厚沢部町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月6日
小学校の統合について
- 聞いた人
- 山崎孝 議員
- 答えた人
- 教育長、町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 山崎
はい、わかりました。あと2問目に入ります。まだ1問目につきましては、大きな課題でありますので、これから町長、執行者、職員方とともに一緒な舞台に上がって議論していきたいというふうに思っています。それで2問目に入りたいと思います。教育環境の再構築についてであります。子供の未来は厚沢部町の未来であると位置づけています。中学校が統合され、保育所が認定こども園として統合され4月に開園されます。子供たちには、認定こども園、小学校、中学校、公営塾とし、一貫した教育環境が望まれます。平成31年の鶉小学校の入学生が1名であると聞かされ啞然としています。こども園で町内の子供が一つになっても、子供たちにとって小学校3カ所に分かれることが教育環境上マイナス要因になるというふうに考えられます。小学校の統合について、教育長の所見を伺います。
町の答え 教育長
教育環境の再構築についての御質問であります。鶉小の次年度、平成31年度入学予定児童は、御指摘のとおり現在1名であります。年度ごとの児童・生徒予定数をもとに、平成30年度ゼロ歳児14名がこの先小学校入学予定である平成37年度推定児童数は、今年度対比で、厚沢部小学校が29名減の82名、鶉小学校は7名減の19名、館小学校では増減なしの29名となり、小学校全体で166名から130名に減少することが見込まれます。現在、厚沢部小学校は全学年単式学級、鶉小学校は複式学級3クラス、館小学校は単式2クラス、複式2クラスで行われております。複式学級の場合は、1学年当たり約半分の授業時間しか教師の直接指導を受けられません。しかし、児童数の少なさはきめ細かな指導を可能にし、教師が他学年を指導している間接指導の時間帯では自主的に学習する態度も育ちます。また、上級生は下級生に教え、下級生は上級生から学ぶことで社会性が身につくなど、単式学級にはない独特のメリットも確かにございます。しかし、我が国の少子高齢化は加速度的に進行しており、檜山管内においても児童・生徒数の減少に伴う学級減や閉校、統合等は管内自治体が直面する重要課題となっております。当町も平成28年度の美和小学校、平成29年度の鶉中学校、館中学校、厚沢部中学校の閉校を経て今に至っております。人口が減るということは、先ほど来ありますけれども、単純に町の収入も減り、子供たちへの未来投資額も当然減ることとなります。毎年100人余りの人口が減少している今、私たちはその現実から目をそらさず迅速に真正面から取り組まなければなりません。なぜなら、子供たちの才能や能力が開花するチャンスのタイミングというのは決して待ってはくれないと考えるからです。子供たちの能力や可能性の開発、発展における機会は、その子の人生を左右するかけがえのないものであり、よりよい機会の提供は私たち大人の第一義的責任であると言っても過言ではありません。この場では昨年6月、9月と申し上げておりますけれども、我が町の義務教育9年間にどういう教育環境を用意するべきなのかを義務教育学校等、小中一貫教育をもしっかりと視野に入れ、今こそ私たちは全力かつ迅速に協議検討する必要があると考えております。以上です。
議員の質問 山崎
先ほど町長は、小学校の統合について十二分に町民の意見を聞きながら慎重にやりたいというような、そういう発言をしました。ここで、私どもは議会としまして1月25日の日に議会報告会をやりました。その中で、小学校の統合ということについても町民からの大きな声が聞かされました。小学校の統合については、子供の将来を考えると、生徒の数が多ければ多いほど互いに切磋琢磨し、学力の向上、スポーツの振興を図られる。時代の流れに遡行してするべきであると、そういう強い意見でもありました。それと、あるところでは、こども園が何年か一緒になっておつき合いをして勉強させてもらっているのに、それが小学校でまだ3カ所に別れるようなことになるんだ。余りにも子供がかわいそう過ぎる、そういう声がありました。私どもの町内会からは、29年度の要望事項としまして、小学校の統合について要望しましたが、子供はとにかく一つになってほしいということでありまして、いろいろな地域の人方については、学校がなくなれば地域が寂しくなるとか、子供の声が聞こえなくなるとか、いろいろな話あります。しかし、私は子供の能力をいかにして高めていくかということは、先ほどの町民の声にもありましたように、余りにも人数少な過ぎると、これはちょっと弊害があるのかなと、そんな気がしております。ですから、大人の都合だけで考えるんではなくて、子供の能力開発のことを第一に考えて小学校の統合ということを考えてほしいという、それが我々の町内会から出た要望でもありました。しかし、まだその回答につきましては、先ほど町長がおっしゃったようなことであります。これから徐々に徐々にそういういろいろな声を聞きながら、できれば私自身も、先ほど教育長が言いましたように、小中一貫校教育というものを私は考えているんです。なぜならば、もうこの31年から36年までの3地区の小学校の入学児童数も調べてみましたけれども、31年は厚沢部では19人、鶉では1人、館は5人、計25名ですよ。厚沢部町1年生、ずっと二十四、五名なんですよ。そして、36年では全校で13名ですよ。その中では36年度は厚沢部小学校13、鶉小が3、館は1ですよ。こういうような状況の中で、私は小学校も統合して小中一貫というような形で、そして、それにあわせて公営塾もあるわけですから、いろいろな形で子供さんの力をつけてあげたいなというふうに思っております。それを大人の事情で何だかんだという、そういう議論ではなくて、ぜひ子供を第一に考えて、そのことを強く進めてほしいと思いますが、教育長はいかがでしょうか。
町の答え 教育長
先ほど先に町長のほうに質問された件でございますけれども、町長の言わんとしていることは、町民から湧き上がってきたものに対して、いかに行政が迅速に応えるかということは、その声をいち早くつかまえて一緒に考えていくという姿勢もまた含まれているというふうに自分は捉えております。ですから、あくまでもゼロの地点からの行政主導ということではなく、一緒になって町の将来を、議員がおっしゃるとおり、子供たちにとって最もいい教育環境は、そして今まさに子供を育てている保護者世帯が最も望む教育環境というのは何なのかをともに考えながら、しかし、先ほど来申し上げましたように、子供たちのチャンスのときというのは本当に待ってはくれません。ちょっと例になりますけれども、サッカーでよく9歳児から約12歳児ぐらいまでをゴールデンエイジとして指導していきますが、実はなぜそういうかというと、9歳児、今は下がっていると言われて、もう6歳児ぐらいまで下がっているという人もいますけれども、高校生年代になって数カ月かかるかもしれない技術の習得がその年代だとわずか1日で済む、そういうデータもあるんです。つまりは、この年代の子供たちにどれだけのチャンス、刺激を与え、能力が開花する機会を与えられるか。それは1度、2度ならず、たくさんの機会を多角的に与えられるかは、先ほど来申し上げました私たちの責任であると考えております。ですから、これから議員、また御指摘のとおり、皆様の声をすくい上げながら、できるだけ早くよりよい教育環境の実現に向けて私も努力してまいりたいと考えております。以上です。
議員の質問 山崎
これで最後にしたいと思いますが、今ちょっと教育環境も実は関連するんです。ということは、先ほど私ちょっと発言するに再確認するのはちょっと忘れましたんだけれども、限界集落なんですよ。私も地元で町内会長をやっていますけれども、今まさに限界集落なんです。町長、この限界集落の末路をどういうふうに考えていますか。もう集落が消えていくんだもんね、これ。
議員の質問 山崎
いや、さっきの人口減少問題にあった何番目かの問題なんですけれども。じゃ、今回のこれはいいです。だけども、集落がなくなったら、子供もくそもないわけだから大変な問題だ。それ、俺、町長のことをちょっと聞きたいんですよ。最後になります。どうですか、それ。
町の答え 町長
まず、先ほどから山崎議員が話しているように、そのような住民の方々の考え方であれば、私はいつでもゴーサインは出すんです。議員報告会の中身を読んでも、反対の人2人か3人答えを出していました。こういう中で、地域の方でない方が反対、保護者でない方が反対。これは保護者は皆さん賛成だと思うんですよ。私は今山崎議員の考えている、それは当然そういうふうに我々もそういう方向に行ってほしいなと思っている。時間ないですから余り詳しいことはやめます。それと、限界集落。限界集落は、これは総務省で言っている言葉と。先般、東京都での全国の市町村長大会があったときの東京大学の教授のお話の中では、限界集落というものは、これはどこでつくったものだと。各集落に1人でも残ればこれは限界集落じゃないと、こういう発言を東大の先生がしておりました。そういう中で1人でも残って、みずからその集落で頑張ろうと、いろいろ生活をしようという考え方であれば、その集落が限界集落ではない、こういうその説明をしていました。なるほどなと思いながらも、集落の機能というものを考えるときに、やはり1人ではどうしようもないだろうなと思いつつ、今我が町にどのくらいの限界集落想定される集落があるかと。8つ。そういうくらい、今総務省のいう人口基準からいったら該当する集落が8つもあるという、こういうことであります。それが、じゃ、限界集落として消えてなくなるという話なのか、これからもその中で2人、3人が生活するということになるのか。これは私は1人、2人いるうちは町民として最善の行政協力、支援をしていく、こういう考え方でおりますので、限界集落にはさらさら私は強い抵抗は持っておりません。
議員の質問 山崎
おまけで1つお願いします。私、町長、限界集落というのは、その末路というのは私自身も体験しているんですけれども、まずその地域の住民の交流がまずなくなります。それと助け合いとか、そういうのもなくなります。それから、かたいきずなとか、そういうのももうなくなるんですよ。これが私は限界集落の末路だと思っていますよ。そうすると地域の公的な事業も何もできなくなりますよ。だから、それに対しては、町長、何とか行政の形で助けていただくなり、強い行政指導をお願いしたいというふうに思います。時間大幅にオーバーして申しわけありません。終わります。