みんなの議会

森町議会 令和元年第2回 12月会議 2019年12月3日

地域医療の方向性について

聞いた人
高橋邦雄 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 髙橋邦雄

通告に従いまして、質問させていただきます。地域医療の方向性について。厚生労働省は、9月26日、全国の公立病院と公的病院などのうち再編、統合の議論が必要と位置づけた424の医療機関のうち実名で森町国民健康保険病院が公表されました。再編、統合の要請内容では、診療内容が乏しい、近くに類似施設があるなど全国一律の基準で再編、統合の対象病院を選定しており、当病院も地域医療構想を踏まえた役割の明確化を推進するため新改革プランの新たな視点としてさらなる役割が求められております。地域の中核病院として住民の要請に応え、住民に親しまれ、信頼される医療機関を目指さなければなりません。このために緊急時の受け入れだけではなく、急性期病院からの受け入れや在宅復帰への支援強化をさらに進めることが重要です。地域医療構想の議論において、急性期病床は削減の方向性が示されており、地域包括ケアシステムを構築する上でも在宅復帰へ向けてさらなる地域包括ケア病床の効率的な運用が求められています。2025年まで森町においてもさらに少子高齢化が進み、人口減少が一層深刻となることが予想され、当病院も将来的に外来患者、入院患者も減少が見込まれることから、在宅医療を含めた柔軟な対応が求められます。そこで、お伺いします。森町国民健康保険病院改革プランが作成されており、森町国民健康保険活性化プロジェクト会議の中で改革プラン等がどのように進められているのか。医療の効率化の観点からダウンサイジングや機能の分化、連携、集約化され、不足ない医療提供の観点から機能転換、連携等を念頭にどのように進められておられるのか。将来の森町医療提供体制についてどのように考えておられるのか。以上、3点について町長の所見をお伺いいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

お答えします。地域医療構想は、2025年に向けて地域ごとに効率的で不足のない医療提供体制を構築することを目的としており、構想区域単位ごとに協議し、その上で合意を得ながら進めていくこととされています。さて、1点目、森町国民健康保険病院改革プランについてですが、これは森町独自の取り組みで、国保病院の各部署代表で構成される森町国民健康保険病院活性化プロジェクト会議において計6回にわたり検討を重ね、平成29年3月に策定しております。策定後においては、プランの具体的取り組み及び患者確保対策として病院内広告の掲載内容などについて検討しております。2点目ですが、南渡島圏域地域医療構想調整会議において合意された現在までの内容では、ご質問のようなダウンサイジングや集約化などはされておりませんので、お伝えしておきます。地域医療構想における具体的対応方針の再検証、今後の進め方については構想区域単位である南渡島圏域地域医療構想調整会議の場において協議し、その上で合意を得ながら進めていくこととなります。3点目ですが、当院は南渡島圏域の中では地域的に端に位置し、大きな病院からは距離があること、また地域包括ケア病床は既に実践しており、在宅や施設からの患者受け入れを一定数行っていること、さらには民間病院では困難な不採算部門の医療を担っていることなどから、住民の地域医療を支えるため現在の医療体制について維持していくことが望ましいと考えております。以上です。

議員の再質問 4番 髙橋邦雄

厚労省は2020年9月までに病床数や診療機能の縮小等を含む再編を各地域で検討、対策を決めるよう求められておりますが、地域の中核を担う病院としてどのような検討、対策を進められておられるのかお伺いいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。先ほどの答弁とちょっと重複する場面もあるかもしれません。今厚生労働省のほうでは2020年までにと、一応来年の秋ごろまでに答えを出しなさいということで、後ほどのご質問の方の答えともちょっと重なる部分もあるかもしれませんが、これはご了解いただきたいと思いますけれども、そういうことでその調整会議がなかなか結果として集約化が進んでいない、そういうことをもとにして今回のような全国で424の医療機関を、しかも公的、そういった自治体の病院、そういったものだけ、個人病院の名前は全く出していない。勝手に出しました。これについては、全国から猛烈な反発が厚生労働省に行ったことは議員もご承知のことと思います。それから、全国の3団体、知事会、市長会、町村会、全ての会から厚生労働省のほうに申し入れもしてございます。そして、その中で結果として厚生労働大臣、先般記者会見を開いております。その中ではきちんと協議の、全体としてきちんと話し合いの場を持って進んでいくということをきちんと答弁されておりますので、今後たしか協議の場を設ける予定でおりますから、その場で全国からの声をきちんと集約した形で進めていくことになろうかと、そのように思います。地域の実情というのは机上では全くわからないことです。以前に新聞にも載っていますけれども、総務副大臣も道内の自治体病院のほうに足を向けて、実態はどうなのかということを調査しております。そういう総務省のほうでも動いておりますので、必ずしも2020年、ここまでに全ての病院を集約するとか、新聞に載った病院がなくなるとか、そういうことはないと私ども思っておりますし、必要であれば全国の町村会の中の一員として私たちも中央に赴き、国会議員、道議会議員、全ての力を結集して、これは声を上げていきたいと、そのように思っております。以上です。

議員の再々質問 4番 髙橋邦雄

森町において、医療環境の充実は町民にとって大切なものであり、町民の健康、生命を守る役割として安定した医療サービスを効果的、効率的に提供しなければならないと考えますが、今後の医療環境の充実をどのように考えておられるのかお伺いいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再々質問にお答えいたします。まさに今後の医療関係は当然町としては国保病院、大変重要な施設でございますので、これをまず基本的に維持するということを踏まえながら、ただ現在の状況のままでは恐らく国のほうでも納得しないだろうと、そのように思います。そういう中で、先ほど1番目の最初の答弁でも申し上げましたように、南渡島圏域地域医療構想調整会議、この中では急性期部門は今ほとんど渡島、檜山では函館を中心に医療が回っております。当然そのためにドクターヘリも飛ばしておりますので、そういった救急体制の確立も目指しながら、そして急性期で手術した後の病床、受け入れをきちんと地方の病院で賄う、自宅に帰るまでのそういうベッド数をきちんと確保して、リハビリに努めると。それが森町国保病院のあるべき姿かなと、そのように思っております。一時国保病院も大変な時代がございました。今はある程度安定した状態になってきておりますので、今後も地域医療の確保に向けて医者の確保、それから医療関係者の確保、こういったことを含めながら努力していき、きちんと皆さんに安心して住める環境を整えていきたいと、そのように思っております。以上です。

出典:森町議会 令和元年第2回 12月会議 2019年12月3日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる