みんなの議会

森町議会 平成22年第1回 9月会議 2010年9月13日

佐藤町長折り返し地点での評価について

聞いた人
加藤玲子 議員
答えた人
町長 佐藤克男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 加藤玲子

おはようございます。6番、加藤玲子。通告に従いまして、質問します。佐藤町長折り返し地点での評価について。平成20年10月20日、佐藤町長が就任し、新しい町政がスタートしました。今年は、その折り返しの年に当たります。この2年間、町長の掲げた佐藤克男のまちづくりは、どれだけ住民が納得し、元気な森町になったでしょうか。以下、5点質問いたします。1点、地域住民との定期的な移動町長室はこれまで何回開催し、どのように町政に反映したものがありますか。2点、在宅生活支援の福祉マイレージモデル事業の進捗状況はどうなっているでしょうか。3点目、地場産品の積極的なPRと新たな市場開拓へのトライ、地域ブランド商標登録をした甘かじりプルーン、生かじりトウモロコシ、パンプチップスの商品化の販売と現状はどのようになっていますか。4点目、職員は最大のパートナーで財産で、埋没していた職員の発想、意欲を開花させてみせますともあります。生き生きと仕事をしている姿は町長には見えていますか。5点目、地域医療、救急医療は守るべきものです。国保病院の機能は絶対に必要なものであり、英知と結集すれば必ず明かり、展望が見えてくると確信しているともうたっています。国保病院の医療体制、夜間診療の再開はどうなのでしょうか。以上、5点、1件ずつご答弁ください。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

皆さん、おはようございます。それでは、早速加藤議員のご質問にお答えさせていただきます。1番目の地域住民との定期的な移動町長室はこれまで何回開催し、どのように町政に反映したものはありますかとのご質問でございます。お尋ねの移動町長室でありますが、平成22年2月に要綱を整備してから、これまで4回開催し、数多くの意見やご要望が寄せられております。この移動町長室は、森町を取り巻く現状をお知らせするとともに、町政の広聴事業として町民参画のまちづくりの推進を目的として町内会単位で開催しているところであります。町政に反映したものとのご質問ですが、バブル期のように町財政が潤沢であればああしてほしい、こうしてほしいといったたぐいのご要望におこたえすることができましょうが、ご承知のとおり現在の森町はそのような状況下にございません。このため、現在行っている移動町長室は、町の逼迫した財政状況をご理解していただいた上で各町内会からのご要望やご意見についてそのすべてをお答えできない状況を説明しているところであります。しかし、中には広報等の配布業務を駐在員から町内会へシフトしてほしいとかクリーンおしまを見学したいといった多額の公費を投入しなくても解決できる案件につきましては、速やかに応じているところであります。財政状況が悪化している今だからこそ、お互いに知恵を出し合い、地域の課題や問題を理解、解決するといった町民と行政による協働のまちづくりが必要であることを切にお願いしているところであります。次に、福祉マイレージの進捗状況についてというご質問でございます。高齢者の皆様が住みなれた地域で健康で長生きすることのできる日本一お年寄りを大切にするまちづくりを目指し、保健、医療、福祉の分野が有機的に機能するシステムの構築が必要です。現在の取り組み状況を3点ほど申し上げますが、1点目は町民の皆様の健康づくり対策でございますが、来年度中に仮称としまして森町健康づくりアクションプランの策定を目指しております。森町健康づくりスタッフ会議を開催し、本格的な健康づくり対策に着手しました。また、7月29日には「住民が主役の健康なまちづくり」をテーマに、森町出身の東洋大学教授齊藤恭平先生のご講演を開催しております。2点目は、認知サポーター養成講座ですが、後年度は森高校生の生徒、教諭、町内の企業の皆さん、そして森警察署でも開催する予定になっており、認知症の人や家族が安心して暮らし続けることのできる地域づくりを推進するため、認知症に関する正しい知識を持ち、地域や職場において認知症の人や家族を支援するサポーターを養成しております。3点目は、森町福祉マイレージ事業の取り組み状況ですが、6月1日から常盤町内会、港町町内会、さわやか町内会、3町内会で構成する森町福祉マイレージモデル事業推進会議を開催し、本事業を展開しております。7月末、現在のボランティア登録者は40名、ボランティア希望者は42名、ボランティアの実施状況ですが、安否確認14名、話し相手が4名、庭の清掃管理等5名、買い物1名の24名の方が実施しております。この9月22日に第2回森町福祉マイレージモデル事業推進会議を開催する予定になっております。次に、3の質問であります。商標登録甘かじり、生かじり、パンプチップスの現状でありますが、プルーンを商品とした甘かじりについては、昨年東京青果との直接的な交渉を持ちながら、他産地との差別化を図る方策を提案させていただき、一定の評価を得たところであります。消費者の嗜好も変化することにより、今年も市場の情報をもとに生産者と調整を図り、他産地との差別化を図ってみたいと思っております。また、地元においても商標の有効活用を提案し、販売促進につなげていきたいものと考えております。生かじりは、スイートコーン、ピュアホワイトを想定し、パッケージの提案などを行い、現在道の駅やイベント出店によるモニター販売を実施しているところでございます。販売方法として、その本質や魅力を的確に表現していることにより人気は上々であり、今後においては生産者の積極的な活用を期待しております。パンプチップスについては、昨年フリーズドライ製法により試作を行い、食品分析、感応検査を実施いたしました。分析においては、カボチャ特有の栄養成分が損なわれることなく、健康食品としての価値は高いものでありましたが、賞味期限設定にかかわる感応検査では製造直後の標準品と比較し、保存3カ月ぐらいで若干の色あせやにおいの変化があらわれたことにより、商品としての扱いは可能であるが、品質が十分保たれた商品ではないと評価、判断したところであります。今後においては、賞味期限延長可能な調製品の検討と消費者嗜好を考慮した試作も検討に入れ、特産品加工の付加価値提案につなげていきたいと考えております。次に、職員は最大のパートナーで財産で、埋没していた職員の発想、意欲を開花させてみせますとありますが、生き生きと仕事している姿は見えますかとのご質問でございます。まさに職員は私の最も信頼するパートナーです。役場職員は、今はまだダイヤモンドの原石と同じで真っ黒い石のようなものです。この真っ黒い石も磨くと宝石としてダイヤモンドになります。人材も磨くと人の財産になれるのです。これは、平成22年2月4日、職員あての毎週私が送っているメールに書いたものでございます。町民の皆さんから役場の職員は変わったねとよく言われます。これこそが職員自身がおのれを磨き、成長している姿と思っております。次に、国保病院での件でございます。ご質問です。私が就任してから国保病院の改革の第一歩として民間からの事務長の登用、医師の確保、ベッド数の削減等を実施、最大は夜間診療の廃止であります。これは、大変ご不便をおかけしておりますが、町としては大きな決断をいたしました。当町では、どちらかといいますと夜間診療的要素が強いため、いわゆるコンビニ受診の抑制であります。よく救急と夜間診療をお間違えになることがありますが、救急車での搬入、協力指定医療機関となっている施設、さくらの園、道南ロイヤル、豊生園、おもひで・桜は直接搬送できるように維持しております。この件については、函館医師会との調整に大変苦労しましたが、理解を得ることができ、現在に至っております。このことにより、医師の退職防止、派遣医師の依頼も容易になったことが成果と言えるのだと思っております。木古内国保病院においても医師の退職が続出し、救急の制限に踏み切った報道がつい先日されたばかりでございます。私どもの国保病院での夜間診療再開については、今後もこの方式は変えない方向ですが、私見ではありますが、夜間の診療については今後病院との十分な協議の上、検討したいと考えております。最後に、国保病院の運営、経営については、まだまだ議論を尽くす必要があり、特に経営についてはどのような経営状態が良いのか、また診療体制についても国保病院運営委員会でも先生方との懇談会を試みるなど、英知を結集し、明るい展望を開くために努力しているところでございますので、ご理解をお願い申し上げます。以上でございます。

議員の再質問 6番 加藤玲子

今まで町長のこの2年間の状況的なことをお聞きいたしました。この中で、まず移動町長室というのは今までに4回、これは町内会の要請ということですが、4回で、町内会の要請というのはあとはなかったのでしょうか。この反映したということには、現在はいろいろまちづくり、その他のことでというふうなお話ですけれども、町内会の要請ということも1つお聞きしたいと思います。それと、マイレージなのですけれども、いろいろやっておりますようですが、実は私も港町町内会でこのマイレージのモデル事業ですか、それのほうには私も参加しております。といいますのは、これは福祉部のほうで私どもが登録させていただいておりますが、先ほど伺いましたら四十数名ですか、登録をしているということ。これは、私もいろいろ聞いてみたのですが、やはり求めるものと、それから与えるもの、求める人と与える人、このバランスがよくないと、なかなかこの中でのマイレージというのは難しい問題ではないのかなと。でも、四十数名の方が、42名ですか、の方々が登録して現在のところはしていただいているということは、だんだん成果の上がることなのかなと思いますが、もう少し求める人をやはり地域的、町内的にもしたほうがいいのかな。ただ、これは福祉のほうとちょっとダブっている部分の事業にもなるかと思っておりますが、その辺のダブりの部分はどうお考えになっているのか。それと、地域ブランドのほうなのですけれども、これは今町長がいろいろお話をしましたけれども、実際に今人気が上々しているというようなこともありましたけれども、今完全にモニターでしょうけれども、森町の町民にはこの辺がちょっと浸透していない。例えば食KING市ありますよね、その食KING市とかで少しこれは商標登録をされたものだとか、何かその辺の農家との連動とか、その辺をもう少し地元のほうにアピールしていただきたい。そうすると、この生かじりにしても、パンプチップス、これはちょっと期限的なことがあったようですけれども、東京とかそういうふうなところばかりではなくて、地元からそれを発生できないのか。食KING市などで試食的なことができないのか、その辺ちょっとお聞きします。それと、職員はあくまでもパートナーであり財産だというようなことを言っておりますが、町長は今職員は原石だ、真っ黒な石だと言っておりますが、これはちょっと、非常に能力があって一生懸命やっている方すべてを原石にまとめてしまうというのは、町長のあくまでもこれは部下なわけですから、もう少しその辺を引き出すというようなことにはならないのでしょうか。それと、どうしても町長の権限というようなものの中で、町長に対してのいろいろな意見に対してということになると、何かどこの職場でも、これは役場の中では町のためにやっているわけですが、どうもその辺の移動的な部分もあるとも聞いておりますが、そこの辺は原石ではなくて、もう磨かれている宝石だというようなところも見つけながら、悪いところばかりではなくて、いいところを伸ばしてあげられると、こういう心を元気にしてほしい、こういうふうなことをちょっともう一度お聞きしたいのです。それと、夜間診療ですけれども、確かにいろいろ医者の問題その他のことがあったと思いますけれども、現在この体制づくりの中で21年6月の定例で答弁しておりますが、2名の病床のクラーク、それから理学療法士1名ですか、あとケースワーカー、こういうふうな方々が現在いらっしゃるのかどうなのか。ちょっとその辺も確認をさせていただきたいと思います。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

加藤議員のご質問にお答えさせていただきます。移動町長室、4回でほかはなかったのかということでございます。今現在1カ所、これは申し込みがございまして、今月中に行われる予定になっております。これは、あくまでも町のほうからやってくれというのではなくて、町内会からのご要望によってやっている次第でございます。そして、福祉マイレージの件でございますが、ダブった場合どうなのかと。それはお互いに話し合いをして、そしてやっていけばいいことであって、今まで世の中になかったことを今始めようとしているわけでございます。すぐに成果が上がるということは、私はないと思います。ですから、そういう意味でテストケースということでやっているわけでございます。それから、食KING市、地元でアピールしていただきたいということなのですけれども、今始まったばかりなのです。この甘かじりにしても生かじりにしても今年初めてパッケージができて、そして今月の食KING市でこれをやり始めたというところです。ですから、これからでございます。もちろん地元、そして都市部、そういうところも含めてこれからやっていく。ですから、地元はもちろん、地元に発信しないで、そして地方に、地方というか都会のほうに発信できるということはあり得ないわけです。ですから、これから今やっていくところでございます。職員、ちょっと加藤議員、誤解があると思うのです。黒くても、ダイヤモンドはダイヤモンドです。ですから、私は職員の皆さんはダイヤモンドなのですよと。ただ、まだ磨かれていない。これは、私はいろんな企業を、多分500社以上の企業を私は訪問していると思います。きのうもそういうような研修に行ってきましたけれども、大変失礼だけれども、まだまだ森町の職員はこれからまだ磨いていかなければいけない。褒めることは、私は褒めております。非常によくやってくれます。食KING市なんていう名前をつけてくれたのも、これは職員でございます。非常にいいアイデアもだんだん出るようになってきました。ただ、まだまだ、町長こういうことをやったらどうだというアイデアが私のところには、民間企業であれば必ず出てくるものですが、これはほとんどございません。ですから、これについては私は早く職員からこういうこともやったらどうだ、ああいうこともやったらどうだということも出てくるようになればいいなと。そのためにどんどん提案をしてくれという話はしております。ですから、これからだんだん、だんだん磨かれて、どこから見ても、私は夢としては日本中から森町の役場を見たいと、森町の役場の職員を見てみたいと言われるような、そんな町にしたいというのが私の夢でございます。ですから、職員はよくやっていただいていると、私の認識でございます。それから、病院について、クラークですね、これは雇ってそのまま今います。理学療法士さんについては、せっかく来ていただいたのですけれども、どうも国保病院がなじめないということで、今やめてございます。ですから、先ほども言いましたように、医師は3名だったのが今4名になってございます。これからこの病院についても町民の皆さんに親しまれるような、そんな病院になっていかなければいけないなと。そういう意味でも、議員の皆様たちもぜひ国保病院には行っていただきたい。そして、どんなところだか見ていただきたい。ちょっと悪いものについては、函館行かずに森の国保病院を使っていただきたい。森の町民であれば、議員であれば、もうそのくらいのことは私はなさるべきではないのかなと、そのように思っております。ぜひ、今国保病院の一番の問題は患者さんの不足でございます。ですから、行ってみて、そして森町の国保病院はよくなったよということで、ぜひPRをしていただきたいなと、そのように思います。以上でございます。

議員の再質問 6番 加藤玲子

1点だけお聞きします。夜間診療のことについて、ちょっとお話がなかったような気がするのですが、以前には3名の体制ではちょっと無理かなと。医師の事情もありましてというふうなお話だったと思うのですが、今現在は4名になっておりますが、でもまだこの夜間診療というのは無理なわけですか。それと、先ほど木古内の国保のこともちょっと出ましたけれども、木古内では診療時間を午後9時まで、せめて午後9時までして、土曜日は午前中の診療をするとか、そういうふうな工夫がされているようなのですが、この点、もう一点お聞きいたします。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

夜間診療はどうなのかというご質問でございます。夜間診療については、まだ4名ですけれども、まだ開催するところまでいっていないなと、私はそのように思っております。今事務方ともいろんなことで、先ほど木古内で時間が9時までやっているというお話でございますけれども、そういうものを含めて今後それを詰めて、できる方法を考えていきたいなと、そのように思っております。やはり今夜間診療をまた開催すると、医師の確保、またやめていくだとか、そういうことが私は出てくる。まずは、地固めをしている段階ということでご理解をいただきたいと思います。以上でございます。

出典:森町議会 平成22年第1回 9月会議 2010年9月13日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる