みんなの議会

森町議会 令和6年第1回 3月会議 2024年3月6日

防災対策について

聞いた人
山田誠 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 山田誠

それでは、私のほうから1点質問させていただきます。令和6年1月1日の能登半島地震は震度7を観測し、半島の6市町は甚大なる被害を受けました。我が森町もこれらの状況を見て、早急に防災対策の整備をすべきであるというふうに思います。まず、一番重要なのは、避難道の整備確保でございます。このたびの地震で気象庁地震火山部地震津波監視課は、津波警報の発令を3分以内に実施することは物理的に考えて不可能であるというふうに言っておられます。2011年3月11日の東日本大震災も5分後に発表されております。避難は、いつでも素早くできるよう、あらゆる環境整備が必要でございます。北海道も胆振東部地震、または南西沖地震等々大地震が発生し、多大な被害を被っております。一刻も早く安全な場所等に避難できる体制を整備しておく必要がございます。そのためには、避難道の確保が重要でございます。また、避難所となるべき施設の確保も重要であり、特に海抜の低い地域に位置する砂原5丁目地区、ここは海抜1メートル未満でございます。砂原1丁目地区、ここは1メートルから2メートル、港町地区も2メートルくらい、それから尾白内地区も3メートル等と、甚大な被害が想定されます海抜の低い地域を最優先して、できるだけ早く整備すべきでございます。国は、津波避難対策特別強化地域として道内の太平洋沿岸の39市町村を指定しました。その中に森町も入っております。避難施設等、避難路、また避難タワー等々を整備する際、国の補助率を3分の2に引き上げるためには、津波避難緊急事業計画の策定が必要となります。町長は、町民の生命、財産を守る義務がございます。防災対策には特効薬がないと言われておりますが、火山防災も含め地域の住民の防災活動の底上げ、意識の高揚を図り、さらには家屋等の建物の耐震化率の向上を含め、被害を最小限に食い止めるためにも早く最善の防災対策をすべきと思料いたしますが、町長の所見をお伺いいたします。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震特別措置法において、特別強化地域に指定されたことから、津波避難対策緊急事業計画の策定により、避難路や避難施設等のハード対策について、補助金の優遇措置が取られたところです。このため、津波浸水想定区域の町内会を対象として、津波避難に関する実効性を確保するためには、ハード対策とともに、ソフト対策も必要となることから、各地域の津波避難に関する課題の共有を行うため、津波対策検討会議を実施したところです。現在は、津波対策検討会議で出された避難に当たっての課題や要望等の取りまとめを行い、精査作業を実施しているところです。各地域の津波避難の課題解決に向けて優先順位をつけて取組を進めてまいりますが、ソフト対策等で対応可能なものについては早急に実施してまいります。また、防災対策としては、引き続き木造住宅の耐震診断及び耐震改修工事に対する補助金制度の啓発に努めるほか、住民の皆さんの防災活動や防災意識の向上のため、町内会、町内企業や団体、グループ等を対象とした防災出前講座等を実施してまいります。以上です。

議員の再質問 5番 山田誠

災害は、地震、津波、火山噴火ありますけれども、これはいつ発生してもおかしくない現状下にございます。森町のライフラインの早期整備、さらに避難施設等の総合的な整備充実も大切でございますけれども、特に住民の防災意識を日頃から高めまして、実践型訓練を取り入れ、体にしみ込ませることが最重要だと私は思っております。森町の各町内会ごとに自主防災組織を設置させまして、私の記憶では森町で僅か2町内会しかないはずです。これを全町内会に設置させまして、各災害の被害を最小限に食い止めるため、自助、共助、公助の取扱いが必要かと思います。また、各団体、企業等々の支援協定を結びまして、防災に対する盤石な体制を図るべきだというように思っております。ハザードマップ等々のいろんな面で見直し、修正を加えまして、森町の全町民の方々、児童生徒も含めまして、災害に対する意識の高揚を図り、災害がいつ襲ってきても対応に可能な環境づくりを行い、被害を最小限に食い止められるよう全町民に正しい知識と適正な行動を身につけさせ、自らの命を守る防災教育を進めるべきだと、私はそういうふうに考えてございます。今町長がおっしゃいました防災出前講座、これは各グループ、または団体が申し込みなさいとなっていますけれども、そうでなくて町自ら出向いて、全町内会等、また部落等に行って説明、勧誘をして防災対策に臨むべきだと私は思いますが、いかがでしょう。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。先ほど来、やはりこの防災関係、今年は新年明けてすぐ大きな災害が発生して、議員の皆様もそうだと思うのですけれども、町民の皆様も本当に今後森町、自分が住んでいる場所、このまま住み続けるためにはどういったことが、先ほどお話しの自助、共助、公助の中で達成していかなければならないのかというのは改めて皆さん興味を持たれて、興味というか、関心というか、新たに認識を深めなければならないという意識はある一定程度高まっているのかなと思っております。その中でも、やはりこちらから出向いて出前講座というか、そういったものを行政で開催するという投げかけも、個別の町内会もそうですけれども、連合町内会のほうにも相談をさせていただきながら、時間もかけていられないという認識もありますので、そこは効率よく、幅広く行えるように、少し方法を検討したいと思います。やはり一番大事なのは、議員おっしゃるとおりもっともっと認識を高めていただく。今回、昨年、今年度でもまだあるのですけれども、昨年各町内会を回ったり、各個別の要避難支援者の方々にこれから個別に伺ったりもするのですけれども、やはりもうちょっと認識、そしてハザードマップの使い方ですとか見方ですとか、そして誤認されているようなことというのも今回確認できました。そういったことも改めて各地域で自身が住んでいる場所からどの道をどう通ってどこに避難するかということもしっかりと再度お示ししながら、また防災マップも使いながら、そういった講座も含めて意識醸成を認識、知識の講座というものは開催していければなと思っております。そして、自主防災組織という話も出ました。確かに町内ではまだごく限られた町内会でしか具体的な組織というものはできておりません。これも、まずは各町内会単位にそういった検討を、検討というか、出前講座の開催も含めて、行政と、まずは町内会の一部の組織の中で委員会的なものといいますか、そういったものを立ち上げていただいて、まずは情報の共有をしっかりと町内会として、町内会の役員の方、担当委員の方と今後のスケジュール等々、そして町内会が抱えている課題、ご要望というものもしっかりと表明というか、形になるように連携は深めていければなと思います。こちらも新年度に向けて、今回このようなご意見いただきましたので、担当課のほうで少し検討させていただきたいなと思います。いずれにしましても、やはりまだまだ、全てつながってくるのですけれども、防災無線の話もそうですし、広報での周知もそうですし、こういった出前講座の話もそうです。ハザードマップもそうです。これから本当にこの町で住み続けるためには、安心、安全を確保しながら暮らし続けるためにはどうしなければならないかというところはしっかりと町民の皆様と意見交換をしながら迅速に進めさせていただきたいと思います。以上です。

議員の再々質問 5番 山田誠

今町長のほうで各町内会等々が組織的なものをつくって、安全、安心に住める森町をつくっていきたいというような話でございますけれども、やはり意識が全くないわけでないけれども、そんなに高くはないと思います。というのは、昨年訓練を行いましたけれども、僅か130人しか参加していないというふうに伺っていますけれども、今の森町の1万四、五千人いるうちに僅か130人なら訓練にならないでしょう。もう少し強力な体制をつくらせてやっていかないと、先般の能登半島の地震見ましても、3分でない、1分で来ているのです。だから、地震だったらすぐ、先ほど私言ったように避難道路どことどことどこ、さっき町長言っていましたけれども、ハザードマップ見てと。うちのハザードマップは、前に私どもも言っていますけれども、きちっとその部落の長老の方々の意見を聞いて作り直しなさいという話をしているのです、担当のほうに。全然やっていないです。やっぱり職員よりも地域に住んでいる方々のほうが詳しいのです、物事は。だから、早めにそれを把握して、その部落、部落の方々に周知徹底を図るべきだと、私はそう思っているのです。先ほど言ったように、自助、共助、それから公助、これらもやっぱり団結した上で町全体でその対策に取り組んでいかなければ、それは幾ら町長がどうのこうの言ったって話にならないです。そういう意味で、きちっとした体制、先ほど町長も言っていましたけれども、連合会は連合会主体で話をして、それらのものを全うしていって、安全、安心で自分の命は自分が守るのだという意識をきちっと分析させて実行に移していただきたい、私はそう思っているのです。前にも私も話ししましたけれども、特に、こんなことを言ったら怒られますけれども、砂原5丁目辺りは人口800人以上いるのです。道路2本しかないです。そこを集中的に行きなさいと言っても無理なのです。その辺、きちっとした補助的な道路も含めて、きちっとした対応を取っていかないと、避難しなさいと言っても避難できないです。その辺をよく検討していただいて、早めにハザードマップを修正、見直しした上で各部落、部落の方々について防災的なものについて意識と認識を高めて、事故のない、災害に遭わないようなスタイルを取るべきだと私はいつも思っているのです。それと、もう一つ必要なことは、避難する場合に非常持ち出しの部分があるわけです。例えば水だとか衣類だとか、それから薬品だとか懐中電灯とかいろいろあるけれども、私5丁目の町内会で緊急用のスーパーランタンという、明かりとラジオと携帯の充電をする、それからそれらのもののライトもつけて携帯電話の充電もできて、それから緊急用のサイレンをつけたものを確保して、各家庭に配ったわけです。大変喜んでいます。だから、今老人の方々も個人で買いなさいと言っても大変だから、町で、全額でなくてもいいですから助成を出して、そういう災害防災に努めるよう、研究等々含めて、出前講座もいいですけれども、そのときにそういう対応も含めて万全を期した災害防災をやっていただきたい。いかがですか。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。避難を想定して、いろいろなことを取り組んでいかなければならない。行政はやはり、例えば発災時が最悪の環境下で起きるというのを想定して、様々なことを準備しなければならないと思っております。一番考えられるのが、津波避難の警報が出たときに、真夜中で、真冬で、猛吹雪で、停電して、そういった状況が幾重にも重なった際には、今まさに想定されている避難歩行のスピードですとか、そういった数値、定数が一気に悪化するというか、想定外の状況に避難する方のほうが陥ってしまうという状況が考えられます。そういった想定も新たに考え直しながら、これも今担当課が各町内会に入って、各町内会ごとの課題を聞いたときに、現状の一番の課題として考えているところであります。そもそもの想定をもっともっと最悪の状況下に置き換えて、いろんなことを行使していかなければならないというところは担当課のほうで捉えているところであります。ハザードマップの更新というお話も出たのですけれども、紙媒体として、ひとまずはハザードマップの本来の趣旨というか、その辺と照らし合わせれば、一定の効果というか、目的は現状では果たしているハザードマップになるのかなと思います。でも、しかしながら今後それをもっともっと、今このデジタルの力ですとか、いろいろな見れる人、見れない人という話も出てくるのであるのですけれども、様々な技術を活用して、よりリアルタイムに様々な情報を共有できる。特にこの機能というのは、発災時には非常に大事な機能になりますので、そういった要素を取り入れていけるかどうかしっかりと検討して、必要に応じてハザードマップの更新はかけていければいいのかなと考えているところであります。各町内会単位でご意見は様々なものを本当にいただきました。先ほど山田議員おっしゃった避難路の話も相当数出ております。現状やはりそういったものを、実際避難しなければならない状況になったときに、みんな一斉にそこ行ったら、歩いて行ってくれとはいいながらも車で行く人もいたり、本当に想定外のことがたくさん起きると思うのです。そういったものもしっかりと先ほどのご要望の中と照らし合わせて、この避難整備計画ですか、そういったものはつくり上げていくというふうに思っておりますので、ご理解いただければと思います。自前の物資の準備に関しましては、後ほど同僚議員の方からご質問等々もございますので、もしその中でお答えできればお話もさせていただこうとは思うのですけれども、できる限りのそういった自助、共助、公助をみんなで高めて住み続けられる町というふうなものを担保していければいいと考えております。以上です。

出典:森町議会 令和6年第1回 3月会議 2024年3月6日 議事録 PDF(109ページ) 間違いを知らせる