木古内町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月12日
北海道新幹線開業をどう活かすのか
- 聞いた人
- 竹田努 議員
- 答えた人
- 町長 大森伊佐緒
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 竹田努
それでは、第2点目。これも、町の振興に関する部分で質問いたしますけれども、北海道新幹線開業をどう活かすのかという部分であります。2年弱に迫った「夢の新幹線」開業。いま、そのためのいろいろな整備が順調に進んでいるとこう思っています。一方では、事業、工事が進むにつれて、駅前通りを見ますと若干、寂しさを感じるところも出ております。「新幹線のまち」としてこのチャンスを活かすべきと考えます。町が生き残るためには、このことよりないのではないかと感じているところであります。町長は、常日頃から、「新幹線が開通した場合に、いかに多くの人に乗り降りしていただくか、そのことにすべてが係っている。」とこう強調しております。そのことについての、いろんな事業を行っているというふうに思っています。当然、そのための受け皿となる木古内町の魅力ある観光や、いまこれから工事をしようとする観光交流センターを中心に、渡島西部・桧山南部と連携した広域観光が順調に進められているところでもあります。多くのかたをお迎えするための、おもてなしの精神はどうでしょうか。官民一体で取り組まなければならないものと思っているところです。新幹線を降りて、「木古内町の町を見て、素敵な町だな、きれいな町だね、寒中みそぎらしい町だね。」こう感じていただけるのかどうなのか、このことが大事な鍵になるのではないでしょうか。町長、この新幹線開業に伴って何処を目指すのか、町長の見解を伺いいたします。
町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)
北海道新幹線開業に向けたお尋ねでございますが、北海道新幹線木古内駅の開業が目前に迫る中、当町といたしましては、本年、北海道新幹線の開業を最大限に活用するための最も重要な1年と位置付け、関連する数々の事業に職員が一丸となって取り組んでおります。中でも、新幹線でお越しになるお客様に対する、暖かな「おもてなし」や、北海道の玄関口に相応しい魅力的なまちづくりは大変重要であると考えており、平成24年度に策定した「木古内観光アクションプラン」に基づき、様々な取り組みを進めております。昨年度は、町民の方々と13回にわたり「まち歩き・商店街部会」及び「おもてなし部会」を開催し、木古内最大の観光、文化資源である「寒中みそぎ」を核とした、町内回遊方策の推進や、町民の皆様におもてなしの心を広めて行くための「おもてなし3カ条」を制定するなどの活動を行ったところでございます。私は、今後、新幹線開業に向けまして、町民自らが木古内にあるものを丁寧に発掘をし、さらに磨き上げると同時に、お出でになるお客様に、それを暖かな心を添えて紹介して行けるようなまちづくりを進めることが重要と考えております。引き続き、官民一体となった取組を進めてまいります。
議員の質問 6番 竹田努
町長、いろんな新幹線開業に向けたハード・ソフト含めて、取り組んでいるという実態は、私も評価をしますし理解もするわけであります。ただ、ここの後段のほうに書いているように、木古内町を「みそぎの町」として売り出すのか、「新幹線の町」として訴えるのか。確かに、迎えるための「おもてなし」の精神といいますか、これらについても、官民一体となって取り組んできているという部分もわかるのですけれども。例えば、身近な部分を見て、木古内町を歩いて、例えば国道・道道を通って役場まで来る。その間でも、「木古内ってきれいな町だね」とはたして言えるでしょうか。やはり、迎えるための「もてなし」というか、心づもりがどこかやはり足りないのかなと。いろんな委員会の中でも言っているように、例えば役場の庁舎のタイルの欠けている部分だとか、そんなのは簡単に直せると思うのですよね。周辺のこのタイル目地にしても雑草にしても、やはり花いっぱい運動で毎年、町を環境美化に力を入れてきた町長ですから、やはりこの春先には「町民清掃の日」。名称は別ですけれども、やはり「きれいな町」にするためのそういう運動。どこかでやはり立ち上げて、1日職員も含めて、やはり草取り、ごみ拾いをするだとか、やはりそれが本来の迎える「おもてなし」になるのではないかとこういうふうに思っています。それと、どうもこの新幹線開業と先ほど何処を目指すのかという部分についても、例えば食文化一つとっても、何年か前に「ほたて炙り丼を木古内の食文化にしよう」という取り組み。そして、2年前からはこだて和牛、キャラクターのキーコを含めて、はこだて和牛で木古内町は売り出そうと。今度は、観光交流センターでは、鶴岡市のアルケッチャーノの指導の中で、フレンチレストランを立ち上げる。これも木古内町の野菜、自然食を使った料理ですから、それはそれとしていいのかなと思うのですけれども。本当に、何処をどう目指すのか。本当にはこだて和牛、キーコで勝負をするのであれば、もっとやはりこの1階にあるキーコの駅長室、ロビー。あそこも、大胆に玄関を入ったら、「おっ、木古内ってすごいな」と言うくらいのそういう大胆さがやはり必要ではないのかなと。そういう部分で、きょうは何処をどうするというのは縷々、内部で検討をしなければならない部分もあるのかなというふうに思いますから、特にその部分の町長の考えがあれば別ですけれども、そうでなければそれ以上の議論はできないのかなというふうに思いますけれども。町長、このことで町長としての本当の腹というのですか、何処をどうするのかという。新幹線で勝負をするのか、はこだて和牛で行くのか、この辺がどうも見えてきません。この辺についてはどうなのでしょうか。
町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)
何処を目指すのかということになりますと、当町では少なくともみそぎとか、和牛とか、ほたてとか、いくつかの外に向けて、自信をもってお勧めできるものがございますが、それだけではなかなかお客さんに足を運んでいただくということは難しかと思います。ですから、「町が何が目玉だ」ということは、これからいろんなことをやった中で、「これが一番で、これが二番」ということは言えるかと思いますが、現在は様々なことをチャレンジして、その中でお客さんに喜んでいただけるものを目指して行くということになるかと思います。これが、同じことが言えるのは、木古内町だけでお客さんを呼ぶことができないので、広域観光ということになります。現在は、渡島西部四町とそして檜山南部5町ですが、これが函館市そして北斗市。また、駒ヶ岳の広域観光、さらには北は長万部、今金、この道南と言われる地域が一つの観光エリアとして、この北海道ばかりではなく国内外に向けて発信して行くことが観光の成功裏に結びつけるものだというふうに信じて、いま事業を進めております。したがいまして、そのためにはどうするかということですが、新幹線というのはあくまでも来ていただく、また乗っていただく手段でありますので、新幹線でお出でいただいたお客さんをどのように満足していただいて、そしてリピーターとして、再度また来ていただけるようにするかということになるのですが。そうなりますと、私がお尋ねにもありますように、いかにたくさんのかたに乗っていただく、いかにたくさんのかたに降りていただくと。というのは、いまだけの話ではなくて、新函館北斗駅が開業した時には、まだ木古内町の駅で停まる本数は大幅に減少することはないと思います。しかし、札幌延伸で札幌駅が開業した時には、木古内駅が飛ばされていくという考えをもたなければならないと思います。その時に、たくさんのかたが利用していることによって、JR北海道に対しても本数を少しでも増やしてもらうような、こういった働きかけができるという将来の展望に立ったことを常々お話をしております。そのためには、私達がやることは、まず降りていただく、乗っていただくということでございますし、民間のかたがやるのは降りていただいたかたをどう魅力的な町にして、お客様を迎えるかということでございますので、これは議員がおっしゃるとおり、官民が一体となって進めていくことが大事でありますので、今後とも官民が一体となった取り組みについて、進めていきたいと思っております。
議員の質問 6番 竹田努
縷々、自分がちょっと求めたい部分とちょっとずれがあるわけでありますけれども。この部分は、いろんな広域観光を含めて、町長がいま答えたように、取り組んでいるという部分は、我々も期待をしているところでありますし。ただ、我が町木古内町ということからすれば、「何がはたして売りなのだろう」という部分が。これは、自分ばかりではなく、町民からもよく耳にするのですが、「木古内町はこれから新幹線の町としてなのか、みそぎの郷としての位置付けを重要視するのか」というそういう一つの町の振興策を含めて、何か見えないような気がします。これらは、これから議会としてもいろんな事務調査の中でも、いろいろ行政側ともこれから議論を交わしていくことになろうと思いますので、きょうは一つの考え方の若干のギャップはありますけれども、一般質問をここで終えたいと思います。どうもありがとうございました。