森町議会 令和6年第1回 3月会議 2024年3月6日
鷲ノ木遺跡の観光資源化について
- 聞いた人
- 松田兼宗 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 13番 松田兼宗
それでは、2問目の鷲ノ木遺跡の観光資源化について質問させていただきます。鷲ノ木遺跡は、縄文時代の祭祀遺跡で、国の史跡に指定され、環状列石や竪穴墓城などが発見され、当時の祭祀や儀礼、精神世界を知る上で重要な遺跡とされています。そして、現在令和4年3月に作成された史跡鷲ノ木遺跡整備基本計画に基づいて、鷲ノ木遺跡の今後の史跡整備事業及び保存、活用が図られようとしています。そこで、お聞きいたします。今後遺跡周辺の整備が進むことから、鷲ノ木遺跡の観光資源化を推進するべきであると考えますが、いかがでしょうか。遺跡の保存と観光資源として活用することは、必ずしも矛盾しているとは考えられません。遺跡の価値を広く社会に伝えることは、遺跡の保護にもつながりますし、遺跡を観光客に見せることによって地域の経済や文化の活性化にも貢献できます。遺跡の魅力を引き出し、観光客の興味や満足度を高めるとともに、地域の活性化や収入の増加につながると考えられます。しかし、遺跡の観光資源としての活用には、適切な管理や配慮が必要です。遺跡の損傷や破壊を防ぐためには、観光客の数や行動を制限したり、遺跡の周辺環境や景観を保全したりする必要があります。遺跡は、私たちの先祖の生活や文化を伝える貴重な財産であり、遺跡を保存し、活用し、世界遺産として未来へ継承することは、私たちの社会的な責任だと考えますが、いかがでしょうか。そして、遺跡の所管は教育委員会ですが、観光資源化を推進するについては、得意とする担当課に変更すべきだと考えますが、いかがでしょうか。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。鷲ノ木遺跡は、平成15年の森町教育委員会による発掘調査により、環状列石と竪穴墓城が発見され、平成18年に環状列石部分が国指定史跡となりました。また、その後の平成23年までの範囲確認調査の結果を受け、平成24年に国指定史跡の範囲の追加指定が行われ、現在の国指定史跡の範囲となりました。それ以降、整備に向けた内容確認調査を経て、国の補助金を活用し、土地を取得し、平成30年に史跡鷲ノ木遺跡保存管理計画の策定、令和4年の史跡鷲ノ木遺跡整備基本計画の策定と進めてまいりました。ご質問のありました鷲ノ木遺跡の観光資源化についてですが、観光資源として観光客の方など多くの方へ遺跡の価値を広く伝えることにより、遺跡の重要性についても広く伝えることができることから、遺跡の保存にもつながるものと考えておりますので、森町の観光資源として活用できると考えておりますし、活用していくべきものと考えております。また、世界遺産として未来へ継承ということにつきましては、世界遺産への登録は関係自治体との協力、国の推薦手続、その後の海外の専門家の評価など、段階を追って進める必要がありますので、北海道との協議を継続しながら進めていきたいと考えております。ただし、世界遺産への登録の有無によって、遺跡そのものの価値に違いがあるものではありませんので、今後実施予定である保存のための整備をしっかりと行い、未来へ継承していきたいと考えております。最後に、観光資源化の推進については、得意とする担当課に変更という部分ですが、観光資源として観光部局にPRしていただくことは必要であると考えておりますが、国指定史跡という適切な管理や配慮が必要な場所でありますので、引き続き教育委員会で管理し、観光部局と連携しながら進めていきたいと考えております。以上です。
議員の再質問 13番 松田兼宗
この鷲ノ木遺跡が世界遺産になる必要は本当にあるのでしょうかと私は思っているところがあるのです。疑問に思っている。観光資源として考えたら、確かに頭に世界遺産というのはあってもいいのかもとは思います。そして、今現状に、なぜ世界遺産にならないかというと、下にトンネル走っているからですよね。だけれども、逆に考えれば、トンネルの上に遺跡あるなんていうところありますか。それを逆手に取って観光資源としてPRすべきなのではないですか。あのロケーション、バックに駒ケ岳が見えるあのロケーションを、そして高速が走っているのです。そういうロケーションがありながら、それを逆手に取ってPRすることこそ観光資源化することだと私は思っているのですけれども、いかがですか、その辺。世界遺産は駄目だと言っているわけではないです。当然それを目指すべきだと、それはいいのです。それと、もう一点、担当課の問題なのですが、私の個人的な偏見なのかもしれません。どういう偏見かというと、教育委員会ってコマーシャリズムに対しての偏見を持っているという私は偏見を持っているのです。それ自体を脱却するためには、例えばここでいえば商工観光で担当すべきものだと私は思うのです。どうも教育委員会、教育という部分が頭にあって、1つ高いところにいて、何かほかの下々のやっていることをあまり評価していないというか、そういうようなイメージを、私そういう偏見を持っているのです。だから、余計、それが偏見だと私言いますけれども、偏見だと思っています。だから、そういうような形を持っているものですから、あえて観光資源化を考えた場合は教育委員会から、一緒に関わるのは当然なのですけれども、共同でやる部分を考えないと進んでいかないのでないのと私は思うのですけれども、いかがですか。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。議員ご指摘のとおり、観光資源化、観光とは町の魅力に光を当てるという、私観光協会時代に先輩から学んだ言葉なのですけれども、まさに役割として観光資源化、森の財産ですから、鷲ノ木遺跡は。ですから、そういう意味でも観光PR等々は担当課、得意な課と、そして共同して行うべきものだなと思っています。その辺は、しっかりと教育委員会と共同して行っていけるものと私は考えています。全てを、整理から何から所管をほかの課に移してしまうというところは、やはり国から重要な遺跡、史跡の整備のガイドラインがしっかりと示されております。指定されたその区域に関しましては、地面すら簡単に掘ることが許されないような地区にも指定されます。しかしながら、先日議員の皆様にご説明させていただきました社会教育課の整備計画等々につきましては、しっかりとその観光的要素も含んだある一定の、私は町長としては評価しているところでございます。しっかりと歩きながら、縄文の森を通って遺跡に行って、バリアフリーも考えられていて、駒ケ岳をバックにするロケーション、一番景色のいいところもしっかりと捉えつつ、また車の止まっているところに戻ってこれると、そういったしっかりとした観光要素は含まれているのかなと、私は評価しているところでございます。しかしながら、これは文化庁の方もお話しされていたことなのですけれども、やはり当然世界遺産登録というところを目指す、目指さないは置いておいて、この大事な森町の宝を町民皆さんで共有して、みんなでつくり上げていくという、そういう盛り上がりをぜひ町長、頑張ってつくっていただきたい。それに反応して、やはり文化庁もいろんな予算をつけてくれるのかなと私は期待しているところでありますので、町には観光ボランティアガイドの会の皆様ですとか、これから本当に多くの民間事業者、民間団体の方々のご協力を得ながら実現していかなければならない観光資源化だと思っておりますので、そこはしっかりと役割分担をさせていただきながら、この森町の宝をしっかりと後世に引き継いで、森町の魅力として皆さんに誇り高きものとしてアピールしていただけるような史跡にしていきたいと考えております。以上です。