みんなの議会

長万部町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月11日

ヒグマ対策について

聞いた人
辻紀樹 議員
答えた人
町長 木幡正志、産業振興課長 小川洋

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 辻紀樹

私は、ヒグマ対策についての1件を質問いたします。北海道のヒグマの推定生息数は、平成2年から令和4年までの32年間で2.3倍の1万2,000頭となり、生息域も拡大を続け、人里への出没回数も大幅に増え、今後、さらに増加すると考えられています。本町でも、昨年苗畑地区でヒグマが確認され、今後人里への出没について適正な対応が必要ではないでしょうか。このことを踏まえ、下記について質問いたします。1、北海道猟友会八雲支部長万部分会と、ヒグマ出没対策について協議されているか。2、過去5年間の捕獲数は何頭か。3、過去の出没地域はデータ化されているか。また、出没地域は何箇所あるか。4、長万部町・八雲警察署・猟友会長万部部会の三者による協議会はあるのか。5、緊急事態において、他管内猟友会の即時支援は可能か。以上についてご質問いたします。〔議員(3番 辻紀樹)自席へ〕

町の答え 町長 木幡正志

ヒグマ対策についてご回答を申し上げます。1点目の「北海道猟友会八雲支部長万部分会とヒグマ出没対策について協議されているか」との質問ですが、当町には「長万部町鳥獣被害防止対策協議会」があり、猟友会、NPO法人長万部町緑と樹を愛する会、新函館農協長万部支店、町の4団体で構成しており、この協議会を通じてヒグマ出没時の対応を協議しております。2点目の「過去5年間のヒグマの捕獲頭数」の質問でありますが、令和2年から令和6年までの捕獲実績は0頭であります。3点目の「過去の出没地域はデ-タベース化されているか」との質問ですが、目撃情報が寄せられるたびに、北海道ひぐまっぷに登録しております。今後は、他の市・町と足並みを揃えるため、町のホ-ムペ-ジでも目撃情報が確認できるよう対応する予定でおります。また、「出没地区は何箇所あるか」との質問ですが、過去5年間で目撃情報は63件で、町内の豊野・中ノ沢・長万部・旭浜を除く全ての地域で目撃されており、特に、豊津・栗岡・知来・富野においては、毎年目撃情報が寄せられております。4点目の「長万部町・八雲警察署・猟友会の三者による協議会はあるのか」との質問ですが、三者による協議会は現時点ではありません。5点目の「緊急事態について、他管内猟友会の即時支援は可能か」との質問ですが、町内・町外を問わずハンタ-が捕獲を行う場合、鳥獣保護管理法に基づき、捕獲を行うエリアの「捕獲許可証」が必要となります。そのため、他管内猟友会の支援そのものを受けることは可能でありますが、許可証の交付までに一定時間を要しますことから、緊急事態の対応は難しいと言えます。したがって、緊急時であればこそ地元猟友会の理解と協力が不可欠と考えているところであります。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕

議員の質問 3番 辻紀樹

ヒグマ対策関係では、令和6年第2回定例議会で、同僚議員が一般質問し、また、令和7年2月26日、先月ですが開催の産業常任委員会でも取り上げられています。行政より取組状況などについて報告されていますが、一般質問することでこの議会のYouTubeを観ている方や、のちに発刊される議会だよりに多くの町民に周知されると考え、一般質問することといたしました。行政側には同じような回答になる質問があるかと思いますが、回答についてよろしくお願いいたします。それでは早速再質問に入らせていただきます。1点目のヒグマ出没時の対応を協議とありますが、どのような内容でしょうか。

町の答え 産業振興課長 小川洋

出没時の対応ということで、目撃情報が入った時点で、速やかに町と警察、猟友会による情報共有をしております。あと、目撃付近の巡回、また、注意喚起として近隣住民宅の訪問、注意喚起用看板の設置、あと必要性に応じまして、猟友会と箱罠の設置の協議を行っております。以上です。

議員の質問 3番 辻紀樹

わかりました。今箱檻というお話が出ましたので、箱檻の個数は何台あるのか。また、設置箇所があると思うんですが、何箇所くらいに設置しているものなのでしょうか。

町の答え 産業振興課長 小川洋

箱檻は7台、7基というんですか、猟友会のほうで所持しております。あと昨年ですけれども、箱罠の設置は4基設置しております。富野に1基と知来に3基となっております。以上です。

議員の質問 3番 辻紀樹

それでは3個余っているんですが、それはそのときによって出没された地域に設置、速やかにやっているという理解でよろしいでしょうか。

町の答え 産業振興課長 小川洋

そのとおりです。

議員の質問 3番 辻紀樹

それでは3点目に入らせていただきます。出没地域が地区名で示されているんですが、内部資料として長万部全町地区に出没地点を赤点で示すとか、設置場所を示す、そういう誰が見てもわかる、担当者がいないときでも速やかに対応できるような、そういう方法は取ってはいないんでしょうか。

町の答え 産業振興課長 小川洋

クマ出没時や箱檻の設置など、突発的な対応につきましては、少ない人数ですので、係だけでなく産業振興課全体で対応をしているところであります。あと、議員のおっしゃるように担当者不在でも対応ができるように、誰でもわかるように書類等の整備をしておきたいと考えております。以上です。

議員の質問 3番 辻紀樹

4点目に入らせていただきます。先ほどヘリポートの近くでクマが確認されたということで、今後、字長万部、この町内エリアというんですか、字長万部地区にヒグマの出没が、可能性が高くなっているんですが、庁舎内の中で総務課、今、主担は産業課だとお聞きしてますけども、総務課を主体とした組織が必要になるのではないかと考えるんですが、その理由としては、やはり住居地域になりますので周知の方法を素早くしなければならないということになれば、現場対応とその住民周知、という方法については、総務課を主体とした人たちが周知方法を回って歩くとか、防災ラジオでもやるとは思うんですが、そういう周知、地域住民、地域に早く知らせる方法が必要と考えますが、どうでしょうか。

町の答え 産業振興課長 小川洋

昨年も苗畑地区にヒグマとか出没したときには、防災ラジオを通じて広報のほうしております。また、産業振興課だけでは市街地に出たときには対応というのはきっと難しいと思いますので、総務課や建設課、消防なども協力しながら体制を作っていきたいと思っております。以上です。

議員の質問 3番 辻紀樹

そのように対応していただければと思います。それで5点目、最後のご質問なんですが、再質問なんですが、現在猟友会の会員が10名ということで、免許を所有しているのは、ライフル免許を所有しているのは、そのうち何名の方が所有しているんでしょうか。

町の答え 産業振興課長 小川洋

猟友会10名おりますけれども、ライフルの所持しているのは4名の方が所持しております。以上です。

議員の質問 3番 辻紀樹

そうすると、6名の方が散弾ということになりますよね。それで散弾銃からライフル銃の免許を申請できるのは、ある程度年数がかかるとお聞きしているんですが、どの程度かかるのでしょうか。

町の答え 産業振興課長 小川洋

散弾銃を継続して10年以上所有している方が、ライフルに移行できるようになっております。以上です。

議員の質問 3番 辻紀樹

最後の質問には町長にお答えいただきたいと思うんですが、緊急時であればこそ、地元猟友会の理解と協力が必要だと。全くそのとおりだとは思います。ただ、字長万部ということになると、ライフル・散弾は使えないですよね、法律上。そうするとどうしても箱檻というものが必要になってきます。その箱檻を設置する際の要領とか、クマの習性とかを熟知した人でないと、なかなか箱檻での捕獲は難しいというお話があります。僕箱檻で過去5年間捕れて、捕獲件数がないと。これ結構なことだと思うんですね。その対応をするのが一番僕は、今後長万部町にとっては、変な話水際ではないんですが、その箱檻を設置した下流部、要するに海側にはクマを移動させないという方法が一番僕はいいと思っています。でもこれからやはり頭数が多くなってきますから、町場に降りるということは考えられると思います。そのときの対応を、今日の朝もテレビで訓練をやってました。それは箱檻なんですね。ライフルではないんです。これからやっぱり箱檻でどうやって町場に降りてきたものを捕獲するかというのは長万部だけではなかなか対応できないものがあると思います。そこで今後、やっぱりそういうことも考えながら、他町村、確かに法律がありますからそう簡単にはいかないとは思いますが、そういう事態になったときにやっぱり対応を考えながら保っていくのは、補償費もかかるわけですから、そういうものを考えながら検討する時期に来ているのではないかと思うんですが。最後の質問です。町長の考えを聞いて終わりたいと思いますので、ひとつ町長の考えをお聞かせください。

町の答え 町長 木幡正志

箱罠が緩衝帯のひとつの武器になるのであれば、それはひとつの大きなこれからの活用の方法だと思うし、今言われたとおり、クマも足早いものだから、あそこに出たって行ってみたらいないっていうのが往々に考えられるんだよね。だからやっぱり箱罠が許可があって使っていいよって、渡島振興局の許可が出るのであれば残りの対応もできるし、どこへかけたらいいのかって質問の中であったけど、かけるにしてもベテランの人方の知恵がいるっていうことも先ほどの質問にあったとおりなんでね、これらをよく今後、猟友会の人方の知恵を借りながら、箱罠どこに設置しておけば緩衝になるのかと言いことも含めて、検討していく必要があるかなとは思ってます。今後のひとつの対応です。よろしくお願いします。

出典:長万部町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月11日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる