森町議会 平成22年第1回 9月会議 2010年9月13日
「残された任期2年の中でどのような改革をお考えか、具体的にお答えできることがあればお願いします。また、当面町民の皆様には改革によりご苦労をかけることになるかもしれません。そこで、財政健全化が進み一定の目標をクリアしたとき、どのようなまちづくりを実施していくのか」
- 聞いた人
- 木村俊広 議員
- 答えた人
- 町長 佐藤克男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 木村俊広
それでは、質問させていただきます。佐藤町長が誕生し、約2年が経過しました。森町の財政を何としても立て直さなければならないという思いでさまざまな取り組みをしてまいりましたが、まだ志半ばといったところだと思います。この間、建設業界を初めとした各業界への理解と協力、そして役場職員等へは給料の削減等実施して、明るい森町の誕生のために痛みを分かち合っている状況だと思います。しかし、まだまだ改革は進めなければなりません。そこで、残された任期2年の中でどのような改革をお考えか、具体的にお答えできることがあればお願いします。また、当面町民の皆様には改革によりご苦労をかけることになるかもしれません。そこで、財政健全化が進み一定の目標をクリアしたとき、どのようなまちづくりを実施していくのか、できれば町民の励みになるようなお答えをいただきたいと思います。お願いします。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
木村議員のご質問にお答えさせていただきます。行財政改革については、森町行革大綱や集中改革プラン、定員適正化計画などの各種計画、プランに基づき推進することとしており、町議会でも行財政改革特別委員会の設置をいただくなど、一層の進展を図るべく取り組んでまいりました。残された任期2年での何か具体的な改革の考えはとのご質問ですが、行革の根幹は歳出の効率的見直しと歳入の確保、拡大にあると考えておりますので、当面は国保病院の健全化や集中改革プランにおけるさくらの園、保育所、給食センターの重点検討3事業の取り組み推進や定員適正化の着実な実施による支出面及び滞納金の回収や公金の収納体制強化を図ることによる収入面の取り組みなどを迅速に進めてまいりたいと考えております。また、財政健全化後のまちづくりはとのご質問につきましては、基金等を取り崩さなくても例年の予算編成、行政運営が継続できるような状況にしていくことを当面の目標と考えております。まちづくりには自主財源の確保、拡大が不可欠と考えておりますので、産業振興による町全体の経済基盤の底上げを図るような施策に町民の皆様とともに今後も取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。
議員の質問 5番 木村俊広
さまざまな問題があり、どれをとっても財政難の森町には必要な改革であると私も思います。問題なのは、どのようにこのことを進めていくかということになると思います。先ほども言いましたが、町民の皆様には改革によりご苦労をかけることになるかもしれません。だからこそ現状をしっかりと把握し、問題は何か原因を確認し、そして解決のため十分なディスカッションが必要になると私は思います。何事にもスピード感を持って進めたいという町長の思いもわかりますけれども、しかし現状は町長の思うように改革は進んでいないようにも思われます。急がば回れだと私は思いますが、町長のお考えをお聞きします。また、財政健全化が進み一定の目標をクリアしたとき、どのようなまちづくりを実施していくのかという問いに対して、当面は基金を取り崩しすることなく事業展開していきたいという答えでしたが、やはり将来の目標というものを見据えながら進めていかなければ、何のための改革なのかわからなくなってしまうおそれがあると思います。しっかりとした将来像を示すことにより改革の後押しになっていくと、私はそのように考えます。できれば、ただただ健全化ではなくて、明るい希望が持てるような、そういうものも示していただきたいなと思います。お願いします。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
今木村議員から急がば回れ、ウオーク・ドント・ランというお言葉がありました。ただ私は、決して私が今やっていることは急いで、せいてやっているとは私全く思っておりません。非常に遅い走りだと、そのように思っております。しかしながら、毎年5億円の財調からの基金を取り崩して回していたものが約5億円の財調に残すことができたというのは、非常に町民の皆さんとの協働での仕事の成果だと、そのように思っていますし、これについては私は本当にありがたいなと。そして、これは早い結果だったなと、そのように思っております。また、先ほども議員のほうから町職員の人数は減っていないよというようなご指摘もございました。こういうものについても、これは当然歳出をカットするためには、これはもうやらなければいけないというような課題だと、そのように思っております。しかしながら、歳出の削減ばかりでは私はいけないと思います。やはり自主財源、これを持ってくると、つくるということは非常に重要なことで、私は森町はそれは可能であるだろうと、そのように思っております。というのは、この森町は私何度か説明しておりますけれども、この函館から室蘭までの噴火湾、函館から噴火湾ずっと行った中で1人頭の1次産業、2次産業、3次産業、この取り扱い高は断トツに高いわけでございます。森町は460万、1人オギャッと生まれた赤ちゃんから100歳を超えるおばあちゃん全部入れても460万強の取り扱い高であります。2番目がたしか函館だったかな、350万ぐらいです。ですから、非常に森町はそういう意味ではいい町だなと、これはやり方によってはかなり将来的にもできるだろうと、そのように思っております。自主財源の確保、また役場が収益事業を行っていく。今までのように、交付金を当てにしたり税金だけではなく、役場も稼ぐのだということも、これは大切な私は収入源だと、そのように思っております。そういうこともやりながら、私は一番の町民に対するサービスというのは、安全、安心、最低限財政で不安を覚えるような町ではなく、最低財政の件についてはうちの町は安心なのだと思えるような町にすること、これほどのサービスはないであろうなと、そのように思っております。華やかないろんなことはあるでしょうけれども、今世の中の流れは日本にとっては右肩上がりではなく右肩下がりの時代になってきております。少子化もそうでございます。これに反発して、森町だけが右肩上がりになるということは私はあり得ないだろうと、そのように思っています。その中で森町は他の町に比べて産業も発展しているような気がすると。また、このたびも森高校では就職率100%できた。全道的には70%を切っているにもかかわらず、森高校では100%達成した。また、そういうものも大きな話題になって、これが日本中にNHKから放映されているわけでございます。私は、そのようないいニュースを全国に振りまいて、そして森町いい町だねということで森町に来てお金を落としていってもらうと。これも大切な大切な仕事でないのかなと、そのように思っております。歳出削減と輝ける森町の再生ということ2つ、両方携えてやっていかなければいけない、そのように考えている次第でございます。以上でございます。
議員の質問 5番 木村俊広
自主財源をしっかり確保し、今後の新しい森町を築いていきたいという、大筋そういう意見だったと思います。それで、やはり今町長と要するに議会のほうが余り思わしい関係ではないように思われるわけですけれども、やはり物事順調に進めていくためには、この辺からきちっとより良い関係を築きながら、ともにまちづくりというものを考えていかなければならない、そういうふうに考えますので、最後に私が議員になって初めて町長に言った言葉、もう一度ここで言わせていただきたいと思います。焦らず急がず的確に改革を進めていただきたい。以上でございます。答弁があれば。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
今木村議員から焦らず急がず的確にというお話がありました。私もそのようにしたいと思っております。私は、何も議会と対立することが仕事だと思っておりません。ですから、話し合いの場を何度も求めてきておるつもりでございます。また、私は妥協も幾らでもしますよということを議長、副議長にも申し上げている次第でございます。私は、コミュニケーションを図るということは何らやぶさかでございません。ですから、私は大いにコミュニケーションをとって、そして議会の皆さんと談合はしませんけれども、私の意見は意見としてしっかりと言わせていただきますけれども、この点について民意を反映しながら、そしてやっていきたい。そして、やはり焦らず急がず的確に、この言葉をよく頭に置いて、そして走っていきたいと思っております。よろしくお願いします。