みんなの議会

森町議会 令和元年第2回 12月会議 2019年12月3日

町民税等の滞納にかかわる延滞金の扱いについて

聞いた人
檀上美緒子 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 11番 檀上美緒子

それでは、最後の質問をさせていただきます。

議員の質問 11番 檀上美緒子

町民税等の滞納にかかわる延滞金の扱いについて。さきの森町議会9月会議で監査委員から町民税等の未納額に延滞金が加算されておらず、徴収がなされていない。法令を遵守し、速やかにこれを是正し、法意にかなった体系となることを強く要請すると意見が出されていたことが明らかとなりました。そして、この件が新聞報道されて、町民の方々から疑問や怒りの声があり、議会としても10月に全員協議会で改めて監査委員と町からの説明を受けました。しかし、いまだに直接町民への説明が行われていません。町民にとって直接かかわる重大な件にもかかわらず、町民には新聞報道だけで、町からは何も知らせないとは余りにも無責任で、誠意のない態度と言わざるを得ません。町のこのような対応に反省を求め、次の点について町長に明確な答弁と所見を伺います。1、このたび文書で監査委員の指摘を受けたことに対する所見。2、今まで延滞金を加算、徴収しない、つまり減免してきた根拠。3、町民に対するこの間の経過と今後の延滞金加算徴収に当たっての説明や納税等への理解、普及、啓蒙への取り組み。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

お答えします。税の滞納にかかわる延滞金の扱いについては、本税を完納していただくため猶予期間を設けたり、一括納付を認めてきた経緯があります。延滞金の減免についても納税者の負担軽減、弱者対策として地方税法でも減免規定があり、今日までそれを準用してきたところです。今後につきましては、10月11日の議会全員協議会で副町長からお答えしたとおり、準備、整備を進め、町民の皆様に周知、啓蒙をして、実施していく考えです。以上です。

議員の質問 11番 檀上美緒子

1点目の監査委員の出たことに対する見解がなかったのですが、1点目で監査委員の見解には所見を述べる必要がないということなのかなというふうにして思って、理解はしたのですけれども、私が非常に問題だと思っているのは、まず1つは今回9月議会で文書として監査委員のほうから意見としてこの延滞金が徴収されていない、加算されていないということが指摘されたということで、議員としては恥ずかしながらこれでわかったのです。だけれども、町側としてはもう3年前から口頭で監査委員会、監査委員のほうからこの問題については指摘があったということなのです。にもかかわらず、何らそのための方策をとらず、今町長の答弁を聞きますと、地方税法の免税の減免の部分、そして負担軽減や弱者救済を理由にしているわけですけれども、ということは2番目で聞いていますけれども、今まで取り組んでこなかった加算、徴収しなかったという理由は地方税法の減免措置の条項に沿った中身としてやったということなのでしょうか。だけれども、ここで地方税法で言われているのは特別に災害だとか、そういうような状況があったときの減免なのです。しかも、私が思うに町税においては、町条例においてはこの滞納金の延滞金の減免措置という規定は一切ないのです。だけれども、介護保険料においてはあるのです。介護保険料の場合は明確に延滞金の減免措置をするということがはっきりうたわれているのです。延滞金、第7条の3のところに特別な理由があると認めるときには延滞金を免除することができると、こういう規定がはっきりしているのであれば、私は延滞金を免除するということはあって当然だと思うのですが、町税においては一切そういう規定がないわけです。にもかかわらず、一律に減免措置をして、そして整理機構に出す部分だけは延滞金も含めて徴収しているということは余りにも事務的な手続として誤りではないかと。それが3年前から指摘されているのに、何らやらないで、今回文書化されて、新聞に出て、議会にも説明を求められて、これは大変だと、だから見直しますという、そこの基本姿勢から私は間違っていると思うのです。やっぱりさっき規則に、グリーンピアで規則どおりにやっていますと言ったけれども、そういう感覚だから、規則違反してもそのとおりですとやっているのかなと思わざるを得ないのですけれども、全くもって規則を無視した形でやっている実態に対して私は反省をするべきだと思うのです。その反省の姿勢がみじんも見られないということが非常に問題だと思っているのです。ですから……

議員の質問 11番 檀上美緒子

ごめんなさい。はっきり何に基づいて免除したのか。しかも、町が整理機構に出さないで、悪質なので、差し押さえをするといった案件であっても延滞金は取っていないということ確認しているのです、私、税務で。そういう状況の中で、本当に必要な弱者救済なり、負担軽減というのは私は絶対やるべきだと思っているのです、先ほど言った介護保険のところにあるように。きちんと理由を明らかにして減免措置をする、免除する、それは必要なことですけれども、一律、一切合財やらないというのは明らかに私は事務手続上のサボタージュだと思っているのです。そこのことについてまずしっかり反省して、今後どうするべきかを言うべきであって、そしてまた具体的にどういう形で町民に対して説明するのか、啓蒙活動するのか、そのあたりについても具体的な見通しをお知らせください。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。ここ数年のお話ということでいろいろと再質問でお話しされておりましたけれども、70年前から一応この延滞金についてはどういう扱いをするかというのは過去さかのぼってそれぞれのその時代の市長、それから議会でも恐らくいろいろと考えながら現在に至ると、そのように思っております。ここ数年だけの話でそのようにばれたからとか、公になったからどうのこうのではないです。昔からやはり収入が安定しないというのは我が町の全体の中ではいろんな弱者救済としては考えなければならない案件だったのではないかなと、そのように思います。毎年毎年きちんと納税されている善良な納税者であっても、時には地方自治法に載っているように災害に遭って、一時的に納税ができない場合もある。そしてまた、産業によっては収入がきちんと毎月毎月の収入でなく、1年に1度しか収入がない、そういう産業もある。そういったことを全般的に考えて、今日まで一年間の間できちんと納税される、納税していただける、そういう方であれば最終的には延滞金は免除しようと、そういうふうにして取り扱ってきたものと思っております。私できるならばそれは今後もできたらそのまま延滞したいな、延期したいなと、そのように考えるわけですけれども、でもそれは恐らく許されない、一応法としてきちっとあるわけですから、では今後そこを考えていかなければならないなと。それは、指摘されている皆さん、それから本税と滞納税を中には勘違いされている町民の方々もおりますから、本税を減免してきたというふうに捉えて、記事を見て、新聞記事だけで判断されている、勘違いされている方もおります。そういった方々にはきちんと理解をしていただかなければならない。本税は減免はしておりませんので、そういったことも皆さん方も恐らく町民の方々からご指摘受けているところはちょっと勘違いされている部分もあるのかなと、そのように思います。そういう中で、今後システム構築をしながら税の賦課を準備していくわけですけれども、その中で当然たまたまそのときちょっと一時的にお金が入り用になって、そして月々何回かの分納が滞った場合、今回は1回だけでも延滞金の対象になってきますから、それを事細かく取る。これは、逆に弱者に対して物すごく負担をかけることになります。その点を踏まえながら、万が一いろんな理由があって、正しい理由があってその月が納税できない、翌月に回ったり、少しずれる場合にはこれを救済するということも当然考えていかなければならない私たちの使命だと思っています。何でもかんでも法律どおりやればいいというものでないと。そこは、法律は守りながらも、そこでやっぱり生活を救済するというのは町の務めですから、そこも含めて今後計画を立てていきたいと思います。具体的にいつごろというのははっきり明言できませんけれども、まだこれからシステムの入札、構築、それから体制によって、今のままの体制では恐らく不足になると思いますので、人員の補充、そういったことも含めて準備が整い次第取り組んでまいります。以上です。

議員の質問 11番 檀上美緒子

私は、基本的にきちんと法律であることはやるべきだと思っているのです。その上で、先ほど介護保険のところで言ったように、理由があれば免除しますということをすればいいのであって、今まで70年やってきたからあれだというのは、監査委員が指摘したようにまさしく漫然と慣例に基づいてやってきた何物でもないと思うのです。そこを私はやっぱりまずきちんと反省すべきだと思うのです。その反省の姿勢が何ら感じられないというのは非常に不満です。そして、先ほど言ったように、差し押さえしておきながら、悪質だと認めて、差し押さえしているのに延滞金はかからない。これっておかしくないですかという話なのだ。やっぱり一切かけていないという、それこそサボタージュ以外の何物でもないと思うので、そこの部分についてはきちんと反省するべきだと思うのですけれども、その件についてお願いします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

滞納の処分に対してはいろんなパターンがあると思います。確かに悪質なものについては今後はきちんと法にのっとって延滞金を取っていくと、そういうふうに考えております。ですが、本当に善良な納税者、本当に普段からきちんと真面目に納税されている方でたまたま納税ができなくなった、そういった立場の町民に対しては本当に法を破ってまでも何とか守っていきたいと、そういうふうには考えております。以上です。

出典:森町議会 令和元年第2回 12月会議 2019年12月3日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる