七飯町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月11日
運転免許証自主返納の対応策と、その後の地域公共交通政策について
- 聞いた人
- 横田有一 議員
- 答えた人
- 住民課長 清野真里、政策推進課長 中村雄司、町長 中宮安一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 横田有一
それでは、2問目いきます。運転免許証自主返納の対応策と、その後の地域公共交通政策について。令和元年第2回の一般質問で、町長は、次回定例会に対応策を提示すると答弁された。そこで町長の所見を伺いたい。1、運転免許証自主返納について、どのような対策になったのか。2、運転免許返納者を初め、地域の交通弱者に 対 す る 対 策 が ど の よ う に 進 め ら れ て い く のか。3、役場内の理事者側で骨子をつくるという発言がされたが、どのような内容になったか。きのう、多分言っていることが、上野議員に回答されたことと同じだと思いますけれども、再度お願いしたいと思います。4 、 地 域 公 共 交 通 会 議 の 今 後 の 予 定 に つ いて。5、過去の実証実験で得られたことは、どのようなことか。6、北斗市、函館市、鹿部町の取り組みについて、どう評価しているのか。お願いします。
町の答え 住民課長 清野真里(住民課長は2023年3月まで)
私からは1点目について答弁させていただきます。- 48 -1点目の運転免許証自主返納について、どのような対応策になったのかについてですが、民生部住民課交通防犯係を相談窓口として、七飯町運転免許証自主返納支援事業を実施し、高齢者の運転による交通事故の減少を図るため、運転に不安のある高齢者が運転免許証を自主的に返納した方に対し、公共交通機関で利用できる交通系ICカードICAS nimocaデポジ ッ ト 5 0 0 円 を 含 む 1 万 円 と 、 町 内 の タ クシーやお買い物に利用できるななえアップル商品券1万円を、平成31年4月1日以降に自主返納した七飯町内に住所を有し、現に住居されている満70歳以上の方に交付します。なお、この支援事業の周知については、町のホームページや広報に継続的に周知し、今後も返納しやすい環境づくりに努めてまいりますので、御理解願います。
町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)
地域公共交通政策についてお答えしてまいります。2点目の地域の交通弱者に対する対策がどのように進められているのかについてですが、高齢化がさらに加速されると予測されており、地域交通所管と福祉施策所管の連携が一層重要と考えております。高齢者の運転免許の返納は、交通手段の選択肢が少ない高齢者の不便等も生じていくことも想定され、地域公共交通の確保を検討してまいりたいと考えております。3点目の骨子をつくるという内容ですが、前回の第2回七飯町議会定例会の平松議員の一般質問答弁で、課題を整備した上で、町として方針を決めた中で、交通会議のほうで審議をしてい た だ く と い っ た 答 弁 を さ せ て い た だ き ま した。その内容と進捗状況についてですが、現在も情報収集等行ってございますが、課題整理の検討中段階ということで御理解をお願いいたします。4点目の地域公共交通会議の今後の予定ですが、委員の皆様にやみくもに御審議をいただくこともできませんし、一定程度課題の整理を行わなければ会議に諮ることはできないものと考えております。引き続き検討させていただきますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。5点目の過去の実証実験ですが、平成25年と平成27年のいずれも9月にアップル温泉と最寄りのバス停である大中山バス停を接続するデマンドバスが運行し、この実証実験では、知的バス停、いわゆるバス停の人検知センサーによりシステム起動、バス接近情報や目的地を表示 す る 機 能 の あ る バ ス 停 の こ と で ご ざ い ま すが、このバス停を設置して、新たな公共交通の運行スタイルを模索する取り組みでございました。実証実験では、バス料金を無料で、アップル温泉の高齢者入浴料金無料イベントも同時に実施いたしましたが、平成25年は7日間で12 1 名 の 乗 車 で 、 ア ル バ イ ト の 添 乗 員 を 除 けば 、 1 日 約 1 0 名 程 度 の 利 用 に と ど ま り ま した 。 平 成 2 7 年 も ほ ぼ 同 様 と な っ て ご ざ い ます 。 人 検 知 セ ン サ ー に つ い て は 、 不 具 合 が 多かったとの記録が残ってございます。6点目の北斗市、函館市、鹿部町の取り組みについてですが、北斗市は、旧大野町と旧上磯町の合併を契機に、南北市街地連絡バスを函館バスにより料金100円で運行しております。また、昨年、交通に関する住民アンケート調査結果を踏まえ、北斗市地域公共交通活性化協議会でのデマンド乗り合いタクシーの検討に着手しておりますが、現在見通しが立っていない状況であると伺っております。函館市は、平成27年に函館市地域公共交通網形成計画を策定し、都市計画などとの調和を計りながら、交通網を総合的に整備しているほか、高齢者の支援として、平成29年度までは高齢者交通料金助成券制度を実施しておりましたが、平成30年度からは、ICカード乗車券ICAS nimocaで函館バスや市電を利用した場合、70歳以上の市民は年間6,000円を上限に運賃の半額相当分のポイントが返金される助成制度に見直されました。鹿部町では、平成28年度にニーズアンケート 調 査 な ど 、 各 種 調 査 を 実 施 し 、 今 年 度 は コ- 49 -ミ ュ ニ テ ィ ー バ ス の 循 環 型 交 通 実 証 運 行 を 6月、7月は週3回7便、そして8月以降は月2回、それぞれ7便運行してございます。近隣市町の取り組み状況を勘案しても、高齢者等が利用しやすい環境の整備が、七飯町としても必要と考えております。また、高齢者以外でも、町民の生活は、自家用車に依存している実態もあることから、既存の 交 通 体 系 の 維 持 の た め に も 、 一 層 バ ス や JR、タクシーなどの地域の足となっている公共交通への利用転換に向けた意識調整を図っていくことも重要と考えております。以上でございます。
議員の質問 1番 横田有一
1番、対策としてICASカード1万円の商品券1万円。これは実際にし た ら 、 1 回 限 り と い う こ と で い い の か ど うか。それから、免許返納者が何歳以上になっているのか、ちょっとさっき聞き忘れたのかもしれないので、ちょっとそこのところ教えていただきたいと思います。それからICASカード使った場合には、函館市はポイント制がついているけれども、同じようなことをやるのかどうか。その点をお願いいたします。それから2点目で、結局1年やろうが2年やろうが3年やろうが、例えば免許返納した人たちが、高齢者の方が、特にこの七飯町というのは坂道のところにできている。その人たちにしたら、例えばそのカード、返納制度のお金とあれ を い た だ い た 後 ど う な る の か と い う の がちょっとわからないのです。それというのは、やはり私は思うには、それと一緒に地域の公共交通をきちんとしていかなければ、免許返納しようという気持ちにならないのではないかと思うのです。そうしていかなければ、それに対してきちんと町としてはどういうような公共交通網をつくっていくのか。そこが明確にならなければ、ここで200万、予算見ると200万ということは、100人が返納してくれるのではな い か と 。 そ こ ま で い く か ど う か と い う の はちょっと怪しいのではないか。まして本当に北海 道 の 人 間 と い う の は 、 田 舎 の 人 間 と い う のは、東京の人はばんばんばんばん歩きますけれども、ちょっとそこに行くにしても、すぐ車で行くというのがもう習慣ついているので、そういう人たちが本当に車離れできるような体制なのかというのは、そこのところをやはり、この連携がとれてなかったら、ちょっとなかなか返納に足を踏み入れるということはなかなかできないのではないかなと思うので、その辺どういうふうに考えているのか。3番目の、骨子をつくると言った話と、きのうの上野議員に対するお話というのは、これというのはつながりがないということでいいということでいいのですよね。結局、法定協議会でやっている、中身は高齢化して採算が合わないとか、平成19年か20年のときにやろうとしたものは、そういう内容だったと。あと問題点としては、高齢者の交通体系の核、それから空白地帯の解除、それから中心市街地の利便性の向上、これができないから、当時はやめましたよという話だと、きのうはそういうふうに聞いてましたので、その辺どうなのか。そして、実際 に … … 。 ま ず そ の 話 で い い の か ど う か と いう、そこのところでとめます。地域公共交通会議では、きちんとした地域公共交通網形成計画というのはつくらないのかどうか。そういう予定があるのかどうかというのを教えていただきたいと思います。そして、過去に実証実験やったアップル温泉までのやつというのは、全然これというのは、たしか大学か何かとこう、組んでやったというやつだと思うので、実際の実証実験とはちょっと 違 っ て い る の で は な い か と 思 う の で 、 そ の辺 、 町 長 が 言 っ て い る 、 よ く 3 S だ よ と 。 スピ ー デ ィ に 事 を 進 め て い か な け れ ば だ め だ よと。これ、まさしく、本当に、この前の問題もそうですけれども、もう少し事が、江戸時代ならそれでいいのだかかもしれませんけれども、こういう時代なので、やはりこうもう少し、本当に町民のことを考えているのだったら、高齢者がそういう事故を起こさないのだったら、ではまた東京都だったら9割補助でブレーキ間違- 50 -いを介助するやつを補助してくれますよとか、そういうことをする予定がないのだったら、やはりもう少しそこのところを、事をスピーディにやっていかなければ、本当に大変な事故が起こっていくのではないかなと思うので、その辺どういうふうに考えているのか、再度お願いしたいと思います。以上です。
町の答え 住民課長 清野真里(住民課長は2023年3月まで)
それでは、この事業が1回限りかどうかということなのですけれども、こちらは返納した方1回限りが申請できることとなってございます。あと、年齢に関しましては、満70歳以上の方に交付する事業としてございます。あと、ポイントについてでございますけれども、このポイントは、カード自体の固定ポイントとして、その3%のみで、函館市のような高齢者のようなポイントというのはつかないようなものとなってございます。以上でございます。
町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)
それでは、私のほ う か ら 順 次 お 答 え し て ま い り た い と 思 い ます。次に、免許返納後の函館市と同様なポイント返還のような仕組みの導入についてでございますけれども、現在のところ検討というところにとどめていただきたいと思います。現在では、その部分まで導入するということは、なかなかお答えは難しいのかなというふうに思ってございます。また、免許返納の制度があったとしても、地域交通網だとかという部分がなければ、なかなか免許返納の部分にはつながっていかないのでで は な い か と い う と こ ろ で ご ざ い ま す け れ ども、できれば、本当であれば同時にできれば一番いいのですけれども、人の命という部分を先行して考えたところ、優先的に免許返納の部分を進めさせていただいたというところでございます。このため、地域交通の部分も引き続き検討を加えていきたいというふうに思ってございます。次に、昨日、上野議員に答弁いたしました骨子という考え方でございますけれども、まず3点ございます。その3点というのは、まず平成21年のときに地域公共交通総合連携計画というものを策定しました。この中で、三つほど記載してございます。一つ目が、高齢者等が持続的に常用しやすい交通体系の確立。そしてもう一つが、交通空白地域や不便地域のサービス向上による地区間格差の是正。そしてもう一つが、中心市街地へのアクセス向上と中心市街地区域内での利便性の向 上 。 こ の 三 つ と い う も の を 、 町 の 中 長 期 的な、目指す方向ということで、当時考えてございました。そ れ で 、 昨 日 の 答 弁 と も 重 複 し ま す け れ ども、高齢者の部分だけの部分で考えるということではなくて、今後、今お伝えしました3点の部分も継続して考えてかなければならないというように思ってございます。続きまして、交通網計画の今後の必要性ということで御質問ございました。交通網計画は、例えば近隣ありますと、函館市が地域公共交通網形成計画を平成27年に策定し、まちづくりとあわせた交通網の形成を行ってございます。七飯町といたしましても、例えば立地適正化計画の検討だとか、今後の将来のまちづくりを考えたときには、交通網計画という部分も見据えた中で考えていかなければならないというところではございますが、今、現時点で、すぐ早急に必要かどうかというところは、現在では判断はしかねるところで、今後の検討課題というところでございます。続いて、実証実験の関係でございますけれど- 51 -も、これまでの2回実証実験をしました。この運用状況としましては、やはり1日10名程度の利用しかなかったというところが、利用状況が本当に少なかったというところが、状況として残っております。ただ、実際の本来走らせるための計画がある中でのバスの運行ではなかったというところでございますので、その計画性と実証性の中での評価がなかなかしきれないというのが現状でございました。交通網を考える場合には、実際走らせるとすれ ば 、 あ る 程 度 そ の 計 画 を 持 っ た 中 で 走 ら せて、その結果を踏まえて改善をするという方法が 原 則 だ と い う ふ う に 思 っ て ご ざ い ま す 。 現在、実証実験が進んでいないということだと思いますけれども、なかなかその計画性を持って進めなければ、なかなか検証だとかというところでは難しいと考えてございますので、引き続きスピード感を持って取り組めるよう、今後勉強してまいりたいというふうに思ってございます。以上でございます。
議員の質問 1番 横田有一
どうも、話を聞いていると、平成の次の世代で年代になったらできるのかなというような感じで、私はそのときには生きていないと思いながら聞いていました。きのうの話の中で、課長たちのそのPTの中で 、 も う 何 回 か 、 1 、 2 、 3 、 4 、 5 、 6 、6カ月やっていますよね。こういろいろな。その中で年齢別のやつを出したとか、それから何かいろいろなことを検討したと言っているのですけれども、もうお年寄りは関係なく、そういう方がふえていっていくのです。それで、そういう方々が、では車を捨てて、どうやって毎日の生活をしていくのかというのがよく見えてこない。何かもう、皆さんは元気な方で、車も遠慮なく乗れるような人ばかりなので、親を見ればどうなのかなというふうに思うのですけれども、そういうのがどうも感じられてこないというのがあります。この今のプロジェクトチームの進み具合というのは、いつになったらこれというのは、法定協議会のほうに進めるのか。その辺の工程表的なものをもし考えているのがあるのだったら教えていただきたい。さっきの地域公共交通網形成計画とは、これは法定協議会ができないと言ったらつくれないのです。そういうものなのです。だからその辺を、きちんともうやっていかなければ、いつになっても七飯町がどういうふうにこのまちづくりというか、交通弱者に対する考え方というのをできていくのかというのはできていかない。今はそして、もう1点は、こういう補助金もあるのです。地域公共交通確保維持改善事業費補 助 金 。 そ う い う デ マ ン ド タ ク シ ー と か と いう、そういうのもやったら、ちゃんと国から補助が下りるのです。そういうものをやはり、もう少し研究してもらいたいと思う。何か、そういう話も一切出てこないし、調査するにもお金が 出 る し 、 だ か ら そ う い う も の を も う ち ょ っと、何か本当に他人事にしか僕は見えない。僕はね。僕たちはちゃんとやってますよという考え と 思 い ま す け れ ど も 、 や は り そ う い う ふ うに、お年寄りは2025年になれば一番ふえてしまう。それからまた減っていく。そういう中で、お年寄りの人たちをなり、今の免許を持っていない人たちはどうやって地域で暮らしていく。七飯を選んでもらうということなのです。地域でやってもらうということは、七飯を選んでもらうということなのです。ここが大事な話で す 。 こ れ を 今 、 2 点 、 よ ろ し く お 願 い し ます。
町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)
それでは、プロジェクトチームでの進捗状況、工程というところ で お 話 を ま ず さ せ て い た だ き た い と 思 い ます。プロジェクトチームには、これまで検討を加えておりましたけれども、議員おっしゃるとおり、補助金の部分も当然検討事項としてございます。ただ、当然補助金を使う場合には、法定協議会等の審議が必要というところがなってござい- 52 -ます。現在の法定協議会では、対応ができないというところがあって、それに移行するための方法もあわせて検討しているところでございます。そちらも、運輸支局のほうにあわせて相談をさせていただいているところでございます。続いて、地域公共交通の補助金の関係でございます。こちらも前提として、現在の交通会議の 所 管 、 交 通 会 議 に 諮 っ て 審 議 を し て い た だく、そういった部分での整理がなければ、なかなか国庫補助金だとかという部分も受けにくいというのがありますので、そちらを研究しているというところでございます。以上でございます。
議員の質問 1番 横田有一
一番大事な、いつになったら法定協議会というか、それができるのかというのと、そこのところ。
町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)
いつということは、現在明言はできません。速やかに協議整えてまいりたいというふうに思ってございます。以上でございます。
町の答え 町長 中宮安一(町長は2021年12月まで)
この高齢者の足の問題、これ前のときは、まだ時期尚早ということで、平成20年、21年だったでしょうか。そのときの高齢化率というのは22%だったのです。今、四捨五入すると34%です。だから、どれくらい人が多くなっているかということを考えれば、これ早急にやらなければならない問題だということは、前の議会でも私は申し上げておりました。それで、今、免許証の返納の部分では 、 す ぐ に や る と い う こ と で の 、 前 に も 言 って、今回も補正予算でありましたけれども、これはあくまで単年度のものでありますし、これは継続してやりますけれども、それ以降の1年もらって、では次の年になったらその方どうするのかというのが議員のおっしゃっているところだと思います。そういう意味では、本当にこのスピード感を持ってやらなければ、間に合わないのです。何が間に合わないのかとは余り口で言えないかもしれませんけれども、間に合わない時代になってしまいます。しかも、この七飯町というのは、坂町でありますので、本当に歩くのが大変なところだろうというふうに思っています。ですから、しっかりスピード感を持って、私のほうからしっかり指導して、なるべく早く、時期はいつとはちょっとお答えれないという答えでありますので、それにしても本当に早い時期にこの公共交通会議を開催できるように指導してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。
議員の質問 1番 横田有一
ありがとうございます。