みんなの議会

知内町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月23日

「知内町としては、大きなイベントが冬のカキニラ祭りとか、さくらの花見のそういった集いとか、いくつか町外から大勢集まってくる、こういうイベントがあるんですけれども、この知内町でまた道の駅も含めまして、町内で町外からくるこのイベントのときにですね、こういったしっかりした知内町の取り組み、施策をアピールできる、できればブースを置いていただいて」

聞いた人
成澤五郎 議員
答えた人
町長 大野幸孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 成澤五郎

ありがとうございます。昨日、参議院選挙の公示がありまして、北海道新聞で3年前の選挙時と比較して、今回の参議院選挙の各道内の有権者数が発表になっておりました。これを見ますと、知内は4,053、木古内が4,101、福島が4,024、松前が7,245、これは4年前と比較して、知内は184の減です。木古内は273、福島は297、松前に至っては、496の有権者の減少、こういう新聞報道がございました。私はこれを見たときに、やはり近隣の町と比べて、知内は減少傾向が顕著なところと比べては、そんなに際だった数字ではなかった。すなわち、これまでの定住・移住の町の政策としては、大変、頑張って努力してきている、そういうことが伺える数字なのかなと、こう思っておりました。今、町長からこれからの施策、予定というのが具体的に何点かありました。これらは、やはり国からのそういった援助をいただいて、補助をいただいての取り組みというふうに理解しておりますが、私はこれを進めていけば、知内町の定住・移住、人口の定着、むしろこれから増加を図っていく上での大きなインパクトとなるのかなと、このように考えます。加えてこの今の町としての取り組みは、外へ出ていって、そこでやはり知内町のこういう施策のアピール、住みやすい町ですよ、暮らしやすい町ですよという、こういったことをアピールして、理解を深めて、願えれば、転入していただく、そういう施策と理解をしておりますが、私は知内町としては、大きなイベントが冬のカキニラ祭りとか、さくらの花見のそういった集いとか、いくつか町外から大勢集まってくる、こういうイベントがあるんですけれども、この知内町でまた道の駅も含めまして、町内で町外からくるこのイベントのときにですね、こういったしっかりした知内町の取り組み、施策をアピールできる、できればブースを置いていただいて、そこにやはり知内町の取り組み、こんなにやっているのか、それならばというような、いわばせっかくの大勢の何千人も集まるイベントですので、テントを1つブースを置いてですね、そこにこの施策をアピールしていく、そういったことが必要ではないのかなと、このように思います。せっかく私もこのイベントに参加をして、ものを売る、もちろんカキ、ニラの販売には、長蛇の列、驚きました。知内町のこの特産物がこんなに受け入れられているんだなと、こういうことを実感しました。と同時に、知内町のこの移住・定住政策のブースにも長蛇の列ができるような、こういったものは、やはりこれから、せっかくの機会ですので、町外から来ている方にアピールできるのではないかなと、このように考えておりますが、如何でしょうか。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

今、5番議員さんから渡島西部四町の公示を受けての有権者数の数値が今、示されております。前回も国調の中間値ということで数字が公表されたときに、なかなか渡島西部四町、厳しい状況だという認識はしておりますし、更に今、こんな有権者数が出ると、やはりこんなに厳しい状況なのかなというふうに、改めて認識を今しているところであります。それで、知内町の取り組み、今、まず、基幹産業、1次産業をどうするかということで、重点を置いてまちづくりを進めてきております。その成果なんだろうというふうに思います。ほかの自治体よりも人口が減ってはいますけれども、減少率が少ないというのは、そこがやっぱりまちづくりの方向としては、間違いではなかったのかなというふうに、今、思っています。ただ、今の状況を要するに続けていくことによって、残念ながら、知内町も人口減少、高齢化が進むということは、今、2040年の数値の公表等で、今、そんな認識のもとにですね、何とかもちろん私は、一次産業の振興ということは、第1であります。何とか今、農業、漁業、林業、商業の要するに担い手を如何につくるかということが、知内町を持続、発展をするためには、必要だという認識を持たせていただいて、その考え方からものづくり産業振興条例を町独自で制定をさせていただいたのが、そういう考え方であります。そんなことと、それから、もう1つ、今、日本の経済が疲弊している中で、企業誘致というのがなかなか難しいだろうと、これは以前から議員の皆様方から、町長、もっと企業誘致を進めなさいよということも言われていたところであります。そんなことから、ひとつ、今、ものづくり産業振興条例を作らせてもらって、新たに知内町で事業展開をしていただける企業に対して、最大5千万円までの財政支援策を持たせていただいたところであります。そんなことからですね、その今のものづくり産業振興条例を如何に活用した中で、要するに町に1人でも2人でも就職が可能になる、そういう企業を誘致できないかということで、今、いろいろと努力をさせていただいている、その1つがかき番屋のカムリッチフーズであります。これも指定管理ということで、要するに認めていただいて、そこで新規に今までパートの方を正社員として抱えていただいております。それから、行政報告でも申し上げましたけれども、1つのメガソーラーということでの誘致ができたことによって、新規の雇用は生まれませんでしたけれども、相当の経済効果があるんだろうというふうに思っています。さらには、今、私、まだ公表はできませんけれども、何とか企業を知内町に誘致をできないかということで、今、努力をさせていただいているのも、ひとつ、ご理解をいただければというふうに思っています。その中で、そういう状況を進めていたとしても、やっぱり人口減少というのはくい止められない。そうすると、1回、知内町の要するに町民の方が町外に出て、仕事をしている、しかし、知内町に残している親が高齢化が進んでいって、なかなか安心ができない。できれば知内町に帰って、仕事ができれば戻ってきたいという、今、5番議員さんが指摘をしていただいたUターンの方々の受入れ、それと、新しく今、31年まで木古内に高速が開通をしますので、要するに北斗、函館、七飯というのは、もう間違いなく通勤圏になります。開業したら、20分でもう行けるということであれば、そういう環境も整えられるんだろうということでありますので、その考え方から、今回、セミオーダーということでの知内町に住んでいただく、そして、子育てが充実する町ですよ、それから町立の高校がありますよ、そんな1つのセットとして事業展開をさせていただいているのがセミオーダーであります。それで、今回、幸いにして、知内町民でありますけれども、北斗で要するに住所を構えていた方が、親も心配なのでということで、知内町に帰ってきて、要するにセミオーダー第1号として今、建てたいという方も今、出てきております。ですから、そんなことでですね、何とかそういう今、環境を整えさせていただきましたので、これは100%ではありません。まだまだきっと移住を進めるために見落としている部分があるんだろうというふうに思いますけれども、まず、スタートできる体制ができたのかなというふうに自分なりに考えさせていただいております。そんなことから、先ほど申し上げました地方創生の今、先行型の交付金をいただいて、東京、大阪、名古屋で、移住フェアに参加できる形に今なりました。これは今までそんな取り組みはしておりません。そして、こういう先ほど申し上げましたパンフレットも作っておりません。これも補助金をいただいて作ったものであります。そんなことからですね、今、いろいろと必要なものについては、逐次、手をかけさせていただいて、これを今、5番議員さんが指摘のとおり、如何に全国に知内町の良さを発信できるか、これからが町の努力なんだというふうに思っています。なかなか厳しい状況だというふうには思っていますけれども、知内町に来て働ける場所は、なくはないんです。ただ、その業種によって、いや、その仕事はなかなかという方が多いということも事実であります。ですから、移住促進を進めるにあたって、地元の企業の社長さん方とお話をする機会が度々あるんですけれども、町長、働ける場所がないんじゃないんだよと、うちの会社で働いてもらおうと、募集しても応募していただけないんだという現状が実はあるんです。要するに地元企業然り、農業の作業員然り、そんなこともあるので、何とかその辺を知内町の良さをアピールしながら、積極的にこの移住を進めていければというふうに考えておりますので、ご理解をいただければと思います。もちろん、イベントに今までパンフレットしかありませんでした。ようやくこういったものが、観光パンフレットしかありませんでしたので、移住促進のパンフレットを作らせていただきました。知内町の良さをイベントで、是非、アピールをしていければというふうに思っております。よろしくお願い致します。

議員の質問 5番 成澤五郎

今、様々な施策もまたお聞き致しました。そこで、私はやはり定住する、特にそういった動機付けは、やっぱり町内、知内というところは、暮らしやすいよねと、住みやすいよね、本当に明るいよね、こういったやはりものが人々の何かあったときに、家族から町外に呼ばれたり、転出したりするようなことをやはり引き留める歯止めになっていくのかなと、やはり住みやすい、暮らしやすい、その1つに私は、やはり交通というものも重要なファクターだろうと。今、確かにルート228は、この松前から函館、バス便が片道10便、往復20走っています。ですから、この沿道の地区の方々はそれは利用できる。ところが、ルート228から外れている涌元谷地、前浜、はまなす、涌元、小谷石、ここにとってみれば、3本しかないんですね。上り3本、下り3本、この現状はですね、どう見てもやはり車を持って、すぐ動けるような方たち以外は、まさに交通弱者、買物弱者ということで、大変な苦労をなさって、不自由をなさっているのではないか、こういう実際そういう声を聞いております。ですから、ここのところをですね、今、言ったルート228から少し遠ざかっている人達が、せっかくルート228の木古内、函館、松前まで、往復20便あるんですから、これを接続するですね、小型の交通手段というものが、考えられないのかなと。本当に諦めかけている方たちが随分いるんです。しょうがない、これだけしかないものというような方、そして、こちらの方で、役場近くのイベントがあっても、足がなくて行きたくても行けないという声が聞きます。ですから、これは日常的にはルート228へつなげる便、できればこういう迂回してですね、これができれば、今、函バスに出している、はっきりわかりませんが、補助金とか、町で出しているんでしょう、そういったものも取りやめて、むしろ細かいルートを今のような形で、ルート228から遠ざかっている方たちの交通手段を確保できないのかなと、このように考えますが、如何でしょうか。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

今、ご指摘のまず、移住促進は人口減少を要するにくい止めるために、若い人方を地元に来ていただくことによって、要するに人口の減少を抑えるという施策であります。それから、もう一方、高齢化が進む今、状況の中で、知内町に安心して、高齢者の皆様方が住み続けられる施策として、今、何かあるかということで、5番議員さんがご指摘いただいた、要するに函バスが運行している地域外の方々をどうするかということのご指摘であろうというふうに思っています。そんなことから、今回の第6次のまちづくり総合計画もそうでありますけれども、総合戦略の中で、これは総合戦略、計画ももう立てております。これは5番議員、お手元にきっといっていると思いますので、それをお目通しいただければ、その対応として、デマンド交通、要するに高齢者の皆様方の対策であります。これも実証試験を行うということにしております。これは計画の中に組み入れておりますので、是非、ご理解をいただければと思います。それと、もう1つ、今、緊急装置であります。独居老人の方が、万が一、体調が悪くなったと、そんな場合に、即対応をする場合に、ボタンを押すと、すぐ消防に連絡をするという、今、そういう体制も整えさせていただいています。ただ、これは、今、行政が進めています、個別の行政防災無線もアナログからデジタルに変えなければない、それから、緊急装置も今、デジタルに変えなければないという状況が迫った中で、今、タブレットを50台配置をしようと、これも今、総合戦略の中に組み入れられているものであります。ただ、高齢者の皆様方が今、体調が優れないときに、要するにボタンを押すのに、タブレットを持たせて、果たしてそれが機能として要するにうまく動くのかなということも、ひとつありますものですから、その辺も含めて今、いろいろとご指摘をしていただいたものについては、既に総合戦略の中で、要するに地方創生の交付金をいただきながら、実施をするということになっておりますので、ご理解をいただければと思います。

議員の質問 5番 成澤五郎

不勉強で、今、計画になっているということの状況、ちょっと不案内で失礼しました。今のようなことをですね、大型バスが3本しか通らないのに、いつもがらがら、風を運んで走っているような状況、これについては是非とも、やはり改める方向で検討をお願いしたいと思います。それから、私は既に、私もその1人なんですけれども、町外から転入してきた1人です。既にそのような方が私の知っている中でも片手に余る方がいるようです。この方は、道外から釣りに来たけど、この知内町の沿岸、浜辺、磯、そういったものに魅了されて住んだと、ご夫婦で中古住宅を買って住んでいるというようなことも聞いております。この知内町は他の町にない、誇るべきものがたくさんあると思います。そういった方たちがそこにそこにやはり感動し、また、次の住みかとして、移住してきたいという、また、実際来ている人達の座談会等をですね、開いて、知内はどういったところが魅力的なんだ、どういったところが良いんだというようなことも、やはり実際に転入して来た方達の生の声というのを伝えてあげることも、この知内を見直すきっかけになるのかなと、このように考えております。そして、やはり何と言っても、先ほどの生活しやすい、暮らしやすいという、町民のこの思いというのが、大事かと思うんですね。それがあるときに、知内へ来たら、知内はいいよと、こういうような会話になって、まさに出かけていって、大きなイベントで宣伝するというよりも、むしろ町民一人一人の思いが、そういったものを広げていける力になるのかなと、そういうことを考えますと、やはり町民の満足度、これもですね、住んでいると、ついついその中の渦中にいますと、良さがぼやけてきたり、わからなくなってくる、そういったことがございますので、町民の満足度ランキングでもですね、作って、それもやはり大いにアピールの具体的な実弾になれるのかないうふうに考えます。今、越してきた人達の座談会、それから、町民の満足度のそういったアンケート等も有効なのかなと、このように考える次第です。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

今、いろいろとご指摘をいただきました。知内町に長く住み続けている皆様方、私も含めてですけれども、やっぱり町外からお越しいただいた人方が、新たに知内町というのは、こんなに良いところがあるんではないかというご指摘をいただいているということも事実であります。そんなことから、今回、行政報告でも申し上げました。函館教育大学と知内町ソーシャルクリニックの運営、そして、実施に関する協定、そのほかにもいろいろあります。今、教育大学の生徒方が、小谷石に入り込んで、地域の住民の皆様方といろいろと懇談の場を設けさせていただいて、さらにはこの1つの小さな今、80世帯くらいしかなくなってしまいました小谷石を如何に要するに活性化していくか、そして、高齢化が進む中で、小谷石町内会というのは、本当に人生を終わらすための地域として、どうあるべきか等々の部分をですね、今、本当に教育大学から協力をいただいて、そんな覚え書きも作らせてもらいましたし、締結させてもらいましたし、町も今、200万円の予算を計上させていただいて、100万円については、北海道振興協会から助成をいただいて、今、事業展開をしております。まさしく、町外から知内町に来ていただく、住むことによって、こんな良いところがあるんですよということをきちんとやっぱり表現していただく、これをですね、今、5番議員さんがご指摘いただいたものにきっと合致していくだろうというふうに思っております。それから、当然、今、何名かの方が要するに知内町が大変良い場所だからということで、要するに移住をしてきていただいている方々がおります。それで、小谷石ももう仕事をひとつ終えられて地元で生活をしたいという人も戻ってきていますし、町外からも期間限定でありますけれども、住み続けられている方もおります。そんなことも含めてですね、町はそういう移住をしてきていただいた人方との懇談の場をですね、実は設けさせていただいております。更に知内町、町外から来ていただく、移住促進を進めるために、町は町としての考え方ありますけれども、知内町に移住をしてきていただいた人方の要するに意見も参考にしながらですね、今後、移住促進に努めていたいと思っておりますので、ご理解をいただければというふうに思います。

議員の質問 5番 成澤五郎

今のようなこれからの方向性も私、見えてきたように思います。町のテーマである、誰もが輝くまちということで、是非ともそういう方向でお願いしたいと思います。以上で質問を終わります。

出典:知内町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月23日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる