みんなの議会

せたな町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月25日

「近年、観光スタイルの多様化により団体旅行から個人旅行へと変わ…」

聞いた人
桝田道廣 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 桝田道廣

議長のお許しをいただきましたので、先に提出してあります件について町長にお尋ねをさせていただきます。近年、観光スタイルの多様化により団体旅行から個人旅行へと変わり、見る観光から体験型観光へと変化してきました。実際、夏の観光シーズンには本州方面の車も見かけることが多くなり、キャンピングカーの利用も増加の一途をたどっているようです。そうした体験型観光の1つにサイクル・ツーリズムというのがあります。台湾、タイ、シンガポールなどで盛んなのだそうですが、自転車を使った観光スタイルです。毎年、せたな町で行われているせたなライドもサイクル・ツーリズムの1つです。このサイクル・ツーリズム事業を積極的に推進し、地域おこしの起爆剤の1つとしようと国土交通省が主体となり、全国的な活動を進めています。北海道では北海道開発局と、道庁にそれぞれ事務局が置かれているということです。現在、道内には9つのエリアで既に事業展開がなされており、道南でもみなみ北海道サイクル・ツーリズム推進協議会が設立され、幾つかの企業や団体が参加しているということでございます。せたな町は追分ソーランラインという奇岩を含む素晴らしい海岸線を有し、また畑や田んぼといった北海道らしいのどかな空間は都会や海外の人々にとって魅力ある観光資源であり、周遊観光や滞在型観光を呼び込むことが期待され、地域経済の活性化に繋がると思いますので、観光協会や関係団体と連携を図り、町としても積極的に関与、推進するべきと思うのですが、町長のお考えをお伺いいたします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

それでは、桝田議員の質問にお答えをいたします。近年、国民の価値観やライフスタイルの変化等により、団体での旅行が減少し、家族や知人、友人など個人や小グループでの旅行が増加している傾向にあります。今回ご質問のサイクル・ツーリズムについては、ここ数年でサイクリングを楽しむ方々が増加していることに伴い自転車保有台数も伸びてきているなど、体験型の旅行形態として急速にニーズが高まってきており、その特色は健康づくりや達成感のほか、自分の足で移動することで地域の良さを満喫出来ることが好評な要因となっております。特に、北海道の広い大地の中でロングライドしやすいといった特性を活かせる最適な環境にあることから、観光客を呼び込む新たな取り組みとして注目されてきております。せたな町においては7月に開催された第3回せたなライドのほか、せたな町、江差町、奥尻町の3町や観光協会、ハートランドフェリーで構成されている奥尻航路活性化協議会で既にサイクルツーリズムの推進に向けた取り組みを実施しております。内容については自転車を積み込んで奥尻航路フェリーに乗船するサイクリストを対象に、スマートフォンのサイトを活用してフェリー乗船料を割引するクーポン券の発行や、自転車周遊の際に撮影した画像を投稿していただいた方に抽選で檜山の特産品を贈呈するなど檜山全域での広域連携によりサイクル・ツーリズムを推進しておりますのでご理解願います。

議員の質問 6番 桝田道廣

ただいま町長の方から江差町、奥尻町と連携してまたハートランドフェリーと連携をしたそういう事業を既に行っているということでしたけれども、実は昨日函館に向かってる最中に乙部の道の駅で普通乗用車なんですけれども自転車を屋根に積んだ車を見かけましたので、ちょっと立ち寄らしていただいて見ましたところ神戸から来られたという方でございました。1カ月程の予定で夫婦で北海道内をゆっくりと周り、気の向いたところを自転車で1時間2時間歩きながら美味しいものを食べたり、また安い旅館を探して泊まったりというふうにしたスローな観光を楽しみたいということでありました。今、町長がおっしゃったように今1つのコースとしてはもう既にあるんだろうと思うんですけども、このせたな町におきましてはもう既にせたなライドという全国的にも知名度の上がった事業があります。このサイクル・ツーリズムというのは、1つにはスポーツ型の自転車を利用した観光、もう1つは普通のただ一般的な自転車を利用して近所を見て周るという本当の観光型のものがあると思います。このスポーツ型の方が全国的には多いと思うんですけれども、そうではなくて普通の自転車であのラーメン屋さんが美味しかったとか、あそこの旅館が良かったとか、そういったものの観光型の方が、町にとっても経済的に良いのではないかなというふうに思います。そのためにも今まで行っているせたなライドという1つのスポーツ型の自転車観光というものは無くするわけにはいきませんし、これを主体とした中で、併設した中で取り進めていくことがお金を掛けずに、今以上にお金を掛けること無く観光を具体的に進めることが出来るものではないかなというふうに思います。今年のせたなライドの関係でいただいた資料の中では、約300名程参加されてるそうですけども、1泊をされている方が86人、又せたなでの宿泊も既に90人と、このせたなライドだけでもかなりの経済効果っていうのがこの町にあるわけですので、そういう意味でもこのスポーツ型だけでなく一般観光型のそういう施設を整えるとか、環境を整えるというか、そういうことによって飲食店、又そういう観光をするようなガイドさん、又貸し自転屋さんとか、そういった多岐にわたる産業にも結びついてくるものと思いますので、そういう点についてもこの町独自の取り組みというものもぜひとも進めていただきたいと思うんですけども、その点についてお伺いします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

2回目のご質問にお答えをいたします。奥尻航路活性化協議会の取り組みについてでありますが、これは今年この後モニターツアーを招聘していろいろ現状の分析を行う予定というふうに伺っております。その分析を基に自転車周遊ルートマップを作るであるとか、走行環境の整備あるいは受け入れ環境の整備、情報発信あるいは持続的な取り組みに向けた体制、さらには予算といったことなどがこれから具体的に検討されて来年に向けて取り組まれるという状況になっておりますので、これからもこの事業、継続事業となっておりますから順次そういった取り組みが進んでいくというふうに期待をしております。それからこのせたなライドの関係でありますが、これはご承知のように合併10周年の町民提案事業として特別に町民の皆さんによって取り組まれた事業ということであります。これは現在非常に規模が大きくなっておりまして、それに伴っていろいろなところの関係団体、町、町職員も含めて積極的に応援しながら実行委員組織をされてその中で運営が成されている状況にあります。これからもまだ実行委員会が開催されていないということでありますが、これからもそうした委員会の中で十分相談をされて今後ともこの継続していただければというふうに思います。町としましてもしっかりと協力をさしていただきたいと考えているところでござます。

出典:せたな町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月25日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる