのは、自治体の場所が違うから、単位町村の議会では質問の対象になりませんと、これはずっと遠慮してきているんです。さてもう一方では、一部事務組合あるいは広域連合会組合の場面では、個別の町の問題を取り上げても、それはここでは馴染まないと、それは現地の中で構成町の中でやってくれということになるわけでありまして、一般質問が非常にしにくいシステムになっているということを痛感します。その結果、具体的な事象について議会が理事者に指摘し、改善改革されるという道が非常に遠のいているということなんです。私はそういうことも含めて、今発展的に改組されていくべきタイミングに来てるのかと思っているんです。広域行政組合だけではなくてさまざまな方法がありますから、自治法をよく研究していただいて、何が現在の北部桧山にとって現実的でより合理的で、より経済的か研究してみてもらえませんか。これは委託方式というのもあるわけですよ。一つの町が施設し運営しながら、同時に他の町村は基礎的な建設費の負担の問題も含めて委託をすると、こういうことでの先例もありますから、その時には自治体業務としてやっているわけですから一部事務組合議会は構成されません。あくまでも事業主体をやっている町での議会の批判監督権というのは保障されるわけです。そういうこともいろいろあります。それからついでだから言ってしまいますけれども、これまで広域連合あるいは一部事務組合の解散は非常に難しかったんです。町長知っているように構成している全構成者がこぞって解散の議決をしない限り解散できませんというのが地方自治法の精神だったんです。しかしこれは町村合併の時期を通じてあまりにも不合理だと、一旦入ったら未来永劫足抜きは図れないのかというような話もございまして、これは自治法が平成24年だと思いますが変更されました。どういうふうに変わったかと言いますと、自治法の286条の2です。前条第1項の本文の規定にかかわらず構成団体は、その議会の議決を経て、脱退する日の2年前までに他のすべての構成団体に書面を予告することにより、一部事務組合から脱退することができる。要は何を言いたいかといいますと、せたな町の主体性、判断、ここを町長が判断し、せたな町の議会に提示していただきたいと。せたな町の議会が良しとなったからといって、直ちに解散ということにはなりません。通告した2年後に解散できるんだという自治法上の改正点がございますから、一方通告やるよりも話し合って今後どうしたらいいと、今金町が業務をやるか、せたな町が業務やるか、そしてお互いに相手町村に委託をするかというような生きた柔らかな話をすれば解決すると思うんですけれども、そうしたことも踏まえて今日の段階にふさわしいごみ処理業務の組織体系を、ぜひ至急考えていただきたいということ申し上げて、再質問を終わります。町長、長くなくていいですから端的にお答えください。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

それではお答えをさせていただきます。先ほどの検討結果の内容ですが申し上げましたように、副町長それから担当課長、事務局で構成した検討会で検討した結果をお話をさせていただきました。それからごみ処理問題につきましては、今この大変大きな問題ということで、この前も中国において日本からのごみの輸入を禁止するというようなことで我が国としてもしっかり自国のごみを処理するという前提で進めていかなければならないというような話もございましたが、当町といたしましても、ごみの問題につきましてはしっかりと処理をするということが前提になると思います。その上でどうしたら効率の良い処理ができるかということでのご質問かと思いますが、管理部門のご指摘がございました。3名の管理者、これがもう少し整理ができるのではないかというような話、それから維持管理計画のとおり作業が進んでいるのかというようなご指摘もございました。また一部事務組合あるいは広域行政組合、この方式でいいのかと、もう少し考える必要があるのではないかというような感じのご指摘もございました。いずれにしましても、町として一構成町としては、どういう処理方式が今後相応しいのかということは常に考えていかなければならないと思っているところでございます。そうした上でしっかりと初期の目的が達成されて、しかも効率の良い構成町にとっても負担の少ないそういった状況が作れるのであれば、それが一望ましいんだと考えているところでございます。菅原副議長の話をこうしていただきましたので、構成町議会に対しましても、こういったお話がございましたというような報告もさせていただきたいと思いますし、それぞれの議会から構成町議会に議員として出られておりますので、そういった中でせたな町議会としてもそうした議論を進めていただく機会ができるのではないかとも思っておりますから、そういったことでこれからいろいろと協議を進めていただくように、この衛生センターに対しましてお話をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

いろいろ問題点を解決していかなければなかなか今すぐこういう方向でということにはまいりません。組合を解散してどちらかに委託をするという方法もお話をいただきましたけども、それもこの検討した中ではなかなか難しいと。というのはどちらかに今の財産を継承させて、現在の施設を使用できる間、2町間の委託処理とすれば現状と変わらない中間最終処分処理は可能であります。しかし近い将来、埋立地については、これは満杯になるわけでありますから、その後それぞれの町において、この計量設備を備えた埋立地地を整備するという必要がございます。そういったこのいろいろと詰めなければならない問題が出てまいりますので、これは今の時点で、この方法がいい、こっちがいいというような状況にはなかなか即答しかねるということでございますので、そういった部分につきましては、現在、衛生センター議会もございますので、そして中でしっかりと議論いただくのがいいのではないかと考えているところでございます。

議員の質問 11番 菅原義幸

答弁としてはほぼそういうことなのかということでは受け止めたいと思います。ただ町長の衛生センターの問題に対する基本的な姿勢については、私は危惧をしています。菅原心配するようなこと無いよと言えばそれまでですが、心配しております。これはどういうことかと言いますと、本当はここまで言うつもりはなかったんですが、ペットボトルは今分別回収で出されてる方結構いるわけです。うちらもそうなんですが。あれはわざわざ中を洗って、ペットの蓋はプラだと分けて、町長このペットの扱いがリサイクルセンターでどうなっているかあなた把握してますか。私どもに入ってる限りでは破砕に持っていかれているようですよ。分別した意味が無いのではないかということになるわけです。ただこれは現場を確かめておりませんから私は町長にそういう指摘があるということをお話させていただいて、真実かどうかの確かめをしていただきたいと思います。今のリサイクルセンターの状況からすればわざわざ分別させて袋の色まで赤か何かでしたか、そういうもので出させておいて、破砕に持って行くっていうなら、これは対住民の信頼得られません。なんでそういうことを言うかというと、要するに衛生センターの組合の日常の業務のさまざまな点について非常に管理、監視が行き届いていないということなんです。パワハラの問題なんかは人事管理の問題ですから、内部にいなければ絶対にわからないわけです。私はこういう言葉は使いたくないですが、一種の治外法権じゃありませんか。深刻だと思います。そういう問題単位町村で単位の議会であったら吹き飛びますよね。そういうことも含めて一部事務組合の組織の実態が、今日ふさわしいものになっているのかどうかということの根本に触れた検討をお願いしたいと言っているんです。どうしても一部事務組合を今までどおりで行かないとダメだというなら、それはそれで何が何でも反対だとは言えませんから、しかしこれだけ矛盾出てきて経費削減についても単純に年間2,000万です。全体の業務量減っているのに、事務方の経費何も変わらないっていうんですから、その一方で合併した町村は徹底的にこの12年間内部職員の合理化やってきているんです。なぜ衛生センターだけが金城湯池で全く別世界に括られているんですか。これはあなたおかしいと思いませんか。こういうこと言うと衛生センターの職員から菅原きついこと言っていると批判出るのかもしれませんが、それはあえて甘んじて私この場で取り上げざるを得ません。そういう大局の上に立ってより合理的で、より現実的なシステムがあるとすれば、そこを面倒臭がらないで根気強く解明していただきたい。私どもも必要な時期に必要なアイディアやご意見を申し上げますので、嫌わないでそういうことも吸収していい結論を出すように希望したいと思います。以上でございます。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えをいたします。職員管理も含めて内部管理の問題、それから合理化の話もされました。今までやってきた一部事務組合、私としては旧町からずっと繋がっている一部事務組合、順調にその使命を果たしてきたと思っておりました。ここに来ましてこういった問題がまだあるよということのご指摘でございますが、これがこの一部事務組合であるからダメなのかどうかという点につきましても、これはしっかり検討していかなければならないと思って聞いていたところでございます。いずれにしましても、このごみ処理問題については、この構成2町の暮らしをしっかり支えていくという重要な役割がございますので、これがそういった使命をしっかり果たしていくこと、これはもちろん当たり前の話でありますが、そうしたことに加えて今ご指摘の部分をどう解決していくかということ、これが一部事務組合の中でやれるのか、どうかということも含めて検討することになるんだろうと思っております。その辺も含めまして、しっかり構成2町ももちろんでありますが、衛生センター議会にもこうした一般質問がございましたという話をさせていただいて検討を加えたいと思っていることで、ご理解いただきたいと思います。

出典:せたな町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月20日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる