森町議会 令和6年第1回 3月会議 2024年3月6日
防災無線放送の用語などについて
- 聞いた人
- 野口周治 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 野口周治
続いて、2問目お願いします。町では、町民に知らせたい事柄を防災無線で放送しています。全国の、特に外国籍の居住者が多い自治体を中心に、外国人にも分かりやすい言葉遣い、文のつくり方を工夫しています。12月の議会で、働いてくれている外国人に選ばれる地域となるためにという議論がありました。同じ文脈です。文は短くして、できるだけ易しい言葉を使います。これを「やさしい日本語」といいます。例えばお盆の頃に「供花、供物を」という放送がありました。これを「お墓に花や食べ物、飲み物を置くと、ヒグマが食べに来ます。危ないです。必ず持ち帰ってください」と言えば、よく分かります。また、最近ですけれども、「現在津波注意報が発令されております。海岸や河口に近づかないようにご注意願います」という放送がありました。日本語が本当に片言のベトナムなんかから来ている人たちに、これで伝わりません。それを「津波が来るかもしれません。津波は海から来ます。とても危ないです。海や川に近づかないでください」と言い換えます。「やさしい日本語」は、行政の文書や掲示物、窓口対応、放送など全てに当てはまりますけれども、今日は防災無線への導入についてお尋ねします。防災無線を「やさしい日本語」で行えば、外国人だけでなく、子供たちが、あるいは耳が聞こえにくい、聞こえに問題のある人にも伝わりやすくなります。いかがでしょうか。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。町では、防災行政無線を整備し、野外拡声器や個別受信機において、災害情報や行政情報を住民の皆さんに周知を行っております。また、防災行政無線放送については、広報等でお知らせしているとおり、電話で放送内容を確認できるほか、森町公式ホームページ、森町公式ラインにより放送分の内容を確認できるよう利便性を高めております。防災行政無線放送の内容は、基本的には情報提供を必要とする担当課が放送文を作成し、防災交通課へ放送の依頼を行っているところであります。防災交通課では、内容を確認し、住民の皆さんに伝わりやすいように内容や文面の長さ等を考慮し、放送を実施しているところであります。防災行政無線放送は、音声での伝達となりますので、文面が長くならないよう簡潔に放送を実施しておりますが、住民の皆さんが分かりやすい表現も重要でありますので、外国人や障がい者、お年寄り、子供なども分かりやすい放送が実施できるよう、具体的な日本語の使用例等の情報収集を行ってまいります。以上です。
議員の再質問 6番 野口周治
今町長おっしゃったとおり、それぞれの担当課で、あるいは防災交通課で工夫されていると私も思っています。それは、工夫の跡が見えるのです。ただ、その中にまだ課題が残っている。それから、私会社員を辞めて勉強し直して3年間、日本語学校の教師をやりました。生徒は、これから日本で専門学校だとかほかの学校に進学するための日本語の習得のために来た人たちです。この人たちは、日本に来る時点で基礎的な訓練、言葉の訓練を受けてきているのですが、その人たちでも本当に短く切った文章でないと理解できないのです。基本的な単語を知っているはずなのに、知っている言葉が聞き取れない。この人たちに伝えるためにどうするかというとというのが、先ほどのところにつながっています。これは、専門的にお助けできることもあると思うので、お手伝いをしますが、ぜひ硬い言葉、格式のある言葉、何か威厳のある言葉ではなくて、軟らかく、聞きやすく伝えやすいということにぜひ工夫をしていただきたいと思います。以上です。要望になってしまいましたけれども、改めてぜひ改善、さらにいいものにしていただきたいということをお願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。野口議員おっしゃるとおり、外国人の方ですとか障がい者の方、高齢者、子供等々、そういった観点からも必要な配慮かなと思います。それ以外にも、やはり注意を引く聞こえ方というのも非常に大事な要素なのかなと思います。町民の皆様は、本当にご自身の状況ですとか放送の時間帯ですとか、置かれた環境においていろんなご意見を持たれています。ですので、コロナのときもそうだったのですけれども、やはり一つの放送に対して全く真逆の意見が来たりもします。しかしながら、早速先ほど野口議員からこういった事例はどうだろうという情報共有いただきました。実際口に出して読んでみると、非常にやっぱり軟らかくて、すっと入ってくるという印象を持ちました。ちょっと読んでみますと、例えば従来の放送内容、2月9日金曜日に「防災無線による試験放送を実施します。試験放送は、午前11時頃です。最大音量で放送しますが、試験放送ですので、災害と間違えないようにご注意ください」、これ本来の、従来のやり方です。野口議員のおっしゃる分かりやすい表現の仕方、「防災交通課からです。大きい音で放送します。テストのための放送です。心配しないでください」。いろいろと要素は足したり引いたり、もうちょっとしなければならないこともあるのかもしれないのですけれども、実際これを流してみて、町民の方からどういったご意見をいただくのか。いろんなご意見はあると思うのですけれども、実際試してみる価値もあるのかなと思っております。早速どのタイミングでかはあれなのですけれども、実験的な要素も含めて試して実施させていただきたいと思います。よろしくお願いします。