みんなの議会

森町議会 平成22年第1回 9月会議 2010年9月13日

行財政状況について

聞いた人
前本幸政 議員
答えた人
町長 佐藤克男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 21番 前本幸政

通告に従いまして、一般質問をいたします。行財政状況について。町長は、我が町の財政は大変厳しいということで、平成21年4月より町職員に対して毎年2億円の基金を積み立て、3年後には6億円の基金をためたいという計画で、給与の削減に協力を願い実施をいたしました。以下、行財政状況について3点お伺いいたします。1、職員の給与削減を実施して約1年半近く経過するわけですが、現在の状況で3年後の平成23年度末には6億円の積み立ては計画どおり可能なのでしょうか。2、職員の給与は、平成24年よりもとに戻すことができるのでしょうか。3、町としては、総合開発振興計画の中で行財政改革が示されておりますが、どのようなことが計画どおり現在進行しているのかをお聞きいたします。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

前本議員のご質問にお答えさせていただきます。職員の給与削減を実施して約1年半近く経過するわけですが、現在の状況で3年後の平成23年度末には6億円の積み立ては計画どおり可能なのかというようなご質問でございます。財政調整基金につきましては、平成21年度中に3億6,009万2,000円を積み立て、平成21年度末現在高は7億9,377万7,000円になっております。今年度は、職員給与の独自抑制措置のほか普通交付税の増加により年度末における財政調整基金現在高は10億円を超える見込みとなっておりますので、平成23年度末には6億円の積み立てが計画どおり可能であると見込んでございます。次に、職員の給与は平成24年度よりもとに戻すことができるでしょうかとの質問でございます。毎年予算編成時には5億円から6億円の財源不足が生じるため、平成21年度から職員給与の独自抑制措置を講じているところです。職員給与の独自抑制措置は、出血をとめるための一時的な措置であり、これに相応する自主財源の確保、行政改革による歳出の抑制効果を生み出すことが独自抑制措置をやめるための大前提であります。自主財源の確保、行政改革による歳出の抑制につきましては、現在鋭意取り組みを進めておりますが、これらの効果を見きわめた上でもとに戻せるかどうかを判断しなければならないと思っております。3番目に、町としては総合開発振興計画の中で行財政改革が示されておりますが、どのようなことが計画どおり現在進行しているかとの質問でございます。行財政改革については、総合開発振興計画では施策の大綱、自治体経営の項において示されておりますが、行革大綱や集中改革プラン、定員適正化計画などの各種計画、プランに基づき推進することとしており、これらをもとに森町行政改革実施計画を毎年顕彰、点検、策定し、取り組みの進行管理を行っております。平成17年度から21年度までの第1次計画分の実績としては、歳入関連で火葬場使用料の徴収など16項目を実施、効果額5,228万7,000円、歳出関連で負担金、補助金の見直しなど57項目を実施、効果額13億9,354万円、効果額算定の対象とはなりませんが、事務事業の見直し等関連で契約、入札部門の分離など41項目を実施しております。23年度からの第2次計画についても同様に実施計画により推進、点検してまいります。以上でございます。

議員の再質問 21番 前本幸政

財政のことにつきましてちょっとお話をしたいと思いますけれども、基金のほうは先ほどのお話の中では3億6,000万、平成21年度積み立てれるのではないかという、そういう話になって、総合的に14億ですか、というような計算をしているようでございますけれども、20年度の残高は4億3,000万ほどだということで聞いております。平成22年度で、もう既に当初の繰入金1億、例えばあと病院の補正だとか1億6,000万、あと国保の繰り上げ充用だとかで約3億6,000万、同数のお金が支払う予定になっているということで、支払われているのですか、予定になっているということで、私のほうで本当に基金が積み立てているのかということがちょっと疑問するところがあるところです。町のほうも総合開発振興計画の中で行財政改革が策定されておりますけれども、議会のほうでも行財政改革特別委員会もつくられまして、検討しているさなかでございますけれども、どういうことが行革しているかということで、例えば今のお話も長々とお聞きしましたけれども、例えば国保病院のお話も、先ほど同僚議員がいろいろもんで質問もしていましたので、省略もさせていただくのですが、10年前だったら7万4,000人の患者さんがいたと。現在はその半分の約3万9,000人まで落ち込んでいると。赤字なのは常識なラインなのかなと思っております。昨年度は、単年度の赤字額で約5億、一般会計からの繰り出しも2億5,000万ということで大変な国保病院のやりくりだと思っています。例えばこの辺の国保病院の関係、また特老のさくらの園の関係、この辺がやっぱり早々に行革をしていかなければ、当初の計画で職員の給与を見きわめて平成24年度から何とかなりそうなお話もちょっと聞きましたけれども、まだまだ心配なところがあるのかなと思っています。今の職員給与の3億7,000万の削減があるから、病院のほうの補てんもやりくりできているのかなと思うので、そういう意味で病院関係には特に早々に改革をしていってほしいと、いっていかなければならないのかなと思っておりますけれども、いかがでしょうか。そして、計画どおり、本当に予定どおり24年から職員の給与が戻っていただきたいものだと思っていますけれども、どうお考えでしょうか。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

前本議員の質問にお答えさせていただきます。病院について、どういうお考えなのだということなのですけれども、先ほどから何回もこの件についてお話ございます。病院については、私は今着実に改革に向かっているところ、そして先ほど申し上げましたけれども、議員の皆さんについても国保病院、これをぜひPRして、そしてたくさんの患者さんが行くようにしていただきたいと、そのようにお願いしているところでございます。そして、職員の給与、2年後にまたもとに戻るのかということでございます。ラスパイレス指数が99%を超える数字でございました。ここまで戻るということはあり得ないと思います。やはりラスパイレス指数90%前後がこの町にふさわしい数字ではないのかなと、私は漠然として今そのように思っております。これについて、また前のように99%までいくということはあり得ないけれども、普通の町に戻して、普通の町の職員の給与というようなことが望ましい姿ではないのかなと、そのように思っております。また、町民の平均の給与、そういうものもやはり考えていかなければいけないのかな。そして、この町にふさわしい給与基準というものを策定していかなければいけないだろうと、そのように思っております。しかし、今現在としては目標よりも皆様の協力で数字についてはいい方向にいっているのかなと。ただ、まだまだ緒についたばかりで、これからが非常に大切なところだと、そのように認識しているところでございます。以上でございます。

議員の再々質問 21番 前本幸政

ただいまの町長の答弁で、大変職員の方々も励みになるのかなと思っております。まだ1年半ありますので、どうかひとつ努力されて、いい結果を出していただきたいと思います。ちなみに、私聞いた話なのですが、上台町内会の皆さんが少しでも町の国保病院を使って頑張って、一人でも多くの患者としてほかの病院に行かないで頑張っているのだというようなことも聞いたので、例えば町長の移動町長室だとかありますので、我々もそうなのですけれども、やっぱりここにいる議員もここにいる職員も傍聴者の皆さんもそうなのですけれども、一人でも多くの方々がこの国保病院をできるだけ利用して、そしてこぞって森の国保病院を盛り上げていかなければならないと本当に思っておりますので、各自やっぱり頑張っていかなければならないのかなと思っています。それから、最後になりますけれども、確認のための質問を1つしたいと思います。今まで言いましたように、大変厳しい財政の中の予算執行、これは町民のための予算であります。一円たりとも無駄にできないということを思っておりますけれども、我々議員もいろんな面でチェックもますます厳しくしなければならない。無駄のない予算執行が行われるように、我々議員もまた勉強しながら、その役割が重要だと思いますけれども、最後にその辺の町長の考え方もちょっとお聞きしたいなと思います。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

前本議員の、今国保病院に対する職員も議員も、そして町民全体もこの国保病院を利用して少しでも収益の転換につなげるように努力したいというお話を受けまして、非常に私は心強い、私はありがたいお言葉だったなと、そのように思っております。そして、もう一つ質問は……(「予算が……」の声あり)

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

予算ですね。予算につきましては、予算があるから使うとかそういうことではなくて、予算があっても無駄なものは使わないということが私は大切だと思います。そして、今日使わなければ、あす損するというものについては早目に手を打って、そして使わなければいけないということが大切だと、そのように思っております。例えば公民館でも役場の庁舎でも、今手を加えなければ将来たくさんのお金がかかってどうしようもない、そういうものに対する修理だとかそういうものは早目に手を打ってやらなければいけない。ですから、予算が余っているから使うとか、そういうことは今後この森町に対してはないだろうと、そのように思っていますし、我々も本当に一円でも予算を使わずに、そして繰り越せるような、そういう町政を行っていきたいと、そのように思っております。以上でございます。

出典:森町議会 平成22年第1回 9月会議 2010年9月13日 議事録 PDF(54ページ) 間違いを知らせる