みんなの議会

せたな町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月10日

「車を利用した個人や家族の旅行者を単なる通過型ではなく、滞在型としていかに呼び込むべきかが、今後の大きな鍵になるのではないかと思います。そこで現在ある温泉ホテルやあわび山荘を積極的に活用し、泊まって楽しめる観光スポットが数多くあることをパンフレットやポスターを使って駅やレンタカーの営業所などに配布することや、町内各店舗で使えるクーポン付のパンフレットを作るなど」

聞いた人
桝田道廣 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 桝田道廣

議長のお許しをいただきましたので先に提出してありますことについて質問をさせていただきます。いよいよ来年3月に新幹線が北海道にやってくることになっております。また先日のテレビでも報道されておりましたけれども、来年より中国から函館空港にチャーター便が就航するなど、まさに北海道は一大観光地として新たな時代を迎えようとしており、このことは新聞、テレビなどでも日々取り上げられ、近隣町村はじめ多くの自治体が、この機会をどのように生かし、我がまちの活性化につなげるべきか、創意工夫、努力をされているようでございます。その中で、このせたな町でも渡島檜山、後志の各町と協議会を設立したり、檜山全体での広域連携事業に参加するなど、観光客誘致に向けた取り組みをされていることは非常に有意義であり、今後の地域産業を育てる上でも極めて重要だと思っております。先日の新聞や旅行業者の資料などを見ますと、最近は家族や個人で車を利用して旅行するというのが主流になりつつあるとのことでございました。現にことし4月から9月までに函館までのフェリーを使って、北海道に観光に来られた方は、利用者全体の50%にもなります。先に首都圏からの旅行者も7月から9月までの期間を見ましても、約30%に上っているということでございます。確かにここ数年、道外ナンバーの車を多く見かけるようになり、特にことしは、関西以西の車も多く見られるようになりました。こうした現状を考えると、車を利用した個人や家族の旅行者を単なる通過型ではなく、滞在型としていかに呼び込むべきかが、今後の大きな鍵になるのではないかと思います。そこで現在ある温泉ホテルやあわび山荘を積極的に活用し、泊まって楽しめる観光スポットが数多くあることをパンフレットやポスターを使って駅やレンタカーの営業所などに配布することや、町内各店舗で使えるクーポン付のパンフレットを作るなど、私たちが気が付かない、せたなの魅力を旅行者に発見してもらう企画を考えて、更には町内観光をすることで貰える宿泊割引券を作るといった斬新的かつ積極的な考えを、せたな町独自でもよいし、檜山全体で考えてもよいのではと思いますので、町長の考えをお伺いしたいと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

それでは桝田議員のご質問についてお答えいたします。平成28年3月26日に北海道新幹線の新青森、新函館北斗間が開業されます。北海道新幹線の開業により、首都圏や北関東、そして北海道とつながりの深い東北との交流が様々な分野で飛躍的に拡大するものと考えております。北海道とりわけ道南地域の各市町村においては、カウントダウンイベントなど官民の連携、協働による取り組みが熱を帯びております。ご質問の通過型観光から滞在型観光への取り組みについてでございますが、観光ポスターは毎年作成し地下鉄やJRバスへ掲示しており、観光パンフレットにつきましても、ポケットサイズ型観光ガイドブックなどを観光協会で作成しており、また道南全市町村が参加しています、みなみ北海道観光推進協議会では、毎年パンフレットを作成しスタンプラリーなどを実施しておりますが、新幹線開業に向けた広域観光パンフレットの作成も進められております。これらのパンフレットは駅や空港、宿泊施設、道の駅などに置かれているほか、要請のあった町外の施設やイベントなどでも配布しており、今後も新幹線開業で利用客の増加が見込まれる駅など、主要施設への配布を増やしていきたいと考えています。ご質問のクーポン付ガイドブックにつきましては、八雲、長万部、今金、せたなの北渡島檜山4町地域連携推進協議会により、町内協力店舗で使えるクーポン付ガイドブック作成しており、新幹線開業に向けた誘客キャンペーンの準備を進めております。また宿泊割引券につきましては、檜山振興局新幹線観光対策室の平成28年度新規事業として、レンタカー旅行者向けの宿泊代割引キャンペーンの実施を予定しております。いずれにいたしましても、これらの事業を進めていく為には観光協会の役割が非常に大きく、まちづくりと観光地づくりの連携と地域観光の中心になる存在として、観光協会の体制強化を期待しております。北海道新幹線の開業により、道外との交流人口は間違いなく増え、大きなビジネスチャンスとなります。これらの事業を取り進めながら、今後も引き続き道南、檜山管内そしてせたな町の魅力ある情報を発信し、食と自然そして文化を生かした観光地づくりを推進しながら、新たな活性化を図っていきたいと考えております。

議員の質問 6番 桝田道廣

今町長がおっしゃった八雲、檜山そういう企画があることはよく存じておりますし、そういうクーポン券付のものもあることもよく知っております。26年度になりますけれども、北海道にあるフェリーターミナル苫小牧、小樽、函館を通しまして、前年度が約43万台の自家用車、トラック等を除いた車が北海道に来られているようでございます。その中で約50%の方が観光客である。そしてまた函館までフェリーで来られたそういう車が約12万台、その中の約半分以上が観光目的である。確かに新幹線という一つの大きな移動手段がありますけれども、どんどんどんどんこれからの観光が以前と違ってバス云々を利用するものではなくて、個人で自分の行きたいところを目指して、ピンポイントで観光されるものじゃないかと思います。そういう意味で北部渡島檜山でされるクーポン付のそういうこと。また檜山振興局で企画しておりますレンタカーで観光者への還元キャンペーンですか。こういうものを取り上げてるようですけれども、お聞きしますと振興局では、2割から3割程度の事業者もしくは自治体の負担を持ってそういう宿泊施設への補助、援助を企画してやっていきたいという話でございました。つまり企画を作るのは檜山振興局で作りますけれども、その中身については各自治体そして各企業でお考えくださいということでございましたけれども、これからのそういう観光、滞在型を考えたときに、その事業者、例えば温泉ホテルでも結構なんですけれども、そういうところで例えば2割、3割の割引クーポン券を出したということになりますと、やはりそれなりの収益が見込めるんでしょうけれども、それがやはり負担というものが大きくなるのではないかと思います。その中で、例え2割、3割の中の半分程度であったとしても、町から補助というか、そういう支援というものをできないものかと思うところです。そしてこのことを申し上げますと、指定管理云々をしておりますという話になりかねない部分が出てくるんですけれども、そうではなくて、これからのせたな町の観光を考えたときに、このまちのいろいろな業者、そういう事業者を育てるという意味からしても積極的な援助、補助を考えてみていただきたいと思うところでございます。そのところもう一度町長にお伺いしたいと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

桝田議員の2回目の質問にお答えをいたします。宿泊割引券あるいはクーポン付のガイドブックでの予算の関係でございますが、これは、いろいろこれから詰めなければならない部分が多々あると思っております。いずれにしましても、現在、この北海道に入ってくる観光客につきましては、フェリーはもちろんでありますが、鉄道あるいは飛行機ということで、全体としては26年度の状況では5,377万人が北海道に来ていただいている。そのうち道内客が4,654万、道外からは569万となっております。またせたな町では、全体で22万2,300人となっておりますが、道内客が20万5,900人、それから道外が1万6,400人ということで、いずれも道内の観光客が非常に多いという状況でございます。したがいまして、観光客をいかに、せたな町に留まっていただけるかということにつきましては、先ほどの答弁でも申し上げましたが、さまざまな箇所にパンフレットあるいはポスター、更にはクーポン付のガイドブックあるいは宿泊割引券などのこうした対策をしっかり打って呼び込むことになると思います。それらに対する費用につきましても、これはしっかりとまちが応援しなければならないものと思っておりますが、やはり何と言ってもそうした通過をされる観光客を、いかに大勢の皆さんが檜山地域に来ていただけるか、あるいは、せたな町に来ていただけるかという努力は私たち一生懸命させていただきますが、それがこのホテルであるとか、旅館であるとか、民宿に滞在していただけるかということにつきましては、これはそれぞれの施設の営業努力も十分しっかりやっていただかなければ、これは叶わないと思っておりますので、お互い観光協会ももちろんそうでありますが、まちそしてそうした施設、力を合わせてしっかりと対応をしてまいりたい。そういう仕組を作ってまいりたいと思っております。

議員の質問 6番 桝田道廣

町長からポスターというお話がございました。すごくポスターは重要なものであり、毎年せたな町のポスターはテレビでも取り上げられるほど有名なものでありますけれども、このポスター個人的にいつも思っているんですけれども、オールせたなというよりも瀬棚というイメージがちょっと強いかと思いますので、そういう部分もやはりオールせたなという形でこれから取り組んでいただいて、今まで以上に多くの観光施設、レンタカー、駅、その他、道外の各主要な駅等も含めまして、もしも配布等していただけるものであれば、そういう部分を最大限活用していっていただければと思います。また確かに、せたなだけを目的として観光に来てくださいという話には当然ならないわけですから、檜山、渡島それぞれが連携してつながった観光スポットというか、観光ルートというか、そういうものを構築していただくような政策を進めていただきたいというのがもう一点と、それから振興局が考えているこのプランにつきましても、また八雲、長万部、今金、せたなでします先ほど町長おっしゃってた事業にいたしましても、どちらかというと短期的な部分が多いように思うんです。2年とか3年とかという部分で企画をしているというのが多いような気がするんですけれども、そうではなくてやはり息の長い継続性のあるそういう支援というか、そういう事業を進めていただきたいと思うんですけども、最後の質問としてお願いいたします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えをいたします。なかなか、せたな町だけで大勢の観光客を呼び込むことにはならないと思います。そこで議員おっしゃいました地域の連携、檜山地域であるとか、北渡島檜山のしっかりとした連携が必要と今考えているところでございまして、その作業を新幹線開業に合わせて取り組んでいるところであります。今回間違いなく新幹線開業後は観光客の増加が見込まれると。最大1日9,000名の方が新函館北斗に降りてくると予想されておりますので、檜山地域にも相当のお客さんが来るであろうと思っております。それをいかにせたな町に滞在をしていただけるかということが大事なポイントとなります。今回、こうしたせっかくのチャンスをきたひやまのホテルあるいは山荘といった指定管理をしていただいているホテルの自立化にもつなげていきたいと考えておりまして、ここは一つまちも観光協会もそうした恩恵を受ける宿泊施設あるいは飲食、商店といったものが、しっかりと連携をしながらやっていかなければならない。特にこの観光協会、そうした関係の皆さん方が作っている観光協会に、やはり全員が結集をして自ら何度も議論を重ねて自主的に行動するということについても私たちとしては、大いに期待をしているところでございます。そのための支援をしっかりさせていただきたいと思っております。

出典:せたな町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月10日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる