みんなの議会

森町議会 令和6年第1回 3月会議 2024年3月6日

子育てで選ばれる町になるために

聞いた人
斉藤優香 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 斉藤優香

通告に従いまして、質問させていただきます。子育てで選ばれる町になるために。子育てで選ばれる町にしませんか。私は、3年前に人口減少対策についての質問をしました。町長は、高い目標に向け、どう進めていくかを考え、実行していくことが重要であるとお答えになりましたが、人口は減り続けております。森町で子供を産み育てる場合、産婦人科がありません。専門の小児科もありません。さらに、託児所、保育所、学童保育ではたびたび待機児童問題が起こっておりますが、それは働いている方と雇い主にとっては死活問題につながります。そして、障がいの症状によっては森町での療養や教育は受けられないことがあるなど、様々な問題対策が急務であると考えます。子育てしやすい夢ある環境づくり、住み続けられるまちづくりのために、まずは子供に関わる業務を集約し、森の子供の成長を切れ間なく総合的に支援するために連携し、窓口業務を一本化してもりっこ未来課に再編してはいかがでしょうか。そして、高い目標達成のために各課の垣根を超えて魅力ある少子化対策に取り組み、町全体で考えていくことが必要です。町長の所見をお伺いします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。子供が幸せに生きるためには、身体的、精神的な安心、安全が地域で確保されていることが大切であり、保護者への経済的支援を含めた総合的な施策が必要であると考えております。こども家庭庁が発足し、子供たちを取り巻く様々な問題に対しての支援や相談体制などの構築が進む中、限られた財源を活用しながら少子化対策に限らず、将来を見据えた効果的な対策に引き続き取り組んでまいりたいと考えております。そのためには、議員お話しのとおり、地域の力を含め、町全体でこの課題に取り組んでいかなければなりません。支援内容や分野が多岐にわたる業務を集約した窓口設置についてのご提案がございましたが、現在町としましては子育て支援課に設置している児童福祉を担う子ども家庭総合支援拠点と保健センターに設置している母子保健を担う子育て世代包括支援センターの機能を有した上で組織を見直し、全ての妊産婦、子育て世帯、子供へ一体的に相談、支援を行う機能を有する機関として、森町こども家庭センターの設置に向けて必要とする人員を含め業務の内容や課題の洗い出し作業に取り組んでおります。多様な家庭環境等に関する支援体制の充実強化に向けて、引き続き取り組んでまいります。以上です。

議員の再質問 7番 斉藤優香

前向きにこれから取り組まれていかれるということなのですけれども、私は今提案していることはとても難しいことを言っていることではなくて、再編して、そういうふうにしていただければとてもいいのかもしれないのですけれども、生まれてから中学校卒業までの窓口業務を一本化するだけで親の負担はとても軽減されると思うのです。例えば、皆さん、男性の方が多いので、想像ができないかもしれないのですけれども、転勤で大都会から森町に来ました。とても育児に不安があって、知っている人も誰もいません。そういう中で、森町には子ども家庭総合支援拠点というのがあるのだなと思って相談に行きました。とても丁寧に話を聞いてくれたので、知り合いもいないけれども、安心して森で子育てしようかなと思って、いざ手続をするとなると、上の子は障がいがあるかもしれないという話だと、隣の庁舎に行ってください。下の子は幼稚園に入れたいと思っているのですと言った途端、下に下りて隣の公民館の3階まで上がって手続してください。そして、あと妊娠しているかもしれません。それであれば、母子手帳が必要なので、ここの階段を下りて、右に曲がって、ずっと坂を上っていくと学校があって、そこを左に曲がって川を越えて行くと保健センターがあります。そこで手続してください。運転ができたり地理が分かっている人であればいいと思うのですけれども、都会から来たりすると運転もできない、車のない人もいるかもしれません。その中でこういうことが日常起きているのです、普通。なので、簡単にできる手続がその中にもあるはずなのです。それをちょっと見直していただきたい。そして、どの窓口でもいいのですけれども、そこの窓口に行けばある程度のこと、難しいことはその課に行かなければならないけれども、簡単な手続はそこで済ませるということができないものなのでしょうかということなのです。例えば少々お待ちください。ただいま係の者が参りますので、ここで今できる手続をしておきましょうというのはいかがでしょうか。それだけで安心して、ああ、ここで子育てをしていこうという、各課との関わりもとてもよく……各課で対応していただくのはとてもよくしてくださっていると思うのですけれども、それが何回もそこに行かなければならないとかになってくると、やはり行政サービスを提供してもらう側の目線に立って考えてほしいということなのです。昨年の11月に窓口業務の調査を庁内で行った。若手の職員さん含め行ったということが新聞にも出ていました。その調査を行ったら、課題が浮き彫りになったことに対して、副町長は改善すべき点があると感じた。現庁舎でもできることは、どんどん改善していってもらいたいとコメントされています。私もまさにそう思います。町民にとっては、庁舎が古いとか新しくなったらとかということは受けるサービスに全く関係はなく、今からでもできることというのがあると思います。それは、子供を取り巻く問題を共有できるというメリットがあると思います。早くから一緒に考えていけるのではないでしょうか。ぎりぎりになって困り果てて、これは町では解決できないと言われて転居されたり、他町のサービスを利用しなければならないとか。先ほどの議員も言いましたけれども、待機児童問題があるので、働き続けることを断念したり、これは本当にそこの連携がうまくいっていれば全然、最初から分かっていることだと思うのです。保育所というのは、前提が働いている親なのです。その親たちは、では小学校行ったから仕事を辞めるかというと、そうではないと思うのです。その親たちは、ほとんどが学童に入るということを前提に考えていれば、こんな待機児童の問題でぎりぎりになっていっぱいです、すったもんだということはないと思うのです。もう入所しているときから、この子たちは学童に行きますか、それをただ親に聞くだけで、その問題は大分解決してくると思うのです。こどもまんなか社会の推進とかチャイルドファーストを宣言するならば、行政のほうの考え方も変えていく必要があるのではないでしょうか。子供の成長を町全体で見守る、情報を共有する体制を窓口業務からまずは始めてみませんか。町長の所見をお伺いします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。議員のお話にありました窓口業務の課題の抽出と見直しに関して、職員間で話合いというかワークショップというか、そのようなことを行いまして、副町長の考え等もお話しされたとおりでございます。常日頃、窓口業務の改善、議員が先ほどお話しになったサービスを受ける側から見てどうなのかという判断、その辺もしっかりと職員間で共有させていただきまして、本当に常日頃対応改善には職員の皆さん、意識を働かせてアンテナを張って考えているところでございます。子育て世代のお母さん、お父さん、先ほどお話に出た障がいを持っている子供のお話ですとか妊産婦のお話、高齢者に対するそういった窓口業務に関しても、先般いろいろなご質問の中でも答弁させていただいておりますけれども、同様に行っております。現状でできていないところは、今ご提案いただいた中で本当に単純な事務作業、受付業務、何か書いてもらう等々であれば、高齢者の福祉事業に関してもやっていることと同じように、いろいろとサービスを深めていくというか、利便性を高めていくというのは可能なのかなと思っております。引き続き窓口業務に関しましては、単純な事務の手続と本当の深い相談の部分というのは少し切り離して考えなければならないのかなと思うのですけれども、窓口業務に関しましては引き続きどういった点で効率化を図れるかというのは検討して反映していきたいと思います。先ほど来、チャイルドファーストという言葉出ております。まさにチャイルドファーストを宣言させていただきましたその本質は、やはり子供子育て世代、こどもまんなか、いろんなキーワードはありますけれども、やはり子供の将来が大人たち、地域の未来であると。それを彼らが抱える課題を解決してあげなければならないし、それに関しては行政も地域も民間も関係なく、みんなで力を合わせて行っていかなければならないというところの意思表示の一つでもございます。今後様々なチャイルドファースト宣言に関する施策等々は、議員の皆様もいろいろお気づきになる点が多々あるかなと思います。本当に多くのことをご提示、ご提案いただければ、チャイルドファーストを宣言させていただきましたので、行政にしっかりとこれからも反映させていただきたいと思います。以上です。

議員の再々質問 7番 斉藤優香

前向きな考えだと思うのですけれども、この子育て支援体制の窓口業務一本化というのは、もう20年ぐらい前からされている町がありまして、長泉町なのですけれども、そこは子供をいかに健全に育てるかに重点を置いて、20年ぐらい前からやっています。今人口増加で、中学校も増設しないと足りないというぐらいなっています。これは、本当に各課で見直していけばすぐにできることではないかなと思いますので、ぜひやっていただきたいなと思います。最後のほうに質問させていただきましたけれども、高い目標達成のために各課の垣根を超えて魅力ある少子化対策に取り組むということなのですけれども、子育てで選ばれる町というのは人口対策も本気で取り組んでいるのではないかなと思います。魅力ある少子化対策に取り組んでいかなければ、この人口減少対策を、どの町も少なくなっていると言われていればそうなのですけれども、やはり増えているところもあるとしましては、現状維持なりしていかなければならないと私は思っています。町長の町政執行方針でまち・ひと・しごと創生総合戦略について、起債事業を通じて官民で共有し、競争していくことが重要であると考えますと述べられました。このまち・ひと・しごと創生総合戦略は、平成27年から始まり、令和2年から第2次が始まりました。令和6年までなのですけれども、新しい施策もありますが、ほとんどが変わっていない。そして、振り返りの主要な成果も反省点も3年間同じ。こんな執行方針にも載せている大事だと思っている戦略が全体の振り返りも今のところ同じです。その中にも基本目標3で結婚、出産、子育ての希望をかなえるための支援を充実するというのがあります。実行している施策もあると思いますが、実績値に積み上がっていないように私は思います。そこで、ただ各課でそれこそ新しく相談窓口ができたということで追加資料で分かりましたけれども、相談件数が多いか少ないかは、これいいとか悪いとか、多いからいいのか少ないからいいのか分からないのですけれども、そういう相談に来られている方もいる。大きなことは、広く連携して、皆さんで解決するかもしれないのですけれども、やはり日々起きている小さなことにも目を向けていくということが地域で子供たちを育てることにつながっていくのではないかなと思っていますので、ぜひとも、名前はどうでもいいのですけれども、もりっこ未来課みたいにして、町の未来のために総合的に魅力ある取組、そして子供の成長を地域で見守り、誰一人取り残さない社会をつくっていきませんか。それは、子育てで選ばれる町になると思います。町長にもう一度お伺いします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。議員お話しのとおり、全く私も異論なく同じ考えです。選ばれる町、そして様々な子育ての課題を解決しつつ、子育てしやすい町、そういうものは必ず実現していく必要があると思います。まち・ひと・しごと創生総合戦略の話も出ました。業績評価のKPIのお話だと思うのですけれども、見直し等々、そしてその事業に対するご意見等々は年数回行われる策定委員会の中で委員の皆様からご意見等をいただき、その会議には私も直接参加させていただいています。参加させていただきながら、ご意見をしっかりと自分の耳で聞いて、なかなかその会議で発言するというのははばかれるのですけれども、委員会の委員の皆様と一緒にまち・ひと・しごとの事業、ブラッシュアップはこれからも図っていきたいと考えているところでございます。改めまして、本当に議員おっしゃるとおり、この森町、子育てしやすい町に、選ばれる町に引き続きなるように努めてまいります。以上です。

出典:森町議会 令和6年第1回 3月会議 2024年3月6日 議事録 PDF(131ページ) 間違いを知らせる