八雲町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日
国政や県政に携わる方は、引き続き復興について
- 聞いた人
- 三澤公雄 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔、総務課長 三澤聡
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 三澤公雄
議長。三澤。
議員の質問 9番 三澤公雄
質問に入る前に、ちょうど 10 年前、あと5時間弱で未曽有の大災害が起こるなどと 10 年前は思いもせずにこの議場にいたことを思い出します。改めて被災された方々のお見舞いを申し上げます。私は地方議員ですので、足元の問題をしっかりと議論していきたいと思います。国政や県政に携わる方は、引き続き復興について頑張っていただきたいと思います。あまたある質問ストックの中から、今回は四問選んで質問させていただきます。よろしくお願いいたします。まず一問目、職員の女性比率をもっと高めるべきではないでしょうか。以前、この議場において岩村町長は、女性の管理職を増やしたい。と答弁されたこともございました。課題も同時に挙げられていました。その課題に応えるように、女性職員の採用割合も昨年は 30%、一昨年は 40%と比較的高率に推移していると思います。しかし、このままのペースでは、たとえ管理職に女性がなったとしても、部下は男性ばかり。結局、今までどおりの無意識の男女格差下の仕事の進め方になるのではないでしょうか。政府は、昨年5月に 2030 目標、2020 年までに指導的地位の女性比率を少なくても 30%にするという目標を先送りしてしまいましたが、中央が先送りしたからといって、地方が追従するわけにはいきません。八雲町は目標を明確にし、課題を克服すべきと考えますが、町長の考えをお伺いします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長。町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
三澤議員の一つ目のご質問にお答えいたします。政府は、平成 15 年6月、男女共同参画推進本部において、社会のあらゆる分野において、2020 年までに、指導的地位に女性が占める割合が、少なくとも 30%程度になるよう期待するという目標を掲げ、男女共同参画基本計画に基づいて、その取り組みを進めてきました。また、平成 28 年4月に施行された女性の職業生活における活躍の推進に関する法律においても、女性活躍の基本原則を定め、取り組みを推進してきたところであります。一方で、八雲町の現状はと言いますと、三澤議員からのご質問にもありました、一般事務職員の採用に占める女性の割合については、平成 22 年度から令和元年度までの平均は、約 30%ですが、直近5年間の平均は、35%に増加しており、女性の採用割合は、高くなってきております。また、病院専門職および消防職員を除く職員に対する女性の割合ですが、現在は 30%であり、10 年前の平成 22 年の女性の割合、26%と比較すると、4%増加しているところであります。病院専門職および消防職員を除く管理職員の女性比率については、現在、4名の約 12%ですが、10 年前は、2名の約7%であり、女性管理職員も増加しております。さらに、課長補佐職の女性職員については、現在、課長補佐職全体の 26%であり、4人に1人が次の管理職員を担う人材となっており、女性の登用を推進してきた結果が表れているものと思っております。職員の女性比率をもっと高めるべきとのご質問ですが、その実現のためには、採用者における女性比率を、今まで以上に積極的に増やすことが必要でありますが、ご存知のように、採用にあたっては、男女のいずれかを優先することはできません。また、明確な目標を立てるということは、女性の受験する人数にも左右されますので、難しいものと考えます。これまでと同様に、採用試験の中で、優秀な方をしっかりと見極めたうえで採用し、人材育成を行いながら、優秀な人材は登用してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 9番 三澤公雄
議長。三澤。
議員の質問 9番 三澤公雄
答弁の中にも町長触れていましたけれども、確実に目標に向かっていることは私も調べた中ではわかっているつもりです。あえて数字のマジックを使いながら、改めて問題提起しますと、僕も資料を求めました。平成 21 年度から平成元年度まで、今わかっている中での女性職員の採用状況を調べましたけれども、ちょうどこれは、岩村町政と川代町政と混じっているところなんですけども、岩村町政の伸び率の多さに、僕も目を見張りましたけれども、数字のマジックですよ。平均しますとここの数字だけを見ると、川代さん時代で 30%、それで岩村町長になってから32%。この微増の部分をどう評価するかでございますけども、答弁の中で個々に触れていました。課長になっている方、それに控えている人材も確実に増えているということですけども、受験者数を増やすためにはですね、八雲が女性職員にとって働きやすい環境、もしくは全職員にとって働きやすい環境だということをアピールしていくことも、受験者数を増やすことには直結すると思います。僕の今回の質問を取り上げたのは、そこにちょっとウェイトを置きました。いかに八雲町がそういった環境を整えているかということをアピールできるような町政であってもらいたいと。そこで注目したのが育児休暇、そして、その頃にはやっぱり課題となる介護休暇の取得率ですけれども、全道・全国平均はまだまだ取得率に男性と女性の差があります。八雲町はそこに関してどのように、まずは今の現状をお話しください。
町の答え 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)
議長、町長。
町の答え 総務課長 三澤聡(総務課長は2021年3月まで)
まず育児休業の取得状況ということでお話させていただきますけれども、令和2年度においては 11 名の方が育児休業を取得しているということです。令和元年度においては6名、平成 30 年度においては8名ということでありまして、これは出産に伴う育児休業でございますので、制度としては3歳になるまで取得できるというような制度でございます。この育児休業についてはですね、産前産後休暇というのがありまして、その引き続き育児のために休業するという取得のものでございます。これについては出産されている方、全員の方が取得しているという状況になっております。それで介護休暇におきましてはですね、これは介護が必要な人が身内にある場合に取得できるものでございますけれども、これは2週間以上の日常生活に支障がある人を介護する場合に取得できるものでございますけれども、この取得状況につきましては、過去5年間においては取得されていることはございません。遡って平成 14 年からについてはですね、7名の方が取得しているというような状況になってございます。こういう休暇についてはですね、職員についても、こういう休暇があるということでは周知をしているところでございますけれども、改めてですね、こういうような育児・介護に限らずですね、ほかの休暇制度についても、今後、さらなる周知を図って利用していただきたいと思います。男性の育児休業については、残念ながら今までに一人という取得状況でございまして、最近においても男性の育児休業取得はいないという状況になってございます。以上でございます。
議員の質問 9番 三澤公雄
議長。三澤。
議員の質問 9番 三澤公雄
昨今、森発言で、女性のジェンダーの問題がクローズアップされておりますけども、いろんな面で社会の在り方を考えなければならないという流れの中で考えますと、この育休取得もですね、できれば男性取得率をほかよりも上げていくということが差別化になっていくのかなと思います。率で求めたときに率が出せなかったのでね、僕の手元には全国と全道の数字がありますけれども、新聞等で報道されているように、道内の育児休業取得率は、女性で 92.1%、男性は 4.5%、これは全国になると男性は 7.5%という感じですけれども、いずれも女性と明らかな差がある。八雲の役場も遅くまで電気がついている状況で働き方改革というのが去年から言われておりますけども、その中で男性職員の育児取得率を上げていくこと、そしていわゆる長時間労働になっている環境を変えていくことというのが、僕はアピールにつながるのかなと思いますけども、そういった観点での女性受験者数を増やすという視点はいかがなものでしょう。そういった取り組みで受験者数を上げていくというのに繋がると僕は思うんですけど、町長はどう思いますか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長。町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
三澤議員おっしゃってるとおりですね、やっぱり女性の受験率を上げるということが必要だということは痛切に感じております。今八雲町の採用試験というのは、渡島・檜山管内で一つでやっているということで、去年の合格、この試験の中で合格して面接にきた女性は1人もいなかったということであります。ただ、まだ職員は不足しているということで、また社会人枠だとか、また試験を行って、また、さらに募集をしているという状況でありますので、先ほど言ったとおりですね、募集から女性、男性は区別できませんけども、しっかりと優秀な方を雇用しながら、さらに先ほど育休休暇等々も、やはり職員がある程度揃わないと中々難しい点もありますので、しっかりと職員の募集もしっかりやりながら、また、女性の働きやすい職場環境づくりも目指していきたいと。今本当に役場はコロナということで、役場の中も大変狭い部署等々もあるので、私もどうしたらいいかいろいろ熟慮しているところでありますが、やはりですね、役場の移転等々を考えたときには、今の間隔だとかスペース等もしっかりと考えながら、また、役場の中でも育児の休憩が取れる場所等々もですね、考えていかなければならない、働きやすい環境整備には是非やっていきたいと思いますので、三澤議員もいろいろその辺詳しいので、また意見があればお伝えいただきたいと思いますので、お願いいたします。
議員の質問 9番 三澤公雄
議長。三澤。
議員の質問 9番 三澤公雄
町長の思いや意気込みは答弁を通じてよくわかりました。その中で、あえてまた言わせていただきますけども、数値目標を作るということに関しては、受験者数が少ないとか男女別で募集はできないという答弁の中で、拒否する伏線はあるのかなと思いますけれども、2020 30 という政府の目標がありましたけども、そのことについてでも構いませんけども、町長にとって数字的な目標というのは持たれませんか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長。町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
三澤議員ですね、私のですね、基本的な思いはですね、やはりこの職場をですね、やはりこの世の中というか、女性と男性が約半分ずつというわけではないですけれども、だいたい半分くらいいるということを想定すると、やっぱり職員もですね、半部員程度が良いのではないかということを思っています。 ただ、先ほど言ったとおりですね、職員の採用については、やはり優秀な方を採用していくということは基本でありますので、自分の思いは半分程度は女性がこの役場の中にいるのが理想だろうと思って常々考えてやっているということで、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 9番 三澤公雄
議長。三澤。
議員の質問 9番 三澤公雄
女性比率を上げていくという質問の答弁に対して、非常に勇気がもらえる答弁だったと思います。この 2020 30 の 30%という目標をあえて言うまでもなく、少なくても3割がいればマイノリティ、自分が少数者だという自覚なく発言ができる。そして 30%の中でも、グループ分けができて、いろんな意見が言いやすい環境ができる。つまり男女の比率が少なくても、今少数派の女性が3割以上いればですね、社会のいろんなこぼれているものだとか、目が届かなかった部分にもいくんじゃないかという下地があるということ、町長が半分以上望むということは、そのことが十分理解されているんだなと受け止めて、今日はここまでにいたします。よろしくお願いいたします。