みんなの議会

八雲町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月10日

いじめへの対応は万全ですか

聞いた人
三澤公雄 議員
答えた人
町長 岩村克詔、教育長 田中了治、学校教育課参事 本庄伯幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 三澤公雄

議長。

議員の質問 5番 三澤公雄

いじめへの対応は万全ですか。いじめの防止は、全ての学校、教職員が自らの問題として切実に受け止め、徹底して取り組むべき重要な課題であります。いじめも含めた児童・生徒の様々な問題行動への対応については、「早期発見・早期対応を旨とした対応の充実を図る必要があり、関係機関との連携を図りつつ、問題を抱える児童・生徒一人一人に応じた指導・支援を積極的に進めていく必要がある。」と文科省のいじめ問題に関する取組のポイントという文書に書かれておりますが、八雲町の現状の対応に漏れはありませんか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは三澤議員のご質問にお答えいたします。昨今、全国で深刻化している子どものいじめによる自殺などのニュースに触れるたびに、心痛む思いを感じていることは、ここにいらっしゃる皆様も同様かと思います。いじめは、いじめを受けた子どもの教育を受ける権利を侵害し、その心や体の健やかな成長や人格の形成に大きな影響を与えるばかりでなく、生命や身体に重大な影響を生じさせる恐れがあり、決して許されるものではありません。子どもは、将来のまちづくりを担う町の大切な宝であり、子どもが健やかに成長することは町民すべての願いであります。八雲町では、大切な子どもをいじめから守るために、平成 27 年1月施行の八雲町子どものいじめ防止条例により、学校はいじめを認知した場合は速やかに事態を把握し対応に当たるとともに、事実関係を町に報告し、町及び保護者、その他関係機関との連携により解決に当たること。保護者や町民はいじめを発見したときには、速やかに町、学校、又は関係機関等に相談することなど、それぞれの責務を定め、必要な施策に取り組んでおります。具体的な取組内容につきましては、教育長から答弁させますので、よろしくお願いいたします。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

それでは私から、三澤議員の質問にお答えいたします。いじめはすべての子どもに関係する問題であり、いじめはいつでも誰にでも、どんな学校のどんなクラスにでも起こりうるということを、教育委員会といたしましても十分認識しております。こうしたいじめの未然防止、早期発見、早期解決を図ることは、学校はもとより、保護者、行政、地域住民等、大人に課せられた責務であり、教育委員会といたしましても所管する学校に対し、折に触れ指導をしているところでございます。具体的には、いじめの正確な認知を図るために平成 28 年4月の道教委通知に基づきいじめの正確な認知に向けた教職員間での共通理解の形成及び新年度に向けた取り組みについて、及び教職員向けの啓発資料やいじめサイン発見シートの資料を発出し、所管する各学校にいじめの早期発見や積極的な認知の在り方について指導しております。また、いじめの実態把握につきましては、毎年6月と 11 月に全児童生徒を対象とした「いじめアンケート」を実施するとともに、各学校には日常の教育活動の中でいじめを認知した時には、速やかに教育委員会に報告するように指導しております。さらに、教育委員会内には子どものいじめ相談電話を設置し、子ども、保護者、地域住民から相談を受けられる体制を整備するとともに、八雲町子どものいじめ防止条例に基づき、万が一、重大事態が発生した場合には、弁護士や有識者による第三者委員会を設置し、行政が主体的に対応に当たることにもなっております。また、いじめの早期解決に向けた取組につきましては、毎年7月、10 月、12 月にいじめ問題への対応状況の調査、6月、12 月にはいじめの問題への取組状況の調査を実施し、学校の体制整備や認知したいじめへの取組状況について把握しております。これら各調査の今年度の八雲町の現状につきましては、いじめの認知件数は 27 件ございましたが、その後の各学校の取組により 27 件全て、いじめは解消したとの報告を受けております。教育委員会といたしましては、今後とも各学校に対し、こうした取組の徹底を指導するとともに、子どものいじめ相談電話の周知などにつきましても、積極的に取り組んでまいりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。

議員の質問 5番 三澤公雄

議長。

議員の質問 5番 三澤公雄

文厚常任委員会でこの子どものいじめ防止条例の素案を見せていただいた時も、国が作った推進法に則って作っている部分も、重なっている部分も相当ありますけれども、漏れることはないなと思って議論をしてきました。で、今回質問を作った時点でも対応は適切に取れているという前提で作っていたんですけども、今教育長の答弁の中に7月、10 月、12 月には調査をし、その間の月でも報告を受けて云々っていうところ、ちょっとメモを取りそこなったんですけれども、そういうふうに聞いていましたが。この通りやっていれば 27 件のいじめの件数が解消したという報告を受けているというのも、ある意味では合点はいくのですが、解決していない事例が少なくとも私の中では1つございます。それも長期にわたっております。もうその子供たちは、被害者は複数おりますから、その子供たちは、その学年の思い出はほとんどいじめなんでしょう。そういうことでいけば、町長の言葉や教育長の言葉にございました子供にとっての大切なこの教育を受ける権利であったり、思い出を作る大切な時間を、実にくだらないことによって無駄にしてしまったという意味では、大人の一人として反省をしなきゃいけないと思っております。だから漏れというのは、報告が上がっていないんだなというところにウェイトを置かなきゃいけないと思うんですよね。今回のこの町の条例や国の法律に則って動いたとしても、この報告があがっていないということをどうやって見つけるのかということになるのですが。その辺の備えというか、懸念も含めた対応というのはこれまでなされているのか、お聞きいたします。

町の答え 学校教育課参事 本庄伯幸(学校教育課参事は2019年3月まで)

議長、学校教育課参事。

町の答え 学校教育課参事 本庄伯幸(学校教育課参事は2019年3月まで)

今の件についてお答えいたします。議員言われるとおり、学校においていじめを認知したとされた場合には今のシステム上、体制上、全数が教育委員会に上がってきて、対応等について全て把握できるような仕組みになっておりますが、どうしても学校の先生方というのはこういったいじめ事案に対して一生懸命対応をする中で、それぞれがそれぞれのスキルにおいて、いじめの問題に的確に対応する力を身に付けてきているのと同時に、先生方それぞれが、どうしてもいじめに対しての概念が作られてしまうという懸念もございます。で、先生方のいじめの問題に対する思いが強ければ強いほど、それぞれの概念への思いも強いものになってしまいまして、それがともすると先生方の認知の温度差に繋がっているのかもしれないなという事が、今のご指摘の中で感じられることでございます。こうしたことにつきましても、先程ありましたとおり各学校には研修資料等を配布して、研修の徹底をお願いしているところですが、今後そういったことも回数を増やしまして、頻繁に研修をして先生方の共通理解を得ていくような取組を進めていきたいと思いますので、ご理解をよろしくお願いいたします。

議員の質問 5番 三澤公雄

議長。

議員の質問 5番 三澤公雄

僕もね、調査がもし進んでいないんだったら今の答弁で納得をしたいんですよ。さっきも言いましたけどね、ほぼ1年間、今も継続している。複数の子供達がターゲットを変えられていじめを受けているような感じなんですね。しかも、その加害者側の子供も複数いて、ある特定のスポーツチームに属している子供たちだと。そしてその学年は、3クラスあるうちの2クラスは同じような勢力によって、ある意味学級崩壊的な状況だと。つまり、これが何故分からないのかと。なぜ報告件数として学校長が取り上げないのかなと。現場の教師が苦悩し、なおかつ、場合によっては子供達の方から、要するに加害者側の子供達の方から、対応した行動について体罰教師だという形で、自らの行動を制約されるような脅しを受けているというような話も関係父母からも聞いています。非常に悪質ですよね、そうなると。そういったことが教育委員会に届かない。だから先ほどの参事のお答えは現場の教師の認識のことをお話しましたけれど、もう一歩先にいった時の、学校管理者がこのことを教育委員会に報告をしないという事例もあるんじゃないかというふうに想定もする必要があると思うんですね。こういった場合の対応の仕方、そして後から分かった時、もしくはこういった何とかこれからでも対応をしようとした場合にどういった対応がとれるのか、お聞きいたします。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

今、議員おっしゃっている事例については、同一のものかどうかはちょっと確認取れませんけれども。このいじめ実態把握調査、先程申し上げました。それ以外に、八雲町独自に学校に配置している支援員さんの授業観察記録なども報告していただいております。その報告内容を教育委員会、我々確認しまして、これはいじめに該当する事案ではないかというふうに判断した場合は、校長・教頭から取り組み状況の詳細な報告を求めて、改めてこの件について具体的に指導すべき内容を伝え、その報告を求めております。現在も毎週1度報告を求めております。また、各学校から上げられる事故報告に対する我々の指導の他、学校に対するなかなか理解がもらえない保護者に対しては、直接保護者に声をかけて私が面談をした事例もあります。そういう対応も行っておりますし、この問題に対しては我々も日々緊張してアンテナを張っているつもりでおりまして、条例にも示されている通り、行政からも積極的な係わりをもっていきたいと考えております。また、いじめの側にいると思われている子達が校区外でどんな活動をしているかというのも調べまして、例えば少年団活動を行っている子達であれば、先般も体育課の課長を通してその指導の監督、あるいは指導者に注意喚起を行うなどの依頼もとってきております。この問題については、学校の中だけで解決ということではなくて、地域全体で関わっていくというような、そういう思いを強く持っておりますし、過日行いました校長会におきましても、現在文部科学省でいじめ防止の為の基本方針を年度内に改定するという方向で、その改定案が今まとまった段階にあると聞いております。その改正点の特徴としては、学校でいじめが解消したと判断する条件、例えば学校が安易に子供が謝罪をしたことで解決をしたと、そのような判断をすることなく、心理的・物理的な加害行為が3ヶ月止んでいること。また被害の子供の心身の苦痛が無くなっていること等と定めているものでございます。これを受けて道教委の方も 29 年度中に基本方針の改定を行うと、このように見解を示しておりますので、教育委員会といたしましてもこうした通知が発出された場合には、改めて改定の主旨を受けながら八雲町の条例の改定と共に、全教職員の危機管理意識の醸成について再度強く指導していきたいと、そのように考えております。

議員の質問 5番 三澤公雄

議長。

議員の質問 5番 三澤公雄

私が今心に強く引っかかっているものが、調査の対象になっているんだなというふうに理解はしたいんですけれども。この個人情報保護を含めて非常に扱いづらい問題で、関わる僕たちも含めて、非常にこの教育的配慮というか遠慮というものが働く分野だと思うんですよ。だけど、子供たちにとっては毎日のことなので、学校に行くのがつらい、行きたくないっていうSOSでさえ、なかなか親には発せられないのがいじめだと思うんです。一度この受けた傷というのは、何年にも渡って深く深く沈んでいながら、ある日突然何かのきっかけで出てくるという事例を、私は自分の家族で感じております。本当に親が把握することすら難しいことなので、でも学校で起きていることですから、学校でまず第一に、本当にこの大切な子供たちという意味で扱ってもらいたいんですよね。だから今度のこの多分共通だと思われることもね、僕はまずは今起こっていることを止める。当事者たちにやってはいけないことだということを加害者側にも分からせ、また、被害を受けている子供たちには救ってくれる大人がいるということを改めて認識させてもらうという意味では、速やかに行動をしてもらいたいのですが。一方で、この制度の間隙を縫ってですね、隠蔽と言われても仕方がないような状況で情報が上がってこなかったと。然るべき所に上がってこなくて、見て見ぬ振りをしてきた時期があったんじゃないかと推測されるんですけれどもね。そういったことに関しての少なくとも管理者に対しては、然るべき措置をとるべきだと思うんですよね。自分が退職間近でそういうものに関わりたくないというような意思が働いたかのように受け取っている親御さんもいらっしゃるので。そういう言葉を聴くと卑怯極まりないという意味で、3月のこの時期においてでもですね、何がしかのことを教育長の権限でやってもらいたいなという感じはあるんですけれども。でもやっぱり子供への対応が第一だと思いますから、管理者の協力が得られないと、そちらにも行かないという意味では非常に人質を取られたみたいで、なおかつ余計に卑劣だなという感じもします。そこら辺の対応は、ここで僕は言うだけで、なかなか僕自身は対応が出来ないのでジレンマを抱えますけれども。1年棒に振っちゃったんですよ、楽しい見学旅行等のいろんな思い出づくりの学年が、もう飛んでしまったという意味でね。一方で、この問題に引っかかった時に非常に僕が困ったなと思ったのは、今八雲町がコミュニティスクールという制度を進めていて、地域の力も学校運営にプラスになるようにという、その中の僕は一番最右翼にいるであろうその少年団の部分の指導者が、学校内で起きている事に無頓着という、場合によっては非協力的だったのか、その辺は分からないんですけれどもね。力になってほしいところが力になってもらえないという事例という意味でもね、これはこれからのいろんな研究材料というか、考えていかなきゃいけないなと思うんですよね。このコミュニティスクールというこれから進んでいく制度を考えた上でも、このいじめ問題というものに対して決して軽んじないで取り組んでいってもらいたいと思うのですけど、そういった観点で、この絶対に起こり得るんだといういじめと、これから教育指導要領も変わって、教えなきゃいけないというか、学んでもらいたいものも増えて時間割も窮屈になっていくという、今年度からそういうふうになっていくという報告というか執行方針に入っていましたけれどもね。それらの諸課題と、この場合によっては命にかかわる部分のいじめというもの。どういうふうに関連というんですか、大変な現場では労働偏重というか、先生たちには負担がかかる部分だと思うんですけれども。教育委員会としてこの漏れていた部分、僕はもうはっきりそういう認識で受け止めてもらいたいんですけど、適切に早期に対応出来なかった今回のいじめの事例をですね、今後の教育長の諸課題の中でどういうふうにやっていこうとしているのか、教えてください。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

委員がおっしゃるように、このいじめの問題はなかなか表に明確に見えるというものではなくて、親さえもなかなか理解していない実態もあるのではないかということで。先ほど私が申し上げた事例はまさにその通りで、お母さんは全くそういうことを認識しておりませんでした。しかしながら、子供から確認をとったらそういう事実があったということで、学校とまた協力してやっていこうという姿勢をいただいたという話しをされておりました。また、教育委員会として学校からの報告の漏れをどう受け止めるかということでありますけれども、これとは別に体罰の調査というのも行っております。これは全保護者に対してそういう体罰の事例をわが子が受けたか、あるいは周りの子が受けたのを見たり聞いたりしたことがあるかというものです。それに保護者がアンケートに回答をして、封筒に入れて密封して教育委員会に届けることになっています。ですから、学校が見る前にまず教育委員会がつぶさに把握ができますから、これは体罰に該当する、あるいは不適切な指導であるというものをチェックして、そのものを校長に渡して個別に確認をとるようにと、そういう指導ができております。学校はそうした記録をした全保護者に対して直接声を聞いて相談を行うという。ところが、このいじめ問題についてはまず学校の方に届けるということで、さっきおっしゃったように直接我々の目に触れるものではないという。で、事例が報告されて始めて委員会として実態を把握するというものでありますから、なかなか全ての事例を目にできないということから、今後の調査において例えば体罰調査のように保護者が記録したものを直接教育委員会に届けるような、そういう方策もとれないだろうかと、そのようにも考えているところです。また、なぜこうしたいじめ問題が今日まで消えることなく継続していくのかという、そういういろいろと要因を考えていく中で、私も教員でしたし、学校も随分と見せていただきました。その中で1つ考えられるのは、子供たちはみんな学校に来て学びたいという意欲は持っております。そうした子供たち1人1人の学びたいという意欲に応えられる授業、授業改善がしっかりとなされているか、そして学級の中で子供たち1人1人の存在感がきちんと認められているかと、そういう学級経営。そして先生方それぞれが積極的な生徒指導が出来る体制がとれているか。これらが大きな要因でないかと、そのように考えます。ですから、こうしたいじめの実態というものを把握して、それを指導・改善するということも当然大事な事ですけれども、その要因となる先生方1人1人の資質能力の向上ということも非常に重要と考えておりますので、今後はそうした研修のあり方等についても一層指導・支援に努めていきたいと、そのように考えております。

議員の質問 5番 三澤公雄

議長。

議員の質問 5番 三澤公雄

1つ1つ、腑に落ちるというか、期待して見守っていこうかなと思うのですけれども。教師一人ひとりのスキルを上げる意味での研修というのは、これからも充実させていってもらいたいんですけれども。一方で、学校運営の中でそういった先生を伸ばそうという意味でのチームワークだとか、校長の考え方というのはどこまで出来ているのかなと。今回のケースは、4年生までは、非常に元気の良すぎる子供がいたんだけれども学級運営はちゃんとやれていたと。ただ問題行動が多く見られる子供だったので次のクラス替えの時に、これはその親の感じたことですよ。でも僕も子供3人関わってきた中でありえるなと思って聞いちゃった部分なんですけれどもね、難しい子供がいるからみんな担任を敬遠して、新任の先生が担任になったと。もしその通りだとしたら、学校全体でその新任に任せる事がいいのかどうかということは、僕みたいな素人が考えた場合でも、まあ結果論からいくとね、その辺やっぱりおかしかったよねっていうことになる。だから先ほども申したように学校全体でそういった教育上においても、また、いじめに対しても、メリットのある方法をちゃんと、ベストは何だろうかっていうことを考えたらそんな答え出ないと思うんですけれどもね。だから新人研修だとか、教師一人ひとりの研修とかもそうだけれども、赴任してくる校長自身に管理能力があるのか、やる気があるのかということを本当に失礼ながらね、これまで出会ってきた素晴らしい校長の方々を思い浮かべた時には考えも及びませんけれども、首を傾げるような校長先生とも何人かお会いしていますから。是非、教育長の指導が校長会だとか教頭会っていう任意の団体全体での把握だけで済ますのではなく、来る校長のスキルというものをしっかり把握されて、何かそういう仕組みがあるんでしたらもっと充実させてもらいたいし、無いんであれば今後は再発ということを防ぐためにはそういったところにもやっていってもらわないと、保護者・OBとしては今回の経験を活かしたことにはならないんじゃないかなと思いますので。その辺のところどうでしょうか。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

学校の管理職に対して議員さんが懸念を持たれているという事については、それを指導する行政の側にも反省する材料が多々あるんだろうと、そのように受け止めました。しかしながら、私は校長・教頭と一枚岩で学校経営を円滑に進めるように指導もしましたし、教育委員会と校長会、教頭会は本当に深く連携を図ってくれたと、そのように感謝もしております。私の思いは、八雲町の学校はあくまでも町の学校であり、八雲町に来る教職員は全て八雲町の職員なんですよということで、4月の冒頭で申し上げました。また校長には、八雲の学校ということで、本来ならば私が校長になって治めるべきところを私は体がいくつもあるわけではなくて、全権皆さんに委任して経営をお願いしますよと。そういうことで是非これだけは徹してくださいという学校経営の重点もお話して、それを皆さん頑張ってくれていると、そのように理解しております。また、教職員の中にも、なかなか授業にしても学級経営にしても差があるというのは私も認めております。そして相当心配な学級になってしまったという、そういう場合は校長に対しては、学年変わって不文律みたいに1年持ったら2年、3年持ったら4年、5年持ったら6年というふうな持ち上がりを学校はとっておりますけれども、民間を見ても業態転換といいますか、自分の系列の店がちょっと危なくなったら完全に駄目になってしまってから変えたのではお客さんは来ないんだよと。まだ元気のあるうちに変えていく事でまた盛り返していけるっていう、そういう民間の事例がたくさんあるんだから、学級経営も完全に崩壊してから担任替えても決してそれは復活できないぞと。ですから、まだ余力のあるうちに担任を替えていくという強い姿勢も示していく必要があるだろうということで、過日も校長に対してそのような進言をしております。あくまでも学校というところは1つの教育の組織でありますから、1つの学級を教員が担任を持つのが嫌がるような、そういう学級経営をするような学校であれば、とてもじゃないけれども私も猛反対といいますか、そういう経営の在り方については強く指導をしていかなければならないと、そのように考えておりますし、そういうことがあるならば今後も強く改善するよう指導していきたいと思います。

議員の質問 5番 三澤公雄

議長。

議員の質問 5番 三澤公雄

前任者じゃなくて良かったなと。本当にこの事件を調査していてつくづく、田中教育長だから、信頼できる人だから質問の形をとっていろんなことを確認できたらなと思って質問をしたわけですけれども。期待しておりますので、よろしくお願いします。もう1点ですね、八雲町のこどもいじめ防止条例の下敷きになったのが、いじめ防止対策推進法という国の法律なんですが、これが出来たきっかけはあの大津事件。中学校2年生が自分の自宅のあるマンションの 14 階から飛び降りたという事件の時の教育現場で、教育委員会が隠蔽が働いたということで、市長になったばかりの大津の市長さん、女性の市長だったんですけれども、そこが第三者委員会、弁護士を含めいろんな協力を仰ぎながら取り組んだ動きが下敷きになって作った法律でございます。町長にお伺いいたします。それから教育委員会制度が変わりました。要するにあの時は教育委員長と教育長の要するに責任が曖昧だだとか、いわゆる教育委員会制度の長年言われてきたところを是正したというか、そういった契機だったんですけれど。今回新しく法律も変わった状況の中では、町長が名実共にトップという形になっているんです。ただ、現場のことですので今教育長とお話をしてきましたけれども、町長もこの問題は教育長に任せっきりにしないでですね、しっかりと報告を読んでからでも構いませんが、今後こういったことが起きないようにするにはどうしたらいいかという意味で、町長自身もしっかりとお考えをもって、そしてこの教育行政に関して自分のお考えを発していってもらいたいと思います。教育長を信じています。信じていますけれども、制度上ですね、さっき言ったように今回の法律を作った下敷きは、要するに教育村だけに任せてはいけないというものが働いた部分だということを是非、町長の方にも理解をしてもらってですね、ひょっとしたら八雲でもっと良い方法、教育現場の、SOSが発信できないんですよ、いじめを受けていた子供たちっていうのは。親にさえ発信できないんですから。そういった子供がもっと早くSOSを発信し、そして今よりももっと早くSOSを受信できる体制があることがベストだと思いますので。是非、その辺の部分の調査・研究は町長の側でもしっかりやっていってもらいたいなと思いますので。一言お願いします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

三澤議員ですね、本当にこのいじめの問題、または学校教育の問題につきましては、今までは教育委員長または教育長ということでありましたけれども、町長もということで教育会議にも入りながら進めております。しかしながら、今のお話を聞くと、私も今回の三澤議員の話は初めてお聞きいたしました。大変お恥ずかしいなと思い、細部にまで私も目が届かないということで今反省をしております。この条例・法令も含めて、やはりこれはいつでも改正しながらより良い方法で取り組むというのが、私もそう考える一人でありますので。これからも教育長・教育委員会、そして学校と行政、さらには地域の父兄の皆さん、地域の方々としっかりと対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。

議員の質問 5番 三澤公雄

議長。

議員の質問 5番 三澤公雄

後先になってあれなんですけども、共通の問題だと思われている部分の被害に遇っているお子さんたち、そして親御さんたちは、この問題は解決するんだという認識を今の時点で持ってもいいですよね。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

私たちから指導したその親に対して、学校の取組については、親御さんから学校とこれから連携して協力してやっていきたいという声をいただいております。ただ、その複数ということについては、まだそこまで認知をしておりません。

議員の質問 5番 三澤公雄

議長。

議員の質問 5番 三澤公雄

年度末が近くなって学校自体もなかなか動きづらくなっていますけれども、是非、1日でも早く対応してもらって、気持ち晴れ晴れと学校に通う日々が彼らに1日でも早く戻ってくるように、是非そうしてください。これからも経過観察を続けていきますけれども、自分みたいな門外漢があれやこれや言う機会がもう二度と無いように、是非よろしくお願いいたします。終わります。

出典:八雲町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月10日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる