森町議会 平成25年第1回 12月会議 2013年12月10日
森町の人口減に伴う子育て支援策、少子化対策について
- 聞いた人
- 山田誠 議員
- 答えた人
- 町長 梶谷惠造
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 山田誠
それでは、私のほうから通告に従いまして、森町の人口減に伴う子育て支援策、少子化対策について質問をさせていただきます。新町森町は、平成17年4月1日の合併以来旧森町、旧砂原町が年々人口減傾向になっております。平成24年度末で2,032人の減であり、毎年平均約250人前後の減となっております。また、その中の町民の約30%、3人に1人が高齢者、65歳以上で占めておりまして、早急に少子高齢化を食いとめることが急務となっております。転出、死亡、出産等々いろいろ要因があろうかと思いますが、特に若年層の流出をとめる、または流入が必要であり、少子化対策は老人福祉対策にも通ずるものであり、安心して老後を暮らすためにも子供が増えていくことが望ましいことであり、人口年齢のバランスがどうしても必要であり、若者定住を図り、森町の未来を担う子供たちが健康でたくましく成長する子育て支援の政策が重要であります。その一環といたしまして、政策として学校給食の無料化はどうでしょうか。北海道では三笠市が小学校無料、それから隣の北斗市が第2子2分の1、第3子が無料というふうに幾つかの自治体は無料化を導入し、若者定住、少子化対策と戦略的施策を行っており、成果を上げております。ちなみに、森町の学校給食費は、小学生が年3万8,880円、月3,240円、中学生が4万9,200円、月4,100円でございます。財源等につきましては、平成25年度予算を見ますと学校給食収入が約6,500万円で、うち1,000万円は準要保護の分でございます。実質5,500万円であります。また、平成24年度決算での一般会計の繰り出しのルール外分については、病院会計、下水道会計、国保会計、介護サービス会計等々合わせまして4億5,400万円でありまして、このうちの1割程度経費節減等を図れば無料化の財源の捻出は可能であると考えております。子供の医療費の無料化が当たり前になりつつある現在、学校給食の無料化を図り、保護者の経済的負担を軽減し、町外への転出の抑制や町外からの転入を促す定住効果も期待できますので、町長、思い切った特色ある子育て支援、少子化対策政策を取り入れて、人口減の歯どめ策として実行する考えがあるかどうか。また、森町子育て支援プロジェクトチーム等々の設置を考えているのかどうか、町長の所見を伺います。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
山田議員のご質問にお答えします。少子化等による人口構造の変化は、社会経済に深く関係する問題であり、年金や医療、介護にかかわる経費など社会保障費用の増大を招くなど、経済成長への深刻な影響も心配されるという点で対策が重要であると考えます。町の少子化対策事業としてこれまでも継続的に取り組んできておりますが、少子化進行に十分に歯どめがかかっているとは言えない状況もあるかと思います。こうしたことから、従来の少子化対策事業の成果と課題、地域の実情やニーズを踏まえ、今後の少子化対策事業をさらに高めたものにしていくことが重要課題と考えます。学校給食費の無償化につきましては、確かに少子化対策の一環として一部の市町村においても取り組まれているところであります。森町におきましては、来年4月より消費税率が5%から8%に増税されることを踏まえ、さきの全員協議会、民生文教常任委員会等にもお諮りしましたように、給食費の値上げを考える中で子育て支援策として保護者の負担が増えることのないよう児童生徒分の給食費の値上げ部分における補助を考えているところでございます。今後この学校給食費無償化の問題につきましては、早急に無償化というよりは国の情勢や当町の財政状況等を見据えていく中で、段階を踏みながら進めていくことが必要と考えております。また、森町子育て支援プロジェクトチーム等の設置を考えてみてはというご提案でございますが、現在町では子ども・子育て支援事業計画策定のためのニーズ調査を今年度中に実施する予定です。このニーズ調査を踏まえ、方向性を検討する中で議員ご提案のプロジェクトチーム設置などの検討を含めた今後の総合的な子育て支援対策を講じてまいりたいと考えます。以上でございます。
議員の質問 2番 山田誠
今町長のほうから縷々説明がございましたけれども、いろいろな支援対策がございますけれども、町長、この人口減というのは、少子高齢化は全国的な問題、森町だけではない。これは、避けて通れない状況になってきている、今の社会構造からいって。できれば現状維持をしたいというのが各町村の首長さんの考え方だろうと、そういうふうに思っております。いろいろマスコミ、新聞等々で見ましても過疎化へは各自治体はどうしても避けていきたいと、こういうような考えでございますけれども、その中でいろいろ今町長が申し上げました中でも知恵を絞って対応策をとったとしましても、現在なかなか思うようにいっていない、これは各町村みんな同じだと思うのでございます。この人口の現状維持を保つためには、町長、他町村と同じような政策を行ったってだめなのです。金太郎あめではもう通用しない世の中になっているのです。これは絶対だめです。どちらかというと、奇策的な、興味があって、身近で関心のあるような支援策をとらなければ若者は定住しません。移住もしてこない。そういうことはもう期待できないのです、今。学校給食の無料化、これいろいろ調査しましたけれども、実施町村の試算によりますと、子育て世代の義務教育期間9年ありますけれども、費用の分析の結果1人当たり110万円を超えるそうです。約120万くらいになるそうです。そういうことで保護者からは相当な歓迎をされているというのが現状なのです。町長、森町は職員が非常に優秀な方も多うございます。また、梶谷町長自体もすばらしいノウハウを持っている方だと私も思っておりますので、想定した効果が出るとして学校給食の無料化の実施を強い決意でぜひ取り入れていただきたいと。また、子育て支援のプロジェクト、町長は今調査やってからそのままその件について検討するということですけれども、子育て支援の内容等々についてはいろんな分野が絡んでくるのです。森町の産業振興を考えますと、農業もそうだし、漁業もそうだし、水産加工業もそうだし、そういうものも含めて一緒に検討していかなければだめなのです。単品だけではだめなのです。そういうことを考えていって、あらゆる角度から検討協議をして、結果が出たならば、町長、結果が出たならば勇気と決断と自信を持って実行していただきたい。このようなことは、町長、全町民が町長に期待しているのです。財源的なことをいいますと、町民1人増加すれば今の計算でいくと財源的に交付税の中に1人25万来るのです、国から。先ほど言ったように毎年250人減になるとすれば、6,250万が減っていくのです。逆な言い方すると増えるのです、町長。何も財源なこと考えることないのだ。現状を維持していくと、今の給食費ただでも食わせれるのです。供給できるのだ、計算的にいきますと。だから、町長、ぜひ将来を見据えた子育て支援策の一環として、梶谷町長カラーを出して、森町の過疎化の歯どめをしていただきたい。いかがですか。再度答弁を願います。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再質問にお答えをいたします。今日は非常に後ろから後押しをしてくれるご質問が多うございます。また、山田議員も町の少子化、こういったものに歯どめをかけたいと、そういう真剣な町を考えたご質問であろうと、そのように思っております。そういう中では、やっぱり山田議員もおっしゃっているように各市町村とにかく人口減、これを何とかしたい。少子化の傾向を特に何とか解消したいと、そのように努力をしておるところだと、そのように私も認識してございます。そういった中では、確かに働く場所がまず必要だなと、そのように思っておりますし、またそれに伴って若い方々が子供を育てる環境、これはいろいろな環境がございます。そういった環境も整っているところに、そして最近の若い方々は道路整備、それから交通網が大変便利になっておりますので、多少遠くてもそういう環境のいいところに移動して歩くと、移住して歩くと、そういった傾向も見受けられるように感じております。そして、我が町が今どういう状況に置かれておるかと、そういうことを就任させていただいてから1年間の間いろいろと見て回りながら、今後の動向も職員といろいろと検討させていただいてまいりました。森町は、今後非常に重要な拠点になる場所だと、そのように考えてございます。また、ちょっと話はそれるかもしれませんが、今後の展開の中では観光地化を考えてもこれは悪くないなと、そのように考えております。そういった仕事の掘り起こしも考えながら、今現在いろいろな施策、それから検討協議に取り組んでおるところでございます。さて、山田議員のご質問でございますけれども、給食1点ということで非常に強いご提案でございますけれども、この給食だけではやはりなかなか難しいものもあろうと。子育て支援というのは、やはり全体、子供を育てる環境、それから当然先ほども申し上げましたそういうトータル的なものも必要になってくるだろうと、そのように思ってございます。財源が許されるのであれば今すぐでも取り組みたいなと、そのように思うわけでございますけれども、それもやはりいろいろな面で経費も節約していかなければならないし、恒久的に続けていかなければなりません。また、議員おっしゃるように他の予算を削って、そしてこの予算に振りかえる、そういったことも可能かと思いますけれども、それではほかのサービスの低下につながります。そういったことがあっては、せっかくの子育て支援がほかの部分で打ち消しになってはこれは大変効果がないと、そういうふうに思いますことから、全体的な構想の中で考えながら、今後またこの少子化対策、子育て支援の対策に取り組んでいきたいと、そのように申し上げまして、ご答弁とさせていただきたいと思います。以上でございます。
議員の質問 2番 山田誠
もう少し町長はっきりした答弁お願いしたい。先ほど総務課長のほうから交付税が平成24年度で5億3,200万これ合併で増えたと。これ年々減っていくわけです。先ほど私言ったように250人減りますと6,250万減るのです、町長。だから、財源が許すのであればといったって財源が許すわけない。だんだん減っていくのです、だんだん。平成32年になると4億7,800万減るのです、交付税。そしたら、財源なんてどこから出てくるかと。こういう話にはならないです。だから、先ほど私言ったように、町長言った働く場所がないと。あるのだ、いっぱい。たくさんある。何だかKでないけれども、そういうところには行きたくないだけの話なのだ。財源がつくれば幾らでも出てくるのです。各企業に繰り出しをしないとサービスの低下につながるって、努力もしないでサービスの低下という話ないのです、町長。これは町長の手腕にかかわるのです。もう少しがっつり指導してやってください。そうすれば幾らでも出てくるって、金は。今観光の面で町長触れましたけれども、高速道路ができました。新幹線も来ます。いろんな方々が大勢本州、あちらの外国も来ます。そういう中で今チャンスなのです、町長。国調が平成22年に行われているのです。今からやっていくと25年、5年ですから、7年になればこの人数が同じであれば交付税が6,200万増えたのと同じ計算になるのです、町長。そうすると、これらのものを核にして、先ほど言った調査、子育て支援の調査が今年中にでき上がるというものに追随して、中に入れて検討協議をさせて過疎化の歯どめをしていくのが筋だと思うのですけれども、町長、どうですか。みんな心配しているのだ。その一環として何がいいかと。やっぱり行政は町民が要望しているものをやればいいのです。町民がやりたくないものを行政がやれといったって、さっきの質問でないですけれども、うちを建てたいと。金を補助をするといったらみんなばんばん建てますよと。そうすると、その企業ももうかると。もうかれば森町も活性化すると、経済の活性化がしますというこのサイクルがあるわけです、町長。そういうことも踏まえて、もう少し建設的な意見いただきたいと思います。再度お願いします。
町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)
再度のご質問でございますけれども、いろいろと皆さん心配されているところは私も当然心配しております。先ほどから山田議員おっしゃるように給食費を無料にして250人の子供が増えるのであればすぐ取り組みます。しかし、そのような簡単なわけにはまいりません。これは、やはり総合的にトータルで考えていかなければならない町の政策だと思います。また、必要になったときには、この子育てに対するニーズいろいろと町の中からもお声が上がっておりますので、そういった部分にも耳を傾けながら、具体的な政策として取り組んでまいりますことをちょっとお約束を申し上げまして、そしてご答弁にさせていただきたいと思います。以上でございます。