みんなの議会

木古内町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月3日

持続可能なまちづくりについて

聞いた人
竹田努 議員
答えた人
町長 鈴木慎也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 竹田努

4 番 竹田 努です。持続可能なまちづくりについて、一般質問をさせていただきます。鈴木町長就任来、コロナと向き合い、子育て支援、そして移住定住施策、一次産業の支援等々に取り組んできたとそのような評価をするところであります。町長が就任してこの 5 か年、人口が約 487 名あまり減少しております。年間約 95 名くらいが人口が減っているっていうそういう状況であり、現在の人口 3,500 人、そして高齢化率が52%、こういう町でこれからの持続可能なまちづくりを進める上で、少し心配もするところであります。日頃から町の課題は、人口減少と財政だとこのようには自分は認識をしております。最大の収入源である地方交付税については横ばいで推移している、過日の総務・経済常任委員会の財政の推計の中で報告をされています。当面は財政的には心配ない、そういう財政担当の言葉で、若干安堵しているところであります。ただ今後、旧中学校、旧老健施設、これらの解体で億単位の財源が必要になってくるわけであります。そのためにこの 3,500 人の町としてスリム化も必要ではないかと考えるところであります。新年度予算等からも子育て支援、移住定住施策に重点がおかれているように見受けられます。大変重要な施策でありますから否定はするものではありませんが、ただ高齢化率 52%の町であるっていうそういう認識から、高齢者施策の充実に目を向けていただきたいこのように思っているところであります。このことが持続可能なまちづくりの私の考え方の原点であります。新しい施策については、予算等審査特別委員会の中で議論を交わしたいと考えております。3 点に絞って町長の考えを問うわけであります。1 点目は、第 7 次の振興計画の検証委員会これが 8 名体制でスタートするわけであります。「将来のまちづくりを担う人材を育成する」このような基本的な考えから、委員構成は60 歳以下で組織をするようであります。そして、8 名のうち 4 名が中学生です。今回のこの人選、構成にあたって高校生あるいは大学生、高齢化率を考えれば高齢者も含めるべきでないかっていうのが自分の考えであります。この辺については、どのような町長の考えでこの 8 名の構成をしたのか。たぶんこれについては、まちづくり未来課ばかりでなくて町のはっきり正式な名称はあれですけれども、まちづくりの向上プロジェクトチーム、たぶんこれらが今回のこういう考え方を示したんだろうというふうに思いますけれども、その辺の見解をお願いをしたいと。2 点目は、高齢者施策を実施する上で高齢者の経験、知識、技能等を生かして地域社会に貢献をしている高齢者事業団、これもまちづくりには欠かせないものだと思っています。しかし近年、この人員の確保に難しい状況だということを聞き及んでおります。雇用される高齢者の賃金も含めて処遇の改善が必要ではないかと考えるところであります。高齢者の雇用の確保が重要であるこういう認識から、事業団への支援策の拡充をって言いますか、その辺の検討をすべきと考えます。その辺町長の考えをお願いいたします。それから 3 点目は、まちづくりを進める中で誰もが参加できる形でまちづくりをするっていうのが不可欠だというふうに考えます。そのためにはジェンダー平等、この実現も重要だと思っています。当初予算の資料にもSDGSの 17 項目が掲げられているものの紐づけされている事業の記載はない。そこで、当町におけるジェンダー平等の実現のための取り組み、これについて町長の考えを問うわけであります。よろしくお願いします。

町の答え 町長 鈴木慎也

4 番、竹田議員の質問にお答えします。まずはじめに、(1)から答弁をさせていただきます。第 7 次木古内町振興計画検証委員会の構成につきましては、令和 7 年の 1 月 29 日開催の第9 回総務・経済常任委員会において、担当課がご説明させていただきましたとおり、将来のまちづくりを担う人材の育成という観点から、若い世代を中心に選定いたしました。構成員は中学生、一次産業従事者、商工業者、子育て世帯の方々であり、その中には振興計画策定に携わったまちづくり委員のかたも含まれます高校生や大学生についても検討をいたしましたが、学業や部活動、通学に係る時間などを考慮し、今回は選定に至りませんでした。しかしながら、未来の木古内町を担う大切な世代であると考えておりますので、公募等も含めて今後の構成について引き続き、検討をしてまいります。また、これまで木古内町の発展にご尽力をされておられました先人の皆様や高齢者の皆様、経験豊富な皆様におかれましては、心から敬意と感謝を申し上げたいと思います。皆様が築いてこられた町のその歴史や経験は、これからのまちづくりにとってもかけがえのない財産であります。その知恵を大いに活かしていきたいと考えております。今回の検証委員会は、若い世代を中心とした構成となりましたが、高齢者の皆様の経験豊富なご意見を大切にするためにも、別の機会や仕組みを通じて、これまでのご経験をまちづくりに反映できるような場を設けていきたいと思っておりますので、何とぞよろしくお願いをいたします。(2)の質問についてでございますが、高齢者事業団への運営補助金について、令和 5 年度に 12 万円増額しております。現在は、年額 72 万円となっております。この増額分につきましては、除雪サービス作業員の取扱単価の引き上げに充てております。作業員の皆様の処遇改善を図っているところでございます。また、令和 6 年度におきましても、事業団は団員の皆さんのさらなる処遇改善を目指すため、利用料金の引き上げを行っております。作業員の皆様の 1 時間あたりの配分額の増額を進めるとともに、事務局長の賃金を引き上げております。現在、事業団の団員数は 15 名でございますが、そのうち除雪作業を行う団員の皆様は 11名でございます。現時点では、人員不足は発生していないとのことでございます。また、財政運営も安定しており、今後も事業団との情報交換を随時行い、状況に応じた適切な対応を町として進めてまいりたいと考えております。竹田議員からのいままでに至り、貴重なご意見をいただき、令和 5 年・令和 6 年と高齢者事業団の団員の皆様の処遇改善が図られましたそのご尽力に対しまして、この場をお借りして感謝を申し上げたいと思います。高齢者の皆様がその豊かな経験や知識、技能を活かして地域社会に貢献できることは、まちづくりにおいて極めて大切なことであると認識をしております。引き続き、高齢者の皆様が安心して働いて、活躍できる環境づくりにしっかりと町として努めてまいりたいと考えておりますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。次に、(3)でございます。ジェンダー平等についてでございますが、日頃から職務においてもあるいは町民の皆様との関わり合いの中でも、性差で差別するような意識を持たないで接するように、そのように私自身も心がけております。SDGsは、2015 年の 9 月の国連サミットで 150 を超える加盟国の首脳の参加のもと、全会一致で採択されたわけであります。持続可能な開発のための 2023 アジェンダに掲げられた持続可能な開発目標、この開発目標は 17 の目標と 169 のターゲットで構成されております。その中に議員ご質問の 5 番目でございますが、「ジェンダー平等を実現しよう」がございます。この目標 5 は、性別による差別のない未来を目指して、誰もが平等に機会を得られる社会の実現を目的としております。具体的には、全ての女性に対するあらゆる差別や暴力をなくすこと、そして子どもの早すぎる結婚や強制的な結婚、そして女性を傷付けるそういった習慣、こういったことを廃止することなどが挙げられております。また、家庭内の中で子育て・介護・家事といったいわゆる無償労働を社会全体で支え合うそういった仕組みを構築して、政治や経済・社会、ありとあらゆる生活の分野の中で、女性と男性が平等に参加をしたり、平等にリーダーになれるそういった環境を整えることも重要な要素とされております。当町におきましては、役場職員の女性比率の向上や子育て世代の女性の就業率も上昇しております。これによりまして、女性が社会で活躍する機会が広がり、地域全体の活力向上にもつながっているとそのように受け止めています。現時点では、予算を伴う新たな施策は予定してはおりませんが、SDGsのジェンダー項目と紐付けておりません。しかしながらも、今後も性差やマイノリティに対する不平等が生じないように十分と配慮しながら、当町の現状の把握や意識啓発にしっかりと努めてまいりたいと思っているところでございます。以上でございます。

議員の質問 4番 竹田努

町長、いま答弁いただきましたけれども、例えば検証委員、例えば高校生・大学生、通学だとかいろんな手立ての中で今回はってみたいな感じですけれども、私はやはりいまの町長も含めて自分達の世代であればちょっと難しいんですけれども、やはりいまはリモートだとか通信の手段があるし、私は今回特に高校生・大学生をいれるべきだっていうのは、ことしのみそぎの行修者、高校生 2 名なんですよ。来年で終わる高校生もいますし、4 年間これから厳しい鍛練をするっていう若者、これはやはり木古内町に関心って言いますか魅力があって行修者に手を挙げたんだろうとそういう認識をしています。こういう若者はやはり卒業後、大学へ行ったりその後木古内町にUターン・Iターンをして、社会人枠でも雇用をすべきだっていうそういう考えも一つにはあるわけであります。やはりそういう思いからすれば、それと町長、中学生が 8 名のうち 4 名、中学生だからだめだっていう言い方ではなくて、たぶん生徒会にお願いしているということは、たぶん 3 年生だと思う。ことし 1 年で卒業しちゃえば高校だとか木古内にいなくなる、そういうことも考えれば中学生も含め、高校生・大学生っていうそういう幅もやはり再検討すべきでないのかなっていうのが自分の考えです。このことは、移住・定住のきっかけ・チャンスにもなるわけだから、そういう要素はやはり大事にすべきだってこういうふうに思います。それについて。

町の答え 町長 鈴木慎也

竹田議員の再質問でございますが、4 名の中学生の内訳ですが、全て 3年生とか全て 2 年生というわけではなくて、1 年生・2 年生・3 年生、バランス良くメンバーを選ぶということでまずご理解をいただきたいと思います。ただおっしゃるように、デジタル様々な手法を活用して、参加しやすい環境を整えるということは極めて大切だと受け止めましたので、今後の課題とさせていただきたいと思います。また、検証委員につきましては、任期 2 年でございます。ですので、この任期 2 年の中で新たに追加することが可能となっている制度でございますので、ぜひまちづくりにご意欲あるかたがいらっしゃいましたら自薦・他薦問いませんので、お声がけいただいて随時追加してまいるという基本的な考えはございますので、お答えをさせていただきます。以上です。

議員の質問 4番 竹田努

これ以上町長と議論しても平行線になるのかなっていうふうに思っていますし、私はやはり中学生にしたっていう部分が庁舎内のエキスパート、向上プロジェクトチームがこういう部分しか出せないのかっていうのが非常に残念です。町長の考えで例えば諮問をしても、それに応えるチーム、職員がと私は思っているんですよね。ですから、追加の要素もあるということですから、これはやはり高校生・大学生との部分については、真剣にやはり検討していただきたい。高齢者事業団、やはりちょっと町長の認識と我々が得ている情報とは差があります、違います。これは、いまここでどれが違ってどれが正しいだとかっていう議論はしませんけれども、72 万が団員の処遇改善につながっているっていうのは違いますから、まずそこだけの認識をしてください。ですから、全体的な処遇の改善が必要だっていうことを訴えていますので、その辺は少し担当課長もいますから、確かに団員はいまの中で本当に例えば除雪サービス、これ考えても町長朝早くから確かに 1 件あたりいくらですから、件数をやればやるだけお金になる、そのかわり大変なんですよ。そういう実態も含めてやはり検討、そして高齢者事業団、高齢者が関わるわけでありますから、町長も 45 歳、職員の平均年齢も若いわけですから、どうしてもやはり未来志向にいってしまうのが当然だと思います。ただやはり高齢者の部分で、確かにいま帰るコールのチャイム、防災無線、きょうあたりはひな祭りで大変若い感覚で良いなっていう気がしています。ただ今回、議会の提言ハガキにもあったんですけれども、町の広報が 1 月からひらがなの「きこない」から横文字に変わった、こういう部分。それで、たまたま古いちょっと木古内の広報B5 版でひらがなの「きこない」って、ちょうどいまの 1974 年ですから昭和 49 年、人口が 1 万ちょっと、こういうのを見てやはりひらがなの広報「きこない」、いいなって感じます。それともう 1 点は、教育委員会の生涯学習課が 4 月からひとづくり未来課になるっていうことを事務改善の答申の中で出されたっていうことであります。これについても我々高齢者からすれば、すごく物事が遠ざかってくるように思うんですよね。やはり良いものはいい、だけれどもやはり生涯にわたって学習するっていう我々年代の相違なのかもわからないですけれども、こういうふうに感じています。それからジェンダー平等、これについては町長、各委員会だとかも女性の登用が増やしているっていう話も聞きます。木古内の人口も 3,500 のうち 200 ちょっと女性が多いんですよ。男性、少ない。そうした中でやはり女性の登用、活躍の場ももう少しそろそろ職員も 77 名のうち、女性の管理職もそろそろ出てくるのかなっていうそういう思いをして今回の一般質問に至っているわけでありますから、その辺について町長。

町の答え 町長 鈴木慎也

再質問は 4 点ほどかと思います。まず、本来の一般質問の答弁とは少し離れたところのご質問に対する私の答弁でございますが、このチャイムはいわゆるおもてなし向上プロジェクトの中で、項目として入っております。ただ実際にひな祭りとか子どもの日ですとかお正月、このチャイムを採用したらどうでしょうかというご意見をいただいたのは、私でも若い職員でもなくて、高齢者と言ったら失礼になるかもしれないですけれども、60 を超えた町内にお住まいのかたからいろんなこういう町長室とか懇談の中で貴重なご意見をいただいて、それを現実にいまやらせていただいておりますので、しっかりと子どもから高齢者の皆様の声を町として耳をしっかりと大きくして、様々な取り組みに活かせていただいているということで、ご報告をさせていただきたいと思います。次に広報でございますが、昭和 49 年の広報ということでこの議会が終わったあと、担当課と月替わりでアルファベットとひらがなが可能なのかとか、ちょっとその辺りも皆様の意見を聞いて、より親しんでもらう愛されてもらえる広報にするために、最大限の努力と工夫をしてまいりたいと思いますので、その旨をお伝えさせていただきます。あと、高齢者事業団の皆様の取り組みに関しては、本当に町といたしまして、高齢化率 52%を超えておりますから、皆様の活動が本当に日々の生活をお支えいただいているということに関しまして、改めて感謝を申し上げたいと思います。今後とも事業団や様々な皆様、そして竹田議員のこういったご提言をしっかりと真摯に受け止めながら、高齢者の皆様が生き生きとして生活できるそういった持続可能な福祉の町をしっかりと目指していく、このことをお約束をして私の答弁とさせていただきたいと思います。もし答弁漏れがございましたら、ご指摘いただければと思います。以上です。

議員の質問 4番 竹田努

最後の事業団の部分ですけれども、事業団の雇用は充足されているっていう町長の認識です。確かに充足されなければ除雪サービスもできないわけだ。ですから、事業団とすれば雇用の確保のために大変な苦労をしているっていうその実態だけをきちんと認識していただきたいこのように思います。1 点目、終わります。

出典:木古内町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月3日 議事録 PDF(53ページ) 間違いを知らせる