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江差町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日

日本遺産認定とビューティフルスモールタウンについて

聞いた人
室井正行 議員
答えた人
町長、追分観光課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 室井

はい、議長。

議員の質問 室井

はい、宜しいですか。議事進行に、最大限協力したいと思いますので、答弁はしっかり良い答弁を明確にお願いしたいと思います。まずですね、第1問しかないのですけれども、辞書にないビューティフルスモールタウン、これ私はですね、24年前、心新たにした時に、私があの名前を付けたもので、まだあの髪の毛がふわふわとしていた時の私の提案なのです。ビューティフルスモールタウンってことは、小さくても、キラリと光るそういうまちづくりを江差町が進めなければならないということを、私の思いです。さらに、かもめ島周辺のですね、在り方、これをですね、いにしえ街道とかもめ島を連動させると、循環型のそういう施設をね、そういう整備をするべきだというのを24年前から私は提案しております。それで、質問のですね、具体的に入っていきたいと思います。3点ですので、簡潔にいきますので、宜しくお願いします。まず、1点目、日本遺産認定による文化庁からの3カ年の補助金約7千万のうち、本年度分ですね、約2,500万円が全てソフト事業系でございます。文化庁の補助金目的上、ある程度目的範囲の制限はあると思いますが、文化庁の補助金要綱を再検討させる位、思い切った提案、北海道第1号の認定を自負するならば、江差町単独認定らしい必死の思いを込めた事業展開が今後の大きな課題になるかと思います。歴史文化遺産の文化財的集大成のみではなく、付加価値を付けた新たな発想で取り組みされることが必要と認識します。最終的に、江差町のまちづくりに日本遺産をどう生かし、目指すものは何か、具体的な考え方があるならばまず1点目として伺いたいと思います。2点目、文化庁の補助金は来年度約1千万程度と考えられますが、補助金終了後、日本遺産との関わり上、何を優先し何の事業、特に推進したいのか、現在検討されていることがあるならば、伺いたいと思います。3点目、江差町は隣町と比べると、決して財政状況は優れていないと認識しております。今後は従来の考え方のみの延長上を走るのではなく、新たな発想を取り入れた事業計画の立案が必要と考えられます。公的機関のみに依存するだけではなく、計画当初より民間活力を計画傘下に加え、またスポンサー企業の発掘に努める必要があると認識しております。2私は、江差町には他町に類の無い優れた資源が存在していると認識しており、それを目に見える形とし、感動を与える空間が空間の創出が必要かと思います。その立案、基本計画には従来の充て職的構成員のみでなく、創意工夫が必要かと思います。当面は的を絞り、日本遺産の町に恥じない、それが江差町の町民の誇りと地域経済の活性化に連結されるような取り組みをして頂きたいと思いますが、それに対する決意を伺いたいと思います。

町の答え 町長

室井議員からの日本遺産に関するご質問にお答え致します。議員ご承知のとおり、日本遺産制度は文化庁において2015年に創設され、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに国内で100件の認定を目指しているもので、主として増加し続けることが見込まれる訪日外国人旅行者が日本全国を周遊して頂くための受け皿を期待するものでございます。一方で、江差町が認定を目指した背景としては、日本遺産に認定されることによる認知度の向上と日本遺産を通じた様々な取り組みを行うことにより、地域住民のアイデンティティの再認識や地域のブランド化等に貢献するものと考えているものでございます。初年度の平成29年度は、日本遺産の普及啓発と観光客受け入れ態勢の整備を主眼として事業展開して参りましたが、認定から1年1カ月が経過した今日の段階では、認定は江差町にとって間違いなくプラスに働いていると考えております。さて、議員のご質問の1点目、日本遺産認定と江差町が目指すものについて、ご答弁申し上げます。私は、就任当初から町の大きな方向性として、古くて新しいまち江差を掲げております。江差の持っている歴史的資源、文化的資源の潜在能力の高さは言うまでもありません。これらを生かし、若い世代が住みたい、遊びに行きたい、そんな町を目指しています。いずれに致しましても、日本遺産に認定される前も、認定された後も、その意識は変わりません。一方で認定により、ブランドを得た訳ですので、日本遺産を生かした事業展開が必要不可欠です。今後は、観光DMOの推進や日本遺産に関連した数々の文化財が点在しているかもめ島を含めた周辺地域の整備を想定した北の江の島構想を着実に実行して参ります。2点目、3カ年の補助事業が終了した後の展開について、ご質問がございました。ご承知のとおり、江差町の日本遺産関連の補助事業は2019年度で終了致します。2020年度以降は、認定後3カ年の事業、実施事業の成果を十分生かした展開をして参る所存であります。基本的には、町が昨年3月に策定した古くて新しいまち江差観光戦略書に基づき、施策を進めて参りたいと考えておりますが、二つ具体的にご答弁申し上げます。まず、日本遺産認定は今日の江差に点在する歴史文化が全国で100の中に入るという3ことを意味するものであり、このことは町民にとって強く誇りに思える客観的な事実であります。ちなみに今年の日本遺産は76件の申請に対しまして、13件しか認定されておりません。私は、日本遺産の事業を通じて、こうした江差町の価値を町民が理解し、また実感し、町民自身が観光に係わる、携わる環境作りを進めて参ります。ある調査では、旅行に行くきっかけとして、クチコミが6割にものぼるという結果が出ており、いかに地域の住民が町の良さを伝えられるかが、観光において大変重要であり、醸成した町民の意識を誘客に最大限活かしていきたいと考えております。もう一つは、日本遺産事業により構築した仕組みや情報発信の取り組みなどを基盤として、通過型から滞在型・着地型観光への転換を図ることで、幅広い産業業種に経済波及効果をもたらすよう補助事業終了後における町の自走化に向け、民間のプレーヤーの掘り起こしを進めるなど、的確な事業展開を進めて参りたいと考えています。続いて、3点目です。日本遺産認定と新たな事業の発掘について、お答え申し上げます。新たな事業の具体例を述べさせて頂きますと、冒頭でも申し上げましたが、観光DMOの立ち上げとその推進、また先般、議会をはじめ町民の皆様へたたき台としてお示し致しました北の江の島構想があります。ご承知のとおり、これはかもめ島とその周辺に点在する古き良き文化や資源と新たな魅力を融合し、観光の拠点整備を目指すもので、今後計画を詰めていく段階で、町民の皆様をはじめ、官民問わず多くのご意見・ご提言を賜りながら、未来を見据えた事業計画の策定に繋げて参ります。いずれに致しましても、日本で最も美しい村連合への加盟或いは地域型としての日本遺産認定は、国内外の観光客を江差町へ呼び込むための大切なツールです。その方々がもう一度訪れたい或いは知人にその良さを伝えたいと思ってもらえるような町とするための環境整備に努めて参りますので、ご理解願いたいと思います。

議員の再質問 室井

はい、再質問させて頂きたいと思います。日本遺産、私はこれをね、きちっと認定になったことを、有効に使って欲しいということを私は申し上げているのですよ。日本遺産にはですね、認定後に、地域の活性化に繋がっていないというそういうケースもありますよということは指摘されております。江差町がそういう風にならないように、私は頑張ってもらいたいという思いを込めて今質問してる訳ですから、そのことを十分、逆に理解してもらいたいと思いますよ。再質問に入りたいと思います。まず、総括として、今3点、町長から答弁もらいましたけど、まとめてですね、再質問4させてもらいたいと思います。昨年ですね、江差町が単独でニシンの反映が息づく町として北海道第1号、日本遺産の認定受けました。同時に、松前町、函館市、更に、本年5月24日、小樽市、石狩市と青森県野辺地町を含めた構成町村15道府県の38市町が荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間、北前船寄港地船主集落、が追加認定されております。これは新聞報道で、北海道新聞で大々的に2日間にわたって新聞報道しております。また、5月ですね、27日、中国の大連市で第23回目の北前船フォーラムが開催されております。中国で、北海道からは久保田副知事、松前の石山町長さんなどが出席されております。この場に、江差町の町長さんが参加されていないということはですね、私はですね、極めて残念でありました。残念だな、はっきり言ってそういう寂しい思いもしました。本来ならばですね、江差町が先頭をきって、北前船寄港地の重責、リード役を取るべきではなかったのですか。そういう思いが私はすごくありました。今後どうするのか、具体的な考え方があるならば明確に答弁してください。明確に、もう迷いたくない。明確に答弁してください。さらにですね、同じく24日、今度は、上川・十勝両管内の12市町村で構成するカムイと共に生きる上川アイヌ~大雪山のふところに伝承される神々の世界、が認定されております。認定件数67件でありますが、道内から更に産業遺産などの地域を含め広域申請の動きも見られます。道内で3件の認定でありますが、江差町を除いて広域連携、広大な自然豊かな道北、道東の雄大さを生かしたですね地域連携であり、更には背後地には世界遺産「知床」があります。共に広域と地域連携であります。さて、江差町、どうですね今向かっていくのか、町長からはある程度の方向性を説明ありましたので、それについて私は、異論は申しません。マラソンで例えるならば、今5キロ位、42キロの5キロ位走っている。江差町、今、先頭切っています。でも、すぐ、後続にはですね、有力な選手が控えている。私は、町長も色々なこれから検討していく段階に入ると思いますけど、これはですね、しっかりですね、プロジェクトチームを作って、町長の言った北の江の島構想と連動したですね、そういう第一にそこを掲げてそれに集中的にやっぱり取り組む、そういう姿勢が私は必要だ。大きい、広大なですね、ことを今もう出来ない。だから、江差町に出来ることといったら、小さくてもいい、でもそこに行かなければ北海道の良さが見えないのだという位のですね、自信を持ったですね、そういう計画をこれから念頭に作っていくべきだと思いますけど、そういう思いに対する決意があったら伺いたいと思います。

町の答え 追分観光課長

室井議員の再質問の中で、日本遺産関連の事務レベルでお答え出来る部分、まず私の方5から答弁させて頂きます。議員先程お話頂いたように、今年5月、上川12市町で道内では、3つ目の日本遺産が認定されました。道内他は今回ですね、3件手を挙げました。その中での上川1件という認定です。これから考えても、100件、全国100件の認定ですから、北海道はあとあってもあと1件、2件なのかなと思っています。議員先程5キロまでは江差町がリードして、あと40、30キロ位、30数キロですか、そこもしっかり見極め、見定めてというお話がございました。日本遺産ブランドというのは、なかなか今、現在まだ多くの方々に認知されていません。そういう意味では今回の上川が、の認定或いは空知、小樽、胆振の炭鉱、港、それから鉄というところでの来年手を挙げるというところを見ても、日本遺産に対する見方というのはどんどんグレードが上がってくるのかなという風に考えています。是非ですね、江差町そういうところでもリードを、リードしながら北海道と日本遺産で観光客を呼べるようなそういう形のリードをしていきたいと思いますので、ご理解頂きたいと思います。以上です。

町の答え 町長

議長。

町の答え 町長

日本遺産の大枠についてご質問がございましたので、私から経過などについても含めてお話をさせて頂ければなと思います。まず、北前船寄港地の枠組みに入ってもっと活動すべきではないかというお話でございました。そもそも日本遺産の制度は二つの道がございまして、一つは地域型という市町村単独の認定をするもの、もう一つが、市町村がその枠を超えて連携をして認定を目指すもの、この二つがあります。江差町は前者の単独での認定を目指しました。その認定には、歴史文化基本構想といういわば文化財のマスタープランの作成が必要でした。これに、江差町は2年かけて作成に取り組みました。そういう意味ではですね、この歴史文化基本構想は北海道で初めて江差町が策定をしたというところ、それに続く町が出てきている現状でございます。では、何故、日本遺産、江差町が目指したのかというと、この文化財を活用して、観光振興に繋げるという目的でございます。では、単独で認定した場合と、或いは多くの連携の認定を目指した場合、どちらの方が江差町にとって観光への戦略としてプラスに働くかと考えた時に、江差町は単独での認定を目指した経緯がございます。その上で、認定後に6北前船の皆様との連携を決して否定するものではなく、連携出来るものは連携してやっていく。ただ、その日本遺産の枠組みの中では江差町単独で認定致しておりますので、この単独の認定をいかに有効的に活用するか、そのことに力を注ぐことが江差町のまちづくり、また観光振興に繋がるという判断をしたところでございます。私自身にも、5月に開催されました北前船寄港地フォーラムの大連、中国での開催のご案内も頂きましたけれども、やはりそういう連携を大切にしながらも、江差町単独での取り組みに全力を注ぐべきという判断を致しまして、北前船寄港地フォーラムとは歩調を合わせながらも、日本遺産の枠組みには入らない道を江差町は歩んでおります。ただそれは、相手方もおっしゃって頂いていますけれども、江差町を排除する訳でもなく、一緒にやっていこうという、日本遺産の枠組みの中だけではなくて、色々なところで連携してやっていこうというお話も頂いております。例えば、今回、北前船の方に入りました小樽市さんも連携の中では入りましたけれども、まだ単独で一市で日本遺産を目指していくという話も聞いております。そういう意味ではですね、まさに江差町は文化財を活用したこの日本遺産の北海道における先進地だという自負があります。そういうことをまだそれが観光振興に活かしきれていないというのが課題でありまして、それをいかに解決していくか、それが今後求められているものではないかなと思っています。今後、認定地が増えていくことは喜ばしいことでありますけれども、その分江差町も年数を重ねて、進化していかなければならない、そういう取り組みをしていかなければならないという風に考えています。そういう意味で、北前船の皆さんとも協力しながら、江差町の観光振興をこの日本遺産を活用し、また室井議員からご指摘の北の江の島構想とも連動すべきだというご意見も頂きましたので、今後どのように連携させていくか、その観光振興の戦略をしっかりと議会の皆さんとも歩調を合わせながら考えていきたいと考えておりますので、ご理解願えればと思います。

議員の再質問 室井

ちゃんと、5分で終わりますよ。もう5分で終わります。あのね、町長ね、それはそれで良いのでないですか。私はね、こういう風に思っているのですよ。ちょっとガラッと変えます。やはりあの大雪山、アイヌ、上川の日本遺産、これ大雪山を、非常に大事にしているのですね。アイヌというのは、ね。川が大雪山に逆に上っていくという、そして大雪山はそういう神々の遊ぶ場だというような思いがきちんと入って認定、ストーリーがあるのですよね。7私、江差だってね、決してね、無い訳でないと思いますよ。例えばね、笹山稲荷さんに登ったことありますか。ありますね。はい。それと、折居社と姥神さんの間というのは非常に貴重な私は道路だと思いますよ。あの空間というのは。今の現在の、現在の姥神さん、そして今折居社あったところありますね。それと、もちろん、かもめ島の上の厳島神社だと思いますよ。大事なのは、町長ね、こういうことだと思いますよ。今、私は大きいものはですね、もう地域的にいってもなかなか出来ない。だから、どこかに集中してきちっとしたどこにもない、ね、これはやっぱり北海道の江差町に行かないとこういう空間味わえないと、いう空間をやはり作る、そういう計画を練る必要が私はあると思うのですよ。構想、構想練ること。私は、それはまさに、町長が提案した北の江の島構想に含まれるのではないですか。私は、そこがきちっとした考えを持って、そこに当分の間、計画きちっとやっていくって考えも、考え方持っていけば、私はちゃんと方向性が見える。江差は、小さく、小さくてもいい、しょうがない、でも江差のあそこに北海道の江差にいけば、こういうことが味わえる、その空間はまさに北の江の島構想に代表されるかもめ島周辺地域だと私は深く認識しておりますけれども、その考え方にあって、もし同じ思いならば良いし、答弁が、是非してもらいたいのですが、如何でしょうか。

町の答え 町長

今、室井議員から力強いご提案を頂いたと思っております。北の江の島構想が、まさに江差町の顔となるような観光拠点と成り得るよう、色々な魅力付けを考えていかなければならないと思っております。その上で、今、室井議員の強いご要望、お気持ちをお伺いしましたので、今後それをどのように形にしていくか、まさに問われていると思いますので、我々一所懸命策定して参りたいと思いますので、また色々なご意見をお聞かせ願えればなと思いますので、宜しくお願い申し上げます。

議員の再質問 室井

ありがとうございました。

出典:江差町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる

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