知内町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月23日
施設経営における主要作物以外の農業経営対策について
- 聞いた人
- 笠松悦子 議員
- 答えた人
- 町長 大野幸孝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 笠松悦子
笠松です。初めてなので、言葉足らずとか、失礼な言葉を申し上げることもあるかと思いますけれども、そこはご容赦お願いしたいと思います。また、新人の私にこういう機会を与えて、勉強させていただきます先輩議員の皆様方にもお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。それでは、質問に入らせていただきたいと思います。今、どこでもあることですけれども、人口の減少の更なる進展に伴い、就労人口の減少が大きな課題となっております。この知内町においても「誰もが輝く定住・移住・交流のまち」をテーマとして、第6次知内町まちづくり総合計画が策定され、また、「まち・ひと・しごと総合戦略」においては、人口の将来展望を見据え、様々な施策が展開されようとしております。総合戦略の柱でもあります「活力ある地域産業」では、ものづくり振興事業等による助成や支援により、就労人口を確保し、地域産業の持続的な発展を目指していただいております。農業について言いますと、その対象として中核となる作物としてニラ、ほうれん草となっておりますが、今、知内町で240戸の農家のうち、そのニラ、ほうれん草、トマトを主体としているのは、100戸足らずであります。施設経営における主要作物以外の農業経営対策については、どのように今、お考えになっているのかお伺いしたいと思っております。よろしくお願い致します。
町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)
施設経営における主要作物以外の農業経営対策についてということのご指摘であります。当町の主要農家は、収益性の高い主要作物、ニラ、ほうれん草、トマト栽培を中心に、水稲、畑作を組み合わせた複合経営を主体に、安定的な経営を図っていることについては、ご承知いただいているというふうに思っております。一方、小規模農家や高齢化が進んでいる農家においては、主要作物を栽培している方もいますが、多数の方がそれ以外の作物を栽培し、一部は、物産館、こもれび温泉、農協Aコープ等で販売している現状もあることも事実であります。このことから、主要作物以外でも販売できる環境を更に整え、地場産品を地場で消費する仕組み作りが課題であると認識しておりますので、関係機関と一緒に知恵を絞りたいというふうに考えておりますし、このことによりまして、給食センターへの食材提供も安定的に行えるものと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。このように、当町の農業は、「土地利用型農業」で広大な農地を守りつつ、「土地集約型農業」で高収益な作物栽培を推進し、さらには、農業を生きがいと捉えられる方への支援を行い、担い手確保による農業の強化を図るために、ものづくり産業振興条例による各種施策を今後も積極的に展開してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただければというふうに思います。よろしくお願い致します。
議員の質問 8番 笠松悦子
ありがとうございます。今、町長さんおっしゃったように、高齢化が進んできております。後継者がいる農家は、ほとんどやっぱり主要作物に積極的に取り組んでいます。やっぱり面積的にも大きい農家はそれで生き残っていけるんですけれども、やっぱり小さい農家は、後継者に継がせるという、思い切った考えも持てずにいる人達がたくさんいます。私たち、町長さん今、言っていただいたように、物産館やこもれび温泉、また、Aコープ、そこで私も先頭に立って直売を始めました。最初、やっぱりそういう農家の人達の集まりだったんですけれども、結局は人にあげたりしていたんです。作ったものを。でも、あなたたち、それは、種代、肥料代、自分の手間も掛かるでしょうと、せめて種代くらい儲けましょうということで広めていったら、作るものも少しずつ自信を持って良いものを作るようになってきておりました。今も本当に特にAコープにおいては、ホクレンショップの中にもあります、もぎたて市、ホクレンで展開した、もぎたて市の1号店となっております。私たちにはそれがとても誇りなものです。あと、その中でですけれども、今、こうやって、給食センターへの食材なんかも考えているということで、私も先日、給食センターの自給率はどうなのかなと思って、所管でお願いをしたところです。町長さんにとって、やっぱり私たちのような、うちは大型というか、大きくていいんですけれども、私はやっぱり周りを見ていて、そういう人達のやっぱり声も聞きます。農家というのは、農業者年金も経営者は入っていますけれども、ほとんど知内の場合、女性の農業者年金に加入はしていませんでした。あとほとんど国民年金です。孫にお小遣いをあげたい、また、自分も自分たちだけの交際をしたい、そういうときにやっぱり先立つものはお金なんです。私たちもやっぱりそういうところで売らせてもらうというか、売らせていっていただけると、皆さん生きがいになります。また、さっきの冊子にありましたけれども、コンバインに乗っていた方、本当に90くらいになっているんですよね。私たちも歳いっても生きがいのある農業を頑張りたいと思うんです。そのためにやっていると、健康増進にもつながると思うんですけれども、どうでしょうか。
町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)
今、ご質問でありますけれども、まず、私の考え方としては、今、ニラとほうれん草、トマト、これを今、知内町の生産性の高い主要作物ということで、今、農家の皆様方が取り組んでいただいているというふうに思っています。それで、それ以外の農家の皆さん方を切り捨てるという話ではなくて、まず、この生産性の高いニラ、ほうれん草、トマトの担い手を如何につくるか、これを今、ものづくり産業振興条例を作らせてもらっていて、何とかその担い手を確保できないか、そんな今、取り組みも今させていただいているところであります。これをまず、ご理解をいただければというふうに思います。そのほかで、今、ご指摘のそれ以外になかなか主要作物に取り組めない、ですが、そこでやっぱり1つの生活の要するに1つの励みとして、そういう作物を作りながら、何とか生きがいを持った中での農業経営をしたいという、これも事実だというふうに理解をしております。そんなことから、議員が女性部の部長さんをやられているときに、葉っぱ産業、要するに全体で見ていただいている形、これも何とか生きがいとして何か要するに女性部の立場で何かできないのかという、きっと考えをお持ちで実施をしていたというふうに思っています。そのほかに、今、いろいろと女性部の皆様方を中心として、イベントにべこ餅を提供する、味噌を造る、それから、廃油となったものを使って石けんを作る、そんな取り組みもしていただいているということも十分理解をしております。そんな中で、うちは今、まず、基幹産業である、主である農業の担い手を如何につくるかということも、私の大きな役割だというふうに思っていますけれども、今、ご指摘をいただいた、それ以外の部分で、本当に細々と家族経営をしている方々の生きがいづくりをどう町が支援をしていくか、いろいろとその情報を町が収集できるか、これはですね、1つの大きな課題というふうに実は思っております。それで、3年前に実は体験観光を進めるために、使っていないハウスを利用させていただいて、トマト750株植えさせてもらっています。今、渡島知内のところでありますけれども、その中で、私が考えたのは、今、一線を離れた方で、要するに知識を持った人方に何とか管理をしていただけませんか、その管理をしていただくことによって、ある程度、管理料、それから、利用者の方々から要するに収入を得られる、私は町がそこで作ったものを収益を上げるという話ではなくて、1つの観光振興の拠点として活用できればということでありますので、そんな形でいろいろと要するにお話をさせていただいたんですけれども、なかなか手を挙げていただけなかったという事実もあります。幸いにして、東莱でスリーエスの今、職員として、今、そういう仕事に就いていただいている職員の方に今、管理をお願いしておりますけれども、そんなことでですね、何とかせっかくニラ、ほうれん草、それから、トマトというのは、1つの知内ブランドとしてありますけれども、そこに要するになかなか携われない方々を1つの生きがいとして、どんな体制を構築できるのか、これは1つの知内町の大きな課題でもあろうというふうに思っていますので、農業経営も然り、それから、今、ご指摘をいただきました、高齢者の皆様方のやっぱり生きがいづくりというのは、これは絶対必要になってきております、と思っています。ですから、その体制づくりのためにですね、いろいろとご意見をいただきながら、町がどんな体制をつくることによって、そういう生きがいを持って農業経営に要するに従事していただく、そして、自分で作ったものが物産館で販売できる、Aコープで販売できる、そして、作ったものが子どもたちの給食で利用していただけるという、そんな仕組みをですね、是非、考えさせていただければというふうに思っていますので、いろいろと情報提供をしていただければというふうに思っていますので、逆にお願いを申し上げたいというふうに思います。よろしくお願い致します。
議員の質問 8番 笠松悦子
これから給食センターなどともいろいろと連携をしてやっていければなと思いますので、給食センターに地場産のものをたくさん使ってもらえるようになるということは、子どもたちがもっと生産に対して関心を持ってくれるのではないかなと、期待を持ちたいと思うんですよ。そこで、今、3年後、5年後には担い手にはならないかもしれないけれども、将来の10年後、20年後をその知内のものを食べて育った子どもたちがここに残って、農業の担い手としてしっかりやっていけるように、生産者もまた、町の方々も1つとなって進めていったらいいかなと思うんですけれども。
町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)
この質問をいただいたときにですね、ちょっと担当といろいろと資料を精査しております。それで、今、物産館で、高齢者の皆様方が提供して販売しているものは、物産館で570万円あります。それから、こもれび温泉が115万1千円、それから、Aコープで130万円、そういう販売の実績もあります。ですから、きちんときっと体制ができれば、もっともっと自分が作った野菜を販売しようという意欲をきっと持っていただけるんだろうというふうに、今、自分では理解しています。それと、給食の食材調達の状況でありますけれども、お米は知内100%であります。それから、じゃがいもは73%、ニラが54、ほうれん草が35、しいたけ92、ミニトマト100という形で、今、提供をさせていただいております。ですから、今、議員が言われるように、知内町の町民の農家の皆様方が一生懸命汗して作ったものを我々が食べられるんですよという環境はですね、是非、これは教育委員会の方ともですね、連携をしながら、できるだけ地元の要するに生産者が汗して生産したものをですね、活用できるような、これは以前からもご指摘いただいておりますので、更に前へ進めさせていただければと思っています。
議員の質問 8番 笠松悦子
いろいろと一緒にお考えになっていただきまして、本当にありがとうございます。今、普及所も撤退というのかしら、本所の方にいってしまって、やっぱり基本があって農家はやれる、普及所は要らないという人もいますけれども、昔、確かこの役場ができた頃、この役場の中に普及所があって、私たちしょっちゅう、若い人たちが出入りしていた時期があったと思うんです。そういう中で、やっぱり普及所もなくなった、そういう中なので、産業課なり、いろいろな役場の方々と知恵を出し合いながら、やっぱり知内の農業を守るという、それをやっぱり考えることによって、生きた子どもたちの勉強に姿を見せられればと思いますので、そこのところを今後ともよろしくお願いしたいと思います。以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。