みんなの議会

森町議会 平成22年第1回 9月会議 2010年9月13日

臨時、パート職員の賃金について

聞いた人
堀合哲哉 議員
答えた人
町長 佐藤克男、総務課参事 佐々木陽市郎、副町長 増田裕司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 堀合哲哉

1問目で相当疲れましたので、次臨時、パート職員の賃金についてご質問いたします。臨時、パート職員の賃金単価の改定が行われ、10月1日より試行予定となっているようですが、改定による賃金の引き下げは行うべきではないと思います。臨時、パート職員を役場の一方的な都合で採用し、仕事の内容は正職員と全く同じであります。本来、同一労働、同一賃金を基本とすべきと思います。現状は、賃金等において格差もございます。今賃金を統一して賃金単価を下げるのは、最低賃金改定の流れにも逆行するものとなるのではないでしょうか。今回の改定理由は何なのか。臨時、パート職員の単価の根拠を何に、どこに基準を当てているのか。来年度以降、賃金単価の見直しを行っていくのか、町長の見解を求めたいと思います。以上でございます。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

臨時、パート職員の賃金についてでございます。臨時、パート職員については、基本的に町の事務事業の補完的業務を担っていただいております。勤務時間数など正規職員と同等な勤務体系の職員もおりますが、いわゆるパート職員については勤務時間数や就労曜日指定などによる変則勤務体系などにより就労いただいているケースもあります。22年8月現在の雇用人数ですが、臨時職員が114名、パート職員は86名、計200名となっております。初めの改定理由は何かとのご質問ですが、同一職種の職員間での賃金単価のばらつきが目立っており、例えば一般事務の補助的職員では最高で日額単価が9,970円、最低で6,000円という実態であり、他業務、他職種にあっても同様な実態もあったところから、数年来の見直し課題となっていたものであり、同一的業務にあっては賃金単価統一していくことを原則に5年間の緩和措置を設けながら改定しようとするものであります。次に、単価の根拠はということですが、渡島管内の他市町村の類似業務の賃金単価を調査し、これらの平均値を勘案し、設定したものです。最後の来年度以降の見直しはとのことについては、現段階では新たな見直しは考えておりません。以上でございます。

議員の質問 2番 堀合哲哉

役場の仕事の補完的役割を果たしていただいている。勤務の実態を見ますと、臨時職員というのは正職員と同じ実態です。でも、待遇は全然違う。この単価を設定した場合、ではプラス何かがあるのか。多分多少の手当的な感覚のものがあると思う。でも、それだって正職員から比べたら段差が、相当の違いがあるのです。そこのところなのですが、単純に今結局これの改定によって引き下げられる部分って、これ何名ぐらいいらっしゃるのかということなのです。そして、その中に生計の主たるといいますか、主たる生計者は何名ぐらいいらっしゃる。私、その方たちが5年間といえども、例えばここに例がありますけれども、例えば清掃の時給900円が平成26年4月には750円、150円の引き下げになるのです。これ時給ですから、あと時間数掛ければ出るわけです。あるいは臨時職員で7,000円の方が今度6,000円に、これも3年ぐらいかけてやるという内容だと思います。こうすると、生活大丈夫なのですか。例えば9月を例にとりますと、祝日もございますから、土日休みの場合実質19日なのです。20日ないのです。5月なんかもそうだと思うのです、連休が続いて。そうすると、1日出て幾らですから、出なければ賃金にならないのです。そうしますと、大丈夫ですか。6,000円で例えば19日働きますと12万にならないのです。そこからいろんな保険の関係とか引かれますと、実質手取りどうなのでしょう、10万になるかならないか。下手すると切るかもしれません。そういう実態の中で、やっぱり働かせることのというのは一体どういうことなのか。私は逆に、去年総選挙のときに今の政権与党である民主党さん、やっぱり行く行くは1,000円目指すと。その前の野党時代、野党が共同して参議院でそういうことも可決していっているのですが、やっぱり向かうところ1,000円なのです。そのことを考えたら、今働いている方の生活を苦しめる結果になりませんかということなのです。そういうことで、ちょっとその部分についてお答えいただきたいと。それと、渡島管内を基準にされたと言いますが、近隣町村の例を見ればそれでいいだろうという感覚だと思うのですが、町長は先ほど同僚議員の質問でどこの町と我が町は違うのだと、こう言いましたね。やっぱり違うのです。生活実態も、そこに置かれている状況も。ですから、ただ単純にあの町が幾らだからこの町と同じだということにはならない。そして、今までの賃金と比較しながら、それも配慮しながらやるべき問題だというふうに思います。それで、もう一点、今度3点目だと思うのですが、例えばパート職員でも時給が750円、これ決定かどうかわかりません。町長の先ほどの話なら決定されたのかなという感じ……まだしていないのですか。750円、813円、903円、968円、改定してこうなのです。968円は看護師さん、有資格者。750円、一般事務補助あるいは保育士で無資格者。これとここを比べようとは私しません。どこと比べるか。813円の保育士、幼稚園教諭、介護資格の有資格、813円です。看護師は968円です。もちろん町の給料表でも、医療職といって正職員そのものの給与も高いと思うのです、号俸そのものが。でも、そんなことでなく、これ臨時職員ですから。私、それを基準にはできない。そうすると、なぜ保育士とか幼稚園教諭と看護師とが155円の1時間当たりの単価が違うのか。同じ免許資格者でしょう。同じプロですよ。私、この辺の違いがどこの基準で算定されているのかよくわかりません。この点のご説明を求めたいと思います。以上です。

町の答え 総務課参事 佐々木陽市郎(総務課参事は2013年12月まで)

それでは、ただいまの堀合議員のご質問にお答えさせていただきます。まず冒頭、現在職員組合等々も交渉中でございまして、堀合議員おっしゃった単価等につきましてはまだ確定ではございません。それと、各現場部局とのヒアリングを終えましたが、各部局からも一部単価の引き上げ、見直し等について要請を受けてございますので、ただいま単価等については検討中ということでご了解いただきたいと思います。それと、引き上げ、引き下げといいますか、の数ということでございますけれども、中には時給が10円上がるパートの職員もございます。この部分が14名ほどおります。あとは、残念ながら統一的な単価にした場合は今の現行の基準を下回っていくという形になろうかと思います。ですから、総数で200名というふうに町長のほうから答弁あったと思いますが、そこの部分で14名を除く職員については引き下げの対象になってくるということでございます。あと引き上げの、引き下げのといいますか、見直しの額でございますけれども、平均的には5年間の経過措置といいますか緩和措置を設けてございますが、経過措置後制度が落ちついた段階では12.5%程度の総体引き下げという形になろうかということで試算を出してございます。それと、管内の状況等についてでございますが、あくまで渡島管内でございますけれども、それぞれ看護職、あと保育職、あと幼稚園教諭職含めて管内の調査をさせていただきました。それの高いところもあれば低いところもあったわけでございますが、あくまでも平均額というものをもとにしながら今回の単価を組み立てたところでございます。それから、パートの職種によってばらつきがあるのではないかというお話もございましたけれども、この辺につきましては看護師で申し上げますと、やはり人材確保の観点からどの町もある程度高額な単価に設定しておるようでございます。同じ国家資格的な資格を持っているではないかということでございますが、先ほど申し上げたとおり管内の平均的なものを勘案しまして、それぞれの職種ごとに単価を設定させていただいたところでございます。あと主たる生計者が何人くらいというお話ございますが、臨時職員の数が114名でございますが、ここの部分はすべて社会保険適用者でございますので、ただしその方が主たる生計者かどうかまでは全部が全部把握してございません。健康保険等に加入していて被扶養者等もいる職員もいると思いますけれども、ここでは主たる生計者かどうかということの実数まではちょっとつかんでおりませんでした。ただ、社会保険適用者については、臨時職員114名については全部つけておりますが、パートについてはその辺の保険適用等はございませんので、一応そういうことでご説明させていただきたいと思います。以上です。

議員の質問 2番 堀合哲哉

今課長の説明で全体像つかめましたけれども、14名抜かしては引き下げになりますよと。実は、2010年度、この間新聞にも出ておりましたが、最低賃金そのものが北海道の場合13円上がりまして691円と、こういうようになっているでしょう。750円がそれに比べて低いか安いかというのはいろんな判断があると思います。私は、最後の部分で聞いたのは、単価の見直しは行うのかというのは、いわゆる最低賃金そのものとの比較において、今後やるのですか。最低賃金よりも下回った場合、役場としてそれを甘んじて受けるのですか。そんなことはないですね、町長。だから、見直しをしなければいけない。私は、下げる見直しはするべきではない。最低賃金が引き上がったら、やっぱり検討すべき問題なのです。だから聞いたのであって、その辺今どのように思っていらっしゃるのか。それから、課長説明で、いわゆる管内的に保育士、幼稚園教諭そのものと看護師とがこういうランクだよという説明だと思うのです。私、何も管内的にこうだからこうでないとならないという話はないわけです。ただ、ここで働いている方の状況、一体労働の把握をどうなされているのかなと。看護師さん、重労働でないと私言っているのではないよ。重労働だと思うのです。非常に大変だと思うのです。だけれども、では保育士は楽なのか。1時間155円分楽なのだろうかと思ったとき、大事な子供さんを扱うわけでしょう。子供さん扱わなければいいというのではないのだ。そこも見てあげる必要あるでしょう。だから、これは何かの国家基準があって、これに従わなければだめなのだよというのなら、これはやむを得ません、これは基準あるのなら。でも、ないと思いますので、その辺は今後職員組合ともまだ検討されているというお話でございますので、ぜひこの辺の部分もつけ加えて検討してください、副町長。こんなところで副町長の名前言うのもまずいのだけれども、そういうことなのです。この点でちょっとご返事いただきたいなというふうに思います。以上です。

町の答え 副町長 増田裕司(副町長は2011年9月まで)

先ほど見直しはしないと言ったことの中には、最賃法を下回るということの想定は入ってございません。最賃を下回るような事態になれば、避けるのは当然のことだと思っております。それと、全体的に言えば、今職員団体とも交渉中でございますけれども、実は以前から内部的にはかなり臨時職、パートの賃金の単価の問題、それから扱いの問題、いろいろばらばらでして、個々の……個々せんさくしても問題あるのですが、いろいろな背景がございまして、一律にきれいにいかないということで、見直しをすべきという議論は内部でずっとあったのですが、一回も実はできていないということで、むしろ現場からの問題もございまして、この際一回きちんとした案をつくって、そこを土台にして、問題があればでこぼこを直すという方向もあっていいのでないか。そのためには、まず基準の案がなければならないということで、今現場のヒアリングを含めて見直しの作業に入っているということでございまして、その辺もひとつご理解をいただきたいと思うのです。

出典:森町議会 平成22年第1回 9月会議 2010年9月13日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる