七飯町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月11日
北海道新幹線のトンネル掘削工事に発生する要対策土について
- 聞いた人
- 中島勝也 議員
- 答えた人
- 政策推進課長 中村雄司、総務部長 釣谷隆士、町長 中宮安一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 12番 中島勝也
それでは、1問のみ質問をさせていただきます。北海道新幹線のトンネル掘削工事に発生する要対策土についてでございます。北海道新幹線、札幌延伸に伴う八雲町側のトンネル掘削工事が進行中でありますが、要対策土 の 受 け 入 れ に つ い て の 是 非 が 大 き な 問 題 になっております。これ、6月末の報道だと思いますけれども、鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 か ら 、 七 飯 町に、これ函館市も含むそうでございますけれども、要対策土の受け入れを要請する方針であると聞いておりますが、その要請がこの七飯町にあったのかどうなのかお伺いをしたいと思いますし、もしあった場合に、七飯町のその要対策土についての対応、対策、考え方についてお伺いをしたいと思います。以上です。
町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)
北海道新幹線のトンネル掘削工事で発生する対策土、いわゆる要対策土についてお答えしてまいります。- 20 -北海道新幹線は、令和12年度末の札幌開業に 向 け て 、 現 在 建 設 工 事 が 進 め ら れ て お り ます。北海道新幹線の新函館北斗、札幌間の延長は、約212キロメートルで、その80%に及ぶ約168.7キロメートルがトンネル区間となっており、トンネル工事により約1,950万立方メートルもの大量の掘削土の発生が見込まれております。この掘削土は、土壌汚染対策法に規定されている土壌溶出基準値を超える自然由来の重金属等を含む対策土と、基準値を超えない無対策土の2種類があり、その内訳は、対策土が約670万立法メートル、無対策土が約1,280万立方メートルとなってございます。また、新函館北斗、札幌間のトンネル工事で発生する対策土の受け入れ地は、現在、全体の約25%に当たる約170万立方メートル分しか確保されていない状況となってございます。今後も、対策土の受け入れ地が確保できない状況が続けば、工事の進捗に大きな影響を及ぼし、新函館北斗、札幌間の開業がおくれてしまうことも懸念されており、建設主体である鉄道運輸機構は、対策土が発生する行政区域に関わらず、受け入れ地確保に向けた協力を道南地域一体で進めているところでございます。そういった中、6月26日の新聞報道で、要対策土函館七飯へも、北斗に続き搬入要請へといった見出し等があったことから、すぐさま七飯町として、鉄道運輸機構に確認を求めたところ、6月28日に鉄道運輸機構が来町し、状況説明のほか謝罪があったところであり、具体的な計画がないことが確認されております。そ の 後 も 、 鉄 道 運 輸 機 構 か ら 七 飯 町 に 対 して、対策土の受け入れ協議の申し入れはございません。協 議 が あ っ た 場 合 の 町 の 対 応 に つ い て で すが、現段階では協議がなく、協議内容が不明であることからお答えできないというところでございます。以上でございます。
議員の質問 12番 中島勝也
ただいま答弁いただきま し て 、 い ろ い ろ ト ン ネ ル 、 ま た 要 対 策 土 制度、内容の御説明もありましたけれども、もう最後のほうには、まだ要請はなかったというようなお話でございますけれども、要請がないということで、町の対応、考え方は非常に難しいかとは思いますけれども、この鉄道建設運輸施設整備支援機構ですか、ここでは要対策土につい て 含 ま れ る 成 分 や 、 地 下 水 の 影 響 に つ い ては、研究はしているのですけれども、その影響については全くやはり発表することはできないのと、また未知数であるというような発表をしておりますけれども、依頼するほうのその鉄道建設のほうを、実際に自分のところで安全値、基本値といいますか、そういうものを発表してないでまた各自治体にお願いするというのは、ちょっと残念なところもありますけれども、そこで町として、これからやはりこの対策については、いろいろな条件で町のほうにも要請が来るものと私は思っておりますけれども、その中で町として、この土地成分の安全数値、また基準値といいますか、そういうものはある程度町としての水準といいますか、把握をしているのかどうなのか。その辺の1点、ちょっとお伺いしたいと思いますけれども。
町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)
ただいまの水関係の成分のところでございますけれども、鉄道運輸機構のほうでホームページで記載してございます基準値を発表させていただきます。七飯町独自としていう基準では、持ってございません。土壌溶出量基準で申し上げますと、例えばセレンでございますが、こちら、一般的に自然由来の金属等と言われますが、通常自然界にもあるものでございまして、魚介類、例えばかつおぶし等にも混入されてございますが、そういった部分の要素でございます。セレンでありますと、0.01ミリグラムパーリットル、1リットル当たり0.01ミリグラムです。続いて、主だったものとしましては、鉛でございますが、0.01ミリグラムパーリットル、- 21 -ヒ素としましては、0.01ミリグラムパーリットル。こちらの水準は、地下水環境基準にも合致しているというというところで、こちらの水準を上回るものが対象になる、要対策土というような基準のになるものかと考えております。以上でございます。
議員の質問 12番 中島勝也
数値の安全性、基準値というのは、標準的な今話、ちょっと数字が出ていましたけれども、七飯町としては、自体のものは持っていないということでございますけれども、私は、これから入るこの新幹線の札幌につきまして、土地の問題というのはやはり相当 大 き な 、 土 の 問 題 と い う の は 大 き な も の になってくると思いますけれども、各自治体でも非常に大きな問題となって取り上げられておりますけれども、私はこの安全数値、この基準値は、やはり適当であって心配ないのだというものであれば、考え方も変わってくるのかなと。やはり、新幹線に関連する七飯町ですから、その辺もすごく幅広く考えて、そういう安全数値、これをしっかりと把握しながら、もし安全であるなれば考え方も皆さんで議論しながら取り入れていってもいいのかなというような考えを持っておりますけれども、いずれにしましても、やはり七飯町の基幹産業は農業でもありますし、その農業に与える影響というのは非常に大きなものがあります。その安全性が保たれるのかどうなのかという心配も必ず出てくると思いまして、またこれ9月に入ってから3日か4日ぐらいの前の新聞だと 思 い ま す け れ ど も 、 新 聞 報 道 で は 、 道 の ほう、北海道のほうから北斗市の沿線の市町村、こ れ 七 飯 町 も 入 っ て く る と 思 う の で す け れ ども、受け入れを検討するよう文書で要請したと報道されておりますけれども、もしこの、もう今6月から見るともう9月ですから約3カ月以上たっていますけれども、もしこの要請があった場合は、受け入れすべきかどうかという的確な判断をぜひ考えていただきたいなと思いますけれども、その辺の考え方についてお伺いしたいと思いますけれども。
町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)
前段の水質の基準に関する考え方でございますけれども、こちらはまず土壌汚染対策法で定められている基準で ご ざ い ま す が 、 基 準 の 設 定 の 考 え 方 と し ては、まず70年間1日2リットルの地下水を引用することを想定し、一生涯にわたりその地下水を飲んでも健康に対する有害な物質がない濃度ということで基準値が設定されております。で す か ら 、 法 に 基 づ い た 数 字 で ご ざ い ま す ので、十分安全性が保たれているというような認識でございます。以上でございます。
町の答え 総務部長 釣谷隆士
私のほうから、先日新聞報道ございました沿線自治体のほうに要請を行っていると、したという報道が確かにございました。9月6日の道新です。それで、うちにも来るものではないかということで待っておりましたが、一向に文書が来ないものですから確認をいたしました。そうしましたら、14市町村、いうなれば沿線、線路の通っている自治体にその要請をしたということで、森町、それから七飯町、函館市、こちらには要請をしていないという事実が確認されておりまして、どういう形でそこのところなっているのかと聞きましたら、あくまでも沿線の自治体に要請を行ったということでございましたので、結果はそういうことでございました。
議員の質問 12番 中島勝也
沿線に入っていないということで、まだ来ていないということでございますけれども、やはり今、各自治体でも、この要対策土について住民のほうから非常にいろいろな形で盛り上がってきています。そしてまた、北斗市を筆頭にしまして、函館の市議会のほうから、市議のほうからも住民説明会なり、そういうものをぜひやっていただきたいのだというようなことが取り上げられておりますけれども、池田市長さんもなかなか検討していますよということではっきりした返事はされていないようでございますけれども、やはりこれから- 22 -もこういう問題というのは、まだまだ新幹線は工事は進むわけですから、いろいろな形でこの七飯町も、車両基地もございますし、準関係している町でもございますので、いろいろな形でま た 要 請 な り い ろ い ろ 来 る と 思 い ま す け れ ども 、 七 飯 町 と し て は 、 こ の 問 題 が 発 生 し た 場合、やはり議会だけでなく今札幌近郊、札幌市でもそうでしょうですけれども、北区のほうの札幌の市の住民の方たち、またそれに付随する近郊の自治体の方でもいろいろと声を上げて、住民説明会のほうもしっかりとやって、納得できるお話をしていきたいのだというようなことで話は盛り上がっておりますけれども、もし七飯町にもこのような要請、来ないかもしれませんし来るかもしれませんけれども、もし来た場合への対策と考えて、町長としては、町長といいますか町として、町民説明会、住民説明会、こ う い う も の は し っ か り や っ て い き た い の だと 、 そ う い う 考 え を 持 っ て い る の か ど う な のか、ちょっとお伺いしたいと思います。
町の答え 町長 中宮安一(町長は2021年12月まで)
もし来たらとかという言葉ですけれども、今機構のほうも、6月の新聞報道で大変申しわけなかったと、七飯については何も考えていないものをあんな記事になって申しわけなかったということを謝りに来ています。謝罪に来ています。そして、今回の9月6日の記事も、これは北海道のほうで発表したもので、これもなかなかうちには文書来ないよねという中で聞いたら、いや、七飯と森と函館市は対象外ですということですので、そこまでは私はまだ考える時期ではないのかなと、そんなふうに思っています。ただ、議員おっしゃるとおり、やはり私どもには総合車両基地があります。そして今、4編成しかないのでありますけれども、これが札幌延伸ということになると12編成になるというようにお聞きしておりますので、ぜひその12編成になって、あの総合車両基地がフル稼働できるように、それが1日も早くフル稼働になってほしいなという強い気持ちがありますので、それを言えば来たときにはいろいろな考え方をしているのだなということで御理解をいただければ、きょうは大変申しわけないのですけれども 、 明 言 は 避 け た い と い う ふ う に 思 い ま す ので、御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。
議員の質問 12番 中島勝也
終わります。