森町議会 平成25年第1回 12月会議 2013年12月10日
尾白内1015番地町有農地について
- 聞いた人
- 宮本秀逸 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 宮本秀逸
通告に従いまして、質問させていただきます。まず最初に、鳥獣害対策の現状と課題についてということで質問いたします。近年野生鳥獣による農作物の食害や踏み荒らしなどによる被害金額は、年間200億円を上回り、全国的に広域化し、深刻化しております。収穫目前の被害は、営農意欲の減退、耕作放棄地の増加などをもたらし、これがさらなる被害を招く悪循環を生じさせるなど、被害金額にあらわれる以上の影響を及ぼしているものと考えられ、地域経済の存続を脅かす重大な問題と言われ、森町も例外ではありません。以下伺います。1番としまして、鳥獣被害防止特別措置法のもとに被害防止対策を作成して対策を講じられていると思いますが、25年度の活動の実態、町内の被害金額について。2番目、高齢化等によるハンター不足の対策としても鳥獣の捕獲、被害防止を目的とした自治体による鳥獣被害対策実施隊の設置が必要と思いますが、いかがでしょうか。3番目、設置した場合の隊員の処遇はどのように考えられるか。また、国からの財政的な支援はどうなっていますか。4番目、国、道も鹿肉の普及を進めていますが、町の取り組みについて、または町内事業者による取り組みについてあったら伺いたいと思います。以上です。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
宮本議員の鳥獣害対策の現状と課題についてのご質問にお答えをいたします。今年度の鳥獣被害対策の活動につきましては、森町鳥獣被害防止計画に基づき町と農協、猟友会で構成しております森町鳥獣対策協議会において被害対策に取り組んでおります。被害防止対策につきましては、ハンターによる見回りや町内7カ所に電気牧柵を設置しております。また、有害駆除対策につきましては、鹿46頭を駆除したところでございます。町内における農作物の被害額につきましては、被害箇所が点在しているため正確な額の把握はしてございませんが、数百万円に上る被害があったものと推察をしておるところでございます。鳥獣被害対策実施隊の設置につきましてですが、この設置につきましては現在活動しております森町鳥獣対策協議会との関連性もございますので、関係機関、団体等と協議の上、設置の方向で検討してまいりたいと考えております。なお、鳥獣被害対策実施隊を設置した場合の隊員の処遇等につきましては、町長の任命により非常勤扱いとなり、活動にかかわる経費については特別交付税で措置されることになっております。最後の鹿肉の普及に対する町の取り組みでございますが、現在町による普及活動は行っておりませんが、今後の鹿の駆除数の増加と国や道などの動向を見ながら調査してまいりたいと考えております。以上でございます。
議員の再質問 3番 宮本秀逸
答弁ありがとうございました。被害対策防止実施隊の設置については検討していきたいと、こういうお話でございましたので、ぜひこれはやっていただきたいなと、こんなふうに思います。必ずしも職員さんがやらなければならぬというようなことでもないことでありましょうし、民間から募るなり、募集するなり、いろんな形がございましょうし、そこら辺何が適当かということを考えながらやっていただきたいと思いますし、その身分保障もやっぱり今言われたように非常勤の公務員扱いということでございますので、それなりの保障等があるものと思われますので、恐らく応募してくれる方もいらっしゃるのではないかという気持ちも出てまいりました。ハンター不足につきまして、この質問につきましてはほとんど同じ内容を実は私23年の8月にやりました。そのときは今みたいな具体的な答えはいただけなかったのですけれども、今回すごく前向きにいただいたなと、こんなふうに思うわけでございますけれども、ハンター不足につきましては私が今さら申し上げるまでもなくて、極端に少なくなっていっております。その中で、熊駆除に向かえる人たちというのは本当に片手ぐらいしかいないということもハンターの方から伺いました。この人たちも恐らく数年以内に現役をやめざるを得ないみたいな人たちもいらっしゃいますから、その間に何とかやっぱりバトンタッチ、リレーしていかなければならぬというのがせっぱ詰まった問題だというふうに私は感じておるのです。以前そういう問題意識持っておったら、宮本さん、あなたやったらどうかという話をされたことがあったのですけれども、私もできればやりたいなという気持ちはあるのですが、なかなか体がついていかない部分がございますので、そこら辺は向かえないでおりました。ぜひこれは真剣に取り組んでいただきたいのと、つい先日ハンターの方とお話ししましたらやはりその問題は強く懸念を持っておられました。そこで、なるべく早い時期にこれは取り組んでいただきたいと思いますし、また訓練していかなければなりませんし、その熟練に至るまでは相当の年月もかかるわけでございますから、そこら辺も考慮の上でぜひこれは設置にこぎつけていただきたいと、こんなふうに思います。鹿肉の普及でございますけれども、例えば普及所なんかでも講師を呼んで講演会を開くなどのこともやっておりますし、いろんな角度で今この鹿肉に対する見方が変わってきております。1つは、私たちの考え方にもあろうかと思いますが、害獣と捉えての今回の質問なのですけれども、害獣とまた全く違った見方をしていきますと、町内産の鹿肉だ、町内産の鹿だと、森町産の鹿だという見方をしていきますと、一つの産物だというような捉え方もできるわけでございますから、一気にとは恐らくいかないでしょうけれども、これはやっぱり真剣に取り組んでいかなければならぬ問題だと、こんなふうに思います。聞くところによりますと、北海道全体では15万頭ぐらいが1年間に駆除すべき頭数だということも伺っておりますので、ぜひいろんな食べさせるグループなんかもありますので、そんなところに例えば話しかけるとか、いろんな角度からこの鹿肉を定着させていただければ案外それを保護するといった立場の人たちとも距離感が縮まるのかなと、こんなふうにも思うわけでございますので、そこら辺はぜひよろしくお願いしたいと思います。それで、今お聞きいたしました設置のめど等につきまして、どのくらいの目標を持っておられるか、そこら辺と鹿肉に対する考えをいま一度お伺いしたいと、こんなふうに思います。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
宮本議員の再質問にお答えをいたします。この鳥獣被害対策実施隊の設置の期日、目標につきましては、新年度をめどにまず目指して取り組んでいきたいと、そのように思います。これは、できるだけ早目に取り組みながら、宮本議員ご心配なさっているようにハンターの高齢化対策にも将来的には寄与できるものがあるのかなと、そのように考えます。また、鹿肉につきましても地域によってはいろいろと地域連携して協力している体制もございます。町としてこれを扱えるかどうかは今後の課題とはしながらも、そういった部分についても地元でそういう肉が手に入ると、こういった鹿を処理するというのであれば地元のそういう流通に対する部分にも働きかけをする必要が出てくるのだろうなと、そのように思います。いろいろと関係する部分を連絡調整を図りながら、前向きに進めていきたいなと、そういうふうに思います。以上でございます。