森町議会 平成28年第1回 12月会議 2016年12月6日
台風10号による農水産業被害の状況及び町の対応について
- 聞いた人
- 加藤進 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 加藤進
台風10号による農水産業被害の状況及び町の対応について町長にお伺いをいたします。8月19日、小笠原諸島八丈島付近で発生した台風10号は、南の方向へ勢力を増しながら迷走に迷走を重ね、九州の東方沖でUターンをしてブーメラン型台風となりました。太平洋沿岸を北上し、観測史上初めて太平洋側から東北、岩手県地方に上陸、日本海へ通過した際には、東北地方はもとより北海道各地に甚大な被害をもたらしました。森町でも長時間の停電、強風による一般住宅や倉庫等の被害、風倒木での交通障害や鉄道の運休等々が発生をしたところでございます。中でも、基幹産業であります農業、水産業は多大な被害が報告をされており、国から激甚災害の指定を受けたところでございます。特に水産業のホタテ養殖施設が大きな被害を受け、春からの原因不明のへい死とあわせて二重の被害をこうむっており、一日も早い災害完全復旧を願っているものであります。そこで、お伺いをいたします。農水産業及び町全体の被害金額はどのくらいなのか、また激甚災害指定の場合国の特別財政支援の範囲はどこまでなのか、さらには農水産被害者等への町の補助はどのように考えているのか、町長にお伺いをいたします。よろしくお願いいたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
加藤議員の質問にお答えします。8月30日から翌31日にかけて通過した台風10号は、当町に甚大な被害をもたらしました。噴火湾内は大しけとなり、湾内全域で養殖施設の損壊やホタテガイの脱落などの被害が生じました。森町では、災害発生時から関係機関と情報共有を図りながら、逐次被害額を把握して渡島総合振興局へ報告していたところです。森町の漁業被害額は、養殖漁業や定置網漁業等全体で約11億円、農林畜産業では全体で約2億8,000万円、住宅、土木被害等を含めますと森町全体では約14億円を超える被害額となっております。議員のご質問にもありましたホタテ養殖漁業が激甚災害の指定となり、養殖施設被害については国庫補助の対象となりました。補助率は施設の残価に対する90%となっておりますが、現在財務省と水産庁との間で残価をどのように判定すべきかといった調整中であり、現時点では具体的な額はお示しできない状況でございます。なお、今回の国庫補助を受ける前提として、町の上乗せ補助が条件になるとも伺っております。本来であれば個人の生業のための施設は個人が守るべきものでありますが、台風被害に加えて、議員のご質問にもありましたように昨年来からの原因不明による大量へい死により、基幹産業の一つでありますホタテ養殖産業が危機的な状況にあります。地域経済に及ぼす影響等を考慮いたしますと、町の上乗せ補助は政策上必要な取り組みであると考えております。国庫補助や財政援助等の概要がわかり次第、同じく激甚災害の指定を受けた鹿部町、八雲町、長万部町の近隣4町で足並みをそろえた上で議員の皆様にお諮りしたいと考えております。以上でございます。
議員の再質問 3番 加藤進
再質問をさせていただきます。この大きな災害は、たしか5年前、平成23年、22年でしたか、3.11の東北大震災のときにも激甚を受けているわけでございますけれども、そのときはたしか激甚の範囲は45%に町の上乗せが20%ということで、合計で65%の補助が確定したということでございますけれども、今回もまだ今のところはわからないということですけれども、何とかそのくらいの補助率であってほしいなと思っております。それで、風倒木についてもかなり広範囲に被害が及んでいるわけでございますけれども、たしか274ヘクタールですか、の広域の風倒木が発生したと。町有地はあるのかどうかわかりませんけれども、それらの部分について町有地である、また民間のものであることについて植林をするような、今後ですね、今すぐでなくても今後植林をするようなお気持ちはあるのか、それが1点と、この災害について義援金等が寄せられているのであれば、それらについて被害者について配分をする、見舞金として配分をするというような町として気持ちはあるのか、その2点お聞きしたいと。よろしくお願いいたします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再質問にお答えいたします。今回の台風被害、いろんなところで被害を受けられて、本当に大変な被害を受けられた方々にはお見舞いを申し上げたいと、そのように思っております。そういう中で、植林についてですけれども、かなりの風倒木、大きな面積いっております。民有地も中には入っておりますけれども、町有地につきましては基本的にできればまた植林を施してこれを復活させていきたいなと、そのように考えております。そしてまた、義援金と申しますか、お見舞い金の一部が第1回目、町にも見えてございます。この配分につきましてですけれども、罹災証明書や、それからいろんな、もう既に手をかけた場合には領収書があったり、また見積もりをいただいている方だとか、たくさん町内にいると思いますので、そういった方々、再度それぞれの部署、担当部署において確認をさせていただきながら、その配分を決めてお配りすると、そういう手順をとって今現在進めておるところでございます。できれば、先ほどの最初の質問にありましたように、国のほうのホタテ養殖被害についても多く決定していただけることが大変ありがたいことだと、そのように思っておりますし、私たちも国会議員等にお願いをしながら今見守っているところでございます。これからもこういった部分でお見舞い金ですとか義援金来た場合には、なるべく皆さんにスムーズに行き渡るように取り組んでまいりたいと、そのように思っております。以上でございます。