みんなの議会

八雲町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月10日

水道事業の現状と将来の見通しについて

聞いた人
宮本雅晴 議員
答えた人
町長 岩村克詔、環境水道課長 馬着修一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 11番 宮本雅晴

議長。

議員の質問 11番 宮本雅晴

それでは、よろしくお願いいたします。安定的な水の供給を確保するために。国では、回復の兆しを見せ始めた経済成長の恩恵を地方や中小企業に着実に広げていくとして、成長と分配の好循環の実現のため生活密着型インフラ整備を推進している。水道法改正の主なポイントは、①都道府県による広域連携の推進、②水道台帳の整備などの適切な資産管理の推進、③持続可能な水道料金の設定、④コンセッション方式の導入、⑤意見書にある指定給水装置工事事業者制度に更新制を導入することです。平成 29 年度水道施設整備予算案には、全国の自治体で老朽化が進み管路の更新が問題視されている水道施設の水質安全対策・耐震化対策として、355 億円が計上されている。これは前年度より 20 億円増額であり、従前に増して水道管の修繕や改修を担う地域の中小・小規模事業所に経済波及効果が及ぶことが期待されている。我が八雲町での平成 29 年度予算案に基づき、水道事業の現状と将来の見通しについてお聞きいたします。よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

それでは宮本議員のご質問にお答えいたします。まず、八雲町における水道事業の現状でありますが、八雲地域の市街地部分においては、平成8年頃からの下水道管の整備に合わせ水道管更新も進めたことから、今後 20 年間程度は管路の大きな施設更新はありませんが、その後は更新経費が増大して行く見込みであります。また、水道事業と統合します旧八雲地域簡易水道事業は、今後、一部の管路について更新が必要となってきますので、平成 29 年度予算も含め、当面の間は必要な部分の小規模な更新を続けていく状況であります。国の補助制度でありますが、水道事業の場合老朽管の単なる更新事業に対しては補助対象となっておりません。また、耐震化の補助制度についても適用要件が厳しく、全国的な区域分けがなされており、今後大規模地震が想定される地域は補助対象となっていますが、八雲町の場合は耐震化の補助対象とならない地域となっております。このため、今後将来の更新費用については水道料金により賄わなければならず、施設の耐用年数が来るまで更新はできない状況であります。耐震化率については、平成 18 年度頃から老朽管更新時に耐震化を進めてきました。八雲地域の上水道と旧簡水地域を合わせて、管路の耐震化率は約30%程度となっております。浄水場や配水池等の施設の耐震化についても進んでいない状況ではありますが、耐用年数による施設更新に合わせて実施せざるを得ないと考えております。次に、熊石地域についてですが、熊石地域は簡易水道事業として継続することが認められており、施設更新等に対しては補助対象地域となり、現在、配水管の布設替え工事や浄水場等の施設の改築・更新、計装設備整備を計画的に進めております。耐震化については、これらの布設替え工事の際に耐震管への布設替えを行っており、耐震化率は平成 27 年度末で約 16.5%となっております。このように、八雲町全体の耐震化率は低いのですが、熊石地域が一部補助対象となっているものの、八雲地域については補助対象になっていない事などから、なかなか耐震化を先行して整備を進める事は難しい状況であり、国の予算による経済波及効果が八雲町においては、あまり期待ができない状況であります。水道施設は重要なライフラインでありますので、今後も安全で良質な水道水を安定的に供給し続けていけるように、効率的・計画的に水道事業を進めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。

議員の質問 11番 宮本雅晴

議長。

議員の質問 11番 宮本雅晴

今、町長の方からたくさん説明をいただきました。ありがとうございます。今、日本の水のライフラインは、高度成長期の 1970 年代から急速に整備が進んだために、今後一気に老朽化の波が押し寄せてくるという数値が出ております。全国の管路更新率は 0.76%であり、このままのペースでは全てを更新するまでには 130 年かかる見通しでございます。そこで、我が八雲町では管路の更新率は何%なのか。また、もう1点は水質の安全を確保する上で、急速な更新が必要な鉛管とアスベスト管の交換は終えているのか。また、残っているのならば、どれくらいあるかという部分をお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。

町の答え 環境水道課長 馬着修一(環境水道課長は2017年3月まで)

議長、環境水道課長。

町の答え 環境水道課長 馬着修一(環境水道課長は2017年3月まで)

まず1点目の更新率ということなんですけれども、ちょっとどういうふうに捉えたらいいのか分からないんですけれども。先ほど町長からも答弁がありましたとおり、今後 20 年間については大規模な更新というのは無いということで捉えていただければと思います。次に鉛管の関係でございますけれども、まず鉛管につきましては八雲地域・熊石地域にはございません。アスベスト管についてなんですけれども、まず八雲地域についてはアスベスト管は0ということで、更新はもう終わってございます。熊石地域につきましては 782メートル、熊石地域の全体の約 1.8%程度がまだ残っているという状況でございます。

議員の質問 11番 宮本雅晴

議長。

議員の質問 11番 宮本雅晴

それらの更新状況は今後どのようになっているか教えていただければと思うんですけれども。よろしくお願いいたします。

町の答え 環境水道課長 馬着修一(環境水道課長は2017年3月まで)

議長、環境水道課長。

町の答え 環境水道課長 馬着修一(環境水道課長は2017年3月まで)

熊石のアスベスト管の更新につきましては、あと2年程度で更新完了予定となっております。

議員の質問 11番 宮本雅晴

議長。

議員の質問 11番 宮本雅晴

昨年の熊本地震で耐震化の必要が表面化したという部分で、管の継ぎ目に伸縮性を持たせる耐震化を今後どのように進めるか。またもう1点は、耐震化率はどうなっているかを教えていただければと思います。

町の答え 環境水道課長 馬着修一(環境水道課長は2017年3月まで)

議長、環境水道課長。

町の答え 環境水道課長 馬着修一(環境水道課長は2017年3月まで)

まず耐震化率ですけれども。先程町長からも出ましたけれども、どれも平成 27 年度末の数値でございますけれども、八雲地域については約 30%、熊石地域につきましては 16.5%耐震化しているということで、管と繋ぎ目の部分につきまして、合わせて耐震化対応の材料で耐震化をしているということでございます。

議員の質問 11番 宮本雅晴

議長。

議員の質問 11番 宮本雅晴

次に、アセットマネジメントによって水道事業の中期的な更新需要と経済収支の見通しが把握できると。それで八雲町としてはアセットマネジメントの概要をお聞きしたいと思うのですけれども。よろしくお願いいたします。

町の答え 環境水道課長 馬着修一(環境水道課長は2017年3月まで)

議長、環境水道課長。

町の答え 環境水道課長 馬着修一(環境水道課長は2017年3月まで)

アセットマネジメントにつきましては、まだ八雲町につきましては作られていないんですけれども、水道ビジョンを作った中で簡易的ではあるのですけれどもアセットマネジメント的な部分も含まれてございまして、それも含め先ほどから説明をしておりますけれども、今後 20 年後あたりから急速に更新が必要になってくるだろうというような状況でございます。

議員の質問 11番 宮本雅晴

議長。

議員の質問 11番 宮本雅晴

アセットマネジメントはやっていないけれども、そういうような含むということで今お聞きしましたけれども。水道料金の値上げの見送りを続けた市町村が結構全国で多いという部分で、更新の投資の余裕がないということが結構聞かれるんですけれども。水道事業の収支の悪化は、結果的に漏水事故の発生を招き、水の安全供給に支障をもたらすなど、住民生活の質の悪化をもたらす。アセットマネジメントの結果に基づき、健全な水道事業の継続のために水道料金をどのように設定していくものか、今後について教えていただければと思います。

町の答え 環境水道課長 馬着修一(環境水道課長は2017年3月まで)

議長、環境水道課長。

町の答え 環境水道課長 馬着修一(環境水道課長は2017年3月まで)

水道料金につきましては、アセットマネジメントを詳細なのを作った上で、そこら辺についても検討をしなければならないと考えておりますので。今、上水と簡水の統合、29 年含めて今実施しているわけですけれども。これらの統合によって実際の事務的なこと、会計的なことも含めてある程度落ち着いてから、次にアセットマネジメントの方を実施して、その中で料金体系につきましても検討していくというふうに考えてございますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 11番 宮本雅晴

議長。

議員の質問 11番 宮本雅晴

また、人口減少に伴う水道事業の収支の悪化と、技術者の確保が難しくなっている環境に対して、住民生活に直結する水の安定供給のためには広域連携が必要だと思うのですけれども。広域連携に向けた八雲町の取り組みについて少しお聞きしたいと思うのですけれども。

町の答え 環境水道課長 馬着修一(環境水道課長は2017年3月まで)

議長、環境水道課長。

町の答え 環境水道課長 馬着修一(環境水道課長は2017年3月まで)

広域的な関係なんですけれども、今道の方でそこら辺のとりまとめというのを、これからやろうとしているというふうには聞いておりますけれども。現段階で八雲町としましては、八雲地域、熊石地域についてもそういう意味ではまだ一緒になっていないという部分もございますし、どうしても漏水関係ですぐに対応しなければならないということで、なかなか技術者も地元にいないと対応できないという部分もございますので、なかなか簡単には広域連携というのは進まないのかなと思いますけれども、当然将来的には考えていかなければならない問題だと思っております。

議員の質問 11番 宮本雅晴

議長。

議員の質問 11番 宮本雅晴

最後に、今後全国各地でいろんな地震が多発しておりますので、本当にこのライフラインの水に関しては、本当に貴重な、重要なものだと思います。それで、漏水だとか管路の消耗だとか、いろいろなひび割れだとか、先日も福岡で町の中で陥没したとか、いろいろな部分がありますので。八雲町としてもそういう管路の破裂だとか、継ぎ目から漏れているっていう部分を、やっぱり水道課としてしっかりと安全を保っていただければと思います。私の一般質問はこれで終わりますので、よろしくお願いいたします。

出典:八雲町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月10日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる