みんなの議会

木古内町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月3日

持続可能な福祉について

聞いた人
竹田努 議員
答えた人
町長 鈴木慎也、副町長 羽沢裕一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 竹田努

それでは 2 点目、持続可能な福祉について。国保病院、特養施設は、町の大動脈的な施設であり、公立病院の経営強化プランに基づいて、医師、看護師等の確保と働き方改革、新興感染症の感染拡大等に備えた平時からの取り組み、このことを掲げて 24 時間の医療体制の維持、医療の質とサービスの向上に努める。特養事業についても、関係機関と連携強化、利用者の確保、介護人材の確保など、安定した介護サービス提供を目指すと執行方針に提起されているところであります。過日、行われました総務・経済常任委員会の中で、上半期の収支状況の報告があり、両施設とも経営に関して努力しているこのことは評価に値もします。執行方針の中でも述べているように、公営企業会計の精神、やはり独立採算っていうそういう面からも何らかの手立てを打たなければと考えるところであります。令和 7 年度の予算に関しても実質収支は赤字経営の計上であります。抜本的な改善が必要だと思いますので、とりあえず設置者としての考えをお伺いしたいと思います。

町の答え 町長 鈴木慎也

4 番 竹田議員のご質問にお答えいたします。国保病院と特養いさりびは、町にとって町民の皆様にとって、極めて必要な施設であります。設置者である町として今後もしっかりと運営していくと考えております。公営企業会計は、独立採算が原則でありますので、国保病院の経営強化プランやいさりびの経営改善策をしっかりと実行した中で、その結果をもって町と病院事業が一体となり、支援を検討していきたいとそのように考えております。以上です。

議員の質問 4番 竹田努

病院については町長、なんと言っても医者の確保だと思っています。先般の常任委員会の中で、事務局長より東京の血液の専門医が月に何編か来て、そのことが透析患者の効果が上がっているっていうことも聞いております。そういう部分が固定医が一番良いわけですけれども、場合によっては出張医でも医師の確保って言いますかそれが大事なのかなっていうふうに思うところであります。我々も病院の強化プランが売り出されるっていうことで、あんまり正直言って病院について、突っ込んだ議論はあまりしてこなかったのかなっていういまそういう思いでもいます。5 年の 3 月には、99 床のベッドが 39 床、約40 床が休床、ベッドを休むっていうことですから、ですから残りの 60 床で重篤の患者を受け入れる。そして、地域包括病棟これも 20 床あったんですよ。これも 14 床に減らす。だから、46 床については一般急性期の病棟としていま病院が運営している。ですから、99 あるうち 39 床を休床、休まなきゃならない、この要因はやはりお医者さんの確保もあるけれども、全体的なやはり人口減だと思うんですよね、木古内の人口減少。管内の状況を見ても人口増えているところはないわけですから、ただ最近病院に行きますと随分知内の患者が多いなっていうのは、目に付くんですよね。ですから、その辺の足って言いますか運行の手立てだとかも今後やはり病院を中心に考えていかなきゃならないのかなと。いまは確か小谷石方面は、バス運行しているんだよね。全体では回っていないけれども、そういう部分もやはり協議をしていかなきゃならないのかなっていうふうに。そのことによって今後は、いまは交付税の補填でなんとか赤字でも病院の内部留保はいま事務局長、このくらいあるんだよね。病院の内部留保が 20 億、木古内町の財調は 13 億、なんかちょっと逆なような気もしますが、そういうことの中で今回は予算審議の中で議論をさせてもらいますけれども、これだけベッドが休床しているのに不採算病院の交付金が 1 億、去年までは 6,000 万、ことし 4,000 万増えているんだよね。どうして増えているのかなってその辺の状況については、病院側なのか財政担当なのかわからないんですけれども、その逆転現象がどういうことでこうなったのかっていうことについて、わかる範囲内で答弁願います。

町の答え 副町長 羽沢裕一

ただいまの竹田議員の質問にお答えします。予算ベースで 4,000 万程度ということでよろしいですよね。昨年度の予算を計上した際には稼働病床、実際に使われている病床の平均値でとずっと総務省のほうから言われてきていまして、それで予算を計上していたんです。ところが実際は、現在運用している許可病床数で交付されているという状況にありますので、6 年度は稼働病床でみたんですが、7 年度はもう許可病床数で算定しました。6 年度も決算ベースでは、許可病床数での交付になりますので、予算ではちょっと下がりますけれども、決算ベースでは変わりがないということでご承知ください。以上です。

議員の質問 4番 竹田努

病院事業については、経常収支が赤であってもいまの内部留保 20 億の原資があればここ何年かは心配ないっていうそういう思いも個人的にはするんですよね。ですけれども、やはり根本的に患者が少なくなったのか、医者がいなくて患者さんが来ないのかっていうそういう根本的な部分については、もう少しやはり設置者も含めてちょっと踏み込んだやはり検討をすべきだっていうふうに思います。それから特養の部分ですけれども、これは町長、真面目にやはり先ほどいろんな質疑の中で出ていた公営企業会計、独立採算だ。逆に特養については、そのまま赤字決算すればいいんじゃない。って言うのは、赤字決算で厳しい姿を見せないから具体的に取り組んでこないのかなっていう思いがあるんですよね。財源の足りない部分は執行方針にも書いていましたけれども、起債の借り入れの分の約 4,000 万は一般会計で何年前からか補填しています。いま正直に言って特養会計、ことしの予算を見ても残高の繰り越し、副町長は十分わかると思うんだけれども、5 年度の残高は 1 億 3,000 万、6 年の決算見込は約 9,000 万くらい、7 年度の見込みは 3,500 万、そういうことを考えれば 6 年度の決算はなんとかなる。7 年度について、これ 8 年に向かったら完全に財源補填しなきゃならない。それとやはり、多くは病院からの繰り出しって言いますか貸し付けっていうかそういう部分もこれあり。これまで一般会計、町のほうからも特養が恵心園と統廃合した時点でのその原資を補填しているわけだ。そういうことからすれば本当に町長、真面目にやはりこの病院事業で良いのか一般会計の事業でもっていくのがいいのかっていうことも含めて、十分なやはり内部検討をしていただきたいと思うんですよね。まだまだいっぱい言いたいことはあるんだけれども、繰り返しになりますから以上で終わりますけれども、やはり病院にしてもいまの特養にしても前段同僚議員が設備投資の部分も掲げていましたけれども、そういう部分も含めればかなりの財源が必要だっていうような認識に立ちます。そういう部分について、町長の設置者の思いを含めて答弁。

町の答え 町長 鈴木慎也

竹田議員、病院やいさりびに対する思いや町民の皆様、利用者のかたを配慮してのご質問かと受け止めました。木古内町は、「北の大地の福祉都市」ということで、まちづくりをこの何十年と進めてきました。令和 6 年度にお出かけ町長室の中で、ある町民のかたから「福祉の町きこないは、町長いまどうなっているんだ」と、「福祉の町きこないって最近聞かないじゃないか」というようなお言葉をいただきました。私からは、持続可能な福祉の町きこないとして進化をしていまやっていきますと。ただし、竹田議員からご質問があったように、病院もいさりびもそうです。施設にしても運営状況にしてもせっかく先人の皆様が作り上げてきたものを私達の世代で、それがしっかりと維持・管理をして、安定的に運営をして、それを町民の皆様や利用者にお示しをして、安心して利用してもらえる。それを本当に使命をもってやらなきゃいけないなといま受け止めさせていただきましたので、これは病院事業に全て任せるわけではなくて、町と病院もいさりびも本当に一緒になりながら、また議員の皆さんからこういったご意見・ご提言をいただきながら、しっかりと進めてまいりたいとそのように思います。すみません、総論での答弁となりますけれども、そういった思いで全力で尽くしてまいりたいと思います。以上です。

議員の質問 4番 竹田努

最後に町長、要望したいんですけれども、先ほど医療・福祉を力をいれている町だって、これを仕掛けて例えば定年を迎えた都会の高齢者を誘致をすると。東京から来る引っ越しの費用 100 万出します、雪のことは心配するな、そのくらいの思いをもって、やはりそうすれば若者・子育てばかりでなく、高齢者も集うっていうか集まってくる町になるんじゃないかとそういう思いをもっていますので、町長その辺についても十分な検討をお願いして一般質問を終わります。

出典:木古内町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月3日 議事録 PDF(58ページ) 間違いを知らせる