長万部町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月18日
(1)長万部町高齢者生活福祉センターの家賃見直しを/(2)町内で介護職員初任者研修の開催を
- 聞いた人
- 柏倉恵里子 議員
- 答えた人
- 町長 木幡正志、保健福祉課長 岡部忠
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 柏倉恵里子
私は2点質問いたします。1点目、長万部町高齢者生活福祉センターの家賃見直しを。高齢者生活福祉センターは家賃部分が町の収入となり、食費、管理費はふれあいハイム長万部の収入となります。家賃部分は年収により区分が分かれており、150万円以下の場合、単身用居室は月額1万5,000円となっております。ところが、年収金額が国民年金のみの方は、満額支給でも月額6万5,000円ほどで、年額にすると78万円となり、食費、管理費を支払うと手元には残らない状況となり、家賃を支払うことができません。また、もっと収入が低い方々は、生活保護の申請という方法がありますが、生活保護の申請をしてもここの施設は家賃と認められないため、その分の支給は望めません。そこで、年収150万円以下の階層をもっと細かく定め、家賃の免除の階層を設けるべきだと思います。町長の所信を伺います。2点目、町内で介護職員初任者研修の開催を。全国的に介護従事者が不足しており、長万部町も例外ではありません。その背景にはいろいろ、様々な理由が存在すると思いますが、介護を目指す人の後押しも必要なことと思います。現在は研修を行う他市町村まで出向き、研修を受けているのですが、カリキュラムは130時間必要であり、最短でも1か月かかります。受講料プラス交通費も嵩みますが、移動時間も負担となっています。開催するには、ある程度の受講人数が必要なようですので、近隣町村にも声かけをして人数をまとめ、高校生の受講も斡旋するなど、挑戦したい方が挑戦できる環境を長万部町で作っていただきたい。町長の所信を伺います。以上です。〔議員(9番 柏倉恵里子)自席へ〕
町の答え 町長 木幡正志
長万部町高齢者生活福祉センターの家賃見直しを。ご回答を申し上げます。長万部町高齢者生活福祉センターを利用する方には、居室料および食費、管理費をご負担いただいております。居室料は、収入による階層で区分されており、単身用居室は、150万円以下は月額1万5,000円、150万円から200万円までは月額2万円、200万1円以上は月額2万5,000円となっております。食費、管理費の合計は、入居する部屋にもよりますが、月額6万円前後となります。高齢者生活福祉センターの運営は、令和元年度において、委託料は2,300万円、居室料収入は660万円を見込んでおり、差引1,640万円が町の持ち出し分となります。年収150万円以下の階層をもっと細かく定め、家賃免除の階層を設けるべきとのご質問ですが、現在の居室料は、平成13年の開設以来改定は行っておらず、過去には料金見直しの検討を行った経緯はありますが、据え置いたままの状態となっております。現在、平成30年度から令和2年度までを計画期間とした第7期長万部町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画を、「共に支え合い、長寿で豊かなまちづくり」を基本理念に各種事業を展開しております。この計画に高齢者生活福祉センターも位置づけされていることから、令和2年度の第8期計画策定作業の段階で、今回質問をいただいた年収150万円以下の階層区分も含め、料金体系全体についての検討を行ってまいりたいと考えております。なお、質問の中に、生活保護申請して家賃として認められないとありますが、このたび、担当課に改めて渡島総合振興局へ確認を指示したところ、住宅扶助の対象となる旨のご回答をいただいております。2点目の質問であります。町内で介護職員初任者研修の開催を。ということについてお答えをさせていただきます。町で、長万部町社会福祉協議会が平成30年度から実施している、福祉・介護の人材の安定的な確保と定着を図るための福祉資格取得等助成事業に対し補助を行っております。事業の内容は、福祉または介護に関する資格を取得した、またはキャリアアップ等に関する必要な講座等を受講した町内に住所を有している者、町内の福祉施設に就労することが決定している者、もしくは現に就職している者に対し、受講料、受験料、交通費、宿泊費の合計額を5万円を限度額として助成するものであります。平成30年度の実績は、介護福祉士実務者研修、介護支援専門員専門研修などを受講した4名に対して助成しております。介護職員初任者研修は、過去には町内でも開催されていたようですが、現在は、受講する方が少ないため開催されておりません。また、最近においても、研修会開催のため事業者が社会福祉協議会や町内事業所を訪問したが、希望者が少ないと伺っております。このような状況のなか、他町村に声掛けしての研修会開催は難しいと考えております。当面は、社会福祉協議会と連携を図りながら、福祉資格取得等助成事業を積極的に活用していただくよう、広報活動に努めてまいります。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕
議員の再質問 9番 柏倉恵里子
それでは再質問させていただきます。まず、生活保護申請。私が実際に保護申請をしたときには、ここは家賃に値しないので、家賃としての補助は受けられない、というふうに私は職員からそういう回答をいただきました。で、そういう担当課を経てきた方に聞いたところ、「いや、そういうふうに家賃として認められないということは、自分たちの認識としては無かったよ。」という話も聞いております。なぜこの職員が生活保護の家賃の対象にならないと、私にそういう話をしたのか、私ちょっと腑に落ちないんですよね。私はもうそのときから、ここは家賃の対象にならないんだという、そういう思いでずっと接してきました。実際にそのここに生活保護の申請の方で、ここに入居したという実績はありますか。
町の答え 保健福祉課長 岡部忠(保健福祉課長は2025年3月まで)
まず、議員が以前に窓口に相談来られたときの職員の対応でございますが、対応した職員は、過去の経験上と言いますか、仕事柄、この居室料は住宅扶助の対象にならないというふうに勝手に思い込みをいたしまして、議員に対してそのようなお話しをしてしまいました。今後につきましては、このような不確かな事項に関しましては、渡島総合振興局ですとか、担当の部署の方に確認するようにして、今後も相談事務、適切に行うよう指導してまいりたいと考えております。このたびは大変申し訳ございませんでした。それから、この施設に生活保護の方が入居したかという実績でございますが、現在はおりませんが、最近は1名おったというふうに確認しております。以上であります。
議員の再質問 9番 柏倉恵里子
過去に料金の検討をしたということでございますが、据え置きになったこの理由はなんでしょうか。
町の答え 保健福祉課長 岡部忠(保健福祉課長は2025年3月まで)
過去にこの施設、増設した際に、食事の提供を含めて検討した経緯は残っているんですが、ただ、年月が相当経っておりまして、メモ程度の書類しか残っていないことから、どのような内容で見送ったかという経過は、現在のところちょっと分かりません。以上であります。
議員の再質問 9番 柏倉恵里子
あの、答弁の中では第8期の計画策定作業の段階で、今回検討を行っていくという答弁をいただいております。実際に、ここで1万5,000円の家賃で、これを例えば国民年金だけの方がここに入るとすれば、家賃分もちょっと出せない、7万円超えてしまうんですよね。だけども先ほど言ったように生活保護の申請の方が家賃部分として1万5,000円を国が見てくださるっていうことになると、生活保護の方でも入れる対象になっていけるのかなというふうに思います。ただ問題は、生活保護の方はじゃあいいですと、だけども国民年金受給者のみの方は、結局生保の方のように家賃の補填がないわけですから、6万5,000円ぐらいの所得の中から、7万円の支出をしていくことは難しいとなると、ここの施設は入ることができない。でも、そういう方でも今回の事例では実際に私が担当させてもらった方は黒松内の施設には入居することができました。それは何故かというと、黒松内ではそこの部分は、家賃の補填をしてくれてます、町で。なので、長万部では入れなかったけれども、黒松内では入れたという実際の事例があります。例えば今回150万円以下で単純計算しますと、12か月で割ると、月額12万5,000円。国民年金で収入だけでいくと、満額貰っても78万円、年額にして。だから、月額にして12万5,000円と6万5,000円の方が同じ家賃を払わなければならないという状況がここでは生まれております。なので、やはりここで、「共に支え合い、長寿で豊かなまちづくり」ということを掲げながらやっていくのであれば、やはり生活していくために、あるいはどうしてもこの高齢者福祉センターというのは、割と介護度が低い方が入所できますよね。もっとほかの施設になると、介護度が上がっていかないと入所ができないという状況もあります。なので、介護1とか2とかでも3食提供していただいて、入れる施設というのは本当にありがたくって、それで今申し込んでもすぐには入れない状況もあります。でも、やはりそこに申し込んで、長万部で生活したいって方もたくさんいらっしゃいますので、もう収入の部分でカットがされることがない、もうそこに申し込む資格もないような、そういう状況ではダメだと私は思います。なので、この8期計画の中には、やはり足りない部分は町が家賃の部分を補填するというような形の計画を立てるべきだと私は思いますが、再度、町長答弁お願いします。
町の答え 町長 木幡正志
生活保護者と、それから国民健康保険の対象者の入居については、家族が負担してるケースも見られる。そして、実際今これから料金の見直しをする場合に、例えば150万円以下だけを見直すのか、で、200万円以上を見直さないのか。これをちゃんとやらないと、下だけ見直しかけて安くする、だから上の方がそのままっていう話にはならないんで、こういった階層も含めて、段階的に例えば、今3分割のものを逆に6分割にして、上も上げてく。こういう考え方でやっていかないと公平性が保たれなくなるな、ということで少し検討をさせていただきたい、そう思ってます。
議員の再質問 9番 柏倉恵里子
私は今回、低い階層の部分だけの話をしましたけど、もちろん見直しは全面的にやっていただければいいかなというふうには思っております。家族の方が不足の部分を補っていただける、そういう家族がいる方はいいですよ。だけど、必ずしもそうではない場合もありますので、できればやっぱり自分の収入でやっていきたいと思うのは本人達きっとそう思ってると思うんです。子ども達には迷惑掛けたくないというのが本当の親の気持ちだと思うんですよね。だから、家族が補填するのがもう当たり前というような、そういうお考えではなくって、やっぱり自分の収入で、自分たちの生活をしていくという状況を長万部町としても作り出してほしいということでの、私の質問でございますので。そこは第8期に何とか盛り込んでいただければと思います。次の質問に行きます。介護職員の初任者研修の件ですけれども、町でも補填していただいております。社協に対して補助を出してるということなんですけれども、この初任者研修、全部でおいくらくらいかかるという認識でいらっしゃいますか。
町の答え 保健福祉課長 岡部忠(保健福祉課長は2025年3月まで)
初任者研修の費用でございますが、実施している学校法人がいろいろございまして、一概にこの値段が基本料金かどうかというのは私ども掴んでおりませんが、うちに今紹介いただいている学校の料金で申しますと、初任者研修で7万9,800円となっております。
議員の再質問 9番 柏倉恵里子
5万円を限度として助成しているということでありますけれども、これは受講料とか受験料、交通費に対して、いくらいくらという細かい内訳はあるんですか。それとも全然なくて、単なる5万円という形なんですか。
町の答え 町長 木幡正志
細かな計算でなくて、1件5万円。
議員の再質問 9番 柏倉恵里子
助成金を出している、そして今後、広報活動で広めていくということですけれども、やはり私がいただいている話は、長万部町で開催をしてほしいと。で、長万部町が少ないのであれば、近隣町村に呼びかけて、あるいは高校生にも斡旋してはどうかという質問なんですけれども。要するに、町内で受ける人が少ないから、助成金出してるんだから、他町村に行って受けてくださいという姿勢なのかなと思うんですけども、もうちょっと長万部町でやりたいので、どこかほかにありませんかという呼びかけをするつもりはないということですよね。
町の答え 町長 木幡正志
9月の16日の道新の夕刊に函館のこんな介護職の知識を身につけるという記事が載ってました。これも函館の福祉部が主催してやってるんですが、受講生函館市内で6名しかいない。そして1週間の受講をしますという形で、今新聞記事もいただいて見てたんですけれども、やっぱり受講する人が少ない、ほかの町の人も寄せてっていうことになると、今度長万部で開催するときは地元だから、で八雲の人が今度来る場合は、長万部に通ってくる。したら八雲で通ったら長万部のほうから行かなきゃいけない。こういうことになるんで、それは近隣町村にしても、地元で開催するのは利便性というのはこれ間違いなく利便性がある。これは間違いない。だからそれを開催するために、地元の人がどのくらいの受講生が集まるのか。で、質問の中に1か月もかかるっていう話だったんだけど、だいたい1週間で研修が終わるみたいな今のシステムになってる。だからそれは、逆に呼びかけてみなかったら、何人集まるかということは分かんないけども、もし今後呼びかけても集まるようだったら、やっぱり長万部でやりたい。それは当然のことだと思ってる。ただ、その点をしっかり押さえていかないとならないということと、今社会福祉協議会に10名分の補助金出してる。これは1件5万円で10名分50万円。それは議員も予算の関係はきちっと見てるから分かってると思うんだけど、それでも4人しか受講が来ない。こういう関係でやっぱりもう少しこういった制度があるよということをきちっと広報していかないと、受講生も増えてこないんだろうなと。そんなことを思ってるんで、今後とも広報活動密接にしながら、ぜひ受講生が増えていくような努力はしていきたい、そう思ってます。