みんなの議会

木古内町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月18日

所信表明にかかる移住・定住・企業誘致について

聞いた人
廣瀬雅一 議員
答えた人
町長 鈴木慎也、まちづくり新幹線課長 木村春樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 廣瀬雅一

8番 廣瀬雅一でございます。鈴木町長、所信表明にかかる移住・定住・企業誘致ついてのご質問でございます。国では、人口の東京一極集中の是正に向け、総合戦略を策定し、地方の就業者数を100万人増やすことを掲げており、地域の活力を高めるには、自治体の意欲や創意工夫が強く求められております。これに伴い、当町においては、平成27年度に第1期木古内町まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、施策を展開してきておりました。今年度から第2期の計画へと移行しております。私は、昨年から、人口問題や企業誘致について一般質問を行ってきました。当町としても様々な人口減少対策等の施策は行ってきてはいたんですけれども、どうも人口の減少の鈍化は多少あったと思いますけれども、移住・定住・企業誘致については、大きな効果が見えていないというのが現状でございます。この新型コロナウイルス感染症拡大により、人々の働き方や生活実態が大きく変革すると予想されているいまが、町として挑戦するチャンスであると考えております。所信表明には、最も重要なのは「雇用の創出」「子育て支援」「移住対策」をより充実させ、魅力あるまちづくりに挑戦し創造していくことと記載しております。そこで、移住・定住・企業誘致について、どのような施策を考えているのか。また、政策としてどのような展開をお考えなのか町長にお伺いいたします。

町の答え 町長 鈴木慎也

8番、廣瀬議員のお尋ねにお答えいたします。移住・定住・企業誘致については、交通の要衝としての町の優位性を最大限に活かし、複数の政策を連動させる、そして相乗効果をあげることが必要であると認識しております。例えば、事業をパッケージ化にして実施し、より効果の出る施策とするということも検討してまいります。第一次産業の支援、とりわけ先ほどの一般質問でもありましたが、ことしを「水産業元年」と位置付けまして、新たな補助制度の創設などにより漁業者支援と新規就業者の創出に向け取り組んでまいります。農業や林業においても、第一次産業後継者支援事業の継続、小規模企業経営改善支援事業、そして企業振興促進補助事業の活用により、後継者の育成、事業の継続に向けた取り組みをさらに力強く推し進めてまいります。商工業に関しましては、木古内中小企業・小規模企業振興基本計画をもとに、経営改善等の支援事業を活用していただき、事業振興の取り組みを支援いたします。また、庁舎内の1階において無料職業紹介所の運営による求人情報の周知や、東京圏からの移住を促す「わくわく地方生活実現政策パッケージ事業」の実施を想定しております。アフターコロナを想定した場合、都市部から地方への移住希望者が増加することも考えられることから、我が町は他の自治体との差別化をしっかりと図り、我が町を選んでいただけるような働きかけを強めていきたいと考えております。企業誘致については、北海道銀行と締結している包括連携協定に基づく連携強化をはじめ、町のホームページを活用した情報発信などに引き続き取り組むなど、従来の取り組み、そしてここからが重要なんですが、いままで我が町は移住定住・企業誘致ずっとやってきたんです。何十年とやってきたんです。でもなかなか結果が出ない。ですので、ある程度の期間を設けて、集中的な企業誘致の取り組みを徹底的に行うんだとそういった期間を設けることも検討してまいります。なお、現在、移住定住の取り組みの一つであるセミナー開催や企業誘致に関わる対応は、新型コロナウイルス感染症拡大予防の観点から見送っているところですが、収束後、速やかに取り組めるよう、準備を進めております。以上です。

議員の質問 8番 廣瀬雅一

いまだいたい大枠での施策と。あとは、これから具体的な施策も出てくるんだろうと思いますけれども、いまちょっと答弁聞いた限りでは、どうしてもやはりまだ内需の施策に重点を置いているところがあるなと。それは当然、大事なことだと感じております。やはり外に向けてのアピールも必要になってくるんじゃないかなという部分もありまして、きょうの北海道新聞の紙面に大きく書かれていました。「脱三密、いまこそ地方移住」ということで、これ見た時にやはりいまがチャンスだっていう考えがまず浮かびます。それで、移住定住、誘致に関してまず優先されるべきことは、この交通環境をまた自然豊かな木古内町、外への発信力、これが重要だと私は思います。もちろん人が出向いての宣伝も必要でございますけれども、これからは並行してSNSの活用も重要になっております。先日、町長がSNSで発信された「木古内町に来ないで宣言」のように、賛否は様々だと思いますけれども、斬新であり大変町のアピールには私はつながっているかなと思っております。私もインターネット等で調査いたしました。ここに自治体ホームページランキングとかそういう部分がありまして、そこの一文でいま現在、地方はネット活用の絶好のチャンスであり、これを利用しない手はないと。当然、当町もやっているんですけれども、また地方は元々非常に多くの支援があり、観光名所や特産品だけではありません。例えば、時間の捉え方や暮らし方のベースにある地方独特の感覚すらも新しいライフスタイルを提案するという意味において、非常に魅力的な資源だと載っておりました。このように当町ホームページについてもさらに魅力あるホームページにするために、例えばドローンの活用で動画の配信やより詳しい誘致候補、候補地を掲載したり、また閲覧回数の増加目標を掲げて、これは協議・考案が必要だと思いますけれども、この辺はいかがでしょうか。

町の答え 町長 鈴木慎也

質問は3点ほどかと思います。まず、今回の一般質問に対して総論での答弁となっております。その各論の部分につきましては、その事業の制度設計だったり予算という部分がまだできておりませんので、一応そこの部分を理解して一般質問をしていただきまして、配慮していただきましてありがとうございます。それで、外へのアピール、PRという部分で廣瀬議員おっしゃるように、私自身非常に重要だと認識しております。個人的に木古内町の観光、そしてこういった議会の発信等私自信も6年ぐらいやっているんですが、なかなか「いいね」とフェイスブックで言うと「いいね」なんですけれども、なかなか伸び悩んでいるという状況もあります。そこで、もちろん町の公式として、私が一理事者としてPRするのも大事だと思うんですが、それで先ほど廣瀬議員からあったのが、ある程度の知名度があるかたというのもとても有効な手段だと思うんです。ですが、おそらく一番大事なのがそれぞれの投稿を平野議員も最近積極的にいろいろ投稿されているんですが、それぞれの投稿をそれぞれでシェアしたり、「いいね」したり、まずそばにいるかたがそれぞれの投稿に共感し、一緒に情報を発信するとそういった基本的な部分がまず必要なのではないのかなと思っております。地方においてのチャンスというのは、インターネットで考えると関係ないんですよね。地理的なマイナス要因というのが関係ないので、引き続き取り組んでまいりますが、平野議員も今回いろいろとフェイスブックとインスタグラムやられているんですよね。ですので、廣瀬議員も私と一緒にフェイスブックまずやるところからやっていただければなと思っております。そして、ホームページの部分なんですが私、管内の町のホームページをいろいろ見て、勉強させていただきました。その中で、我が町が劣っているかというと私はそうではないと思うんです。ただし、すごく特性があったりとか発信力があるかと言われた時に、よくある町のホームページのレベルだというふうに私自信認識しておりますので、引き続き何か良いアイディア等ありましたら遠慮なく頂戴していただければなと思っております。あと、移住定住につきましては、世代によって移住者のニーズが様々であります。それで、移住定住を町の施策とする時に、どの世代をターゲットとするのか、会社で都会で退職された世代のかたをターゲットとするのか、それとも子育て世代、子どもを生活する上で自然が多いという意味で提案するのか。また、北海道は観光地、特に函館は観光地としてのすごい発信力があります。ですが、観光地イコール移住定住にとって適しているかというところがまだまだ道南全体はそこのレベルまで達していないというのが私もそのように認識しておりますので、なんとかこの北海道新幹線、そして高規格道路が開通するタイミング、これはまさにチャンスだと思っておりますので、なるべくテーマです。おそらく大事なのは私、テーマだと思うんです、外に発信するのが。海にするのか山にするのか、そういった部分ではスピード感を持ちながらしっかりと我が町のターゲットを絞り、やる施策を制度設計も含めて、スピード感を持ちやっていきたいと思っておりますが、なんとかコロナの動けない時期だからこそ、逆にいろいろとそれに備えるという期間では受け止めさせていただいております。あと、企業誘致の部分ですみません。おそらく可能性として廣瀬議員、テレワークとかそういった部分も考えていらっしゃるのかなと思っております。災害とか感染者が発生したりしても通常と同じように勤務ができたり、あと通勤とか移動時間を考えた時に、やはり今後の新しい働き方のテレワークの導入を考えると、都会よりも我が町のほうがすごく優れている点もやはりあるんです。そういった部分をしっかりと分析して、調査をして、それを施策として、ターゲットを絞ってやっていきたいと思いますので、以上です。

議員の質問 8番 廣瀬雅一

まず、情報発信については大事だという部分とこれは皆さん思っていると思います。町長おっしゃっていたように、決して私は当町のホームページが劣っているとかっていうことじゃないんですよ。いまこそチャンスだからもっと協議して工夫して、外に情報発信するのも必要かなという思いです。先ほど新井田議員の海の問題もそうです。漁場は素晴らしい漁場を木古内町は持っております。ここの漁場に来てくださいとやる人がいませんかという発信もまた一つかなという思いもあります。たぶんおそらく町のホームページに入られたかたはわかると思うんですけれども、入っていくと様々いろんな良いことが書いている部分もあるんですけれども、やはり素人というかはじめてやったかたっていうのはどうしても不慣れなもので、できれば第一画面にもっとインパクトあるようなものだとか、木古内を紹介する先ほど言ったドローンを活用した動画配信だとかというのがあればいいのかなとこれは一種の提案という形にはなっているんですけれども。今回のテーマというのは非常に大きな問題で、各自治体も皆さん悩んでいる部分もありますし、難しい部分だと十分そこは承知しております。昨年の質問でも前町長からそこは言われています。ただ、この部分に関しては、やはりしつこいくらいに私は言っていかないとわずなかチャンスも見逃してしまうんでないかなという危惧がありますので、そこで私も一般質問の題材に持ってくるっていうところもあります。それで、ちょっと提案ということじゃないんですけれども、お伺いしたいことがあと2点ありまして、当町の先ほどありました第2期まち・ひと・しごと総合戦略策定において今回、SDGs取り組みが示されました。昨日、新聞紙面を拝見しましたけれども、SDGs推進に積極的な自治体を政府は、SDGs未来都市と選定しております。昨年は60の選定し、ことしも30前後追加する予定だと。北海道でも4自治体が選ばれております。いずれも持続可能なまちづくりが目標ですとありました。当町でもぜひここは協議して、進められるものなら進めていっていただきたいなと思っております。もう1点が、長期計画のPDCAについてです。当町の最上位計画である第6次振興計画について、中間検証は昨年であったと伺っております。検証については、お伺いいたしません。このたびコロナの影響にて、現在これから大きく変革する時だと思います。再度、これからのことを考え、いま一度検証し、また対策・計画というのが問われてくるのかなって考えもあるんですけれども、行政のほうで町長の考えはどうですか。

町の答え 町長 鈴木慎也

まず1点目のSDGsの件について、答弁させていただきます。私も政治活動の中で、SDGsの取り組みという部分は、掲げておりました。ただ、我が町いままでの歴史を見ても自然エネルギー等に対する独自政策というのが全くなかったんです。ただ、隣の町とか少し山のほうに行きますと風力発電だったりとか、あと太陽光発電だったりとか、あとバイオの木を使っていわゆる持続可能な町を作ると。そういった取り組みをしている町がある中、現時点ですといままで取り組みがなかった現状です。ただ、廣瀬議員言うように持続可能なまちづくりとこれがいままさにいま求められているものだと。これがこれからのまちづくりに求められているものだと私もしっかりとそこは認識しておりますので、今後はまちづくりの中でしっかりとSDGs、そして持続可能な町を進めていくためにもしっかりと調査研究を進めながら、議員の皆さんからもしっかりとご意見をいただいて進めてまいりたいと。こちらも本当に総論での大きな枠での答弁となりますが、私自身非常にここは認識しておりますので、そのように思っております。2点目につきましては、担当課長から説明をさせます。

町の答え まちづくり新幹線課長 木村春樹

廣瀬議員の提案と言いますか、質問にお答えいたします。振興計画につきましては昨年、中間年ということで本来であれば、外部の識者もいれた中で検証を行って後期に臨むべきところでしたが、残念ながら創生総合戦略の2期の策定にあたって1期の検証を行ったり、あるいは2期の事業検討するという中で、なかなか十分にできなかったっていうことを反省しております。また、この間、振興計画の実施計画を若干分析するにあたりまして、財政収支計画あるいは今後の個別施設計画と完全にリンクしているかと言えばそうでないところもありますので、それらを含めて再度どのように方向性として持っていくかも含めて、今後さらに検討していきたいと思います。以上です。

議員の質問 8番 廣瀬雅一

課題を持って検討していくということで、承知いたしました。あと最後に、今回コロナウイルス感染症拡大により、これは完全に終息は至らないと思います。地域経済の低迷はまだまだ続くと予測されますけれども、木古内町民また事業者に本当に安心安全な暮らしを取り戻し、経済が復活となることを祈念いたします。また、これまで当町でのコロナウイルス感染症対策について、本当にスピード感ある施策、対応に感謝申し上げるとともに今後、第2次補正に関して地方創生臨時交付金、第2次補正金ということで、この運用に対しても本当に共同で考慮していただきたいと思い質問を終えます。ありがとうございます。

出典:木古内町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月18日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる