みんなの議会

知内町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月27日

知内町にアグリツーリズモ導入の考えはありませんか

聞いた人
花井泰子 議員
答えた人
町長 大野幸孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 花井泰子

続いて2問目。質問の第2は、知内町にアグリツーリズモ導入の考えはありませんかという、ちょっと聞き慣れないような言葉で質問をさせていただきます。我が知内町は一次産業が基盤です。知内らしい自然豊かな環境を生かし、安全安心な地場産業を育てています。その地域づくりの一つの方法として、アグリツーリズモを取り入れることも考えられると思います。町長の所見を伺います。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

実は一般質問通告を受けてから、今、花井議員言われているように、アグリツーリズモというのは、どんなものなのかということで、実はネットを調べさせてもらいました。我々、耳にするのは、アグリツーリズモというよりも、グリーンツーリズムというのがこういうものだろうというイメージをできるんですけれども、ちょっとできなかったものですから、ちょっとネットを調べさせてもらいました。アグリツーリズモとは、農家が所有施設を用いて宿泊客を受け入れて、農作業の体験やその他農業に対する理解を深めるための活動を言って、1960年代にイタリアの農家の主婦が、農閑期の副業として旅行者を泊めたのが始まりということでネットに載っておりました。そんなことなのかなというふうに今、理解をしております。それで、今、知内町、私から言うまでもございません。今、第1次産業を基幹産業とした町でありまして、その中でも特に農業は町の主要産業として揺るぎない地位を確立しているものと思っております。これは農家の皆さんが農業情勢や、さらには気象条件の変化に立ち向かいながら、長年にわたるご苦労とご努力を通じて、現在のニラ栽培をはじめ、水稲、野菜栽培等の経営基盤を確立してこられたものと考えているところであります。ご指摘の当町においてのアグリツーリズモを取り入れる考え方はということでありますけれども、基本的には町が主導するというものよりも、個々の農家の皆様がそれぞれの経営の中で考えていくべきもの今、考えております。農家の皆さんの現状をみますと、経営の安定化、品質の向上、後継者対策など主業の課題対策に追われておりまして、それ以外の活動に割く時間、余裕もないものと今、想像しておりますし、民泊受入れに向けた住宅の改造が必要となるなど、知内町でのアグリツーリズモの展開に際しては、多くの課題があるのではないかというふうに今、思っております。しかしながら、今年町民の皆様方からいろいろと意見を提言していただいて、3月に「第6次まちづくり総合計画」を策定をさせていただいております。その中で、「まちの資源を活かした観光を育てる」として、人と人との交流事業を掲げさせていただいております。また、同じく3月に策定致しました「まち・ひと・しごと創生総合戦略」では、「活力ある地域産業創造プロジェクト」において、観光を地域づくりに活用することを目的に地域横断的なマネジメント組織であるDMOの立ち上げを計画しているということでありますので、そのことについてもご理解をいただければというふうに思います。これは是非、法人組織を立ち上げさせていただいて、今、ご指摘をいただいたものについては、当然、知内町の将来を見据えた中では、必要であろうということで、6次のまちづくり総合計画にも、そして、総合戦略の中にも入れさせていただいておりますので、是非、その辺もご理解をいただければと思います。

議員の質問 2番 花井泰子

アグリツーリズモ、グリーンツーリズムというふうな言葉もよく使われているのですが、実は私、12年ほど前にちょうど日本が合併で吹き荒れたときにですね、12年から14年ほど前なんですけれども、実は合併しなくてもやっていける町という、そういう町を見に、フランス、イタリアというところに行ってまいりました。そのときのたまたまイタリアで、泊まったところが、アグリツーリズモの農家のお宅だったんですね。そして、本当に素朴な感じの農家で、ああこんなところでも、町に他から人を入れることができるんだなというものが目からウロコだったんです。実は。それで、私、知内に帰ってきて、この知内に住んでみて、本当に皆さん、頑張っているなと、農家の皆さんも頑張っているし、漁業の皆さんも頑張っていると、そういう中で、うちは他から来たときに、いろいろなことがあるんですけれども、もしかしたら、ちょっと農家に今、都会からですね、結構、私くらいの年配の夫婦だとか、個人でもちょっと田舎の暮らしをしてみたいなというような方がいて、そういう方も実はその場で採れた、農家の皆さんが大事に育てられた安全なものをそんなに手をかけなくてもいいから、食べてみたい、ちょっと住んでみたいと、そんなホテルみたいなところじゃなくて、農家の暮らしを何となく見聞きしながら、そこでおいしいものというか、安全なものを食べてみたいという、そういうことができるのではないかというふうに私も考えまして、ああ、そうだなと、そういえば、昔行ったイタリアの町なんかもそういうことでトスカーナという地方なんですけれども、やっていたなと、そんなに大げさに考えなくても、もしかしたらやれるのではないかと、そうすると、外国の人とは言いませんけれども、日本の中の人が知内に来て、ああ、こんなにすばらしい町があるんだなと言ってもらえるまでは、住んでもらわなければ、2泊でも3泊でも、やっぱりわからないというふうに思ったんです。それで、今度、まちづくり計画もできて、本当にこれから知内は頑張っていくという中で、私もそういう例えば高齢者の方が、農家をやっていた方がもうできなくなって、でも、土地と家はまだまだ使えると、それを残して、もしいなくなった場合に、若い方とか、ほかの方がそこを使わせてもらってできると、そういう時に、もちろん、農家もしながら、例えば、アグリツーリズモのような、他の皆さんにちょっと泊まってもらうようなことをやれるのではないかというようなことも、できるのではないかという、そういうことを投げかけさせていただきたいという、まずはそういう思いで質問をさせていただきましたので、今、町長からご答弁をいただいた、その方向で私も少し見ていきたいなというふうに思いますので、よろしくお願い致します。これで、私の質問は終わります。町長、何かご答弁あれば、お願い致します。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

前段で申し上げましたとおり、1つの戦略の中で、今、花井議員から要するに提言をされたもの、これは当然、知内町がそういう役割を担わせていただける地域なんだろうというふうに思います。おいしい要するに食べ物がある、そして、自然が豊かである。そんな状況をですね、今、いろいろとそれを戦略的に今、交流事業の拡大に向けて、取り組ませていただいておりますので、その1つの提案をしていただいたものについては、きちんと受け止めさせていただいて、事業展開をしていければなというふうに思います。ただ、なかなか今の状況から考えて、花井議員が提案していただいたものがすぐ100%実施できるかというのは、少し課題があるのかなと思っています。その中で、私が今、説明をさせていただいた新たな組織を立ち上げることによって、そういう選択肢を少し増やした中で、多くの町外からの要するに交流事業を増やせればという考え方を持たせていただいていますので、よろしくお願いを申し上げます。

出典:知内町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月27日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる